2017/05/26 - 2017/05/26
220位(同エリア998件中)
milkさん
20年近く前に一緒に舞台に立った友達と静岡で同窓会を計画!
二人が静岡出身で、一人は静岡在住。もう一人の友達が仕事で静岡に行く予定があると言うので、日程を合わせて私も静岡に行く事に。
最後に3人で会ったのは何時だった??
せっかく静岡まで行くのならと、県立美術館でロダンとカミーユの作品も見に行って来ました。
ここにはカミーユ・クローデルの作品「波」があるのです!
そして食べ歩きはお約束(笑)
日帰りで忙しかったけど、充実した一日でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
事の始まりは、私がバイトの休憩中に見た友達のFBの投稿。
私のバイト先のすぐ近くにいると言うではありませんか!
すぐさま連絡を取り、まだ少し時間があると言うのでバイト先(喫茶店)まで来てもらっちゃいました~♪
最後に会ったのは10年以上前。
彼女は静岡出身で、もう一人静岡出身の共通の友達と3人で仲良くしていました。
どうやら、最近は仕事で静岡に行く事もあると言うので、予定を合わせて静岡で会う事にしました。
そうと決まったら話は早くて、早速日程を決めて静岡に。
もう一人の友達は静岡に戻って暮らしているので、私は朝から静岡に行き、先にもう一人の友達と合流。
夕方に3人でご飯と言う事になりました。
まずは8:03東京駅発のひかり463号に乗って静岡へ。
自由席なので早目に駅に行きました。
無事、進行方向右の窓側に座れたけど、お天気悪くて富士山見えなかった...。 -
友達が静岡駅まで迎えに来てくれました♪
車に乗って、早速食べ歩き(笑)
静岡の市役所、素敵な建物ですね。 -
まず向かったのは「なかじま園」
いちご農園なんですよ。
静岡と言えばいちごも有名。
もうこの時期はシーズンじゃないけど、美味しいいちごスイーツが頂けるのです♪
★なかじま園 農園カフェ
http://www.ichigo15.jp/shop/contents?contents_id=317931 -
じゃ~ん♪
シャリシャリ苺のソフトクリーム(^o^)
冷凍のいちごをスライスしたものと、濃厚なソフトクリーム。
冷凍苺なので、旬じゃなくても美味しいいちごスイーツなのです。
このシャリシャリ感がたまらない!
ちょっと溶けた頃もまた美味しいの。
ソフトクリームは北海道産の生クリーム入り。
これがまたなめらかでおいしかった~。 -
お次はランチ。
友達が12時に予約を入れてくれていました。
ここはしゃぶしゃぶ屋さんなのですが、ハンバーグが美味しくてお気に入りのお店。
静岡に来る度に連れて行ってもらっています。 -
こちらがそのハンバーグ定食。
手作りのデミグラスソースがたっぷりかかっていますよ。
和食屋さんらしく、お茶碗に盛られたご飯とお味噌汁、お新香付きです。 -
丁寧に煮込まれたデミグラスソース、見るからにおいしそうです。
このハンバーグはふわっふわなんですよ♪
お箸です~っと切れますし、ミンチはほとんどお肉の塊が残っていないほど細かいのに肉汁は「じゅわ~~っ」
「にく~~~っ!!」って言う感じの粗挽きハンバーグがお好きな方には物足りない食感かもしれませんが、しゃぶしゃぶに使うような良質なお肉をミンチにしているのでしょう。
「とろけるような食感」と言う感じです。
ほんと、美味しかった~♪ -
さて、お次は静岡県立美術館へ行きます。
友達はお子さんのお迎えや習い事の準備などがあるので、ここは一人でバスに乗って行って来ます。
バスターミナルまでは送って頂きました。 -
県立美術館線は5番乗り場ですね。
あら、すぐ隣。 -
30分ほどで県立美術館に到着。
-
高台にあるので、良い眺め。
お天気が良くないのがちょっと残念。 -
★静岡県立美術館
http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/静岡県立美術館 美術館・博物館
-
静岡県立美術館
-
さて、入ってみましょう。
ここでのお目当ては、ロダンの作品が集まった「ロダン館」と、その愛弟子カミーユ・クローデルの作品。
カミーユ・クローデルについて調べていたら、ここに彼女の「波」と言う作品がある事を知り、今度静岡に行く時には必ず見に行こうと決めていました。 -
開館時間は10:00~17:30
月曜日が休館日です。
