2017/12/26 - 2017/12/31
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madeleine chocolatさん
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「年末の安いチケットを見つけた!」と友人からの誘い。
行先は「ウイーン」ということで、一緒に行って来ました。
私にとってウイーンは「クリムトに会える街」
美術館を中心に巡ってきました。
12/26(火) 岡山~仁川~ウイーン
12/27(水) ウイーン市内観光
12/28(木) ブラチスラバ市内観光
12/29(金) ウイーン市内観光
12/30(土) ウイーン~チューリッヒ
12/31(日) チューリッヒ~仁川
01/01(月) 仁川~岡山
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12月29日(金) 4日目
今日もいつものように早朝から行動開始です。
昨晩のみぞれは上がり、雲ひとつない晴天。
でも気温は低く、空気がひんやりしてちょっと冷えます。
朝一番にやってきたのはカプツィーナー教会
ハプスブルク家一族が眠る納骨堂という情報で
とても豪華な教会を想像していたのですが、
外観はとてもシンプルで近代的な建物でした。 -
教会内部もこじんまりとして簡素です。
7時から開いているので来てみましたが、
地下の納骨堂は10時からのようで、
残念ながらこの時間では見ることができませんでした。
マリアテレジアやエリザベートの棺が見たかったのですが…。 -
次に向かったのは、アウグスティナー教会
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ゴシック様式の教会で、ハプスブルク家の儀式を行う場所だったそうです。
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白い壁とシャンデリアが印象的で、気品を感じさせます。
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マリア・テレジアの娘、マリー・クリスティーヌの墓碑。
彫刻がとても印象的でした。 -
さて、朝食のお店に向かいましょう。
来た道を引き返します。
途中には、アルベルティーナ美術館が。
階段にはモネの睡蓮が描かれていました。 -
ラファエロ、モネ、ピカソ
展示がとっても気になったのですが、
今回は時間の都合で入館できませんでした。 -
大きなリボンが可愛い建物。
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ホテルザッハーの売店が開いていました。
ちょっと寄り道…入ってみましょう。 -
ザッハトルテやチョコレートが沢山あります。
お土産用のケーキやチョコ、ホットチョコレートを買いました。
ホットチョコレートはクラシカルな缶が素敵です。 -
今日はカフェで朝食を取ります。
ケルントナー通りにある
皇室御用達のコンディトリー ハイナー
1階は店舗で、2階がカフェになっています。 -
広くて、明るい綺麗な店内です。
2階でもケーキが選べるようになっています。 -
朝食セットは12時まで。
パンとコーヒーのセットを注文。
5.6ユーロ
パンはチョコクロワッサンを頼みました。 -
そして、パンを食べ終わった後はケーキも注文
友人のブラックチェリーのケーキ -
私はヘーゼルナッツ…だったかな?
美味しかったです。^^ -
朝食の後、シュテファン寺院に行きました。
展望台に上りたくて、ぐるりと一周したのですが
南塔も北塔も入口が探せなくてあきらめました。
冷えるけど本当に良いお天気で、青空に寺院が映えます。 -
今日は、ここから二人別行動をします。
私は、今日はこの旅行で一番楽しみにしていた
ベルヴェデーレ宮殿とクリムト・ヴィラへ行きます。
オペラ座前からトラムD番に乗りベルヴェデーレ宮殿を目指します。 -
Schloss Belvedere で降りれば、もう入り口は見えています。
