暮らすように旅をする　パリひとり旅（２）最高の朝食を味わう

2017/06/16 - 2017/06/16

パリ2日目。
今日は日本で調べておいた朝食専門店から１日をはじめます。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

パリ2日目。
目覚めるとお隣のシテ島からノートル・ダム教会でしょうか。鐘の音が聴こえます。ああ、あたしったらパリにいるのねぇ～。

さて。
今朝はルーブル美術館とオルセー美術館を予定しています。
その前に出かけのが「CLAUS」という朝食専門店。
せっかくキッチン付きのアパートを借りたのに情けないのですが、
どうしても一度、行ってみたかったのです！

予約必須の人気店ということで、アパートのオーナーさんに事前に電話で予約をしてもらいました。

目指す駅はメトロ７番線の「Paris Royal Musee du Louvre駅」。ルーブル美術館の最寄駅です。そこから徒歩５～６分のところに目指すお店はあります。

さて。パリ初めてのメトロ乗車です。
アパートからの最寄駅は、7番線の「Pont Marie駅」。

ガイドブックやネット、全てに注意喚起されていたパリのメトロの治安の悪さ。とにかくスリに気をつけろ！身ぐるみ剥がされるぞ！などなど。。。
細心の注意を払い、鼻息を荒くしてホームへ。
早朝のせいか人もまばら。怪しい人もいない。。。
ちょっと拍子抜け。

マリー橋 建造物

地下鉄の駅はそれぞれに特徴があり、タイルモザイクや椅子など、デザインに趣があります。

乗車したらドア付近には立たず、空いてる席があったらさっさと座る。
バッグは前に抱える。
「あたしは防犯に気をつけてまっせ！」と、思わせることが大事。これで悪名高きミラノの地下鉄も無事に乗りこなしました。

「Paris Royal Musee du Louvre駅」下車。
車内アナウンスなんかないので、「何番めの駅で降りる」と駅を数えるか、窓から駅名を確認します。
ルーブル美術館の最寄えきであるこちら。
Sortie１（出口1番）の階段を登ると、いきなりルーブル美術館が！
美術館の入り口を確認したところで、目指すは朝ごはん、「CLAUS」へ！

ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー

徒歩５～６分ほど歩いたでしょうか。ありました！「CLAUS」です。
ヨーロッパ中から美味しい食材を集めて朝食を専門に提供してくれるお店なんですって。

フランス人は基本、朝はコーヒーやホットチョコレートとパンというシンプルなスタイル。イタリアに行った時も感じたけれど、ヨーロッパの人って朝に甘いもの食べるのねえ。
ご飯とお味噌汁文化の日本人してみれば、「朝から甘ったるいもん食べられっか！」と言いたくなるところですが、ヨーロッパの人から見れば、「朝から塩辛いもん食べられっか！」ってとこなんでしょうね。

クラウスパリ カフェ

名前を伝えて通されたのは2回の席。シンプルなインテリアが素敵でしょ？
朝イチでルーブル美術館に行きたかったので、開店とほぼ同時に入ったためお店はまだガラガラ。でも、この後すぐに満席に！
人気の高さが伺えます。

クラウスパリ カフェ

メニューはフランス語。€15～€30だったかな？3つのセットがありました。値段が高くなればなるほどボリューミーなるみたい。あと、アラカルトもあります。

お腹がマックスに空いていたとはいえ、朝からランチ並みのセットを完食できる自信もない。。。
そこで、パンの盛り合わせと温かい飲み物、フレッシュジュース、ヨーグルトがついた、
「La flance（€15）」という一番シンプルなセットに、アラカルトからオーガニック卵で作るスクランブルエッグとベーコンを追加しました（プラス€13くらい）。卵の調理法は選ぶことができます。


ちなみに、メニューはフランス語のみですが、スタッフは英語で対応してくれます。テキパキと感じがよく、お店の雰囲気そのままに気持ちが良い時間を過ごすことができました。

クラウスパリ カフェ

パンはクロワッサンとヴィエノワーズリーの盛り合わせ。エシレバター付き（うれしい）。
う～ん。。。美味しい。本当に美味しい。

クラウスパリ カフェ

スクランブルエッグはふわふわ。ベーコンは少し塩辛く感じましたが、その分、卵料理は薄味です。
しつこいようですが、美味しい。。。。

クラウスパリ カフェ

個人的にイチオシなのが、フレッシュジュースから選ぶことができる「デトックスジュース」。体が目覚める感覚と言いましょうか。すっきりとした味わいは、おそらくレモン、ジンジャーかなぁ。きゅうりやリンゴも入っているみたい。

クラウスパリ カフェ

朝一番のりということで、窓辺の席に通してくれました。
「CLAUS」。お値段は正直お高いです。
でも、味もお店の雰囲気も、スタッフの対応も全てにおいてお値段以上。
ルーブル美術館の前に美味しい朝ごはんをCLAUSで。
おすすめです。

クラウスパリ カフェ