大抵の美術館は月曜日が休館日ですね。
常設展なら入館料が300円でした。 -
館内案内図
そんなに大きくない美術館ですが、ロダン館が半分近くを占めている様子。 -
展示室は2階のようです。
行ってみましょう。 -
1階では「黄金のファラオと大ピラミッド展」が開催されていました。
ちょっと気になるけど、時間がないのでパス。 -
常設展は写真撮影禁止ですが、ロダン館だけはフラッシュなしならOKでした。
目的はロダン館なので、ここで写真が撮れるならありがたい。
まずはロダンの紹介。
小さな「考える人」もいました。 -
オーギュスト・ロダン
「考える人」を知らない方はほとんどいないでしょう。
正直、私はつい数年前まで彫刻には興味ありませんでしたが、この「考える人」だけは知っていました。
「地獄の門」は実は知らなかった(^_^;) -
考える人(小型)
-
反対側からも1枚。
-
彫刻って、鋳造と言う方法により同じものを作る事が出来るんですね。
なので、このブロンズ像も本物です。 -
イチオシ
あっ、見つけた...。
カミーユ・クローデルの「波」
これが見たかったの。 -
カミーユはロダンの愛人でした。
類まれな才能を持ちながらも「ロダンの真似だ」と言われ続け、ついには精神を病んでしまった可愛そうな人。
当時は女性が芸術家として認められない時代でもあったので、彼女は苦悩のは計り知れないものでした。
カミーユ・クローデルについて書いた旅行記がありますので、ご興味のある方はこちらもご覧ください。
2016年 パリ・ロンドン・フランクフルトのんびり一人旅【4】ロダン美術館~カミーユ・クローデルの求めたゴールドを探して~
https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11214342/ -
躍動感ある波...。
この波は、何となくどこかで見たような気がしませんか?
葛飾北斎の浮世絵に描かれている波にそっくりです。
カミーユ・クローデルも北斎の影響を受けた芸術家の一人だったのですね。
国立西洋美術館で「北斎とジャポニズム展」がありました。
そこにこのカミーユの「波」も来ていましたね。
観に行きたかったのですが、相当の人気で混雑していたので諦めてしまいましたが、やっぱり観に行けば良かったかな~。
※この旅行記は2018年3月に作成している為、旅行時期と「北斎とジャポニズム展」の開催時期に誤差が出来ています。
すみません...。 -
正面から見てみましょう。
飲み込まれそうな恐怖感か、包み込まれるような安心感か...。
私は3人の女性が波に身をゆだねているように感じます。 -
女性らしい柔らかさ。
やっぱり美しいな~。 -
こちらは「ロダンの肖像」
ブールデル・エミール・アントワーヌの作品です。
ロダンのアシスタントをしていたそう。 -
こちらはポール・ゴーギャンの作品!
ゴーギャンっぽいな~(笑) -
この展示室を抜けると、ロダン館です。
天井の高い、広~い空間。
目の前には「地獄の門」が。 -
ロダンの作品だけを集めたラグビーボール型の展示室。
ガラス張りの天井から明るい光が射し込みます。
屋外展示のように、贅沢に空間を使っていますね。 -
ラグビーボール型のガラス天井。
曇り空でもふんだんに光が注ぎ込んでいました。 -
ロダン館に入って目の前に設置された「地獄の門」
ロダンの代表作品ですね。
ロダン館にはこの地獄の門をはじめ、32点の彫刻が展示されています。 -
「地獄の門」はダンテの「神曲」の「地獄篇」を参考にして作られました。
1880年にフランス政府から新たに建設する装飾美術館の門を作るように以来されますが、美術館の建設が中止になってしまいます。
ですが、ロダンはその後も制作を続けました。 -
ダンテの「神曲」より、地獄篇の一説。
-
地獄の門の説明文。
地獄の門は世界に9つあるのですね。
私はロダン美術館と、上野の西洋美術館、そしてここで3つ見ている事になります。
ちなみに、ロダンの鋳造は12体までと決まっているそうです。 -
地獄の門って、近くで見れば見るほど面白いんです。
ここから生まれた有名な作品は数知れず...。 -
ほら、かの有名な「考える人」だってここにいるんですよ。
-
良く見ると、「なんでこんな格好しているんだろう??」と思う不思議なものがいっぱい。
-
そして。この地獄の門の中に描かれる女性は、カミーユ・クローデルがモデルになっている物も多いのだとか。
