2018/01/26 - 2018/01/28
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こあゆきさん
徳島に一人旅第三弾。
以前、特典航空券を使って徳島を二回、一人旅している。一度目は祖谷方面を旅して、田舎のあったかい人びとにほっこりした。
二度目は鳴門にやってきて、板東俘虜収容所のロケ地とドイツ館に感激し、鳴門の渦潮を見て、大塚国際美術館に惚れ込んだ。
そして今回。たまたまJALのどこかにマイルを申し込んだら、徳島がヒット。また鳴門に行って大塚国際美術館を歩くぞーと、やってきたわけだが。
美術館以外の目的がない。観光案内所で、和菓子屋さん巡りを提案され、歩いてみたら、結構面白かった。そんなフツーの街歩きも楽しいと思えた旅だった。
その3はいよいよ大塚国際美術館編。
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朝、鳴門駅近くのホテル アド・イン鳴門をチェックアウトし、路線バスで大塚国際美術館に向かった。
路線バスは結構混んでいて、だったらもっと本数があってもいいのになぁ、なんて勝手なことを思った。
でも、なんだかんだ言っても大塚国際美術館に到着! -
大塚国際美術館は、先ず入ってすぐ長いエスカレーターがある。
以前行った熱海のMOA美術館もすごく長いエスカレーターがあった気が。
美術館ってこういう作りが多いんだろうか? -
大塚国際美術館のエスカレーターを上がって、ようやくエントランス。
ここで荷物をコインロッカーに入れ、帰りのバスの時刻表をもらい、音声案内のヘッドホンを借りて準備。
あれ?以前来た時は音声案内だけじゃなくて、タブレットの動画の案内もあったのだけど?
聞いたら、タブレットの案内は今は無いんだとか。理由は、古くなったから、とのこと。何が古くなったのか、よくわからなかったけど。
エントランスの先に、結婚式の案内が。
美術館の中の礼拝堂で式を挙げるのは素敵だけど、神父さんか牧師さんはどこの教会から来るんだろう?それとも人前結婚式なのかな? -
大塚国際美術館の見学スタート!
前回来た時は、大体3分の1くらいしか見て回れなかった。今回は5時間くらい時間があるので、全部見て回れるかな? -
この大塚国際美術館のすごいところ。
日本で一番、入館料が高いというところ。
それなのに、全部ニセモノなこと。 -
だけど、ニセモノとは言え、ここでしか出来ない技術で陶板複製画として本物そっくりに作られているから、すごい!
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本物そっくりの陶板複製画っていうのに加えて、そのオリジナルがある場所まで再現しているのって本当にすごいし、すごく興味が湧く。
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実際に、海外のその場所に行ってみた感じがとてもよくて、じっくり見学していく。
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展示されているものは、時代別になっているけれど、紀元前のものとか、ボンペイから発掘されたものとか、その時代に想いを馳せると、不思議な気持ちになる。
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すごく興味を惹かれた面白い絵も。
宗教絵画は、今までどちらかといえば壮大で厳粛な雰囲気の物と勝手に思っていた。
いや、本当はこの絵もそうなのかもしれないが…。
ごめんなさい。
思わず笑っちゃった一枚だった。 -
こんな石造りの建物の壁画も再現。この奥に壁画がある。
この維持も大変だろうな。 -
奥の壁画と天井画。
こんな感じのものまで再現してしまう美術館って他に無いと思う。
ただ絵画を見て回るのではなくて、こういった建物だったり、墳墓だったり、石棺だったりまで再現していて、そこに足を踏み入れて見られるって、本当にありがたい。ニセモノであっても。 -
礼拝堂の天井画って、本物は足場を組んで、直接天井に描いたのだろうか?
それとも描いた物を天井に設置したんだろうか?
美術にあまり詳しくないので、考えてしまう。 -
この解説を読んだだけでは最初、ピンとこなかった。リュベンスって誰だっけ?という感じで。
アントウェルペン大聖堂ってどこだっけ? -
解説の隣にこれがあって、ようやくわかった。
リュベンスって、ルーベンスのことかぁ!
