地中海クルーズ、前後にアテネとバルセロナ泊、　まじ死ぬかと思ったアクシデント付き。でも楽しかった！　①準備からドバイ空港でウォーキング？編

2016/05/19 - 2016/05/30

主人の定年を迎え、二人で10日間の旅行に出かけました。寝ている間に移動できてコスパのいいクルーズと、その前後の寄港地のアテネとバルセロナに泊まっての観光とを組み合わせました。
行ったことのないマイナーな寄港地に行くクルーズは大手の旅行会社のツアーでは少なかったので、クルーズも宿泊観光も自力手配にしました。
添乗員付きツアーと違ってドキドキ不安はあるけど、自由に選んで動ける楽しさは格別でした。
二人それぞれにアクシデントがあり、へこんだり死ぬかと思ったり、いろいろありましたが、無事帰国すればそれが笑える楽しい思い出になりました。
クルーズはサントリーニ、シチリア、ナポリやあまり知られていないモンテネグロのコトルに上陸。
アテネは王道ながらさすがに素晴らしく、バルセロナも個人で動けるからこそのゆったり観光とカタルーニャ音楽堂での第九鑑賞まで楽しめて、大満足でした。
真面目で心配性の夫と、のんびりアバウトな私とでおぎあいながらの道中となりました。

エリア アテネ(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 観光バス 船 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここ数年、娘と二人旅か、私一人旅かでした。
でも娘もママになって長期旅行には出られなくなったし、三月末で夫が定年退職することは決まっていたので、前年の年末くらいから
ヨーロッパが暖かくなるころにクルーズに行こうと動き始めました。

ところが早すぎて旅行会社のツアーはまだほとんど設定されていない。
それにクルーズを直接申し込んだ方が安いということで、
クルーズ専門旅行会社を探してみました。完全にネットだけで申し込むのもちょっと不安で、やはり対面のアドバイスが欲しかったので。

ネットで探した会社に資料請求をしたのが、11月末。
12月初めに二人で会社に行ってみました。

クルーズを選ぶ基準は、行ったことのある所と、今後また子供たちとも一緒にじっくり行ってみたい所を避けるということ。
そして、べたですが、やはりサントリーニは憧れの地なのでいきたい。
というわけで、ギリシャのピレウス港を出港して、サントリーニ、コトル、シチリアのメッシーナ、ナポリ、バルセロナ到着という7泊8日のクルーズを選びました。

クルーズはバルコニー付き客室で一部屋230000円です。
ギリシャまでとバルセロナからの飛行機も予約しました。
アテネやバルセロナもたくさん観光したいので、到着はなるべく早く、出発はなるべく遅い便を予約。
往復一人75000円でした。

予約時に好きな部屋が選べます。
何階にするか、どの辺がいいか、旅行会社の人と相談しながら選びました。
船が長いので船内図が一枚の写真に入りきれません。
11階を選びました。

船は揺れないというものの、それでもなるべく揺れにくい前寄り。
広いのでエレベーターから遠いと大変なので便利なところ。
そして大事なのは出港や入港の際に海岸が見えるほうの側、などを考慮して選びました。

ホテルは自分でネットで予約しました。
アテネはアテネゲートホテルAthens gate hotel。
ホテルの出してる写真なのでちょっときれいすぎではあるけど、アグロポリスの丘まですぐ近くなのは本当です。
地下鉄の駅からも徒歩数分です。

バルセロナはホテルアンビットバルセロナHotel Ambit Barcelona 。
主要観光地に徒歩、バス、タクシーで行けるし、空港バスの出発地にも歩いて行ける抜群のロケーションです。
まだ新しい小さなホテルです。
ギリシャやバルセロナに来たら、外食や夜まで街歩きが楽しみなので、ホテルは寝るだけですから、ロケーションと清潔さだけ確保できればいいのです。

2月にホテル探しを始めたのに、いいなと思うホテルはぼちぼち埋まり始めていました。

観光地の予約は五月初旬に。
これはカサミラの予約。
日本ではふつうカサミラというけど、向こうからの返信メールにはLa Pedreraとなっています。
最初、帰ってきたメールを見て、私はどこの予約したのだろうと戸惑いましたが、あちらではラ.ペドレラというようです。

こちらはカサバトリョの予約メール。
予約を取る前に一日の観光スケジュールを立てておかなくてはならないので
まず、朝イチでグエル公園、次にカサミラ、その次にカサバトリョ、その後市場などを回って、夜にカタルーニャ音楽堂という計画を立てました。

特にサグラダファミリアの予約は絶対必要ですよね。
入場と塔に登る時間の予約をします。
とにかく混むと思われるので、二日目の朝一番の9時入場。まず塔に登ろうと9：30生誕のファサード登りを予約しました。

