2018/02/16 - 2018/02/23
428位(同エリア2632件中)
ねずみんさん
年末、友達との飲み会でサクッと決まった今回のポルトガル。
「『チョイ住みリスボン』見た?」
きっかけは、そんな他愛ないおしゃべりから。旅番組が好きな私ももちろんその番組は見てました。のんびりしている街の雰囲気と番組に出ていた竹内涼真くん・小川直也さんの自然な関係が心地よかった。
「ポルトガル、行ってみたいね」
いいなあ~ポルトガル。行ってみたいなあ。しかし、ヨーロッパのはじっこにあるポルトガル。遠そう・・・いや遠いでしょ。飛行機にどれだけ乗ったらいいのか?行きたい気持ちより移動時間の長さが気になる。それにヨーロッパは高そうだ。お値段が気になる。
「行けたらきっと楽しいよね~」
うん、きっと楽しいだろう。飲み会で気持ちいいお酒の勢いで
「行っちゃう?行っちゃおうか!」
話はどんどん行く方向に。もう飛行機の移動時間もなんとかなるさという気持ちになっていた。お互い仕事が休めそうな日にちを確認し友達とツアー情報を集めた。
そして、お値段重視で年末ぎりぎりにJTBのツアーを申し込んじゃった!
この時点で、リスボンとポルトという都市名しか知らずポルトガルの見どころなんてわかってなかった。出発まで1か月少ししかない。年末年始お仕事もそこそこ忙しく、ポルトガルのこと勉強してる時間がない。あ~どーしたらいいのー!?
そして、あっというまに出発日★
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
「JTBお買い得旅」★見どころ周遊ポルトガルハイライト8日間★添乗員付きでツアー代金149000円。冬のヨーロッパは安いなー。しかもポルトガルはこの時期(2月)日本より一足早く春の陽気だという。
いいね。ホントにお買い得!
★★★2月16日★ツアー1日目★★★
横浜から成田エクスプレスで成田空港10:00着 -
成田空港で友人Kちゃんと合流。
Kちゃんとは20年前にアルバイト先で知り合った仕事仲間。今ではお互い違う仕事をしているけど、地元で飲んだり温泉に行ったり、私と楽しい時間を過ごしてくれる大事な友人。あっという間に決まったポルトガル旅行、楽しんで行こー!
チェックイン出国審査も混雑なし。免税店でのお買い物もない二人(庶民)搭乗口までの免税店のおにいさんから、Kちゃん「あにはせよ」と声を掛けられ、「私韓国人に見える?」と少々困惑気味。 -
日本からポルトガルの直行便はない。ツアーパンフレットに「ヨーロッパ内乗り継ぎ」とあった。どこで乗り継ぐのかな?
スキポール空港?(スキポールは私にとっては鬼門だけれど空港内が充実してそう)フランクフルト空港?(ドイツビールでも飲んじゃおうか?)などと妄想を膨らませた私。
出発10日前に送られてきた日程表を見ると、想定外の
【シェレメチョヴォ空港】
どこ、そこ?
はい、ロシア(つい、ソ連って言ってしまう私)モスクワにある空港です。ツアー往復ともにアエロフロートです。ロシアの飛行機、はじめて。
「どーしーよー、私の隣がスパイだったら!?」
なんて言いつつ、搭乗口に行くと日本人でいっぱーい(@_@)ま、成田発だから日本人率高いのは当然か。それにスパイはいなかった模様(たぶん・・・)
では、いってきまーす★ -
成田・モスクワは10時間の空の旅。
飲み物はなぜかビールがありませんでしたが。食事もサービスも充実。
パーソナルテレビは反応が鈍く、日本語の映画がとっても少なくって、時間を持て余し気味でした。10時間・・・やっぱり長いなあ。 -
ようやく到着した【シェレメチョヴォ空港】
おお~、雪が降っています(@_@) -
しかも!
まさかの!!
沖止め!!!
