2015/12/29 - 2016/01/02
3625位(同エリア8625件中)
Yukiさん
アンコールワットからの朝日→ベンメリア→ロリュオス遺跡群
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
五時、まだくらい中ホテルを出る。
チーンさんは時間通りに迎えに来ていた。朝ごはんはパッキングしてもらったか?とチーンさん。
あっ、、忘れてた。昨日、ホテルに帰ってきたときに、チーンさんに言われてたんだった。朝日見に行くなら朝早いから朝ごはんのパッキング頼んどいて、って。うっかり。
アンコールワットに着くと、朝日を見に来た人で暗闇がざわついている。
携帯のライトや懐中電灯で足元を照らしながら進む。
良い感じの石段に陣取って御来光を待つ。
みなさんパック入りの朝ごはんをお持ちで、ごそごそ食べたりしてる。
お腹すいたな。けど、まわりには野良犬がおこぼれをもらおうとうろついている。
よかった。。。朝ごはん持ってたら犬に狙われるところだった。犬苦手。 -
だんだん空が白み始める。綺麗。
いろんな色。どんどん明るくなる。 -
あっという間にごらんのとおり。朝です。あれ?ピカーっての無かったけど。
-
と、思ったらあっちからきた。ピカーっ!
今日は大晦日。2015年も今日で終わる。
明日、元旦の初日の出ともなれば、人手も多いんだろうか。
日本人好きだもんね。初日の出。
どこの遺跡でもそうなんだけど、お客の帰りを待つトゥクトゥクがたくさん並んでるんだ。運転主さんたちはハンモックに揺られてたり、おしゃべりしてたり、のんびりとした様子で待っている。私が、チーンさんどこかなー、て歩いていくと、必ずすぐに「ユキ!!」と呼んで見つけてもらうのだ。
ここアンコールワットの客待ちのトゥクトゥクの数は半端ないのだが、やっぱり遠くから見つけてもらった。不思議です。プロです。
お腹空いただろう、って一度ホテルで朝食食べに戻ってくれた。
今日はベンメリアに行くから早く出ようって相談してたのに、すまんね。 -
腹ごしらえをして、8時過ぎにシェムリアップから70km離れた、ベンメリアへ向かう。
ものっすごいスピード。両手で手すりを掴んで足を踏ん張って、顔はメガネと昨日買ったスカーフでガードする。一応舗装道路だが、ところどころにでこぼこがある。そういうところでは急激なスローダウン。でこっぼこっを慎重に通ったらまたスピードアップ。たぶんそのままのスピードで突っ込むと私は見事に放り出されてしまうんだろう。 -
田んぼ、赤土、ときどき牛、の風景を走り抜け、10時頃ベンメリア到着。
昨日までの遺跡とは雰囲気がまるで違う。 -
観光ルートは特になく、自由にまわれる。
売店とかは入口あたりにしかないので、じっくり見る方はペットボトル何本か持ち込んでほうがいいです。
そんなに大きな遺跡ではないが、内部が入り組んでいるので、ちょっとした迷路感がとても楽しい。
通路を行ったり、通路をはずれて歩いてみたり。 -
ラピュタっぽい、なんて日本人には人気だったりするらしい。
確かに、雰囲気はあるかもだけど、そういう理由つけなくても、充分に魅力的だ。
凛とした空気、絡みつく根っこ、崩れた塔、そして苔。
ここ、好きだ。 -
通路は細いところもあるので団体さんとすれ違うのは大変。
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巨大なヤモリがはりついてたけど、暗くて写真撮れず。
息子が喜びそうだったけど、残念。 -
一通り内部を見学したら、ぐるりと外周を歩いてみる。周囲は綺麗に掃除されていて、観光地として、大切に維持にされているのがわかる。
緑豊かなこの遺跡で人のいない自分だけの場所を見つけ、2時間ほどのんびりと過ごした。 -
今日も水を大量に飲んでいるがトイレに行ってない。
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ベンメリア近くの雰囲気のいい観光客向けレストランでランチ。
ぬるいスイカジュースと、パイナップル炒め。
これめっちゃ美味しい。 -
午後はロリュオス遺跡群へ向かう。
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舗装されてる道路はまだいいの。
