はじめてのひとりかいがい ～香港＆マカオ～ [4]日帰りマカオ エンタメ編

2017/10/08 - 2017/10/09

マカオ後編。
世界遺産をたっぷり巡った後は、エンターテイメントの時間です。
マカオタワーからの眺め、圧巻のコタイエリア、人生初カジノ。
そして何もトラブルがないわけがなく…。

香港＆マカオ旅行記のラストです。


10/6(金) 羽田発香港エクスプレス→HKG着→香港島→尖沙咀[1]
10/7(土) 尖沙咀→香港島→九龍＆尖沙咀[2]
10/8(日) 尖沙咀→マカオ(マカオ半島→コタイ・エリア)→尖沙咀[3][4]
10/9(月) HKG発香港エクスプレス→成田着[4]

[1]https://4travel.jp/travelogue/11334781
[2]https://4travel.jp/travelogue/11335234
[3]https://4travel.jp/travelogue/11335599
[4]https://4travel.jp/travelogue/11336264

エリア マカオ(マカオ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

前回はここの媽閣廟で終わりました。

時間的にはまだあるので、比較的近いマカオタワーへ行ってみることにしました。
近いと言ってもなかなか距離がありそうです。
かなり疲れたので、タクシーを拾いましょう。

媽閣廟 寺院・教会

拾えませんでした。



…ものの見事に一台も見かけなかったですね。
路線バス乗り場なら見たんですけど……見知らぬ路線バスは…ミスしたら危なすぎる……

というわけで当然(？)徒歩続行です。
横を通るバイクが怖い。あと排ガスが～

あ、あれですね。

近そうに見えて、この湖の外周をぐるっと行くのでなかなか…辿り着かない…

湖畔のおしゃれハウスを横目に、

途中で海沿いの方へと陸橋を渡り、

あれがコタイ地区か～と虚ろな目で眺めていたら、

着きました。

マカオタワー (澳門旅遊塔) 建造物

マカオタワーと言えば、種々のアクティビティですね。

中でも有名なバンジージャンプ。
写真上方、窓の向こうにいるのが落ちている人です。楽しそうですね。

マカオタワー (澳門旅遊塔) 建造物

自分はこの「スカイウォーク」をやってみました(写真は別人です)。
バンジーも興味あったのですが、この体調だと本気で失神しそうなので。勇気ある撤退。

スカイウォークもなかなかスリリングでした。どんな感じかは是非現地で！
素敵な思い出がいっぱいです。気のいいトレーナーの白人男性、一緒の組でちょっと仲良くなった韓国人の女の子、そして230メートルからの眼下の光景。
コタイエリアの高層ビルを見ていると、まるで、世界を手中に収めたかのような錯覚に陥りそうで。同時に、広がる海に世界の大きさも感じて。

マカオタワー (澳門旅遊塔) 建造物

マカオタワーから先はノープラン。
でも、どうせなのでカジノでも行ってみようかな？と決断。

タワーの従業員に尋ねると、都合良く、ここからスタジオ・シティというカジノへのシャトルバスがありました。


昼間とは打って変わって、車窓を流れていくのは豪華な建物ばかり。
そして、下車した頃にはすっかり夜。
外は危ないかもしれないですが、ちょっとだけ散策してみます。

スタジオ シティ ホテル ホテル

スタジオ・シティ。

スタジオ シティ ホテル ホテル

パリジャン。

ザ パリジャン マカオ ホテル

シティ・オブ・ドリームス。

T ギャラリア マカオ シティ オブ ドリームス 免税店

ヴェネチアン・マカオ。



……いや、どれも規模おかしいでしょ！！
パリジャンとかなんですかあれ、エッフェル塔再現って、ええっ？！
「資本主義…！これが資本主義…！」と意味の分からないことを呟きながら散歩していました。


とりあえず、この「ヴェネチアン・マカオ」へ入ることにしました。

カジノ ヴェネチアン マカオ カジノ・ギャンブル

…………。

カジノ ヴェネチアン マカオ カジノ・ギャンブル

…………ここマカオだったよな、一応……？



ヴェネチアンの名前の通り、随所にイタリアを感じさせる作りになっていました。


さて、カジノは写真撮影禁止なので文章で。
1つ試せばいいかなーと思い、大小という、サイコロを用いたマカオ名物のカジノに挑戦しました。
一回500香港ドル。＝7000円くらい……1ゲームだけにしよう。
でもこれで勝ったら14000円です。香港のホテル代に充てられるくらいですよ。非常に大きい。
来い、ビギナーズラック！


負けました(知ってた)。

カジノ ヴェネチアン マカオ カジノ・ギャンブル

さて、カジノに負けてしまった貧乏人は、ヴェネチアンのフードコートで寂しく夜ご飯です。
カジノにフードコート併設ってもはや訳わかんないですね。

カジノ ヴェネチアン マカオ カジノ・ギャンブル

ご飯も食べたしいい頃合い。コタイフェリーターミナル行きのシャトルバスに乗車。


……カジノで負けたからって訳ではないんですが、なんだかこのエリアには長居する気になりませんでした。
作り物の集合体という気がして、どこか虚しさがあるというか……。
たぶん疲れていたからでしょうけどね。あと他もじっくり色々回ればまた違ったかもしれません。基本はゆっくりリゾート気分を楽しむ街なので。

ただ、一つだけ、お金持ちの世界の一端を垣間見た(気がした)のは良かったです。
日本だと、ここまで極端な資本の集中なんてそうそう見られないので。良い社会勉強になりました。

帰りのフェリーは行きとは別の会社、コタイジェットを使いました。

動き出すと同時に、モニターに何やら歌って踊っての愉快な映像が。先ほどのヴェネチアンとかのPRビデオみたいです。同じ会社が運行しているフェリーなのかな？


最初こそ面白く見ていたんですが、船の方が段々揺れ始め、窓に雨が打ち付け始める。

このタイミングで、風雨、だと……？
この旅でここまで一回も雨なんて無かったのに……？

もちろん酔い始めます。船はゆっくりしか進みません。頑張ってマシな姿勢を探します。揺れます。映像は流れ続けます。段々気分が……


……コタイエリアにあんまり良い印象が無いの、この出来事のせいかもしれないですね……。すみません。
それにしても、最後までトラブル続きですねこの旅……。

香港島に着いてからは、もう寄り道せず真っ直ぐホテルへゴーです。
調子良ければホテル前のバーに行きたかったのに……！

コタイジェット 船系

というわけで、翌日は帰るだけです。前日の酔いと疲れが残っていて、もはや気力ゼロでした笑
無事日本に着いた頃には夕方でした。空がきれい！


長々と書いてきた初の1人海外旅行、これにて完結です。
色んなことがありすぎてしばらく整理がつかなかったのですが、今当時の写真を見返して「試しに1人で日本を出てみて良かったな」ということです。
親との旅行やツアー旅行だと、どうしても任せきりになって、細かい部分の印象が薄れがちなんですよね。
もちろん、その分、気楽に行けるというメリットは当然承知で。どちらの良さもあると思います。


ただもし、1人海外に二の足を踏んでいる方がいらっしゃったら、案外気楽に行ってみてはどうですか？とっても楽しいですよーー！
そして香港&マカオは、歩きやすい・料理が美味しい・街並みが素敵・刺激もたっぷり。オススメです、是非ご検討を。


…いつかマカオのカジノ、リベンジしたいなあ。