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上宮入り口を入って、右側の建物にチケット売り場があります。
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広々とした庭園は無料で鑑賞することができます。
ジョギングをされる方も多いとか。 -
チケットを購入して、上宮(美術館)に入館します。
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絵画鑑賞の前に、まずは宮殿の美しさを堪能します。
入り口上部のアイアンの装飾が素敵です。 -
2階に上がる階段の踊り場の窓。
白い壁に、黒のアイアン装飾が引き立ちます。 -
踊り場から入り口方向を振り返って。
レリーフも綺麗ですね。 -
2階に上がると、シャンデリアと壁画が素晴らしい部屋が…。
-
天井画も美しく、シャンデリアがとても煌びやかです。
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この部屋からは、庭園とウィーン市内が一望できます。
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部屋を移動すると、彫刻や絵画が現れます。
-
そして、いよいよこの部屋に
クリムト 「接吻」
ファンとしては、これを見ずしては帰れません。
実物は大きく、圧倒的な存在感。オーラを放っています。
クリムトの人物画が一部屋にまとまって展示されており
じっくりと彼の絵を楽しむことができます。 -
クリムト 「ユディット」
朝一番を目指していたのですが、出足が遅くなり
私が行った11時頃にはすでに、クリムトの展示室には人がひしめき合って、
正直、ゆっくり鑑賞するどころではありませんでした…(T_T) -
エゴン・シーレ 「死と少女」
クリムト以外の絵画も充実しています。
エゴン・シーレやココシュカ
数は少ないですが、モネやゴッホ、ルノアールもありました。 -
2階で絵画を見終わって、1階に降りてきました。
どこかに礼拝堂があると調べていたので探してみました。 -
とても可愛い礼拝堂がありました。
色調がとても優しいです。 -
庭園から見たベルヴェデーレ上宮
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スフィンクスと庭園
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庭園や下宮もゆっくり見たいところですが、
次の目的地に移動することにします。 -
クリムト・ヴィラを目指します。
トラムD線でKarlsplatzまで戻り、
地下鉄U4で Unter St.Veit まで行きます。 -
Schonbrunn を過ぎて3つ目の駅です。
改札を出たら右手、南方向に進みます。 -
このあたりはヴィラと呼ばれるような戸建ての
素敵な邸宅が数多く建っていて、建物探訪気分で歩けます。
歩いていてビックリ!
昨晩は少しみぞれが降りましたが、市内は全く残っていませんでした。
ちょっと中心部から外れたこの地区では、なんと雪が積もっています。 -
10分位歩いたでしょうか。
「KLIMT VILLA」の文字が見えました。
無事にたどり着きました~。 -
クリムトが1911年から世を去る1918年まで、アトリエにしていたヴィラが
往年の姿に再現され、2012年から一般公開されています。
木 - 日, 10:00 - 18:00 -
雲一つない青空ですが、気温が低いです。
-
もうお昼を過ぎているのですが、
日の当たらない所はまだ雪が解けていません。 -
まずは、ヴィラの周りをぐるりと一周します。
-
建物はこじんまりとしていますが、敷地はとても広いです。
手すりのアイアンが素敵な模様~。テラスにも上がってみます。 -
喜び勇んでテラスに上がったら
なんと凍結していて、滑って転びそうになりました。
何とか転倒は免れましたが、一人の行動の時に
怪我なんてしたら…と思ったら恐ろしかったです。 -
さて、内部を見学することにします。
白い素敵なドアが入り口かと思ったら、
一番左が入り口でした。 -
コートと荷物を預けて、受付をして館内を見学します。
最初は応接間として使われていた部屋です。