脇道に入ると、ぬかるんでたり、土むきだしのでこぼこだったり、アトラクション状態。 -
ロリュオス遺跡群はアンコール遷都前の都。
だいたい9世紀くらいだから、いまから1200年くらい前の遺跡だ。
ロレイ→プレア・コー→バコンとまわる。 -
おまけ的な感覚だった遺跡群だが、結果、ここはすごく良かった。
シェムリアップから13kmほど離れた場所にあり、観光客も少ない。
地域密着型の遺跡だ。
地元の人にとっては遺跡ではないのかもしれない。
子供の遊び場であり、お参りする場所であり、今も大切にされ、生き続けている。
修復中の現場もよく見ることができる。 -
こどもたちがかくれんぼしてた。かくれるとこいっぱいありそうだなあ。
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お母さんがここで警備員してるんだって。
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この、ロリュオス遺跡群、アンコール遺跡群から30分ほどで来ることができるので、是非ともおすすめしたい。
のんびりとした空気が流れ、地元の人々にも愛され続けている雰囲気がよくわかる。 -
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夜は再び街歩き。
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昨日とは違うところでマッサージ。川向こうの、アートマーケット内だ。昨日より安いし、お姉ちゃん、パワフル。
今日は早朝からノンストップで歩き回っていたから、ちょうどいいかな。
でも、このなぞのオイルが肌に合わなかったみたいで、夜かゆいかゆい。
洗ったら治ったけどね。 -
オールドマーケットのおみやげやのおじちゃん。
なんでかって、このお店にしか昆虫の標本おみやげ売ってないの。
こどもたちのために何度も行っちゃったよ。昨日も来たから安くしてってね。
カラフルなちょうちょや珍しい昆虫の標本セットを買ったよ。全部カンボジアの虫だよって。 -
夕飯はパブストリートの裏通り。
壁という壁に茶色いヤモリが張り付いてた。
今日はイタリアンレストラン。味付けはやっぱりアジア風。
とても美味しくて、長居しちゃったよ。
小さい通りを眺めていたら、若い日本人の男の子が何度も通る。
完全に一人旅初心者。はじめての一人旅にアンコールワットを訪れる若者は多いだろう。安くて、街の移動もないので、とても旅行しやすいと思う。
彼はおそらくレストランに入りたいが入れないでいるとみた。
わたしのほうをちらちら気にしてるから、助けてほしいのかな。
助けるわけないだろう、若人よ。自分の力で乗り越えよ。ハラが減ってるならなおさらだ。
パブストリートにしても、オールドマーケットにしてもそうだけど、客引きというんだろうか、そういうちょっと見てって寄ってって!みたいな声かけがあまりないんだよね、ここシェムリアップ。自分から行けば、わりと、あれもどう、これもどうみたいな営業はちゃんとあるので商売気はないことないんだけど。見てるだけだよ、ていえば全然しつこくされない。そのかわりトゥクトゥクはわりとうるさい。
ヘイレイディー!て。
おばさんのココロの声が届いたどうか、その若者、挙動不審に何度目か通りかかったのちに、このお店に勇気をふりしぼって入っ来た。がんばったね。 -
しばらく通りを眺めていると、値段をふっかけてくるトゥクトゥクの運ちゃんあいてに白人のおじさんが、
「きみにもう一回だけチャンスをあげよう、いくらで行ってくれるね?」
と笑顔で交渉している。なるほど、そういう言い方もあるのか、と勉強になりました。ふっかけられるとどうしても、はぁ?高いわ!そんなら歩くわい!とキレ気味になってしまうけれど、こうやって楽しく値下げ交渉できるといいな。
レストランの店員さんが、今日は通りでカウントダウンするからもうちょっといたら?と教えてくれたけど、そういうのは遠慮して、ホテル帰って寝ます。
ホテルの部屋に戻ると、爆竹音やら花火?の音やらが遠くから聞こえてきた。
そっか、年が明けたんだ。
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