開国をテーマに

2018/02/22 - 2018/02/22

開国をテーマに浦賀・久里浜から横浜の関連する史跡・博物館を訪ねるまじめな旅。いろいろな発見もありました。もちろん、中華街でビールでしめくくり。

エリア 横浜(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

まず、金沢文庫駅で下車

金沢文庫駅 駅

歩いて称名寺、金沢文庫に向かいました。小雨が降っています。あがるといいなぁ。

称名寺 寺・神社・教会

称名寺

金沢文庫は鎌倉期北条実時がつくった武家の文庫、それが称名寺で近代まで維持され、今は神奈川県の歴史博物館となっています。金沢文庫の資料、称名寺の文化財などを保管、展示するほか、このときは特別展「運慶」をやっていました。曹源寺の十二神将巳像、瑞林寺の地蔵菩薩など、慶派の仏像、とてもよかった。

神奈川県立金沢文庫 美術館・博物館

金沢文庫駅にもどります。京浜急行沿線は、商店街が生きているところが多いと思います。時間の関係でここの町歩きは省略。

金沢文庫駅 駅

久里浜のペリー公園にあるペリー上陸記念碑

ペリー公園 公園・植物園

伊藤博文が揮毫した碑には「北米合衆国水師提督伯理上陸紀年碑」と記され、1901年に建立されています。

ペリー公園 公園・植物園

裏には、英文で。

ペリー公園 公園・植物園

ペリー記念館で説明員の方からお話を聞きました。黒船・ペリーと言うと「浦賀に来た」と思っていましたが、幕府側からの進言で、一山越えた久里浜に上陸し、ここで親書を受け取ったとのこと。

ペリー記念館 美術館・博物館

黒船のジオラマ，大変よくできています。

ペリー記念館 美術館・博物館

ペリー上陸紀年碑のあるペリー公園の目の前は海。道路部分は埋め立てでつくられたとのことですが、すぐ前を東京湾フェリーが行き交います。

東京湾フェリー (久里浜港発) 乗り物

久里浜駅前の商店街にある丸仁商店でランチタイム。マグロの唐揚げ定食がワンコインの500円。私は、ミニかき揚げ丼とわかめそばのＢ定食。なかなかうまかった。夜は居酒屋になるらしい。

京浜急行で横浜に戻り、みなとみらい線で開港資料館のある日本大通りに向かいます。

横浜駅 駅

日本大通り駅を出るとそこでみつけた「パン発祥の記念碑」。いろんなものがここで生まれたのですね。

開港資料館。中庭にあるたまくすの木は、有名なペリー上陸の絵にも載っています。

横浜市開港記念会館 名所・史跡

開港から横浜が貿易港、港町として発展していく様子がいろいろ展示されています。特別展示は「横浜と銭湯」。ペリーが見た江戸末期の湯屋から，一時300軒もあったという銭湯のようすが展示されていました。

横浜市開港記念会館 名所・史跡

開港資料館前の開港広場。日本で最初の下水の遺構などもあります。

開港広場 公園・植物園

開港広場を横切ると目の前がシルクセンター、その２階にシルク博物館があります。生糸は日本の最大の輸出品。だからここにシルク博物館があるのです。

シルク博物館 美術館・博物館

生糸のかかわるさまざまなものが展示されています。これは、ふるい織機、いざり機。高機を使って気軽に織物体験もさせてもらえます。

シルク博物館 美術館・博物館

大桟橋、山下公園沿いを少し歩いて、中華街へ。

横浜中華街 テーマパーク

路地を入った小さな店、福楼で麻婆豆腐、油淋鶏、餃子とビールで反省会。

福楼 グルメ・レストラン