この女性がそうかと聞かれたら...。
不明です。 -
地獄に落ちまいと悶える人々。
ロダンが得意とする肉体美が、この苦悩を更に悲痛に見せています。
コンパクトカメラだったから、画質に限界が...(^_^;) -
「カレーの市民」のコーナー。
通常は6体が一緒になっている事が多いですが、ここでは1体が一つの作品として展示されていました。 -
カレーの市民の説明
街を救うために身代わりとなった英雄たち。
本来なら誇らしげな姿で作られるのでしょうが、ロダンはあえてその苦悩を表現しました。
では、ひとつずつ見て行きましょう。
解説は静岡県民美術館のアプリ「RoddinWing」から引用しています。 -
ジャン・デール
14世紀の歴史書によると、二人の美しい娘を持つ誠実な商人だったそう。
人質になる為に2番目に名乗り出ました。
完成した群像では、降伏の印としてイギリス国王に渡す城門の大きな鍵をもって立っています。
両脚を開いて直立し、唇を固く閉じ、決然として前を見据える姿に死を恐れぬ強い意志の力が感じられます。
美しい2人の娘を守るために自らが犠牲となったのでしょうね。
ここでもロダンが得意とする筋肉の起伏が見事に表現されていますが、完政策はこの上に衣を被せて隠してしまうのですから、ロダンのこだわりは凄いものです。 -
ジャン・ド・フィエンヌ
自らの運命の行く末に当惑した様子で両手を広げ、視線は空を彷徨い、誰というのでもなく周囲に何かを求め、問いかけるようなポーズをしています。 -
ピエール・ド・ヴィッサン
ジャック・ド・ヴィッサンの弟。
ロダンは頭部・手・胴体の研究を個別に進め、それぞれの最も豊かな表情を追求したそう。
このピエール像はそのせいかとも言えるロダンの傑作。
宙に上げた手の動きや極端に伸ばした首でピエールの不安と焦りを強調しています。 -
ジャック・ド・ヴィッサン
弟のピエール・ド・ヴィッサンと共に人質になったジャックは、町でも資産家として知られていたそうです。
ロダンは初めに「カレーの市民」5体を作った後、構成上残りの隙間を埋める為にこのジャックを作りました。
その為、顔のつくりはジャン・デールと全く同じで、そこに口髭を付けただけ。
右手は弟ピエールの右手を変形させたものだとか。 -
アンドリュー・ダンドル
人質になる為に、最後に名乗りを上げたとされる人物。
頭を抱えて座り込む姿は、最後まで悩んでいた姿でしょうか。
市民の為に自らの犠牲に名乗りを上げるのは相当の苦悩だったでしょう...。
彼の悲痛がひしひしと伝わって来ます。 -
みんながそれぞれ、苦悩と闘っています...。
-
そして、1体だけ離れて展示されていたユスターシュ・ド・サン=ピエール。
市の長老で、イギリス王の人質になる時真っ先に名乗りを上げた英雄的人物。
右側から見ると目は潤んで臂臑な悲しみに満ち、左から見ると長老としての責任感ある厳しい表情に作られているそうです。 -
カレーの市民 第一試作
1884年にカレー市議会はロダンに英雄ユスターシュ・ド・サン=ピエールの記念像を発てるように依頼しました。
しかし、ロダンは百年戦争中の感動的なエピソードは一人の英雄の力によるものではなく、6人の集団によるものであると理解し、6人の群衆を作る事を提案。
その時に提出したのがこの第一回目の試作品です。 -
完成形とは配置が大分違いますね。
前に4人。 -
後ろ側に2人。
-
像の足元にはロダンのサイン。
-
次のコーナーは「未完成の大作たち」
ロダンには未完成の作品が沢山あるようですね。 -
ホイッスラーの為のミューズ
ホイッスラーはアメリカ人の画家で、フランスとイギリスで活躍しました。
ロダンがホイッスラーの後任としてロンドン国際彫刻家画家版画家協会の会長に決まったと言う事で、この作品の作成を頼まれました。
教会からは、羽のある勝利の女神の姿によって、芸術の勝利者ホイッスラーを象徴するように求められていたそうです。
要求通りに作らないのがロダン。
ホイッスラーの名声を足元の山に見立て、ロダンなりに表現しているものの、両手が切り落とされた姿は人々に受け入れられず、未完成に終わってしまったそうです。 -
バルザックの頭部
ロダンが数々の非難の中で石を曲げずに政策に及んだ「バルサック像」
バルザックはフランスの有名な小説家ですが、波乱の生涯を送っていました。
22歳の時、倍も年上の人妻と恋に陥ったり、ポーランドの大貴族婦人と熱烈な恋愛をした事もあります。
