
2018/01/20 - 2018/01/26
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powerbookさん
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ふるさと納税で頂戴した旅行券の使い道を探し、大手旅行代理店のサイトを検索していたところ、2017冬スケジュールから就航したロンドン行き、JAL41/42便ビジネスクラスとホテルとのフリープランを発見、ホテル指定は不可ですが中級クラスホテル5泊で30万円弱という価格設定に惹かれ、早速申し込みました。
ロンドンは私も妻も複数回旅行経験はあるものの、20年前の新婚旅行以来ご無沙汰でしたので、コンサートや美術館見学を主な目的に旅してきました。下巻ではロンドン市内観光後半と、ウインザー城見学です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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楽しい旅行も後半になり、そろそろおしまいが見えて来ました。
前半は美術館やコンサート、バレエなど芸術を堪能しましたが、後半は主に名所旧跡巡りです。
まずは、今日の朝食です。今日は紅茶を選びました。 -
レストラン内部はこんな感じです。
昼からは、普通のレストランとして営業しています。
日曜午後は、お約束のローストビーフを提供していますが、残念ながらスケジュールが合わず、朝食のみの利用になりました。 -
入口には、バーコーナーもあります。
このレストラン、朝食だけでなく、夜遅くまで開店していて、夜はこのバーコーナーも賑わうんでしょう。 -
今日最初は、ロンドン塔観光からです。
地下鉄でテムズ川沿いに走り、London Tower 駅で下車すると目の前です。 -
20年以上前に来た時は外観のみの見学で、中に入るのは今回が初めてです。
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London Pass を使用して、見学しました。
城壁の内側です。 -
かつてロンドン塔で働く役人が住んだ住居です。
現在は、警備の通称ビーフイーターと呼ばれるヨーメン・ウォーダー(退役軍人)が住んでいるようです。 -
内部で一番大きな建物、クラウンジュエルです。
王冠をはじめとする宝物が展示されていますが、内部は撮影禁止となっています。バッキンガム宮殿と同じように、衛兵が守護しています。
宝物展示のメイン部分は、見物客が立ち止まり混雑するのを防ぐためか、動く歩道に乗って見学です。
女性の、ビーフイーターがいらっしゃいました。 -
かつては牢獄としても利用されていたホワイトタワー、現在は甲冑や武具が展示されています。
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遠くに見えるのは、シティエリアの最新ビルです。
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タワーブリッジを望む、絶景ポイントです。
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簡素な教会内部です。床下には、処刑された遺体が埋葬されているとか。
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さて、次はタワーブリッジです。
世界でも美しい橋の1つに数えられる名橋 -
London Passで入場しましたが、チケットの時間が変です。
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ここも、かつて来た時は夜景撮影のみで、内部に入るのは今回が初めてです。
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内部の鉄骨です。見るからに頑丈そうですね。
基礎構造は鉄骨造で、景観保全のため石貼りにしています。 -
主塔を繋ぐ特徴的なこの部分、現在は見学用通路になっていますが、建設当初の目的は、橋を開閉する水圧動力のための水路だったようです。
一部がガラス張りになっていて主塔の高さを実感する事ができます。
無事?渡り終えると、横のおニイさんが、I did it(だったかな?)って書いてあるシールを貼ってくれました。ヨメは、かなりビビっていましが。 -
遠景は、ドックランズ地区の高層ビル群です。
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主塔は鉄骨構造で、石貼りの外壁は景観のため、構造としての役割は無いようです。
目の前がロンドン塔ですから、無骨な橋にはできませんよね。 -
キャットウォーク部分です。
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この橋は今でも現役の跳開橋だそうで、通航する船のため、月に数回は中央部から跳ね上がるそうです。奥の主塔に動力室がありました。
上がるところ、是非ライブで観てみたいですね。 -
次は、London Pass を利用して、テムズ川観光船に乗船します。
ロンドン塔の横に船着場があり、窓口で24時間有効のチケットを発券してもらい、グリニッジまでのショートトリップに出発です。 -
船内はこんな感じで、橋をくぐっていくので、平べったい外観をしています。
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正面が大きなガラスになっていて、眺望絶佳です。
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かつては海洋国家イギリス最大の港だったドックランズ地区の超高層ビル群を眺めながら、40分少々でグリニッジに到着です。
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グリニッジ船着場のすぐそばに、帆船カティサーク号が展示されています。
テムズ川に近いものの、陸揚げされて展示されています。 -
舳先の部分です。対岸のドックランド地区との対比が面白いですね。
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複雑にロープが張り巡らしてあります。
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キャビン内部です。内装には銘木が贅沢に使われています。
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船から出て、地階フロアから船底部分を見上げたところです。
地階には、カフェなどもあります。 -
広大な、美しい芝生に覆われた丘を1キロほど登り、目的のグリニッジ天文台へ向かいます。
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ここで一番の人気スポット、子午線です。
