2018/03/09 - 2018/03/09
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funasanさん
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JALの名古屋・バンコク路線は1日1本なので、行きは昼便・帰りは深夜便となる。本当は帰路も昼便でフルコースの食事や快適な座席でフライトを楽しみたいところだが、深夜便では寝るしかない。そこで、フライト前の空港ラウンジの過ごし方が重要になる。
ところが、夕方から夜にかけて日本への帰国便のラッシュとなり、夜のJALビジネスラウンジは混み混みで、まるでファミリーレストランだ。ラウンジで優雅な夕食にしよう!と思っていたが、完全に期待が外れた。
おまけに、名古屋からの到着便が遅れ、バンコク発の我々のフライトは2時間遅れるという。冗談じゃない。定刻の出発でさえ深夜1時頃だ。2時間遅れたら深夜3時発!
ここでくじけちゃあいけない。ここはバンコク・スワンナプーム国際空港、JALビジネスクラスのチケットを最大限利用して、誰も行かない秘密の場所に潜入だ~。
◎私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』
本書完売につき、電子書籍アマゾン・キンドル版として
新たに出版しました
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本日の名古屋へのフライトは深夜(0:55)である。バンコク市内で夜まで過ごし、午後10時頃、バンコク・スワンナプーム空港に行く。そしてビジネスクラスのカウンターでチェックインをして、「JALラウンジ」(写真)に急ぐ。
注:私がバンコクで1週間滞在したホテル「ソフィテル・バンコク・スクンビット」は非常に良かった。お薦めのホテルである。午後4時まで無料でレイトチェックアウトしてくれた。また、チェックアウト後もフィットネスクラブ・屋外プールを使い、夜までホテルに滞在できた。以下、旅行記です。
https://4travel.jp/travelogue/11338030 -
勢い込んでラウンジに入ってみると「満員御礼!」非常に混み合っており一人で優雅に食事ができるスペースなどない。しかも、皆さん、しっかり食事をしている。
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食材(写真)は陳腐で国際線ビジネスラウンジの夕食にしては不合格レベルである。しかもお客が次々と取っていくので、食材は品不足でカウンターには行列も出来ている。私としては「ちょっと待って下さいJALさん~」である。
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バンコクからJALの夜行便で日本に帰国する場合、夜10時頃から羽田便、大阪便、成田便、そして、最後に名古屋便がフライトする。ラウンジが混み合うのは残念ながらしかたがない。
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陳腐な食材、混みあったラウンジで長時間我慢する必要はない。ここで知恵を働かせてみよう。JALは「ワンワールド・メンバー」なので提携ラウンジに行けばよい。
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ここでクイズ。私はどこの航空会社のラウンジ(写真)を目指したのでしょうか?以下から選んで下さい。
注:ワンワールド 航空会社一覧
日本航空、キャセイパシフィック航空、マレーシア航空、スリランカ航空、アメリカン航空、USエアウェイズ、メキシカーナ航空、ラン航空、TAM航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、マレーヴ・ハンガリー航空、S7航空、フィンエアー、エア・ベルリン、カンタス航空、カタール航空、ロイヤル・ヨルダン航空 -
ラウンジに入ってみると若いお姉さん達が勢揃いして出迎えてくれた。取り敢えず、「日本への帰国でJAL便に乗るが、JALラウンジが混んでいるので、こちらのラウンジ使えますか?」と言いつつ搭乗券を見せる。もちろん、何も問題なく「笑顔でウェルカム!」である。ラウンジ・エントランスに何と“噴水”(写真)がある。水が貴重らしい?これがヒント。
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エントランスの奥に進むと左がダイニングエリア(写真)、右がリビングエリアと完全に別れている。まずは、腹ごしらえである。私はラウンジで本格的なディナーにするために、バンコクでは夕食抜きで空港に来たのである。庶民根性丸出し。
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見事に並べられた食材コーナーに感激する。特にスイーツ類の陳列(写真)は芸術的美しさもある。Very Good!
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小鉢類(写真)も多数あり、オードブルとして味わえそうである。この隣に揚げ物の暖かい料理が数種類置いてある。
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私の好きなチーズ類(写真)があるのが嬉しい。ビジネスクラスのラウンジとしては必須食材であろう。
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最後にフルーツの各種盛り合わせ(写真)となり、ラウンジ食材としては十分合格である。食材コーナーの反対側にバーカウンターがあり、そこで各種飲み物を作ってもらえる。
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驚きは、別室に本格的なダイニングルーム(写真)が完備していることである。しかも相当広い。まるで高級レストランである。妻や恋人?友人同伴ならここでゆっくりディナーにするのであるが…。
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今日は1人旅、ダイニングルームで1人飯をするのは何とも寂しい。よって、食材カウンターの横にあるカフェ感覚のテーブル(写真)に座って夕食にする。
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着席するとすぐにお姉さんが「何かお飲み物はいかがですか?」と聞いてきた。いつものようにジンジャエールを注文する。お酒が飲めなくても気にすることはない。ここは基本的に禁酒の国である。
写真:私のオードブル -
時間はたっぷりある。ゆっくりチーズからはじめてオードブル類を頂く。結構うまい。しかし、メインの揚げ料理(写真)がいけない。何というまずさなのか~?油がダメなの肉がまずいのか?
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しかし、スイーツ類(写真)は甘くて非常に美味しい。カプチィーノも濃くてうまい。それにしてもスイーツ類の充実は目を見張る。余程皆さん甘いお菓子が好きとみえる。どうりで(テレビで見るこの国の人たちは)太った人が多い訳である。
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皆さん、もうお分かりですか?水が貴重で、お酒がダメで、スイーツ大好きで太った人が多い国は?