そして、数々の事業に手を出しては失敗を繰り返していたそう。
そんなバルザックの個性をここに表現しました。 -
永遠の休息の精
ピュヴィス・ド・シャヴァンヌと言う19世紀のフランス画家の記念碑の一部として制作したもの。
初めの計画は、休息の精の腰の高さの台にシャヴァンヌの頭の像を置き、それに立てかけた1本の木の実を休息の精が台にもたれてもぎ取る姿でした。
でも、これは実現せず、独立した作品になったのだそう。 -
こちらは「地獄の門」から独立した作品の数々。
-
パラオとフランチェスカ
ダンテの「神曲」の「地獄篇」の中の物語に因んで制作されました。
かつて西ローマ帝国の首都にもなったラヴェンナの君主の娘、フランチェスカは政略結婚によって夫となった人の弟パラオと愛し合うようになります。
それを知った夫によって二人は刺殺され、不義を働いた罪で地獄の空をぐるぐる回り続ける運命になってしまいました。
この物語に惹き付けられたロダンはを不倫の罪で地獄を漂流する二人の姿として「地獄の門」の左扉の下に「ファラオとフランチェスカ」、右扉に2つの「フギット・アモール」を表現したそう。 -
フギット・アモール
女性の後ろから仰向けになって、追いすがるように腕を伸ばす男性。
なんという想像力...。
これはダンテの神曲「地獄篇」に出てくるパオロとフランチェスカの物語を基に制作されました。
夫の弟と愛し合ったあげく、二人とも殺され、不倫の罪で地獄の暗い雲の中を漂い続ける姿を表現しているそう。
背中合わせの男女は、永遠に一緒に慣れないと言う意味になっているんですって。
実はこの男女の姿はもともと独立した意味を持つ作品を合体させたもの。
ロダン独自の手法です。
男性は「放漫息子」、女性は「地獄の門」に中にいる「考える人」の左端にいる人。 -
それぞれ違う作品なのに、ひとつになった事によって違う物語が生み出されています。
-
反対側から見てみると、女性の見事な曲線美が。
石膏の白さがより艶やかに見せていますね。
このフギット・アモールは「地獄の門」の右側の扉の中央と右下に、男女の上下の位置を変えて2つ取り付けられています。 -
壺を持つカリアティード
重たそうな壺を左の方に担いでしゃがんでいる女性の像。
カリアティードとは、古代ギリシャ神殿や中世ヨーロッパで梁を支える柱の変わりに用いられた、衣服を付けた女性像の事だそうです。
これは昔、ギリシャの町化リアの女性たちは永遠に重い荷物を負う罰を与えられたという伝説にもとづいていて、苦難に耐える人間の象徴としたそうです。 -
バッカス祭
バッカスはギリシャ神話に出て来るお酒の神様。
この作品はバッカスを讃えるお祭りでの狂乱の宴をテーマにしているそう。
こちらは二人のバッカス信者の女性(バッカントと呼ばれる)が抱擁しあう様子を官能的に表現した作品。 -
女のケンタウロスのトルソ
「女のケンタウロスのトルソ」はギリシャ神話の中にも出て来る腰から上が人間、下が馬と言う怪物をもとにして、本能と知性の葛藤を象徴しています。
この3つの作品は、同じケンタウロスのトルソに別の作品を組み合わせて新たな作品にする、アンサンブラージュと呼ばれる手法を用いて作られましあ。
こちらも「地獄の門」の中にいるそうですよ。 -
女のケンタウロスのトルソとイリスのためのトルソ
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女のケンタウロスのトルソと絶望する若者
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この先に待ち構えているのは...。
-
考える人
世界で最も有名な彫刻と言っても過言ではありませんね。 -
詩人のダンテを表現したものとも言われています。
地獄の門から地獄界で生前の罪を罰せられている人々を眺めおろし、人間の運命を思索している様子。
「考える人」は「地獄の門」にいるオリジナルサイズと、拡大版・縮小版があります。
拡大版「考える人」は世界に21体ありますが、静岡県立美術館にあるこの「考える人」は屋外に展示された事がないので、最も保存状態が良いのだそう。 -
「地獄の門」の中にいるだけだったら見る事は出来なかっただろう。「考える人」の後ろ姿。
そう言えば、ロダンの作品の鋳造は12体までと決められたはずなのに、どうして「考える人」だけは21体もあるんだろう?
