2018/01/07 - 2018/01/19
9位(同エリア74件中)
ロムルスさん
(航空券)
エチオピア航空を利用(香港経由)12万円
※国際線を利用すると国内線が半額になるので
(ルート)
アジスアベバ→ラリベラ→メケレ→ダナキル砂漠→コンソ→ジンカ→アジスアベバ
(旅行スタイル)
・宿はゲストハウスをBooking.comで予約。
・ダナキル砂漠のETT現地ツアーに参加。
・南部は4駆をチャーターしムルシ族訪問。
・アジスアベバでティムカット祭見学。
(ETTダナキル砂漠3泊4日ツアー)
・ランドクルーザーに3~4人で分乗。
・水はボトルで充分搭載、実質使い放題。
・1、3泊目のキャンプ場は青空トイレ。
・食事はコックが同行するため美味しい。
・解説するガイドは全体に1人のみ。
・2泊3日やエルタアレのみの1泊もある。
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6日目(ダナキルツアー3日目)
ダナキル砂漠入口の村、アバラの民宿で朝食。今日は10時半に出発なので、朝はのんびりです。 -
アバラの民宿
出発まで中庭でツアー参加者と歓談。2泊3日ツアーでの参加者が先に出発したため、人数が半分の15人ほどになりました。 -
10時30分、ダナキルのアサレ塩湖に向け、6台のランドクルーザーで出発。
(2泊3日コースは朝4時過ぎに出発、今日と明日のルートを1日で回るそうです。但し参加費は4日コースと同額とのこと) -
塩を運ぶロバの群れ
出発後ほどなく、ダナキル砂漠の方向からやって来る、塩を運ぶロバの群れとすれ違いました。 -
ビューポイントで休憩
ここからさらに、海抜マイナス100m近いダナキル砂漠に下っていきます。気温はすでに30℃を越えています。 -
ベハレの町のレストランで昼食
12時40分、昼食タイム。3日目でメンバーもかなり打ち解けてきました。ガイドから、塩湖と火山のレクチャーがあります。 -
ベハレの町のレストラン
メニューは昨日と同じ、ワンプレートのランチ。今日は野菜のパスタ。ビールはエチオピアのゴンダール産ダシン。 -
14時40分、今日の目的地、ダナキル砂漠にあるアサレ塩湖の近くの、ハメデラのキャンプサイトに向け出発。
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いよいよ砂漠地帯です。夏は50℃近くになるそうですが、冬のこの時期は30℃ぐらいの暑さです。
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ハメデラのキャンプサイト
15時30分、今夜宿泊するキャンプサイトに到着。水はミネラルウォーターが使い放題ですが、トイレの設備はありません(辛)。 -
アサレ塩湖へ
16時、キャンプサイトで小休止のあとアサレ塩湖へ向かいます。舗装が途切れた先は、白い塩の平原が広がっています。 -
塩の結晶
大地は六角形模様の塩の結晶で覆われています。乾季で塩湖が干上がったあとは意外とカチカチです。 -
撮影タイム
走ること約30分。干上がった塩湖の中で、塩を運ぶラクダの隊列が通りかかるのを待ちます。 -
ほどなくラクダの隊列が近づいてきました。
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ラクダたちはシッポと口をロープで繋がれて、一列になって歩いてきます。
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背中には、かなり重そうな塩のブロックを背負わされています。
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しばらくすると、もう一隊別のラクダたちがやって来ました。
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一列に並ぶラクダが、夕日を浴びて長い影を落としています。
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繋がれているラクダは、なかなか愛嬌のある顔をしています。
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夕暮れのアサレ塩湖を、メケレに向け旅立って行きます。メケレまで1週間の旅路だそうです。
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アサレ塩湖
17時、少し進み夕暮れが迫るアサレ塩湖へ。条件次第で鏡張りが見れるらしい。 -
乾期のため水が少なく、この時期はなかなか鏡張りにはならないようです・・残念
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そろそろ日没です。車のところでスタッフが椅子を出して、日没に合わせ乾杯の準備中。
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エチオピアのワイン
登場したのがエチオピアのワイン(AWASH)。赤ワインと書いてありますが色はオレンジ、やや甘い不思議な味です。 -
アサレ塩湖の日没
18時、日没です。近くに灯りが全く無いため、日が落ちると急に暗くなります。 -
ハメデラのキャンプサイトで夕食
19時、キャンプサイトに帰還。夜具が配られ寝床の準備をします。30分を過ぎるころ夕食タイムの声がかかりました。 -
ハメデラのキャンプサイトで夕食
19時40分、キャンプサイトに灯りが無いため、月明りと各自のライトを頼りに夕食です。 -
夜は冷え込むので、木枠の寝台にマットレスとシーツを敷き寝袋に入って就寝。満点の星空が天然のプラネタリウムです。
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7日目(ダナキルツアー4日目)
最終日の朝はまだ暗い早朝5時に起床。5時30分に朝食です。真っ暗な中、朝食の準備をしてくれたスタッフに感謝! -
6時30分、夜明けとともに出発。
最終日の今日は、ダロール火山などダナキル砂漠の不思議スポットを巡り、ラガットの岩塩採掘場を見学します。 -
ダロール火山(-82m)