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ここはカタール航空のラウンジ(写真)です。
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食事の後、場所をリビングルーム(写真)に移動してゆっくりくつろぐ。不思議なくらいお客が少ない。私一人でこのスペースを独り占めしている。
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ここはバンコク・スワンナプーム空港、ふと数年前の旅行を想い出した。はじめてタイ航空のファーストクラスに乗ってバンコクから帰国した時である。
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プーケットで遊び、昼便でバンコクに到着、日本(関空)へのフライトは深夜である。私はタイ航空のロイヤルファースト・ラウンジとスパ・ラウンジをたっぷり堪能した。その時の旅行記が以下である。
「タイ航空(超大型機A-380)ファーストクラス搭乗記(帰路編1:プーケット→バンコク)
https://4travel.jp/travelogue/11158471 -
旅のスタイルは人それぞれで、観光地巡りも高級ホテル滞在も楽しい。また、「旅の移動そのものも旅」であり、その移動の楽しみも色々である。豪華客船であったり、列車であったり、飛行機であったり、と。
写真:礼拝室 -
そして、飛行機の旅も色々で、今や格安LCCから超高額ファーストクラスまで格差は無限に広がっている。私は旅に貪欲なので、色々体験してみたい。上も下もである。
写真:スイーツ(写真)をお代わりしてカタール航空のラウンジライフを楽しむ -
もう二度と体験することはないと思うが、バンコクにあるタイ航空のロイヤルファーストクラスのラウンジは最高だった。空港ラウンジそのものを楽しむ旅もあってもいいと思った。その時の詳細が以下の私の旅行記にある。
「タイ航空(超大型機A-380)ファーストクラス搭乗記(帰路編2:バンコク→関空)」
https://4travel.jp/travelogue/11159822
写真:スイーツ(写真)をお代わりしてカタール航空のラウンジライフを楽しむ -
2時間近くカタール航空のラウンジで優雅な食事とリラックスタイムを過ごし、深夜1時近くにJALのラウンジ(写真)に再度入る。
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JALの帰国便(羽田・関空・成田)は既に出発し、残すは名古屋便のみ。しかも出発が2時間も遅れ、深夜3時頃のフライトとなる。ラウンジ内(写真)は“炭酸の抜けたビール”みたいな、又は“パーティーが終わった後片付け”のような、雰囲気である。
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バンコクのJALラウンジは外国空港にありながら、かなりの広さを誇る。しかし、内装(写真)がモノトーンでいかにもビジネス仕様である。ビジネスクラスのラウンジなので至極当たり前なのであろうが…。
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日本のフラッグキャリア「JAL国際線のビジネスクラス」と言えば、昔は憧れそのものだった。今でも私の心の中にはその憧れが残っている。豪華で超一流の食事とサービス…。
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しかし、現実は厳しく、世界的な大競争時代の今を生きるには(破綻から再生した)JALにとってはコスト削減が優先し、豪華なラウンジを海外で持つ余裕はないのであろう。
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今やJALは我々日本人にとって特別な存在ではなく、多くの航空会社の1つになったのであろう。機能性と安全性さえ確保して頂ければそれでいいか~、という感じがする。
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参考までに、バンコクのカタール航空のラウンジについては夜の営業時間が限られている。この日は夜10:30からのオープンであった。よって、JAL帰国便の最終便(名古屋)に搭乗する人はゆっくりできるかもしれない。
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深夜の2時過ぎにやっと機内への搭乗が開始された。眠たい目をこすりながら、自分の座席に座る。座席配置は旧式の横2-2-2である。本日のビジネスは満席御礼!
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最新のビジネスクラス(JALスカイスイート)は個室感覚に優れ、隣の席の人と会話する機会がない。それを良しとして自由気ままな1人フライトを楽しんできたのであるが、いざ、隣に(本日は)女性が座ってくると、少々、動揺してしまう。
写真:旧式の座席「JAL SHELL FLAT NEO」 -
お隣は品のよい、いかにもキャリアウーマン的な雰囲気の漂う女性で気になる。しかし、眠たいし、寝るだけなので、結局、挨拶もせず、お互い無視をして寝てしまった。3時間くらい熟睡してもう朝(写真)である。全くすっきり感がない。
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それほどお腹はすいていないが、豪華な朝食(写真)が出てきた。折角なのでご飯を残して、おかずをしっかり頂く。やはり慣れ親しんだ和食はうまい。
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しかし、お隣の女性との会話はない。お互い、黙々と豪華な機内食を食べている。食事の最中、何度も声をかけようか?と悩んだのであるが、きっかけがない。結局、最後まで沈黙が流れ、その後、お互いに自分の世界に入ってしまった。
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旅先で偶然出会った人との会話は旅の思い出を大きく左右する。豪華な食事も誰かとお喋りしながら味わえばもっとおいしくなる。そういう意味で、今回のフライトは失敗であった。
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最近の私は、旅先での出会いを避ける傾向がある。昔(若い時)は「何でも見てやろう、何でも聞いてやろう!」という意気込みで、こちらから積極的に話しかけたものだ。年をとったのかな~?
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最近、『世界一孤独な日本のオジサン』 (角川新書) 2018/2/10
岡本 純子 (著)を読んだ。ちょっと過激すぎるおじさん批判であるが、誰とでも気軽に会話ができないおじさん像、退職後に孤立化するおじさん像が描かれている。実は私もその中の1人である。そして、退職後の孤立は寿命を縮めるという。今夜は反省の多いフライトであった。
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