2018/03/17 - 2018/03/18
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jilllucaさん
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マルズ(札幌市円山動物園)のホクト君が甲府市の遊亀公園附属動物園にお婿入りすることになりました。
当初、この週末での札幌遠征は露ほども考えていなかったですが、数日前にうっすらと「ホクト君のマルズ最終展示に立ち合いたいなぁ」と思い、何気なく全日空の特典航空券を調べるといい感じのフライトに空きがある・・・そうなるともう逸る心を押さえられません(苦笑)
マルズで絶大な人気を誇るココちゃん&セイタ君の末っ子にして長男坊のホクト君・・・とても愛想が良く、いつも笑顔でファンを迎えてくれる(実際にあの楽し気な表情は笑顔なんだと思う)ホクト君はいつの間にやら人々の心をぎゅっと掴み心から愛される存在になっていました。
それを裏付ける様にこの週末は特別な送別イベントがあった訳でもないのに地元・札幌のファンの方はもちろん、関東、関西、そして海外からも多くの人がホクト君の門出を祝うためにマルズを訪れ、さながら、レッサーパンダ祭りの様な賑わいでした。
これもひとえに彼の人徳(小熊猫徳)のなせる業・・・ホクト君、新天地でも君らしくいてくださいね、君ならどこに行っても大丈夫!!
次は甲府で会おう!!
これまでのレッサーパンダ旅行記はこちらからどうぞ→http://4travel.jp/travelogue/10652280
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3月17日、ANA771で伊丹空港から新千歳空港に入りました。
当初、この時期の北海道遠征は考えていなかったのですが、マルズ(札幌市円山動物園)の新ホッキョクグマ館のオープン最初の週末とホクト君のマルズの最終展示の日程が重なり、そして、都合よく全日空の特典航空券が取れたので1泊2日の札幌遠征を実行することにしました。 -
新千歳空港からJR快速「エアポート号」と地下鉄を乗り継いで円山公園駅へ、駅からは20分ほど歩いて札幌市円山動物園に13時過ぎに到着することができました。
正直、雪景色は諦めていたのですが、運よく昨晩から今朝に掛けて雪が積もったようです。
円山動物園の入園料は大人600円なので年に複数回来られる方は1000円の年パスを買うとお得です・・・もちろん僕も年パス持ってます。 -
正門から入園し、アジアゾーン高山館レッサーパンダ舎に直行しました・・・正番さんの出勤日は13時30分から果物給餌とガイドがありますので。
レッサーパンダ舎に到着すると・・・屋外のメイン放飼場には意外にもセイタ君が出ていました。 -
そして、ユキヒョウ側放飼場にエイタ君。
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今週末の主役のホクト君は屋内展示室の担当でした。
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ホクト君は明後日に山梨県甲府市の遊亀公園附属動物園にお婿入り、マルズでの展示は明日までとなります。
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マルズの初代ペアのココちゃん&セイタ君の第5子にして唯一の男の子、可愛くかつイケメンな容姿に甘えたさんな雰囲気・・・まさにマルズの御曹司、北の坊ちゃん。
ちなみに僕の考える3大レッサー坊ちゃんは・・・到津の笑笑(クスクス)君、アドベンのマルル君、そして、ホクト君の3匹。
笑笑君、マルル君は人工哺育で育ったので甘えたさんで坊ちゃんな雰囲気身に纏うのは分かるとして、自然哺育のホクト君が何故にここまで見事に坊ちゃんな雰囲気を身に纏う事ができたのか・・・ホクト、おそろしい子!(byガラスの仮面) -
くう~、おそろしい子!(笑)
やっぱり、このやんちゃで可愛らしい笑顔とココ&セイタ家の唯一の男児ってのが坊ちゃんらしさの源泉なんだろうなぁ。 -
屋内展示室にはホクト君への寄せ書きノートが置いてありました。
これが2冊目で、このノートはホクト君のお婿入り道具の一つとなるそうです。
このホクト君の絵を描いたのは飼育課長さんだったかな? -
屋内ガラスの展示場は右にギンちゃん&円実ちゃんの母子。
ギンちゃんはホクト君のお姉ちゃんになります。 -
左にココちゃんでした。
今日は正番さんがお休みとの事で展示の交代はない模様。 -
先ほどは雪の中で寝ていたエイタ君が起きていました。
エイタ君のお父さんの風太君(千葉市動物公園)は寒さがかなり苦手と聞いたことがありますが、エイタ君は来道初年から寒さを苦にしていない様に見えました。 -
こちらセイタ君。
エイタ君の義理の父親に当たりますが、本人達はもちろんそんな事知る由もありません・・・多分。
小柄な個体の多いマルズの中にあって一際小柄なセイタ君ですが、エキセントリック?(苦笑)な奥さんを相手に5匹の子宝に恵まれたやる時はやる男です。 -
円実ちゃんはエイタパパ似ですね~。
可愛らしい。 -
アムールトラのアイちゃん。