クリムトの浮世絵コレクション -
次は、クリムトのモデルが待機していた部屋です。
小さいバスタブがあります。
モデルが身体を洗うことができたようです。 -
同じ部屋にあった衝立には、下着が掛けてあります。
モデルがこの向こうで着替えをしていたのでしょう。 -
アトリエとして使われていた部屋です。
窓は北向きで、一日中光の調子が変わりません。
キャンバスとベッドがあります。 -
何人かのモデルをベッドに座らせて絵を描いていたそうです。
そして、ベッドの上にあるのはクリムトが着用していた服です。 -
こちらは、クリムトがデザインした服です。
-
最初に入り口かと思ったドアです。
ガラスに施された唐草みたいな模様が綺麗です。 -
日が差して唐草模様が影を映し出しています。
二階に上がってみます。 -
二階は演奏会が出来る小ホールになっています。
左右に二部屋あり、真ん中の部屋で演奏するようです。
本日、夜にコンサートが開催されるとの事でした。 -
ここまで訪ねてくる方はあまりいないようで、
私の前にお一人、帰る頃にご夫婦が見えました。
ほぼ貸し切り状態で見学ができました。
クリムト・ヴィラを十分堪能して、次の目的地へ…。 -
近所のヴィラを眺めながら、駅へ戻ります。
次はU4でミッテ駅まで行き、フンデルトヴァッサーハウスを
目指します。 -
ここでまた失敗…(T_T)
ミッテ駅の表示が出るのを待って、地下鉄にずっと乗っていました。
「こんなに遠かったかなぁ?」と思った頃に焼却場の煙突が見えました。
なんと、U4終点のHeiligenstadtまで行ってしまいました。
Wien Mitte駅は国鉄の駅名で、地下鉄の駅名はLandstrabBeだと
いうことに気が付きませんでした。
今回、時間がないのでフンデルトヴァッサーの焼却場まで行くのは
あきらめていたのですが、失敗のおかげで、電車からだけですが
眺めることが出来ました。 -
気を取り直して引き返し、LandstrabBeまで戻りました。
フンデルヴァッサーハウスまでは徒歩で行ける気もしましたが
トラムで行く事にしました。
0番と1番を乗り継いで何とか到着しました。 -
ウィーンのガウディと呼ばれるフンデルトヴァッサ―の建築も
とても楽しみにしていました。
自然と共存していて木もたくさん植わっています。
パッチワークの好きな私にはこのカラフルさがたまりません。 -
この建物はアパートになっていて、実際に人が暮らしているそうです。
こちらが入り口でしょうか?柱も可愛い。 -
外にあった階段を上がってみます。
-
階段の上は踊り場になっていて、ドアがありました。
お店か何かあるのかな?
何匹かライオンさんがいました。 -
こちらは建物の裏側です。
ちょっと薄汚れたような感じがしましたが、
色彩は表側と同じようですね。 -
もう一つのフンデルトヴァッサーの作品を目指します。
歩いて10分くらいでしょうか…。
途中にも彼の作品のような柱ありました。 -
クンストハウスウィーン
こちらの外観は白と黒の市松模様のようなデザイン。
ここにも木が植えられています。 -
中はカフェや美術館になっています。
ゆっくり見たかったのですが、急ぎ足で通り抜けます。 -
建物を通り抜けると、庭になっており、
こちらにもオープンテラス・カフェがありました。 -
奇抜なデザインは見ていてとても楽しくなります。
歴史あるウィーンの重厚な建物とはまた違う
新しい一面を見られました。
名残惜しいですが、リンク内に戻ることにします。 -
シュテファンプラッツまで戻りました。
見えているのはペーター教会。 -
ペーター教会の壁画と馬車。
-
私は入らなかったのですが、3時からパイプオルガンの
コンサートがあり、友人が行って来ました。
ペーター教会の内部です。 -
ペーター教会の近くに、行きたかったお店があります。
LESCHANZ(レシャンツ)
元はボタン屋さんだったお店を改装し、
今はチョコレート屋さんになっています。 -
お店に入ると、ハプスブルグ帝国時代の双頭の鷲の紋章が見られます。
ガラスケース以外は、内装は当時のままだそうで、当時のボタンが
入っていた引出しも、今はチョコレートでいっぱいです。 -
棚の上部には、まだボタンがいっぱい残っています!
