
2018/03/04 - 2018/03/05
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funasanさん
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チャオプラヤー川に面して建つ「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」(写真)は私がバンコクで一番好きなホテルである。大都会バンコクにありながらリゾート感いっぱい溢れるホテルで、特に、ホテルの27階にあるクラブラウンジが素晴らしい。
シェラトンはSPG傘下のホテルでプラチナメンバー優遇がしっかりしている。私はプラチナになって以来何回もこのホテルに泊まっているが、今のところ例外なしに「セミスイート」にアップである。
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
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「ロイヤルオーキッド・シェラトン・ホテル&タワーズ」へのアクセスはBTSシーロム線「サパーン・タークシン」駅近の川岸から出るホテル無料シャトルボート(写真)利用がいい。
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大きなスーツケース持参ではやや面倒であるが、チャオプラヤー川を古風なボートに揺られながらの移動は異国情緒満点である。出発してすぐに右側に「シャングリ・ラ ・ホテル バンコク」(写真)が見えてくる。
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その隣がバンコク随一を誇る高級ホテル「マンダリン・オリエンタル」(写真)である。ここから無料のボートで対岸に渡ると次の「ザ・ペニンシュラ」になる。
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ここに来ると古い想い出がよみがえる。私がバンコクに初めて訪れ泊まったホテルがこのチャオプラヤー川添いの高級ホテルだった。シャングリラに2泊、ペニンシュラ(写真)に2泊、そして…
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「ロイヤルオーキッドシェラトン」(写真)に2泊した。どのホテルも素晴らしく、この旅から私はアジアの高級ホテルに目覚めた。時は1998年の夏、今から20年も前のことである。(当時の私は46才、何と若かったことか~)
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さて、本日宿泊の「ロイヤルオーキッドシェラトン」(写真)は1982年の開業と歴史は古いが、740室ある客室からはチャオプラヤー川の大パノラマが見れる。
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大きなスーツケースを引っ張りながらフロント(写真)に入ると、さっそく若くて綺麗な(タイ人?)スタッフが笑顔で迎えてくれる。彼女に「SPGプラチナ・メンバー」であることを告げ、シェラトン・クラブに案内してもらう。ちょっと気分がいい。ここからロイヤル(王室の)ストーリーがはじまる。
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ホテルの27階に「シェラトン・クラブ」(写真)があり、ここで着席してチェックインをする。王侯ストーリーを満喫するためにアーリーチェックインは欠かせない。今は、まだ午後1時である。
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シェラトン・クラブ(写真)はT字型に配置されたホテルの一番川添いの最上階(28階)から1階下のフロアーにある。しかもチャオプラヤー川の全体が見晴らせるよう客室棟の両側を占有している。よって眺めは抜群である。
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私は緩やかに蛇行するチャオプラヤー川がよく見える窓側の席(写真)に座り、パソコンを開く。Wifi接続のセキュリティーコードを教えてもらい、ネット接続をする。そしてオーダーしたカプチィーノを飲みながら情報収集、執筆等をする。
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床から天井まで大きく開かれた窓からは壮大なバンコク市街とチャオプラヤー川(写真)が見える。私は数年前、ここのラウンジにはじめて入って、この眺めに絶句した。
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ここはクラブレベル以上の客室に宿泊しているゲストまたはマリオット・SPGプラチナメンバーしか入れない禁断の場所である。よって、いつ訪れても静かである。まさに王侯・貴族のサロン!バーカウンター(写真)まである。夜はここでカクテルが楽しめる。
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寂しくもあり、悲しくもあり…。今日は1人旅である。妻と友人達とここに集えば、ゆったりと配置されたソファー(写真)に座ってお喋りができる。
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ラウンジオープン中はいつでもコーヒー、紅茶、ジュース類は用意されてあり、フルーツや軽いスナック類もある。ただ、少し残念なのは、アフタヌーンティータイムとして「プチサンドイッチ、ケーキ、スコーン」等のサービスがないことである。
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クラブ・ラウンジでコーヒーを飲んでいる間に「お部屋の御用意ができました」ということで、いよいよ部屋に向かう。上層階の廊下(写真)を何となく急いで歩く。気がはやる。
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そして入った部屋は「ジュニア・リバービュースイート」である。ドアを開けるとリビングルーム(写真)になり、大きなソファー、テーブル、フラットテレビ等がある。
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ウェルカムのフルーツとチョコレート(写真)。これはプラチナメンバーへのギフトではなく、恐らくセミスイート客室としてのサービスであろう。私はいつもプラチナギフトとしてSPGポイントをもらうことにしている。
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大きなワーキングデスク(写真)があり、早速、ここにパソコンを置いてネット接続をする。ここが私の書斎になる。
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ヒルトンもそうであるが、最近の高級ホテルにはエスプレッソのコーヒーマシン(写真)が置いてある。コーヒー好きの私には非常にいいサービスである。自分の部屋で、いつでも淹れたてのコーヒーが飲めるのはありがたい。
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コーヒーを飲みながらリビングルームの窓際にくる。大きな窓から外を見ると、そこは滔々と流れるチャオプラヤー川と発展する近代都市バンコク(写真)である。
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リビングルームの扉を開けると大きなベッドルーム(写真)になる。日本人夫婦はツインベッドを好むが、残念ながらスイートはキングベッドのみ(恐らく)である。