この境界線に立ち、記念写真を撮るのが定番です。 -
現在では、正確な子午線はここではなく、100mほど東にずれているそうです。
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天文台本館ですが、天文台としての機能は移転し、現在は記念館として、世界遺産「マリタイム・グリニッジ」を代表する施設となっています。
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館内は昔の計測機器などが展示されています。写真は、かつて使用されていたグリニッジ標準時計、大量の真空管が使用されています。表示は懐かしいニキシー管です。
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グリニッジ公園の麓には、美しいクィーンズ・ハウスが建っています。
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ジェームズ1世の妻の別邸として建てられた、建物です。
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内部は絵画館となっていて、王室に所縁のある絵画が多く展示されています。
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残念ながら入館しませんでしたが、国立海洋博物館の外観です。
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当初は、地下鉄などで戻ろうと思っていましたが、丁度出発間近の船があったので、またテムズ川遊覧にしました。
この時の船内はこんな感じで。幅広いテーブルが特徴です。 -
朝、見学したタワーブリッジです。
当然、この橋の下をくぐり進んでいきます。 -
テムズ川沿いには斬新なビルが建ち並び、さながら建築見本市会場のようですね。
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この場所には、20数年前にタワーブリッジの夜景撮影に来た事がありますが、その時は寂しい場所でしたが、様変わりしていました。
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左は、今夜コンサートで訪問する、ロイヤルフェスティバルホールです。後方では再開発が進み、高層ビルが何棟も同時に施工される、ビルラッシュの程を見せています。
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対岸のエンバンクメントから、歩行者専用橋が架かっています。
ロイヤルフェスティバルホールへは、この橋を渡ってくるのが早道です。 -
鉄道橋に寄り添うように架かる「ゴールデン・ジュビリー・ブリッジズ」、s が示すように、両側に架かっています。興味深いのは、鉄道橋の橋脚を抱き抱えるように一部を共有するような構造です。
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ロンドンの人気スポット、「ロンドンアイ」です。滞在中は4日目まで点検のため休業していたこともあり、今回は残念ながら体験できませんでした。
強風でも営業休止するそうです。ロンドンのミレニアム記念事業の一環として開業し、当初は期間限定営業のはずでしたが、どうやら恒久施設として運営しているようです。お値段、観覧車にしては高めですね。 -
回転部分を片側だけで支える、斬新な構造です。
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まもなく、リバーボートの終点、ウエストミンスターピアです。ビッグベンは、大掛かりな改修工事の真っ最中で、日本の工事現場では見ることのない、仰々しいまで堅牢そうな足場が異様に目立ちます。
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議事堂本体の工事も始まっています。
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グリニッジから乗船してきたボートです。
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聖マーガレット教会、イギリス国教会に所属し、世界遺産ウエストミンスター寺院を構成する建築の一つです。
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このあと、テート・ブリテン(かつてはテートギャラリーと呼ばれていましたが)に向いました。
時間があまりなかったので、今回の旅行で初めてタクシーに乗りました。テートギャラリーは地下鉄で行くと結構時間を要しますがテムズ川沿いの道を走ると、あっという間です。 -
テート・ブリテンで一番有名な作品、シェークスピアの作品をモチーフにした、ミレイの代表作、「オフィーリア」です。
作品が描かれたいきさつは大変有名なので、省略しますが、世界一美しい土左衛門ですね。背景の鬱蒼とした河岸の書き込みは精緻を極め、3D 画像のようです。 -
ロセッティの美人画、なんとも魅惑的な美人ですね。
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有名な絵画がこんな感じで、無造作に展示されています。
このコーナーだけで、絵画展が開催できそうですね。 -
テートブリテンといえば、ターナーでしょう。
若きターナーの自画像、何とも生意気そうな自信に満ちた表情ですね。 -
ロンドンで一番、まとまった点数のターナーの作品が展示されています。
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湖水地方のバタミア湖を描いた作品です。
20数年前に初めての海外旅行で、湖水地方を旅した事があります。
この絵のように、美しいところです。 -
独特の雰囲気がある、コロモンデリー家の婦人達。
有名な作品なのに、確か作者不明なはずです。
20年振り3回目のテート・ブリテン(テートギャラリーと今でも言ってしまいますが)、「名作率」はコートールドギャラリーには敵わないカナ。
1時間30分ほどの、絵画鑑賞でした。 -
テートギャラリー裏にあるバス停からダブルデッカーに乗り、地下鉄に乗り換えて今夜のコンサート会場フェスティバルホール近くのエンバンクメントまで向かいます。
ロンドンバス、現金が利用できません。オイスターカードや1日券が必須です。 -
ロイヤルフェスティバルホール対岸の、エンバンクメント側から撮影したテムズ川です。
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ホールに向かうと、なんと今夜のピアノコンサートが演奏者病気のため、急遽中止になっていました。予約時PCのメールアドレスを登録していたため、中止の連絡に気づかなかったんです。チケット代金は後日カードに返金されました。
症状を聞くと、インフルエンザに罹患したのかな?