一時期はかなり重篤な状況だったようですが最近は少し食欲も回復してきているそうです。 -
正直に告白すると、前回訪問した時に僕は「アイちゃんに会えるのはきっとこれが最後になる」と思って、彼女の姿を脳裏に焼き付けました。
だから、今日、アイちゃんに会えてとても嬉しく、そして、以前、そう思った事を申し訳なく思いました。
彼女の症状は不可逆なものと聞いています。
彼女により良いQOLが与えられることを希望します。 -
3月13日にオープンした新ホッキョクグマ館です。
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この週末に急に思い立って来札したのは、もちろんホクト君のマルズでの様子を見るのもありましたが、この新ホッキョクグマ舎のオープンも大きな要因となりました。
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新ホッキョクグマ館は海外からの個体の導入も視野に入れて、カナダ・マニトバ基準を満たした施設です。
マニトバのアシニボイン動物園には及ばないものの国内では間違いなく最大の放飼場です。
アシニボイン動物園は2015年5月に訪問しました、その時の旅行記はこちらで→https://4travel.jp/travelogue/11006303 -
国内のホッキョクグマ飼育施設としては画期的なこの施設のオープニングを飾るのはもちろんララちゃん&リラちゃん母娘です。
デナリ君とキャンディちゃんは以前の世界の熊館のホッキョクグマ舎で暮らしています。 -
ホッキョクグマプール内には水中トンネルが通っており、ララちゃんのおちりを観察することができますよ(笑)
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リラちゃん。
水中からでもその可愛らしさが分かりますね。 -
水中にもぐり何かを凝視する母娘・・・リラちゃんの前あんよが可愛すぎる!!
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ホッキョクグマ母娘の視線の先にはゴマちゃん。
実はホッキョクグマプールの隣はゴマフアザラシプールになっていて、ガラス越しに互いを見る事ができます。 -
現在は男鹿水族館GAOからやってきたあずきちゃん1匹の展示、帯広からやってきたマシロちゃんは現在馴致中です。
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新ホッキョクグマ館から見た元の世界の熊館・・・随分前からホッキョクグマしかいない状態になっていたので世界の熊館と言う名称はこの度廃止となりました。
先ほども書きましたがこちらにはデナリ君とキャンディちゃんが引き続き暮らしています。 -
園内を軽く一回りして再びアジアゾーン高山館レッサーパンダ舎へ。
明日の主役のホクト君がファンサービスをしていました。 -
ココちゃんはお顔を隠してお昼寝中。
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ギンちゃん&円実ちゃん母娘もまったり。
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そんな中、お客さんに満開の笑顔で対応するホクト君。
まだ閉園まで少々時間がありますが、今日はこの辺りでお暇しますね。
明日はいよいよホクト君のマルズ展示最終日です。 -
3月18日 、いよいよ今日はホクト君のマルズでの展示最終日です。
開園時刻の直前に到着することが出来ました。
駐車場直結の西門は凄い人並みだそうで、こちら正門にわざわざ回って来て入園を待つ方もおられました。 -
今日もレッサーパンダ舎へ直行です。
屋外放飼場ユキヒョウ側にセイタ君。 -
真ん中の放飼場は空きで、メイン放飼場にはホクト君ではなく・・・なんとエイタ君。
今日のメインは当たり前の様にホクト君だと考えていたので、エイタ君のメイン展示にはかなり驚かされました。 -
そして、今日の主役のホクト君は昨日に引き続き屋内展示場を担当していました。
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先ほども書きましたが、最終日はメイン放飼場だと思っていたので屋内展示は意外ですが、その辺りの真意は後にキーパーさんにお聞きしましょう・・・ちなみに今日は正番さんの担当です。
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ガラスの展示場は右にこちらも昨日に引き続いてギンちゃんと円実ちゃん母娘が担当。
仲良く朝ごはん。 -
アジアゾーン高山館にはレッサーとヒマラヤグマが暮らしています。
ミナミさんとトモさんの見た目での識別は僕にはできませんが、このホーローの水飲み場?がお気に入りなのはミナミさんだとと聞いています。 -
ミナミさんの可愛らしい仕草に見とれている内に、ココちゃんが出ていたようです・・・と言うかもう寝てるし(苦笑)
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気持ちいい青空!!
