2017/10/06 - 2017/10/06
5723位(同エリア20565件中)
葉音さん
「ちくしょう、海外に行ってやる!」
突然何かに吹っ切れた去年の秋、一人香港&マカオ旅行を突如計画。
海外旅行は家族では経験があるものの、一人はもちろん、自分で手配するのも初めて。
しかも幸か不幸か、「一人だとツアーに頼らない方が安いし予定も組みやすい!!」と気付いてしまい……。
これは、一人の若者が、海外旅行に目覚めるきっかけとなった旅の記録です。
珍道中のはじまりはじまり。
10/6(金) 羽田発香港エクスプレス→HKG着→香港島→尖沙咀[1]
10/7(土) 尖沙咀→香港島→九龍&尖沙咀[2]
10/8(日) 尖沙咀→マカオ(マカオ半島→コタイ・エリア)→尖沙咀[3][4]
10/9(月) HKG発香港エクスプレス→成田着[4]
[1]https://4travel.jp/travelogue/11334781
[2]https://4travel.jp/travelogue/11335234
[3]https://4travel.jp/travelogue/11335599
[4]https://4travel.jp/travelogue/11336264
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- 香港エクスプレス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
早朝便で羽田発、仮眠を取ってふと気づけばもう到着間近。
到着のときの揺れが尋常じゃなくて、「こ、これが海外LCC…!」と思った…ものの、帰りは非常に平和な着陸。パイロットの差……。
初めてなので、入国カードも入国審査もドキドキです。入国カードはガイドブックを何度も見ながら書きました。初心者丸出しで危ない……。
なんとか入国後、両替を済ませ、フリーWifiで少し調べ物。
あ、この旅、携帯の通信は全てフリーWi-fi頼みですw
それでもなんとかなるのが香港の良いところ。街中のあちこちでWi-fiが使えました。
空港からはエアポート・エクスプレスで香港島まで向かいます。街と海の良い眺め! -
最初の地は中環エリア、香港のビジネス街です。
事前に「香港駅 ロッカー」で調べていましたが、香港駅にはロッカーはないものの、荷物預け所があります。選んだのは3~24時間預かりのコースだったと思います。パスポート提示は必須。
そしていざ街へ。想像以上の暑さとビル群の高さに圧倒されつつ、お昼時なので向かいます、名店「陸羽茶室」!!
店の前の黒人お兄さん「一人か?予約なし?今入れないよ」
……想像以上の人気店でした。点心が食べたかったのに……。陸羽茶室 中華
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代わりに、ではないですが、もう一つ目星をつけておいた「沾仔記」へ。
ワンタン麺の有名店とのこと。少し並んでいましたが、案外さくさくと店に入れました。一人なので自動ドアの真ん前という凄い所に通されましたがw
「注文してから30秒で来る」というような噂を入れていたので、本当かー?と思っていたら、本当に1分かからず来ました。しかも美味しい。それでもって安い。
ただ難点は、外が暑いのに冷房が半分届かない自動ドアの傍にいたことですかね…ワンタン麺熱いし…。まあそれくらいしか欠点が無かったです。人気に納得。沾仔記 (威霊頓街店) 中華
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腹ごしらえ後は街歩き開始。
いい街ですね!活気が溢れていて、色んな人種が歩いていて、路地ごとに顔が少しずつ違う。
写真のミッド・レベルズ・エスカレーターも乗りましたよ。街中の屋外にエスカレーターというのが凄く新鮮。上から見ると、風景の感じ方もまた変わります。ヒルサイド エスカレーター (中環至半山自動扶梯) 建造物
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ふらふらと歩いて荷李活道/Hollywood Roadへ。
さすがハリウッドと名がつくだけあって、こんな看板がありました。ハリウッド・ロード(荷李活道)からキャット・ストリート(摩羅上街) 散歩・街歩き
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当初の目的地を探すが見つからず、地図の指す辺りをうろうろ。何やら有名なお寺だそうで、見てみたかったのですが…。
そうそう途中で一つ、なかなか格式あるお寺を見つけていました。穴場だったのかな?穴場のお寺ですらあんなにいいならガイドブックに乗っている場所は……
ガイドブックを見て、さっき撮った写真を見る。
「文武廟」=「文徳武功雙帝祀」