決める前に作っちゃったのかな? -
次のコーナーは「ある人物、その個性の結晶」
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ロダンについて調べていて気になったのが、日本人花子の存在。
この時代にヨーロッパで活躍していた女優さんです。
花子は唯一の日本人モデルだったそうです。
いくつもの作品を残している事から、いかに気に入っていたのかが分かります。 -
「あまり美人ではなかった」と言われていますが(^_^;)
ロダンにとってはフランス人とは違う顔立ちの日本人に魅力を感じたのでしょうね。
森鴎外の「花子」読んでみようかな。 -
ラ・フランス(習作)
この女性にはカミーユ・クローデルの面影が...。 -
作品を完成させる前の習作ですが、存在感に溢れています。
頭に兜を被り、敵に立ち向かう騎士の姿がイメージされているそうです。
これはロダン晩年の作品。
既にカミーユは精神を病んで精神病院での生活を余儀なくされていた頃で、ロダンは内縁の妻ローズとの生活を選んでいました。
それでもカミーユ・クローデルの顔を作り出すとは、本当にカミーユが忘れられなかったのでしょうね。
顔だけが綺麗に仕上がっているように見えるのは私だけかしら? -
クロード・ロラン
17世紀にイタリアで活躍したフランスの風景画家。 -
第二展示室
ロダン以前の19世紀フランス彫刻が展示されていました。 -
薔薇の髪飾りの少女
オーギュスト・ロダン初期の作品です。 -
薔薇の髪飾りが素敵でした。
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悲しみの聖母
ジャン=バティスト・カルポー
悲壮感漂うマリア様...。
でも美しい。 -
さりげな~く置かれていた椅子。
これって、マッキントッシュじゃない??
スタッフの方に聞いてみたけど、「分かりません...」との事。
でも、ちゃんと調べてくれたみたいで、後から私を見つけて「マッキントッシュでした!」と教えて下さいました。
ちゃんと資料があったみたい。
さすがですね~。 -
2階のロビーに並んでいたこのイスもインテリアデザイナーの物かな?
-
今回、参考にしたアプリはこちら。
無料でダウンロード出来ました。
館内にはフリーWiFiもありましたよ。 -
館内にはカフェも併設されています。
その名も「Dafe Rodin」 -
食器の横にも「考える人」
-
こちらはレストランにもなっている「Rodin TERRACE」
-
ロゴはどちらもマグカップに「考える人」が座っています(笑)
-
レストランのメニューはこんな感じ。
お茶だけでもしたかったけど、時間もないので諦めます。 -
外にあった黒板メニュー。
-
外には小さな池もありました。
-
鯉が泳いでいますよ。
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蓮の花も咲いてる♪
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さて、美術館を堪能したら帰りは静岡鉄道の県立美術館前駅まで歩いて行きます。
彫刻プロムナードを歩いてみましょう。 -
「黄金のファラオと大ピラミッド展」の大きな看板。
ピラミッド、見てみたいな~。
エジプトに行ってみたい...。 -
緑豊かな小道。
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所どころに彫刻が。
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「鳥がいる!」と思ったら、これも彫刻(笑)
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これは何だろう??
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鈴木久雄さんという方の作品のようです。
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駅までは一本道。
気持ちの良い彫刻プロムナードを抜けたら、住宅街をひたすらまっすぐ。 -
駅が見えて来ました~。
美術館から15分ほどで到着。 -
なかなかローカルな駅ですね。
-
電車が来ましたよ~。
-
電車に乗ってから気付いた...。
こんな所に「考える人」のミニチュアが!!!