アントウェルペンって、アントワープ大聖堂のことかぁ! -
そんなわけで、ネロとパトラッシュが最後に見た絵がこれ、ルーベンスのキリスト昇架。
リュベンスとか、アントウェルペンとかは言語の読み方の違いなんだ~と、ようやく納得。 -
この美術館のすごいところは、写真を撮ってもいいこと。確認したところ、フラッシュはダメだけど、写真はどうぞ、とのこと。
でも、余りにも展示物が多いので、私が特に興味を惹かれたものだけを撮ってまわった。 -
絵画でも、宗教に関するものが好きかも。壁画も、その土地その時代の宗教観がよく表されて、すごく興味深い。
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これ、今回の目玉!
最後の晩餐!
実はオリジナルの修復が終わって、オリジナルの方は描かれた当時の状態に蘇った。
で、ここ大塚国際美術館には、修復前の最後の晩餐と、修復後の最後の晩餐が向かい合わせに展示されているのだ。これってすごくない? -
宗教画の再現も、本当によく研究されていて素晴らしい。
私はあまり詳しくはないけど、そういう研究をして再現したことに敬意を持ってしまう。 -
余りにも有名なモナリザ。
前にパリのルーブル美術館で見た時は、人が多すぎて、ゆっくり見られなかった。
遠目であれがモナリザか~って感じで。
だからゆっくりじっくり見られて嬉しい。 -
気がつくと宗教画ばかり写真に撮っている気がする。クリスチャンではないし、聖書も詳しくないんだけど。
前にあなたの前世は敬虔なクリスチャンだったと言われだことがあったけど、本当にそうかも、なんて思うことが多い。 -
そういえば、横綱白鵬関がこの大塚国際美術館で結婚式を挙げたのだそうで。
こんな写真も飾られていた。 -
羽生さんも王将戦は、ここ大塚国際美術館だったそうで。美術館だけど、いろいろなことをやっているんだなぁと、写真を見入ってしまった。
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結局のところ、大塚国際美術館には5時間いたが、やっぱり今回も全部をきちんと見ることは出来ず。
ようやく半分見終わったかな?という程度だった。
あと1~2回は来ないと全部見られない…。
そんなことを考えながら、路線バスて徳島阿波おどり空港へ向かった。 -
徳島阿波おどり空港へ向かう路線バスはずいぶん混んでいた。鳴門公園からの観光客用に、もう少し本数を増やすなり、バスを大型に変えるなり対策を考えて欲しいなぁ。
徳島阿波おどり空港では、香港へのチャーター機が駐機していて、そちらの団体さんがたくさんいた。
空港内でふらふらしていた私は、阿波踊りのハッピを来た地元観光課職員らしき人にexcuse meと言われてしまった。
私、れっきとした日本人ですけど! -
一日中、大塚国際美術館にいて、昼食も食べてなかったので、徳島阿波おどり空港のフードコートで、サンドイッチを食べた。
フードコートのお店の人も優しくて、いい思い出に。 -
帰りの飛行機はずいぶん揺れた。飛行機慣れしている私でもひやっとするくらい。
乱気流の影響だったのかエアポケットに遭遇したのか、いきなりの急降下は思わず和やかな飛行機内の空気を変えた。
でも、そこは安全に航行してるんだろうし、無事に羽田空港に到着。
今回はJALのどこかにマイルで、偶然また徳島に行くことになったけれど、何かと楽しい時間を過ごせた。
いつも夫と旅行に行くことが多いけど、昔から一人旅もちょくちょく出かけていて、一人旅だからこその楽しみ…美術館を自分のペースで歩き回るとか、地元の人々との会話とか…も存分に味わえた。
きっとまた徳島に行くんだろうな。大塚国際美術館に。笑。
また、どこかにマイルで徳島にならないかな。
すごく楽しかった。
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