春になって、同じクルーズを組み込んだ旅行会社のツアーをみつけました。

このツアーだとアテネとバルセロナの到着日や出発日の観光ができないし、価格も高いし、やっぱり個別手配にしてよかったと思いました。

深夜出発便なので羽田には20時に到着。ラウンジで休憩。
あんなに早くから準備したのに、直前まで調べもので大忙しで、もうお疲れ気味。
書類作りの大好きな夫が綿密なスケジュール表を作ってくれたけど、
予定通りにいくでしょうか？
そんなわけないよね。それが旅！

出発です。
羽田０：３０発。エミレーツ航空。
時間通りに動き出して、滑走路に着いたと思ったら、30分くらい停機しておもむろにゲートに帰り始めた！
整備不良で点検しますとか放送が入って、ガーン！
ほーら最初のトラブル遭遇だ。
ドバイの乗り継ぎは余裕あるとはいうものの、このまま出発しなくて羽田泊まりとかになったらどうしようと心配する。

飛行機から降りることなく2時間待たされて、２：１５に再出発できました。

深夜3時のディナーメニューです

深夜から寝てないのにディナーはきつい。
牛肉のディアブロソースその他

朝食メニューです。

朝食は洋食は売り切れてて、和食。

夕食の後4時間熟睡。
日本語映画が少なくて好みのものがなかったので、レミゼラブルなら英語でもわかるしと選んで、号泣しているうちにドバイに着きました。

出発が二時間遅れたので、ドバイ到着も予定より遅れました。
でも乗り継ぎ時間は予定では3時間20分とってあったので、８時(ドバイ時間）に着いて、次の飛行機は10時出発と、ゆとりがあるなと気持ちはのんびり。
免税店を見ながら次の搭乗ゲートに向かいたい私に、夫はまずは搭乗ゲートを確認しようと急ぎ足。
店を横目で見ながら歩き出したのが正解。
歩けども歩けども目指すゲートAにたどり着かない。
掲示を見てもC,BゲートばっかりでAの地図もなかなか出てこない。

やっとゲートAの表示が出てきて、着いたかと思ったら、トラム乗り場。
トラムに乗れたのが飛行機から降りてから40分後。
トラムから降りても、また歩いてエレベーター乗って、A６，７通路に出て、エスカレーター2回降りて、人もまばらになってきた通路を歩いて、A7ゲート前に着いたのは9時になってました。
ゲートはもう開いていたのでゲートに入ってから、洗面所で一息ついて、日本に「ドバイに着いたよ」とラインを入れて、さあ搭乗待ちかと思いきやーーーー

飛行機までのバスに乗らされ延々と走る。
飛行機が留まっていたのは飛行場の端っこ。
バスに10分以上揺られ、やっと飛行機が見えてきた。
炎天の地上から階段で搭乗。
アテネ行の飛行機に着席したのは9時45分。
日本からの飛行機が空港に着陸してからら2時間以上たっていました。
空港端から端まで横断で2時間！
のんびりショッピングなんてしてたら、間に合わないところでした。
ドバイ空港おそるべしです。
今までドバイを利用した時はこんなに端から端パターンじゃなくて、普通にショッピングしながら空港を楽しんでいたので甘く見ていました。

無事アテネ行きのエミレーツが離陸してホッとするふたり。
日本からの飛行機より新しいエアバスの機体でした。

下は砂漠ならぬ土爆です

機内食は割とおいしかった。パラパラご飯が好きです。
機内食って変な日本食より、現地の料理の方がおいしいことが多いと思いませんか？

相棒もビール飲んでリラックスです。

後方の二人席だったので気楽です。

オッ！地中海か？アドリア海か？ギリシャが近づいてきたようです。
アテネに着いてからは、次のアテネアクシデント編で。

この旅行記へのコメント （2）

• 旅の初心者さん 2020/06/30 21:24:55

  KRNさん、こんにちは。

  コメントありがとうございます。
  
  コロナで海外に行けなくなって、前に行った海外旅行の旅行記をかけないまま放置してあったのを完成させることにした次第です。
  楽しかった旅行を思い出して、思い出に浸っています。
  いろいろアクシデントもあった旅行でしたが、それも後になると面白い思い出。
  やはりツアーと違って自力で言った旅行は思い入れがちがいますね。
  
  三月以後、予約してあった海外旅行一つと、それならと国内で予約したツアー二つも催行されず、自分で計画した国内旅行も自粛しました。
  今は夏から来年にかけての国内旅行を計画中です。国内だとツアーに頼らず自力で計画を立てられるので、いろいろ調べて思い描くだけで結構たのしめます。
  コロナにめげずに積極的に頑張りましょうね。

• KRNさん 2020/06/30 08:59:05

  とっても楽しそう！

  素敵なコースのクルーズですね！
  アドリア海も地中海もエーゲ海も行けちゃう欲張りコース。
  私もこんなコースに乗ってみたいです。
  個人手配で組み立てたり、ツアーと比べてみたり、機内食は現地食派！なのも同じです。
  旅に出られない欲求を満たしてくれる素敵な旅行記ですね！
  今後ともよろしくお願いいたします。