……場所の名前はちゃんと調べておきましょう。文武廟 寺院・教会
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桃色の花が綺麗でした(ごまかし)
文武廟 寺院・教会
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大都会の香港ですが、少し坂を登って住宅街に入るととても閑静です。
どこか日本の田舎っぽさもあって、だけど日本とはまた違う色使いや建物の造りが面白い。公園もあったりして、適度に休めて良かったです。
歩き疲れてきた頃なので、こんなパイプ椅子を見て少しほっこり(座ってはいません)。 -
香港といえば孫文(孫中山)ゆかりの地だそうです。
前情報は少しだけ入れていたのですが、思っていたよりずっとリスペクトに溢れていました。街のあちこちで孫文に関する看板やプレートを見かけました。
辛亥革命の後中華民国を治めた人、くらいの記憶しか無かったのですが、実は相当波乱万丈な人生を送った方であり、香港、中国本土、台湾…あちこちで尊敬されている方だと知りました。
香港のおしゃれなエリア、SOHO。そのランドマークであるPMQも、実は元々孫文ゆかりの場所。昔はここ、彼の通った学校だったそうです。
それはそれとしてこのネコ可愛いですね(横道)PMQ 元創方 ショッピングセンター
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PMQの裏手は静かでいい感じです。結構お気に入りの一枚。
PMQ 元創方 ショッピングセンター
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その足で、せっかくなので「孫中山記念館」へ。予定になかったので前情報がなく、入り口でfree?と聞いたらおばさんがにこやかに頷いてくれました。良い印象。建物も綺麗でした。
庭の孫文像を一枚パシャリ。孫中山紀念館 博物館・美術館・ギャラリー
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結構歩いたのでそろそろ小休憩。
迷ったのですが、下の方まで降りて「夢想豆花」へ。
ガイドブックでもよく取り上げられる、豆腐スイーツのお店です。店内もガイドブックのコピーだらけでした笑
さすが南国、マンゴーとパイナップルが美味しい!暑さもすっかり和らぎました。夢想豆花 スイーツ
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街中まで戻ってきました。
香港はイギリスの統治下にあっただけあり、道の中央にはこんなトラムが走っています。広告の種類も色々なので、眺めているだけでも楽しそうですね。 -
スタチュー・スクエアを少し見て、街の東側へ。
高層ビルだらけです。銀行とか金融関係…。一々見上げてしまいます。 -
そしてこの日一番来たかった場所の一つ、セント・ジョンズ大聖堂のエリアへ。
この辺りになると突然ヨーロッパの雰囲気が出てきます。赤レンガ風の建物や、高級そうな外車など。
そして、思えば、この教会との出会いがその後の海外旅行への目覚めのきっかけだったかもしれません。
一目惚れでした。この色合い、過不足のない装飾。中も当然荘厳で、ステンドガラスが美しくて……。
この日の写真フォルダのほとんどはこのエリアの写真です。また来たいなあ。セント ジョンズ大聖堂 寺院・教会
-
教会の辺りをうろうろしていたらオシャレなカフェテラスが。
いい感じなので写真をあれこれ撮っていたら、突然黒人のお兄さんに声をかけられます。彼の指差す先はカフェの店内。
どうしようか一瞬迷いましたが、まあ教会の横のカフェならちゃんとした店だろうな、とついていくことに。
店員のお姉さんがコーヒーを淹れるのを待つ間、お兄さんから話しかけられます。
「Where are you from? Tokyo? Osaka?」
「Ah...close to Tokyo」
「Where?」
「Near Tokyo」
「Where?」
「...Tokyo」
「Oh, Tokyo!」
ちなみに彼は「ジャパン」ではなく「ジャポン」というそうです。香港はそうなのか、彼の出身地がそうなのか…は謎です。
コーヒーはとても美味しかったです。ガーデンテラス独り占め。 -
そしてこの日の最大のイベント。
「ビクトリア・ピークの上から街を眺める」
頂上へは「ピーク・トラム」という乗り物を使うそうで。休憩も取ったので、意気揚々と乗り場の方へ向かったら、
とんでもない行列。
推定2時間待ち。
この時点で確か16時前後、待って登って夜景を見てまた帰りも待って……ええと…。それに一人なのでこの行列で長時間耐えるのも辛い。そもそも行列が苦手だし…。
どうしようかと思案しているうち、ふと気づいて地図を見ます。
標高500mくらい……あれ、登れるんじゃね?