7時40分、ダロール火山の登山口に到着。正面が火山で、標高はなんとマイナス82m!?です。付近の土は鉄分が多く赤茶色。 -
いよいよダロール火山へ登ります。と言っても海抜-100m以下の所から-82mの山頂まで徒歩約10分(笑)。
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山の稜線を越えると、かすかな硫黄臭とともに、突然この絶景が広がります。
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奥へ進むと、黄色、白、茶色、の不思議なマーブル模様の中に、緑色の水溜が点在する、どこか他の惑星のような風景が展開します。
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硫黄が黄色、塩分の多いところは白、鉄分の多いところは茶色になっているそうです。小さなドームからは湯気が上がっています。
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水溜りの周りは、生カステラのような不思議な地形になっている所もありました。
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硫黄泉
さらに奥に、この地形を作り出している元がありました。それがこのドーム型の硫黄泉。コポコポと温泉が沸き出しています。 -
こちらにも別の硫黄泉がありました。こちらは塩分が多いためか、周囲を白く染めています。
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流れ出た先は、まるで玉子焼のような色彩です。
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そして、硫黄泉のお湯が溜った温泉池。残念ながら深さは5cm程度、入浴するには浅すぎました。
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硫黄泉の先に白煙が上がっている所があります。ここが火山の火口で、この白は火山灰です。
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少し高い所かろ俯瞰すると、全体が大きなカルデラの中にあるのがわかります。火口の向こう側にも別の硫黄泉がありました。
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カルデラの中には奇妙な形をした岩が点在しています。これはマグマが沸騰中に固まったような岩。
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こちらはマッシュルーム形の岩。岩塩が温泉で侵食されてできたようです。
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9時、ダロール火山から下山します。火山から見下ろすと遥かにダナキル砂漠の地平線が広がります。
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ソルトマウンテン
ダロール火山から車で10分ほど走ると、トルコのカッパドキアのよう山がありました。 -
ソルトマウンテンは、ダロール火山から流れる水が岩塩を大きく削ってできた山だそうです。
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オイルの湧出池
ソルトマウンテンからさらに車で10分、こちらにはオイルの湧き出している池があります。 -
このオイルは、成分が切傷や肌荒れに効くそうです。ただし飲むと猛毒とのこと。
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オイルの池から約15分、荒れた大地を走ります。
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塩水の泉
次は、塩水の泉です。塩湖の干上がった塩の大地の裂け目から、エメラルドグリーンの泉が湧出しています。 -
透明度はかなり高く、奥は塩の岩盤の下に続いているようです。潜ると神秘的な光景が見えそうです。
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最後の見学地ラカッドの採掘場への途中、塩湖の上を走るバスとすれ違いました。この辺に町はないので採掘場へ働く人を送るバスでしょうか。
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雨季にはこの辺は湖水になるようです。純白の平原の上をまっすぐ走ります。
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ラカッドの岩塩採掘場
10時、最後の見学場所、岩塩の採掘場に到着。30℃を越す炎天下、まったく日陰が無い過酷な環境で大勢の人達が働いています。 -
ここでの作業は、すべて人力で行われていました。まず、テコを使って岩盤を剥がします。
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次に、四角いブロックに割っています。
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そして、形を整えて重ねます。
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最後に出荷の作業です。運搬用にトラックもありました。しかし僅か数台です。
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運搬の主役は、いまだにラクダやロバたちです。おとなしく塩の積込みを待つラクダ。
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こちらは、積み込みの順番を待っているラクダたち。
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待ちくたびれたラクダもいました。