一面雪景色の、ここはどこ?本当に空港なの?
吹雪いていて周りが見えない。空港の建物が見えないよ~
タラップを降りてお迎えのバスに乗る。外はマ・イ・ナ・ス・15℃(@_@)!!
寒い!寒すぎます!タラップを降りるとき手すりにつかまろうとしたら冷たすぎて凍傷になりそうだった。痛いくらいの寒さ。 -
バスは、雪の積もった滑走路?雪原?道なき道を走り、ようやく空港の建物が見えてきた。
国際空港なはずなんだが・・・こじんまりとした感じ。
ま、だから到着した飛行機が留まるところがなく沖止めになるのでしょうね。 -
バスを降りようやく建物の中へ。あったかい~。
ここで、添乗員さんUさんとツアーの皆さんと集合です。ツアーメンバーは11人。
熟年夫婦1組、新社会人青年と母親、卒業旅行のカメラ女子2人、一人参加の60代女性3人、そして私達おばさん2人。みなさん、よろしくお願いしま~す。
乗り継ぎ時間は4時間。あまり広くもない空港でまったり過ごす。
しかし、おばさん2人は(私達のこと)数少ないショップを無駄にうろうろし、マトリョーシカのペンダントやマトリョーシカのショットグラスなんかを買ったのであった。ユーロで買えたわ。 -
ポルトガル・リスボン行きの飛行機に乗るよ!(^^)!
もちろん、飛行機ははるかかなたで待っていた。
このときはモスクワの夜8時ころで、気温はマイナス・・・うーん考えたくもないがマイナス20℃くらい。もう凍えそう。
しかも、バスを降りても、タラップの乗客が進まないのだった。タラップにも上がれず、凍えて体が固まりそう。震えながら待つ。
日本だとスムーズに乗れるように、飛行機の奥の席のから乗せるよね?「座席番号〇〇の方からご案内します」といわれると思うんだけど、ロシアでは一切そういうことはなかった。バスの乗り込むのも適当だった。で、飛行機は入り口が1か所しかないから、前のほうの座席の乗客に通路をふさがれると進まないのだ。なんなんだ、この要領の悪さは?日本語でぶつぶつ改善点をKちゃんに話す。寒いけどお口は動くのよね。あは! -
JTBからいただいた日程表には、
【シェレメチョヴォ空港20:30→→→リスボア23:20】
とあるので、
えー!!モスクワからリスボンまで3時間か~、楽勝楽勝♪
なんて、世界地図を思い浮かべることもなく、3時間なんてすぐだね!なんて言っていたが、3時間たっても到着の気配なし。
なぜ?どーした?なにかトラブルでもあった?
トラブっていたのは私たちの思考回路です、はい。
現地時間表記そのままを計算し時差のことを考えていませんでした。モスクワとリスボンの時差は3時間あるので、飛行機には6時間乗っていたのです。世界地図、ポルトガルがヨーロッパのどこにあるか考えれば、モスクワから3時間で行けるわけないって、普通気付くよね。でもこの時は、2人で「まだ着かないね」「どうしちゃったんだろうね」と不審に思いながら過ごしたので、6時間がながーく感じました。
ようやくポルトガルに到着! -
リスボンのホテルに着いたのは、ポルトガル時間夜中の1時。飛行機の中で少しは寝たけど、疲労困憊プラス時差ぼけでなんだか朦朧としている私。「まずは、お湯が出るか確認してください」添乗員さんの言いつけを守りテキパキ動くKちゃん、素晴らしい。
ポルトガルはやっぱり遠いんだな・・・地球を移動しただけの1日目が終わった。 -
★★★2月17日★ツアー2日目★★★
こちらが、昨晩夜中に到着したホテル「オライアスパークホテル」
周りは近代的な建物でポルトガル的な感じなゼロ。
9時集合出発は、時差ぼけのおばさんには有り難かった。 -
11人のツアーなのに、大型バスです。2席をひとりで使用してもゆったり。いいね、この感じ、リラックスできます。
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リスボンから1時間15分で初めての観光地「オドビス」到着。
小雨模様の朝でしたが、オビドスに着いた時には止んでいました。バスの駐車場近くには立派な水道橋がありました。バスを降り1時間の自由行動です。えっ?現地ガイドさんの案内がないんだ?案内するほどの街じゃないのか?それとも安いツアーだからか?とにかくそれぞれ思い思いに街の散策に出かけましょう♪ -
「オドビス」・・・城壁に囲まれた町。
このポルトガルツアーを決めるまで、聞いたことがなかった。
いったい、どんなとこ?なにがるのかしら?