ボタン屋さんの時に来たかったなぁ~。 -
ボタンの形のチョコがあるというので
買おうと思っていたのですが、見当たりませんでした。
猫のイラストのチョコを買いました。
チョコは猫の舌の形をしていました。 -
エンゲル薬局
-
ペスト記念柱
-
そして、友人と合流して、先日のリベンジ
フィグルミュラーへ
こちらは支店の方です。 -
今日は時間を早めて行ったので、待たずに席に通してもらえました。
-
地下に案内されました。
フロアもたくさんあり結構広そうです。
こんな階段を降りて行き、一番下の席になりました。 -
注文したのは、ポークとチキンのシュニッツェル。
あと、サラダとカクテルも…。
ポーク 14.9ユーロ、チキン 12.5ユーロ
サラダ 7.5ユーロ、カクテル 5.9ユーロ
お肉は柔らかくて、しっかりした味付けで、
レモンだけでもとても美味しかったです。
それよりも、期待していなかったサラダが
もっと美味しかった♪
でも、お肉は半分くらいでお腹も膨らみ、飽きてきます。
持ち帰りができるとのことで、お願いすると
包装紙と紙袋を持ってきてくれました。 -
お腹がいっぱいになったので、本日の最後の目的地
プラーター公園の観覧車に乗りに行きます。 -
観覧車が近づいてきました~。
ライトアップは紫色。
動いているのかな?ほとんど止まっていて、
時々動いているような感じです。 -
観覧車 10ユーロ
チケット売り場にはあまり行列がなかったので
すぐに乗れると思ったら… -
入り口を入ってから、乗り場までが長蛇の列でした。
でも、動くミニチュアの人形などがあり、
飽きさせない工夫をしているようです。 -
やっと私達の乗るゴンドラがやってきました。
1箱に20人程度乗れるようです。 -
私達の乗った次のゴンドラは、レストラン仕様になっています。
中央に丸いテーブルがあり、カップルが1組乗ってきました。
この観覧車は、貸し切りが出来て、食事やパーティーが
できるそうです。
景色よりも、カップルの事が気になって仕方ありません。
今晩プロポーズでもするのかしら?とかね。 -
少し動いては止まって、動いては止まって…
を繰り返し、やっと頂上にやってきました。
市内がよく見渡せます。 -
夜景も綺麗ですが、お昼間にも乗ってみたかったです。
30分くらいで一周しました。
今日の予定はこれでおしまい。
ホテルに帰ることにします。 -
ホテルのそばの教会です。
ライトアップしており幻想的です。
今日もよく歩きました。
明日はもう帰る日です。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- madeleine chocolatさん 2018/03/05 22:33:13
- 続きです
- チョコレート屋さんは、私も絶対行きたかった所で、お店の中に入ったら夢の世界のようでした。全部ボタンだったらどんなに素敵だったことでしょう。でもチョコレートもパッケージデザインがどれも可愛くて素敵だったんですよ~。猫の舌のチョコはデメルで有名ですが、こちらの猫の舌のチョコレートも、とても深い味わいで美味しかったです。
大観覧車は私もまた昼間に乗ってみたいです。シュテファン寺院の塔にも登りそびれたので、ぜひ高い所からもう一度見てみたいですね。
madeleine chocolat
-
- sanaboさん 2018/03/05 00:18:09
- クリムトは私も大好きです♪
- madeleine chocolatさん、こんばんは
この日はご友人と別行動なさったのですね^^
実は私もクリムトが大好きで、クリムトと言ったらやはり「接吻」ですね。
クリムト・ヴィラは知らなかったと思ったら、2012年からの公開なのですね~
クリムトファンとしてはどんな所で制作していたのか興味ありますよね。
元ボタン屋さんだったチョコレート屋さんは旅番組で見て以来、
行きたくてたまらないでいます!(笑)
棚の上の方に今もボタンの箱が並んでいるんですよね~
「ボタン屋さんの時に来たかったなぁ~。」というコメント、
私も全く同感で~す!
フィグルミュラーはリベンジできて良かったですネ(^^)v
そしてあの大観覧車☆彡
私も未だに乗ったことがなくて、今度は絶対に乗りたいと思っています。
「第三の男」のメロディーが思わず頭の中を流れました~♪
1つだけ貸し切りにできるゴンドラがあるのですね。
プロポーズでもするのかしらと、ホントに景色より前のゴンドラの方が
気になってしまいますね(笑)
早朝から目いっぱい楽しんだ一日を私もご一緒に楽しませていただきました(^^♪
sanabo
- madeleine chocolatさん からの返信 2018/03/05 22:09:52
- Re: クリムトは私も大好きです♪
- sanaboさま
こんばんは。早々に投票とコメントをありがとうございます。やっと全編完成しました。
sanaboさんもクリムトがお好きなんですね~。この日が本当の「クリムト会いに行く旅」で、ベルヴェデーレとクリムト・ヴィラで存分にクリムトを堪能できました。本当は彼のお墓参りもしたくて場所まで調べていたのですが、ちょっと時間が足らずあきらめました。
ちょこれ
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