慌ててカメラを取りだす私(^_^;)
ドアが閉まる前にギリギリ撮れた。 -
この後、新静岡駅で友達と再度合流。
友達の実家がやっているお寿司屋さん「寿し鋨」へ。 -
この暖簾、琉球紅型をやっている共通のお友達が作ったんですよ♪
素敵でしょう? -
お寿司の食べられない私のお目当ては...。
手作りのクッキー♪
お姉さんが作るクッキー、とっても美味しんです。
人気ですぐり切れてしまうのですが、今日は沢山ありました~☆ -
さて、お次はいよいよプチ同窓会。
待ち合わせは静岡駅前にあるホテルアソシア内にある中華料理店「梨杏」(りんか) -
ホテルのロビーから2階に上がります。
-
立派な中華料理屋さんですよ。
ホテルアソシア静岡 宿・ホテル
-
静岡県知事から表彰もされています!!
-
素敵な壺。
何が入っているんだろう?
高級な紹興酒?? -
高級感あふれる店内。
-
テーブルセットがもう素敵☆
-
とりあえず、飲み物はジャスミン茶。
お勧めのお茶を持って来て頂きまhした。
ポットの下に火が灯されているので、お茶が冷めないようになっています。
嬉しい気配り。 -
では、3人揃ったところで記念撮影♪
ほんと、何年振りで集まっただろう?
私達は20年近く前にあるミュージカルで共演。
そこで仲良くなりました。
朝から一緒だった友達とは良く合っていたけれど、先日劇的な(?)再開を果たした友達とは年賀状のやり取り位で、10年以上会っていなかったと思う。
「会いたいね~」と言いながらもなかなか計画できなくて...。
今回はポンポンと予定が決まって、念願の同窓会。
舞台に出ていた時の思い出話から近況報告まで、おしゃべりは尽きませんでした。 -
そして食べる(笑)
こちらはお肉と野菜の炒め物。
お店の方がちゃんと一人分ずつ取り分けて下さいます。
分ける前に「写真撮らせて下さ~い♪」 -
お肉が苦手な綿h氏はお野菜だけ(^_^;)
でも、私はこれでいいんです。
高温で一気に痛めたお野菜はシャキシャキで美味しかった~♪ -
お次は小龍包。
なんだか立派...。
いつも食べてる小龍包とは違ってお上品ですよ。 -
酢醤油を付けて頂きます♪
-
こちらは友達お勧めのラーメン。
-
こちらもちゃんと3人分、分けて盛り付けして下さいました~♪
綺麗に盛り付けてくれるでしょう? -
チャーハンも一緒に。
もうね、何を食べても美味しい! -
最後のデザートは杏仁豆腐。
ぷるんぷるんでこちらも美味しく頂きました。
アラカルトで頼んで3人でシェアしたので、思ったほど高くはなかったかな?
美味しいご飯と楽しいおしゃべり。
あっという間に時間は過ぎて行きました。 -
私は翌日仕事なので帰らなくてはいけません...。
久し振りの再会なのに名残惜しいけど、終電に間に合う新幹線に乗らなくては...。
でも、また集まろうね(^_-)
楽しい静岡日帰りの旅でした。
ロダン館の彫刻の写真の方が多くなってしまいましたが、最後までご覧頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (8)
-
- 風 魔さん 2018/04/27 16:15:01
- マイ・ホームタウンへようこそ!
- milkさん
初めまして
自分の旅行記の清水関連の旅行記を見て、日常生活上で見慣れた風景、景色、
食べ処など興味をもって拝見しました。
静岡県立美術館へは自宅から15分くらいで、現役の頃は会社から無料鑑賞券
が支給され今では年令から無料入館できますが、数十回も行きましたので特別
展がある時くらいしか行かなくなりました。
ロダンについてはよく研究されているようで、作品についての丁寧な解説など
事前の予習は完璧ですね!
2016年4月に、「静岡県立美術館」と「ふじのくに地球環境史ミュージアム」
(元・静岡南高の校舎を博物館仕様に改装)を同時に訪問して、旅行記を投稿
しましたが館内の作品について私の知らないことも解説されており、とても参考
になりました。
2階の出口エントランスにあるお土産コーナーには、3Dで描かれた名画の絵は
がきがありちょっと珍しいお土産ですよ!
世界遺産を訪ねる海外旅行とクルージングの旅も卒業して、今では静岡県の知ら
れざる寺社仏閣、富士山の眺望スポットなどを紹介し「静岡県の一人観光協会」
を自認して情報発信しています。
またの訪問と情報交換を!
風 魔
- milkさん からの返信 2018/04/27 23:10:38
- RE: マイ・ホームタウンへようこそ!