『ポルタ・ダ・ヴィラ』オビドスのメインゲートをくぐります。 -
イチオシ
天井部分には色鮮やかなフレスコ画が描かれている。
壁面のアズレージョが美しい。ポルトガルにきて、初めて見るアズレージョにうっとり。 -
メインゲートを通り抜けると、のどかなこんな街並みが見えます。
左側がメインストリート、と呼んでいいのかしら?素朴な感じがたまりませんね。 -
サクランボを使ったジンジーニャというリキュールが売ってました。
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小さなチョコレートのカップに注いで飲むんです。1,5ユーロ。
甘くておいしい。雨上がりの肌寒いこの日、体があったまる♪ -
イチオシ
メインストリートには可愛らしいお土産やさんが並んでいます。
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Kちゃん、娘に買うイワシのマグネット、物色中。(ここでは買わず)
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私はこちらで、イワシとアズレージョのランチョンマットお買い上げ。
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建物は、町のシンボルカラーの青・黄色で塗られていて、素朴な雰囲気。
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途中で一緒になったツアーの卒業旅行カメラ女子と城壁に上る。
城壁はぐるっと歩けるようになっているけど、柵や手すりがないのでした。 -
イチオシ
ドラクエに出てきそうな頑強なお城は今はホテルになっているらしい。
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空中に浮いてるように見える?
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おばさん的記念撮影:「落ちるう~、助けてぇ~」
カメラ女子に撮ってもらった。女子たちはこんなポーズをとる私たちを見てびっくりしていた。でもだいじょうぶ、あなたたちもおばさんになったらこうなるよ、きっと。 -
ディレイタ通り中ほどに建つ『サンタ・マリア教会』
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城壁とメインストリートのあいだは静かな住宅が並ぶ。ここにもシンボルカラーの青・黄色が効いてるね。
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教会の前の広場ではレストランの準備中。もすこし時間があったら。ゆっくりコーヒーでも飲みたかったね。
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1時間のオドビス街歩きを終えて、次の街へ。Kちゃん、バスの中でポルトガルのお勉強中。
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「ナザレ」に来ました。晴れ間も見え暖かくなって春を感じるナザレです。
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広い砂浜の先に見えるのは、大西洋!
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こちらのレストランでランチです。
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フレンドリーなお店の人との1枚。ビールが美味しいわ♪
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ナザレは大西洋に面した漁師町。名物「いわし料理」をいただきます。炭火焼で香ばしい。お醤油とご飯があったら、なお良し。
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食後は再びバスに乗り、さっきみた断崖絶壁の上に行く。
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シティオ地区にあるノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会
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ナザレの女性の伝統衣装は7枚重ねのスカート。
かわいい刺繍のギャザースカートのナッツ売りのおばちゃんと一緒に写真を撮ってもらう。ナッツはカップ1杯5ユーロ。 -
展望台からの眺め。雄大な大西洋。
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イチオシ
夏はバカンス客で賑わうのだそう。
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カモメも一緒に大西洋を眺めていた。
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散策中に見つけた看板。イワシ型にレストランのメニューが書いてあった。
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私たちはツアーバスで展望台のあるシティオ地区まできたけれど、ケーブルカーもある。2台のケーブルカーが複線のところですれ違うしくみ。15分ごとの発着。集合時間が迫っていて乗ることはできなかった。
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ケーブルカー乗り場から見た展望台。断崖絶壁、大西洋に面したヨーロッパのはじっこなんだなあと感慨にふける。
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イチオシ
ナザレを後にし、バターリャ修道院に到着。(ナザレからバスで30分ほど)
広場に立つ『アルヴァレスの騎馬像』←ポルトガルの英雄。(上野公園の西郷どん的な人かな?)