実は私のミスで、この夜、シルク・ド・ソレイユの公演とダブルブッキングしていたんです。で、大至急最寄り駅のサウスケンジントンに向かいます。 -
地下鉄駅からロイヤルアルバートホールまで1キロ弱ですが、途中まで地下通路になっています。駅構内の売店で購入した、半額処分のバゲットサンドをかぶりつきながら、ホールに早足で向かいます。通路にあった、大きなOVOの広告パネルです。
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開演3分前、ギリギリに席に着きました。
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私はシルク・ド・ソレイユには余り興味なかったのですが、ロックコンサートやBBCプロムスで有名なロイヤルアルバートホールに入って見たいという気持ちもあり、余り高価でないカテゴリのチケットをネットで事前購入しました。
上層フロアですが、ステージのほぼ正面です。 -
内容は、サーカスと大道芸、軽業を寸劇でつないだような感じで、今回の演目は「Ovo」という、虫達の生活を主題にしたものです。
7000人も収容する巨大ホールですが、8割程度席が埋まっていました。
盛り上がる人とそうでない人に分かれ、私は後者の方かな… -
ホール正面です。席のブロックによって入口が指定されています。
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100年以上前にに、こんな大きなホールができたとは、少々驚きです。
でも、日本の建築基準法では絶対無理な建築物でしょうね。 -
遅くなった夕食、本当はグロスターロード駅前にあるパブに行きたかったんですが、夜10時を過ぎても超満員、立ち飲みの人もたくさんいる状態のため残念ながら断念、近くのイタリアンレストランに入りました。
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洒落た店内の雰囲気。夜遅く私達以外は、大学生?グループだけでした。
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パスタとサラダ、ビールを注文しました。
ビールは、IPAという銘柄で、爽やか風味で美味しいビール、パスタも美味しくいただきました。 -
夜のホテル、美しくライトアップされています。
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ロンドン観光も今日が最終日、パディントン駅からこれからウィンザーへ小旅行です。ウィンザーまでは、パディントンからだとロンドンパスで無料で乗車できます。
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本当はこの特急で行こうと考えていたのですが、駅員にパスを見せると「これじゃなくて奥のホーム(近郊電車)に乗れ」との事。
仕方ないので、奥の近郊電車ホールに向かいます。 -
パディントン駅も昔来たときは、結構寂びれた感じでしたが、すっかりキレイになり、多くのショップが入っていました。
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ヒースロー空港を結ぶ、ヒースローエクスプレスです。
前回来た時は開業直後でしたが、未だ乗車体験なしです。 -
今回乗車した、真新しい近郊電車のドア付近です。
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電車の中で、面白い?体験。30代の男性が乗客にクリネックスのポケットティッシュを配っていきます。それには、「小さな子どもがいるのに仕事がなく、金に困っている」という趣旨がプリントされたメモが挟んであります。
しばらくすると、お金を回収に回って来たので、仕方ないので1ポンドを恵んであげました。他の乗客も同様にしていたようです。 -
スラウ駅で、ウィンザー行き2両編成のローカル線に乗り換えます。
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昔の貨物輸送に使用していたのか大きなハカリがありました。
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ウィンザーまでは非電化区間のため、気動車です。
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シートが片側3席と窮屈な車内です。
ウィンザーまでは1駅の、所謂「盲腸線」です。 -
ウインザー城の正面に来ました。
駅からウィンザー城までは、5分程度という近さです。 -
日本人のイメージする『遊園地的お城』というより、石積みの堅牢そうな城塞建築です。
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派手さはありませんが、風格のあるお城です。