エイタ君の木登り。 -
すごい姿勢で降りてきました。
レッサーは爪一本でも掛けれると全体重を支えれるとよく聞きますが、この光景を見ると彼らには確かにそれに近い能力が備わっていることが分かりますね。 -
ホクト君。
今日は、昨日に更に輪を掛けてホクト君に会いに来る人がたくさんです。 -
ココちゃん&セイタ君の唯一の男児だけにマルズに残ってお嫁さんを迎えて欲しかったなとも思いますが、彼の所属はお父さんの出身園である長野市茶臼山動物園で、今回の甲府市遊亀公園附属動物園へのお婿入りは茶臼山の意向と言う側面もあります。
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ギンちゃん。
ちなみにギンちゃんはマルズの所属。 -
そして、ギンちゃんの娘の円実ちゃんは実はお父さんのエイタ君の出身園である千葉市動物公園の所属となります。
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お隣の娘と孫が気になるココちゃん。
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ココちゃんはマルズに初めてやってきたレッサーパンダ・・・ココちゃんが来園してもう10年の月日が経ちました。
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実は通常のシフトでは午前中に屋内展示室に出ている個体は午後から屋外に出ることはないのですが、その代わり収容が一番最後になるために、他の子より30分くらい長くお客さんに見てもらえるのです。
そう言った意味から今日はホクト君を敢えて屋内展示としていたそうなのですが・・・13時30分の果物給餌を前にホクト君に会いに来た人が急増し、屋内が手狭になってきました。 -
そこで、キーパーさんの大英断炸裂!!
急遽、普段とは違う複雑な入れ替えを実施し、エイタ君に代わりホクト君がメイン放飼場に出してくれました。
お昼前にキーパーさんのお伺いした時には「(ホクト君を外に出すのは)迷い中」とのことでしたが、ホクト君とホクト君に会いに来たファンに嬉しいプレゼントとなりました。 -
甘えん坊息子のマルズでの最後の果物給餌です。
「リンゴちょうだい!!」 -
リンゴを自分で持たずにキーパーさんに持ってもらっている辺りが坊ちゃんの坊ちゃんたる所以でしょうか?
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子供の頃は何故かエイタ君似で「ココちゃんの浮気説」も持ち上がった(笑)ホクト君ですが、長じるにつれセイタ君に似てきましたね。
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見た目は満点、愛嬌も抜群・・・ほんとうにいい子に育ってくれました。
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ホクト君の様なメジャー園のスター級の子が地方園に移動するのはいい事でもあると思うんです。
遊亀公園のスタッフさんはホクト君目当てで遠方から訪れるファンの存在にきっと驚くだろうなぁ。 -
今日はイベントとしての送別会があった訳ではないのですが、この日のマルズは国内外からレッサーファンの方が駆けつけ、ある種のレッサー祭りのような状態になりました。
それほど円山動物園とホクト君の組み合わせはファンの心を掴んでいたと言う事ですね。 -
やんちゃで可愛い北の坊ちゃん。
君ならきっとどの園に行っても愛される存在になれるよ!! -
ユキヒョウ側放飼場はセイタ君に代わりギンちゃん&円実ちゃんが出てきました。
ホクト君に引き続いて果物給餌がありました。 -
ホクト君は明日の朝に移動を開始し空路で羽田へ、羽田空港には遊亀公園の獣医さんが迎えに来られるとの事です。
遊亀側も北国生まれのホクト君を受け入れるにあたり温度管理など万全の態勢を整えているとお聞きしました。
そして、時は過ぎ3月30日。
なんと、甲府市からビックリのお知らせ・・・なんと、ホクト君の公開を記念して4月7日、8日の遊亀公園附属動物園の入園料が無料になるとのこと(詳しくはこちらで→http://www.city.kofu.yamanashi.jp/koenryokuchi/event/muryou20180407_08.html )!!
公開記念で入園料が無料になるなんて・・・そんな破格の待遇を受けたレッサーはホクト君が初めてでは(笑)
さすが、ホクト君・・・早くも伝説レッサーの仲間入りだね!! -
ホクト君、次甲府で会おう!!
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この旅行記へのコメント (2)
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- らぼさん 2018/03/21 17:54:16
- 円山動物園
- こんにちは
私も札幌で動物園に行こうと飲み歩きツアーの後動物園も予定に入れてたんですがまさかの冬日で断念しちゃいました。駅から結構歩くんですよね、もう少し暖かければ行って観たいと思います。
- jilllucaさん からの返信 2018/03/24 09:33:42
- RE: 円山動物園
- らぼさん
おはようございます。
> 私も札幌で動物園に行こうと飲み歩きツアーの後動物園も予定に入れてたんですがまさかの冬日で断念しちゃいました。駅から結構歩くんですよね、もう少し暖かければ行って観たいと思います。
う〜ん、それは残念ですね。
北国の動物園は寒いほど命の輝きを見ることが出来てお勧めなのです。
駅からは北海道神宮や円山原始林を通って徒歩で約15〜20分ってとこですよ。
新しいホッキョクグマ館もオープンしましたので次の機会には是非訪問してくださいね。
jillluca
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