専念寺周辺の土蔵

2018/02/20 - 2018/02/20

　市営地下鉄ブルーライン北新横浜駅から専念寺に向かうと旧道である曲がりくねった道路沿いの家々には土蔵がしっかりと残っている。横浜市内では一番密集して土蔵が建っている場所だ。この専念寺周辺の土蔵ある民家はこの地区の地主で家屋敷も昔ながらで広い。中には鉄筋3階建ての母屋の家があり、土蔵が母屋手前の東西に2棟建っている。戸塚周辺ではこうした地主の家はは鉄筋2階建ての母屋の家は多く見られるが、さすがに3階建てはない。また、道路の西側のみに家が並び、道路の東側はかつての田圃であったのであろうが、現在は区画整理されて道路が直角に着けられて工場が建てられたりして市街地になっている。西側の畑などの農地には温室が建てられ、鼻の鉢苗などを栽培する園芸農家が多いようだ。そして、戦後になって宅地開発され、人口流入が始まると裏山には新羽小や新羽中、あるいは新羽高などの学校が建てられ、一部は竹林として残され、新羽小の児童が管理に当たっているようだ。こうした広い家屋敷の民家の庭にも枝垂れ桜は植えられてはいないようだが、専念寺やこうした山の中腹には枝垂れ桜が植えられている。
（表紙写真は専念寺横の民家の土蔵）

エリア 港北・長津田・青葉(神奈川)

専念寺近くの民家の土蔵。

専念寺近くの民家の土蔵。

専念寺近くの民家の土蔵。

専念寺横の角の民家の土蔵。この家屋敷の角には横浜市指定名木古木のケヤキがある。

専念寺参道沿いの民家の土蔵。

専念寺横の民家。鉄筋3階建ての母屋が見える。

専念寺横の民家。土蔵が2棟見える。

専念寺横の民家の西側の土蔵。

専念寺横の民家の東側の土蔵。

専念寺横の民家の東側の土蔵。

専念寺近くの民家の土蔵。このお宅の前には庚申社が建ち、裏山にある荒神社も管理しているのだという。

専念寺近くの民家の土蔵。