修道院は写真に全景を納められないくらい大きい。 -
バターリャ修道院のポータル(入口)
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修道院の入口上部の三角形のような形をしたスペースには、キリストの戴冠の様子が彫刻で施されている。
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お邪魔します。
修道院の高さは32mあり、均整を保つために幅は狭いく造られているのだそう。 -
バターリャ修道院は、正式名聖母マリア修道院。1385年8月14日、バターリャ近郊で行われたアルジュバロータの戦いで、カスティーリャ王国軍をジョアン1世が打ち破ったことを聖母マリアに感謝するために建設が開始された。
アルジュバロータの戦いは、1383年からカスティーリャ王国とポルトガルとの間で展開された戦争において、ポルトガルの勝利を決定付けた戦いとして知られ、バターリャとはポルトガル語で「戦闘」を意味する。(ウキペディアより) -
バターリャ修道院は、ポルトガルにおいて、最初にステンドグラスを備えた教会建築だそう。
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ステンドグラスから射し込まれてくる光がやさしい。
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『創設者の礼拝堂』
中央にあるのはジョアン1世と王妃フィリパ・デ・ランカスターの
棺 -
なんと!?棺の上の2人の像は、手を繋いでいるのでした。
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王(ジョアン1世)の回廊
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回廊から見た中庭
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バターリャ修道院の現地ガイドさんは、なんと!子連れ(@_@)
今日は土曜日だからたぶん学校がお休みなんでしょう、彼女は小学校4年生くらいかな?煩いわけでもガイドの邪魔をするわけでもないけど、現地ガイドさんが子連れって?子連れガイドが初めてなのでびっくりした私でした。ポルトガルでは普通のことなんだろうか? -
『参事会室』
現在は第一次世界大戦とアフリカの植民地争いで命を落とした
無名戦士の墓が置かれ、衛兵により守られています。 -
交代式を見ることができました。
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任務を終え交代した衛兵さんと記念写真。
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イチオシ
未完の礼拝堂
ドゥアルテ1世と彼の子孫が埋葬されるための王室の第2の霊廟であったが、実際には、ドゥアルテ1世とその妻であるレオノール・デ・レオンの2人のみが埋葬されている。屋根のない礼拝堂、見上げると青空が美しかった。 -
マヌエル様式の柱は、コショウ・ブドウ・パイナップルなどのモチーフが彫刻されている。これらはポルトガルに繁栄をもたらした植物たちらしい。
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このあと、今日の宿泊地ファティマに向かいます。(バスで30分くらい)
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この旅行の前に、たまたま「世界ふしぎ発見!」でポルトガルを取り上げており、ファティマのことを知ることができました。
ファティマの3人の子供たちの前に聖母マリアが現れて、様々なメッセージを託された。後年にカトリック教会・ローマ教皇庁はこの一連の現象を聖母の出現と公認した。5月13日はファティマの聖母の出現記念日として多くの信者が祈りを捧げる。 -
今夜のお宿は「サンタマリアホテル」
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とっても広々したエントランス。添乗員さんがチェックイン手続きをしてくださいます。
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お部屋はこんな感じ。
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夕食はホテルのレストラン。一人参加の熟年女性が体調不良で食事はパス、とのこと。一人参加で心細いことだろう。自分も無理できないお年頃。ビュッフェスタイルだったが、気持ち少なめにお野菜中心を心掛けた。ワインは美味しく飲んだけどね(ハーフボトルをKちゃんとシェア)
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