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左の塔から奥の部分が、エリザベス女王の居住部分です。
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冷たい雨が降り続く日でしたが、衛兵が立番していました。
女王が滞在される週末は、警戒も厳しくなるんでしょう。 -
王室の私的礼拝堂、聖ジョージ礼拝堂です。
決して規模は大きくありませんが、内部は大変美しく、必見ポイントです。
最近では、ヘンリー王子の結婚式典がこの教会で挙行されました。
残念ながら、ウィンザー城の施設内は撮影禁止となっています、 -
1992年の火災で内部が焼失した、ステートアパートメントです。
美しく再建された内部が公開されていますが、ここも撮影禁止となっています。 -
旗が切れてしまいましたが、女王滞在中は、女王旗が掲揚されますが、この日はユニオンジャック、女王は不在という訳です。
城内には、2時間以上滞在し、大変満足して後にしました。
次は、気候の良い時季に再訪してみたいものです。 -
ウィンザー城前から、駅まで続く商店街の入口に、ロイヤルワラント全3種をいただくアウトドアウエアの老舗、バブアーのお店がありました。
ここではヨメが、裏地にリバティーの生地を使用したキルティングジャケットを購入しました。リバティとコラボの生地は毎シーズン変わりますが、ヨメ好みの柄が1枚だけありサイズもぴったり、おまけに30%オフでした。 -
商店街からウィンザー城を見ると、こんな感じです。
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ウィンザー城まで続く商店街この日は天候に恵まれず、閑散としていました。
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小さな街には似つかわしくない、有名店が並ぶ商店街です。
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駅構内も、ショッピングモールのようになってます。
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ウィンザー駅のホームに、昔の小型蒸気機関車が保存展示されています。
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パディントンまで乗車した電車の先頭部、イギリスの列車の先頭部は警戒色の黄色が目立ちます。
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地下鉄パディントン駅から次の目的地、ケンジントン宮殿に向かいます。
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現在はウイリアム王子の居城ですが、私達の年代にはダイアナ妃の印象が強いケンジントン宮殿、一部が一般公開されています。
午後3時頃着いたのですが、住人?の行事があるのか、残念ながら行った時には公開中止になっていました。 -
館内にあるカフェで、スコーンとコーヒーで冷えた体を温めました。
今見たら、山盛りのコーヒーですね。 -
結局、今まで行ったことのないヴィクトリア&アルバート博物館を訪問することにしました。ケンジントン宮殿からケンジントン・ハイストリートまで出て、バスで自然史博物館(今はクジラの骨格標本に替わりましたが、恐竜で有名ですね)横まで乗車しました。
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正面玄関を飾る、モニュメントです。
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この博物館で目当てだったのがここ、ラファエロがシスティーナ礼拝堂のタペストリー製作の際に描いたカルトン(下絵)が展示されている大きな空間です。
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作品保護のためか暗い照明で、作品も暗い色調のため、細部までは判別できませんでした。
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古今東西という単語は、この博物館のために存在していると思う程、広大な館内にありとあらゆる分野の作品が展示されています。
この展示スペースは日本コーナーで、工芸品から現代の風俗、優れたインダストリアルデザインまで、展示されています。 -
こちらは、深澤直人氏がデザインした、auデザイン携帯を展示するコーナーです。
実は、私もこのデザインにハマって、この中の4機種を使用し、今もコレクションとして保管しています。ただし、ここに展示されている「ニシキゴイ」ではなく、クールなシルバーです。 -
これは、ヨメが楽しみにしていた、ファッション史のコーナーです。
あまりに広大なため、別行動でそれぞれ関心のある展示を見学して周りました。 -