- 風 魔様
初めまして。
この度は私の旅行記にご訪問と投票をありがとうございます。
> 自分の旅行記の清水関連の旅行記を見て、日常生活上で見慣れた風景、景色、
> 食べ処など興味をもって拝見しました。
> 静岡県立美術館へは自宅から15分くらいで、現役の頃は会社から無料鑑賞券
> が支給され今では年令から無料入館できますが、数十回も行きましたので特別
> 展がある時くらいしか行かなくなりました。
静岡にお住まいなのですね。
私の友達が静岡に住んでいるので、たまに遊びに行っています。
静岡県立美術館が近いとは羨ましいですね。
しかも無料とは!
HPを見ると、沢山の名作を所蔵しているようですが、展示を入れ替えているのでしょう。
見られなかった作品もあるのでまた行ってみたいと思っています。
> ロダンについてはよく研究されているようで、作品についての丁寧な解説など
> 事前の予習は完璧ですね!
> 2016年4月に、「静岡県立美術館」と「ふじのくに地球環境史ミュージアム」
> (元・静岡南高の校舎を博物館仕様に改装)を同時に訪問して、旅行記を投稿
> しましたが館内の作品について私の知らないことも解説されており、とても参考
> になりました。
> 2階の出口エントランスにあるお土産コーナーには、3Dで描かれた名画の絵は
> がきがありちょっと珍しいお土産ですよ!
ロダンはちょっとしたきっかけからカミーユ・クローデルに興味を持ち、そこから一緒に色々と調べて来ました。
気になるととことん調べたくなるんですよね。
それまで彫刻にはほとんど興味がなかったのに(笑)
お土産コーナーはちらっと覗きましたが、3Dのポストカードには気付きませんでした。
今では静岡の観光スポットの紹介をされているのですね。
きっとまた行く機械があるので、その時は参考にさせて頂きます。
静岡にはいくつかの洋館もあるのですね。
洋館巡りも好きなのですが、私は平日休み...。
特に旧エンバーソン住宅に惹かれたのですが、ここは土日祝しか入れないのですね(>_<)
milk
-
- まほうのべるさん 2018/03/14 21:46:45
- 花より団子?
- こんばんは、milkさん。
絵画も彫刻もよくわかりませんが、彫刻が一番わからないかな?
やっぱり食べ物の方に目がいって、🍓のソフトクリーム美味しそう!食べたい!ってべるもおちびちゃんもパソコンの画面から離れないよ。次の写真を見ようと思っても『ダメ!』ってなかなか見せてくれないの。今度食べさせてあげるって言って、やっと続きが見れたよ。
デミグラスソースたっぷりのハンバーグ。
肉の塊とか肉!って感じのハンバーグはちょっと苦手なんです。
ふわふわのハンバーグ美味しそう!食べたい!
しゃぶしゃぶのお店のハンバーグは上質のお肉を使っていそうですね。
ロダンより『黄金のファラオと大ピラミッド展』の方に興味があります。
だってピラミッドを実際に見たいんだもの。
まほうのべる
- milkさん からの返信 2018/03/15 00:10:45
- RE: 花より団子?
- べるちゃん、こんばんは☆
彫刻は私も今までは一番興味がなかったのよ(笑)
裸体ばっかりだし、良さが理解できませんでした...。
でも、カミーユ・クローデルに出会ってから見方が変わったかな。
ロダンの作風も知れば知るほど面白くて。
でも、私も花より団子派です♪
このソフトクリーム、見るからに美味しそうでしょう?
実際、濃厚で本当に美味しかったです。
おちびちゃんたちにも是非食べてもらいたい!
でも、グラスの中に落っこちないように気を付けてね(^_-)
私も粗挽きの、肉の質感が残っているハンバーグは苦手です。
なので、ここのハンバーグはべるちゃんにもお勧めだよ♪
そうそう、私もピラミッド見に行きた〜い!
もう治安は大丈夫なのかな?
内戦が起きる前に行っておけば良かったよ...。
milk
-
- 川岸 町子さん 2018/03/14 18:58:34
- 静岡
- milkさん、こんにちは(^-^)
懐かしいメンバーでの集まり、嬉しくて、楽しかった事と思います。
ふっとした事がきっかけでお出かけが決まり、日帰りで行かれたなんて、フットワーク軽いですね~!