→登山開始。ピークトラム バス系
-
決して分の悪い賭けではありません。
ちゃんとトレイル用のルートが道中に書いていましたし、数100mくらいの登山なら何度か経験があります。それにピーク・トラムを横目に歩けば迷う心配もありません。 -
迷いました。
-
(※ちなみに実はさっきの写真は迷う少し前のものです。迷ったときは写真なんて撮っている場合ではなかったようです)
いや違うんです…迷ったのには理由が…
トレイルコースの地図を元に、真似をする可能性のある方向けに説明すると(いるのか…?)
・トレイルコースの9番辺りまでは普通に行ける。でも坂は結構きつい
・9番辺りでトラムと並走できなくなり、道もいくつか分岐する
・10~14が正規ルートだと思うが、ピーク・トラムの行き先と離れていると判断(実際は不明)
・TREGUNTER PATHと書かれているところを恐らく通った。
人や車の往来があるから正しいと思った…
→高級マンションと高級ホテルがあったからだった。ミスに気づく。
・ただ、その先の狭い車道を歩くと、左手に山上へ行けそうなルートが出現
(無視して真っ直ぐ進むと恐らく外界のどこかへ辿り着きます。未検証) -
こういう光景が再び見えたときの安堵たるや…。
-
無事ビクトリア・ピークの山頂へ到着!!辺りの観光客に対し謎の優越感を持ちながら、汗だくの服を着替えにトイレへ向かいましたw
山頂からの眺めは最高でした!
トラムの駅にショッピングモールが併設されているのですが、そのカフェからの眺望が本当に良かった。
心地良い風の中、空と海と、ビル街と。仕事で疲れていた心、登山で疲れた体、生きているという実感に溢れていたひととき。ビクトリアピーク 山・渓谷
-
山頂は結構広くて、さっきとは別のショッピングモールがもう一件建っています。
反対側の景色も見てみたいな、と疲れた足を引きずり、ショッピングモールの最上階に着いた瞬間、
脚が、つりました。
いや、こんな所で、初日から、ええ…と絶望感を覚えつつ、なんとか景色が見える所まで移動、ベンチに横たわりました。
こちらから見えるのは、ビル街とは真逆の景色。海に沈もうとする夕日が素敵で、静かに佇むカップルたちも幸せそうです。広場にいたおじさんがラジオで流していた中国民謡風の音楽も、穏やかなムード作りに一役買っていました。
……本当に、脚さえつっていなければ……ビクトリアピーク 山・渓谷
-
こんな状況&帰りの混雑を予想して、夜景はほぼ見ずに退散。とほほ
帰りのピークトラムからしっかり見られたので、個人的にはよしとしているのですが…まともな写真は無いです。トラムの混雑しかほぼ写り込まなかったですw
降りた頃にはすっかり真っ暗。
スタチュー・スクエアの立法會大樓も良い色合いを出していました。 -
本当はこの日、「ファイヤー・ドラゴン・ダンス」というお祭りイベントの最終日で、ぜひ見に行きたかったのですが……大事を取って(荷物を回収してから)ホテルに向かうことに。残念ですが仕方ない。
ホテルは尖沙咀のハーバー・ベイ・ホテル(Harbour Bay Hotel)。今回はここに3泊です。狭いけれど綺麗、と聞いていましたが、一人旅なら充分なサイズです。地下鉄の駅から比較的近いのも、状況的に助かりました笑
地図上では裏路地だったので少し身構えていましたが、欧米人が通うオープンなバーが近くにあったり、かなりオシャレなストリートでした。
その後、拙い英語でホテルマンを困らせながらなんとかチェックインするのですが、それは別の話……。立地と値段と清潔さと by 葉音さんハーバー ベイ ホテル ホテル
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