とにかく広大な館内膨大な展示作品のため、webでフロアマップを入手したりして、事前学習するのをお勧めします。
出口付近で、アンケート調査をお願いされました。
タブレットで言語を選択、ちょっと変な日本語でしたが、便利な時代になったものです。
この後、地下鉄グロスターロード駅横にあるスーパー、ウエイトローズでお土産や自家用に紅茶やチョコレートを購入しました。
高級路線のスーパーでも、空港で購入するより遥かに安く購入できました。 -
ロンドン最後の夕食、今日はちょっと奮発することにしました。
イギリス名物、ローストビーフにしようと決めていましたが、お店選びには迷いました。某超有名店は、旅行代理店がミールクーポンを出すようなレストランは避けたかったのでパス。結局、創業1798年とロンドンで一番古いというレストラン、Rulesにしました。webの予約システムで予約しましたが、当日朝に予約したため、食事開始時間は21時30分と、コンサート終了後のような遅い時間になってしまいました。
皿の料理は、前菜のホタテのグリル、香草入りのパン粉をかけて焼いた料理で、とても美味しく2個にしないで、ちょっと失敗。 -
いかにも「高級レストラン」していない、クラシックな雰囲気の店内です。
前菜は2人でシェアしてオーダーできますが、その場合は追加料金が生じます。
ちなみにホタテのグリルは季節メニューのようで、1個単位でオーダーします。 -
アペリティフは、一度飲んでみたかったイギリス産のスパークリングワイン。
肝心のお味ですが、量販品シャンパーニュよりは確実に美味、シャンパーニュ好きのイギリス人が作るだけあります。コンクールで本家シャンパーニュより高評価を受けるのも納得です。メニューには、高級ワインやシャンパーニュが並びます。 -
今日のメイン、リブロースのグリルです。ローストビーフと紹介している方もいらっしゃいますが、食感はステーキとローストビーフが合わさったような感覚。
オーダーは2名分からですが、850gと相当な分量です。
手前の丸いモノ、ローストビーフに必須、ヨークシャープディングです。 -
2杯目は、ボリュームあるビーフに合いそうな、ビールにしました。
ゴージャスなピューターのジョッキでサーヴされました。
ウエイターに銘柄を尋ねると、パブで一番人気のロンドン・プライド、「俺が一番好きなビールさ」と嬉しそうに言ってました。 -
高級フレンチレストランとは違う高級感に溢れるクラシックな内装の店内、入店する際、軽装の白人中年男性がドレスコードに引っ掛かったのか、帰って行きました。
男性ならネクタイ、ジャケットは必須ですね。 -
メインのビーフで満腹ですが、マナーとしての意味もあり、コーヒーとアイスクリームを美味しくいただきました。
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お店の入り口になります。
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ロンドン最後の夜、堪能しました。
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さて帰国の朝、前日にホテルで手配してもらった送迎サービスで、早朝6時前にヒースロー空港まで。車両はベンツの大型ワンボックス(日本ではVシリーズとか云っている商用車)、ブラックキャブよりは安めのお値段でした。
早朝でタックスリファンドもガラガラでしたが、アジア行き便が集中する時間帯は混雑するんでしょうね。 -
免税店で買い物などしたかったので、出発3時間前にはチェックイン。
珍しかったのは、プライオリティ用のセキュリティチェックが別にある事。
免税店で欲しかったのは、イギリス産のスパークリングワイン。1種類だけありましたが、本家シャンパーニュより、日本で購入するより高価なんで見送りました。
ハロッズの定番お土産、ショッピングバッグや小物入れ、本店で購入するより付加価値税分安く、人気ありそうな柄がしっかり揃っていました。
クッキーやチョコレートなどは市中のスーパーの方が安価です。 -
Cクラス利用者は、ブリティッシュエアのラウンジを利用でき、そこで朝食をいただく予定でしたが、昨夜遅くにボリュームある夕食を摂ったため、空腹感なし。
ヨーグルトと飲み物だけいただきました。
飲みませんでしたが、アルコール類も沢山種類があるようです。
ラウンジには滑走路方向に向いてあり、飛び立って行く飛行機が良く見えました。 -
これから搭乗する787-8です。
ターミナルからゲートまで、搭乗クラスに関係なくカートで送迎サービスを行っていて、有り難く乗せて頂きました。
ゲートまで結構距離があるので、助かりました。 -
世界有数の複雑な空港内をタキシング中、シンガポール航空のA380が目に入ってきました。存在感ありますね。
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復路も787-8のビジネスクラス、往路と違い満席ではありませんでしたが、8割程でしょうか。機内の様子は、「JAL41ビジネスクラスでロンドンまで」を御覧ください。復路は窓側の席でした。