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余裕のストレージ(写真)空間で、スーツケース2個+衣類も十分収納できる。ジュニアスイートの広さは55㎡。
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バスルーム(写真)も結構広くて申し分ない。このホテルの部屋のカテゴリーは全室リバービューで、低層階か高層階か、クラブラウンジにアクセス可能かどうか、スイートかどうか、等によって分かれてくる。
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客室面積は「デラックス、プレミアム・デラックス、クラブルーム」までの客室の広さは36㎡で、次に「ジュニアースイート」が55㎡、そして「エグゼクティブスイート」70㎡となる。全く関係ないが、ロイヤルオーキッド・プレジデンシャルスイートが1室あって243㎡である。
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ベッドルームの窓からもチャオプラヤー川とバンコク市街(写真)がよく見える。
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部屋で少し休憩してからフィットネス・ジム(写真)に行く。ホテルの規模が大きいだけあって、マシンの数も種類も豊富にあり、本格的なトレーニングができる。
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ジムの前が開放感いっぱいのプール(写真)である。このホテルに泊る時には是非とも早めにチェックインして、このプールサイドでリラックスすることをおすすめする。
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チャオプラヤー川を眺める絶好の場所に多数のチェアー(写真)が配置されており、一日中、ここでまったりできる。勿論、飲み物、食べ物もここでオーダーできるので、究極のいやし空間となる。
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階段を下りたところにもう1つプールがあり、実はこちらの方がリゾート感がある。
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周囲は緑の木々で覆われ、いかにもリゾートして下さい、という感じである。暑い時はプールバー(写真)でドリンクを注文し喉をうるおす。そんな贅沢な休暇が楽しめる。
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空が次第にピンクに染まる夕暮れ時、妻と一緒であれば、チャオプラヤー川を眺めるレストラン(写真)でタイの王宮料理でも味わいたいものであるが、今日は1人旅、写真だけ撮って素通りする。正面のノッポのビルは「ミレニアム・ヒルトン」である。
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私は一人でクラブラウンジ(写真)に入り、カクテルタイム+夕食にする。このラウンジは食事ができるエリア(写真)と飲み物だけのエリアに別れており、全体の客席数は相当沢山ある。
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カクテルタイム(17:30~19:30)の時は全ての席が食事用として開放されるので、満席になることはない。本来、ここは食事前に軽くスパークリング・ワインやビールの1杯でも頂いてお喋りする場所である。
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よって食材は酒のつまみになるものが多いが、私にとっては経費節約のためラウンジ夕食にする。少食の私にとっては十分夕食(写真)になる。
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シェフが特製のクレープ(写真)を作ってくれた。甘酸っぱくておいしい。
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スイーツ類(写真)は結構充実している。日頃食べないマカロンを有難く頂戴する。Very Good.
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カクテルタイム終了(19:30)後のラウンジは一段とアダルトな雰囲気になる。ラウンジ(写真)は午後10時までオープンしているので、カプチィーノを飲みながらここで一人の時間を過ごす。
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ラウンジからバンコク市街の夜景(写真)を眺めていたら、私がはじめてバンコクを訪れた20年前の記憶がよみがえってきた。1998年、バンコクはじめ東南アジア諸国は大変な状況だった。
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その前年、1997年7月、タイの通貨バーツが暴落し、またたく間にマレーシア、インドネシア、韓国などのアジア諸国に波及し、それらの国の通貨が暴落した。
写真:夜のプールと対岸のミレニアム・ヒルトン -
そして、通貨暴落を引き金にして、金融機関の破綻、対外債務の返済難、大企業の倒産と大量の失業、社会不安等が一気に押し寄せた。「アジア通貨危機の勃発」である。
写真:夜のロイヤルオーキッド・シェラトン -
日本も例外ではなく、北海道拓殖銀行、三洋証券、山一証券が次々と破綻し、大手金融機関の不倒神話はもろくも崩壊した。
写真:夜のプールサイド -
韓国は大手の財閥が次々と倒産し、遂に韓国はIMFの管理下に入った、次は日本か?そんな状況に恐怖した私は日本円の暴落を恐れ、貯金を全て外貨に変えた。ここから私の本格的な外貨投資(その後の資産運用)がはじまったのである。
写真:ホテル近隣の川沿いのレストラン -
目覚めの朝、カーテンを開けるとチャオプラヤー川とバンコク市街(写真)が一望に見える。これだけで“感動の朝”である。こんなに素晴らしいホテルにロングステイできないものか?
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実は昨年、ここに泊まった時、ラウンジ利用者の朝食はラウンジのみであった。しかし、今回、その制限がなくなって、ラウンジでも1階の一般用朝食レストランでも可能となった。大幅サービスアップである。
写真:私のレストランでの朝食 -
朝食を食べながら色々戦略をねってみる。このホテルはロケーションが最高で私の最も好きなホテルであるが、ホテルまでのアクセスが悪いことと古いことのためか意外と安い。
写真:私のレストランでの朝食 -
実際に支払った金額は3623バーツ、1バーツ3.5円で換算して12680円である。これはSPGのホットエスケープというキャンペーンの時に予約した割引料金でキャンセル不可。2人で泊まれば1人6000円ちょっととなり日本のビジネスホテル並の値段である。
写真:朝のラウンジ -
冬の寒い時期、1ヶ月くらいここで暮らすか?セミスイートにアップしてもらってラウンジ使い放題だ。経費は2名で40万円もかからない。SPGプラチナメンバーとして宿泊マネージャーにロングステイ料金を相談すれば、もっと安い値段で泊まれるかもしれない。クラブ・ラウンジからチャオプラヤー川とバンコク市街(写真)を眺めながら私の夢想がどんどん広がっていく。
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