静岡は意外と訪れることできないですが、こんなに素晴らしい博物館があり、もっともっと有名になってほしいです。
地方都市の文化の高さを表しているなと感じます。
私も関東へ戻ってきた事がきっかけで、学生時代の仲間と会う機会が増えました。
学生時代に私は一年間寮にいました。静岡市出身で、ご実家がお寿司やさんの同級生がいました。milkさんのお陰で、その同級生を思い出すことができて、嬉しいです。ありがとうございました!
町子
- milkさん からの返信 2018/03/15 00:02:58
- RE: 静岡
- 町子さん、こんばんは☆
もう、何年も前から「会おうね」と言いながらなかなか会えず、ようやく集まれたので嬉しかったです!
集まる気になればすぐに集まれるんだな〜と思いました。
とは言え、運良くみんなの予定が合ったからこそ実現できた事なんですけどね。
静岡は私も友達がいなかったら行く機会はないと思います。
友達がいなかったら、わざわざ静岡県立美術館のためだけには静岡まで行っていなかったかも?
静岡ってお魚も美味しいし、いちごも有名だし、富士山の絶景ポイントも多いので魅力的な場所なんですけどね。
静岡出身でご家族がお寿司屋さんのお友達がいらしたのですね!
懐かしい思い出がよみがえったようで、私も嬉しいです。
ちょっとしたことから、昔のお友達を思い出すのって、嬉しいものですよね♪
milk
-
- 尚美さん 2018/03/14 12:13:37
- おかえりなさい!でいいのかな?
- milk様
バルト三国の旅から帰られましたか?楽しまれた事と思います。
帰国後早速、昨年の旅行記upですね。偉い。見習わなければ。
それにしても、milkさんは世界中にお友達がいるんですね。旅に出れば、観光・グルメ・友達と旧交を温める、と一粒で三度おいしいですよね。私も友達の一人と思っていますので、また神戸でお会いしましょう。
静岡市役所は、私も見てみたい建物なんです。素敵。
ロダン館のある静岡県立美術館、市街地から少し離れたいい場所にあるんですね。ロダン、カミーユ・クローデルと共に最近のmilkさんの旅行記でお馴染みになりました。私は大昔にカミーユ・クローデルの映画を観たので、芸術はわからないんですが親近感は持っています。壺を持つカリアティード、カリアティードは建物でよく目にしていて大好きなのですが、もとは女性なのですね。建物のカリアティードは何故かおじさんが圧倒的に多いような気がしますが。
では、バルト三国の感想と旅行記も楽しみに待っています。
尚美
- milkさん からの返信 2018/03/14 23:52:48
- RE: おかえりなさい!でいいのかな?
- 尚美様
こんばんは&ただいまです♪
一昨日、無事に帰国して来ました(^o^)
昨年の旅行記をさっさと終わらせないと、今年の旅行記に取りかかれないので、昨日お休みだったので一気に仕上げました〜!
でも、まだあと2つ、岐阜と2回目の小布施が残っています...。
風月堂を辞めて暇になると思いきや、仕事の依頼が思いの外多くて結局忙しくなっていますしね...(^_^;)
そう言われてみれば、海外にも友達が多いかも?
1月のバンコクも友達が旦那さんの転勤で赴任していたので遊びに行きました。
でも、多いと言うほどでもないかもしれませんが...。
尚美さんにお友達と思って頂けるのはとっても嬉しいです!
今年の春にでもまた関西に行こうと思っていたのに、何だか仕事が増えちゃって...。
こんなはずじゃなかったのですが、仕事があるのはありがたい事ですね。
文句言わずに働こうと思います(笑)
静岡市役所も素敵な建物でした。
車で通りかかっただけですが、とても印象に残る建物でしたよ。
ロダン&カミーユはどういう訳かハマってしまい、それだけの旅行記も作ってしまいました(笑)
イザベル・アジャーニの「カミーユ・クローデル」はまだ見ていないので、いつか見たいと思っているのですがなかなか...。
建物のカリアティードは確かにおじさんが多いですね〜。
女性だと可愛そうに見えるからでしょうか?
そう言えば、尚美さんはビリニュスには行っていないんでしたっけ?
この街にも素敵なユーゲントシュティール建築があるんですよね。
なんか、勝手に尚美さんも行っていると思い込んでしまったのですが...。
わずかなフリータイムの時間に道に迷いながら行ったのであまり見られませんでしたが、(しかも日が暮れてしまった...)写真を撮って来ていますので旅行記をお待ちくださいね。
その前にバンコク・台湾・シンガポールがありので、いつになる事やらですが(^_^;)
milk
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