水平飛行に入った頃、食事が始まりました。
アミューズは、私の苦手なチーズやチキンは入っていて、あまり印象なし。
シャンパーニュは、往路と同じシャルル・エドシックです。 -
前菜は、「蟹のリエットとファロサラダのガトー仕立てサフランガーリックホースラディッシュアイオリ」という大層なネーミング、サフラン風味のアイオリと蟹身がマッチして、白ワインにぴったり、美味でした。
-
メインは、「ビーフフィレステーキのコンフィ グリーンペッパーコーンソース」
コンフィのためか、完全に火が通っていて固めなの残念。
いつも思うのですが、機内食のステーキに、ペッパーソースが多いのはどうしてなんでしょうね。私には珍しく、日本産の「農民ロッソ」という赤ワインを合わせてみました。
食事の後、映画を1本見てから、しばし睡眠タイムです。 -
6時間程熟睡し、小腹も空いてきたので、また映画を見ながら、カツサンドとフルーツをいただきました。
カツの厚さはそうでもありませんが、パンにソースがしっかり染みて美味でした。
軽食には、九州ラーメンやうどん、カレーライス、たこ焼きまでいろいろとありました。 -
カツサンドを食してから、2時間ちょっとで朝食の時間になってしまいました。
CAさんも申し訳なさそうにしていましたが、JALの欠点、着陸前の食事の時間があまりに早いこと。他社並にせめて着陸1時間前までにして欲しいものです。
私は洋食を選チョイスしました。卵焼きやベーコン、マッシュルームのグリルなど、標準的な内容です。 -
ヨメは和食を選択、魚は銀ダラの西京焼き、旅館の朝食のような本格的な和朝食でした。
-
現地5泊機内2泊と短期間でしたが、楽しいロンドン旅行もあっという間に終わってしまいました。
早朝の羽田空港、中央が搭乗してきた機体です。
早朝6時30分に着いてどうしようかと考えていたのですが、天気も良かったのでので、これまで行ったことのないスカイツリー見学に行くことにしました。
羽田空港国際線発7時30分の錦糸町駅経由のバスに乗車しました。
乗客5名程度とガラガラ、スカイツリーまで乗車したのは私たちだけでした。 -
初めてのスカイツリーです。
平日の営業開始直後で、見学客はほとんどいませんでしたが、それでも早くも修学旅行生が来ていました。 -
最上階の天望回廊は別料金になっていて、2枚で3,090円、何とも高い入場料です。
-
一番上の展望回廊まで上がりましたが、正直言って展望デッキとあまり眺望に違いはありません。この写真は展望デッキから撮影しました。
素晴らしい晴天で、遠くまで眺望が望めました。 -
富士山もこんなに綺麗。
この後、スカイツリー下のショッピングモールをちょっと見てから、東京都美術館で開催していた「ブリューゲル 画家一族150年の系譜」を鑑賞するため、路線バスで上野まで。日陰に、数日前に降った雪がまだ残っていて驚きました。
楽しみにしていた絵画展ですが、個人所蔵の量産絵画がほどんどで、これといった名作は無し。ちょっとガッカリ。でも、子孫が初代の名作のモティーフを使って作品を量産していたという事実を知ることができました。 -
昼も過ぎ、お腹も空いてきたので昼食タイムです。
旅行前からネットで調べておいた、お寿司屋さんでランチです。
場所は、広小路を湯島側に入った、昔ながらの飲食店街という感じの場所です。 -
確か「握り1.5人前」というメニューで、あら汁がついて1,000円しませんでした。
肝心のお味ですが、値段を考えたらお得感の高いものでした。 -
次の目的地は、地下鉄で四ッ谷まで行き、元赤坂の迎賓館です。
事前にネットで時間指定し、見学を予約しました。
明治時代に、これだけの素晴らしい西洋建築が建設されたというのに、驚かされました。 -
入館料は、1,000円ですが、見学内容からすると、超お得。
警備など、公開経費にもならないでしょう。 -
館内は残念ながら写真撮影不可ですが、ボランティアの迎賓館職員OBらしい方が詳しく説明してくださり、大変有意義な見学でした。
調度や工芸品など、当時の日本美術・工芸界の粋を結集しただけあり、館内全体が美術館という趣です。 -
この日は、モントレ銀座に宿泊しました。
松屋銀座から数分という大変利便性の良いホテルで、満足度の高いホテルでした。
翌朝の朝食も品数豊富、かつ大変美味しくいただきました。 -
翌日午前中は、それぞれの用件を済まし、銀座で合流。
ランチは、すき焼きの名店「吉澤」でいただきました。 -
「すき焼き御前」1,500円です。
肉こそ切り落とし肉ですが、具材もいっぱいで味は老舗の味、超リーズナブルです。
この日の昼食も大満足です。
この後、フライトの時間まで銀座見物です。 -
羽田国際線ターミナルから撮影しました。
都内からでも、こんな美しい富士山が拝められるんですね。
今回の旅も、これで終わりです。
他にもヨーロッパ旅行記を掲載していますので、是非御覧ください。
長い間お付き合いいただき、ありがとうございます。
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