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積込が終了。これから1週間以上の長い旅路です。
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恐らく千年以上昔から変わらない光景なのでしょう。エチオピアでは時間がゆっくり流れています。
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12時、4日間のダナキル砂漠のツアーを終え、ベハレの町で最後のランチです。
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昨日も立ち寄ったレストランですが、お店の名前?アムハラ語とアルファベット?両方とも読めません。
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ツアー最後のワンプレートランチ。4日間通してコックが同行者で調理(レストランでも)してくれたので、食事はツアーを通して美味しかった。
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そして、ガイドさんから最後の挨拶。世界一過酷なツアーと言われていますが、冬のこの時期、気はそれほどでもありませんでした。(3日ツアーは寝る時間がないかも)
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村の少女
昼食後、出発までの間ベハレの村を散策。 -
13時、メケレに向けて出発
メケレへの途中、ダナキルから塩を運ぶラクダの隊列に出会いました。 -
エチオピアの町を結ぶ路線バス
メケレが近づいてくると、交通量も増えてきました。 -
「モリンガホテル」(ダブル$17朝食付)
15時、メケレの町に戻ってきました。出発前に泊まったモリンガホテルに再びチェックイン。 -
「ロマナジュース」
16時、フルーツジュースを飲みに町の中心にあるこちらの店へ。 -
フルーツジュース(チマキ・20ブル)
何も加えず作るエチオピア式フルーツジュースです。パパイヤ、アボガト、マンゴーの三層仕立て。めちゃくちゃ美味しい。 -
メケレの雑貨屋
夕食前に少し町を散策。バナナがたくさん売られています。1房20ブル。 -
「レアブスラレストラン」
7日目の夕食は、久しぶりに肉料理を食べに、ホテルの近くで肉の看板のあったここへ。 -
ダシェンビール(13ブル)
まず、エチオピアのビールをオーダー。 -
シャクラティブス(70ブル)
メインはツアー中に薦められたこれ。サイコロステーキのティブスを炭火で焙りながら食べます。香ばしい肉の匂いが美味。 -
モリンガホテル隣のコーヒーショップ
食後のコーヒーを飲みにホテル隣のコーヒーショップへ。エチオピアの一般的な喫茶店はだいたいこんな感じです。(コーヒー5ブル) -
コーヒーをオーダーすると、お香を炊いて、コーヒーは生豆から焙煎くれました。
エチオピア北部の旅は今日で終了。明日から南部へ移動します。
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旅行記グループ
原始の記憶 エチオピア12日間
この旅行記へのコメント (4)
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- nederlandさん 2019/01/08 10:31:30
- 治安は良かったのですか
- 初めまして。突然済みません。
知り合いが似たようなツアーに参加して写真がそっくりでしたので思わず
コメントさせていただきます。
治安はどうもそれほど悪くはないらしいですが、
言葉は英語が通じるのですか?
教会は多分カトリックだと思うのですが、イスラムの影響はあるのでしょうか。
謎の国なので興味が湧きました。
- ロムルスさん からの返信 2019/01/10 18:05:12
- RE: 治安は良かったのですか
- Nederlandさんへ
旅行記を読んでいただきありがとうございます。
エチオピアの治安ですが私が感じた限りでは良好だと思います。
昼間のバスやメトロはもとより、夜間の外出に関しても、街の街頭は
少ないですが、治安面には不安は感じませんでした。
実際アジズアベバでは日没後にバスで繁華街まで夕食に往復しました。
その時、夜9時ぐらいでも女性が1人で多く歩いていました。
また、北部のメケレや南部のコンソでも同様でした。
宗教は、イスラムのモスクもありますが、キリスト教の教会の方が
多いように思われました。
インジェラやコーヒーなどの食文化や、13月まである暦など、色濃い
独自の文化を持っていて、知れば知るほど興味が湧いてくる国だと思います。
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- kiyoさん 2018/04/07 11:49:57
- 未知の国
- ロムルスさん、こんにちは。
エチオピアというと、ラリベラの岩窟教会群しか知らなかったのですが、
火山口へ、しかも夜中に登るツアーもあるのですね。
塩を運ぶロバやラクダの隊列は、
アラビアのロレンスにでも出てきそう。
エチオピアと言うと治安が悪く、
旅先として考えなかったのですが、
がぜんエチオピアへの興味が湧いてきました。
kiyo
- ロムルスさん からの返信 2018/04/08 00:43:47
- エチオピアおすすめです
- kiyoさん、こんばんは。
ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
エチオピアは見所も多く、文化も食べ物も独特でおもしろいですよ。
ただ、やはりアフリカなので、インフラの整い具合はインド並みです。
ダナキルツアーに関しても、季節を選べば気候はそれほど過酷ではないと思います。ただし宿泊はキャンプ同然ですが。エルタアレ火山の迫力は一見の価値ありです。溶岩湖が見れる場所は世界に数ヶ所しかありませんから。
エチオピアぜひ行ってみてください。
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