隅田川沿岸散歩

2018/02/04 - 2018/02/04

冬の温かい日差しに誘われ、浅草寺二天門でバスを降り、言問橋を渡り、隅田公園周辺を散策、吾妻橋を渡って雷門まで戻りました。
訪れたスポットは多くの石碑が建つ三囲神社、江戸時代は水戸藩下屋敷だった隅田公園、本所の総鎮守で神牛や撫牛が祀られている牛嶋神社、両国生まれの勝海舟銅像、昭和初期の香り漂う浅草地下商店街などです。
初めて訪れたところも多く、新鮮な気持ちで散策することができました。隅田公園の見どころは桜だけではないのですね。スカイツリーもいたるところで間近から眺めることができました。

エリア 東京

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 徒歩

浅草寺二天門から隅田公園に向かう途中、花川戸公園で見つけた履物問屋発祥の地碑。
戦前から多くの履物問屋が並んでいたようです。
今、その面影は見られません。

隅田川を挟んで二つに分かれている隅田公園。
浅草寺側にある公園の中にあるタリーズコーヒー店の座席はすべて、スカイツリーが見えるようにセットされていました。
コーヒータイムにしたかったのですが、散策を初めてまだ5分、休憩には早すぎるため、ここは我慢しました。

タリーズコーヒー店から1分ほどのところに建つ、山の宿の渡し跡碑。
隅田川の渡し船の一つでした。

言問橋を渡って対岸へ。

言問橋から見たスカイツリー。
下から上までスカイツリー全体を見ることができます。

言問橋を渡り切って5分ほどのところにある三囲神社。
隅田川七福神の大黒人と恵比寿神が祀られています。
三井家の守護神でもあり、境内には50ほどの石碑が建っています。

その一つ、神社入り口に建つ、近代的百貨店の創始者・日比翁助の歌碑。
石垣に刻まれていました。

神社本殿。
本殿の周りには無数の石碑が建っていました。

目じりが下がった可愛い顔の狐。
本殿前に建っていました。

境内に建つライオン像。
かつては三越池袋店に飾られていたものです。

数ある石碑。
石碑に関する解説書も売られています。

石碑の一つ、三角石鳥居。
珍しい形の鳥居です。

願い事を聞いてくれる白狐の祠を守る老夫婦像。

続いて訪れたのは、本所の総鎮守・牛嶋神社。
10基の神輿が保管されている神輿庫、神牛、撫牛など、見どころがある神社です。

色々な種類のおみくじが売られていました。

堀辰雄も好んで撫でた撫牛。
身体の悪い部分を撫でると、病が治ると言われているそうです。

隅田公園は江戸時代、水戸藩下屋敷の一部でした。
下屋敷にあった日本庭園です。
雪吊りが作られていました。

公園内に建つ、書家・二峯先生之碑。
この碑以外にも多くの碑が建っています。

隅田公園の隅田川沿いに建つ、漕の碑。
かつて隅田川で行われていたボート競技記念の碑です。

隅田公園のすぐ近くにある、小梅牛嶋通りから見たスカイツリー。
下から上まで全景が見えました。

源森橋近くに立つ、荻原吟子開業の地。
日本の女医第1号の方です。

吾妻橋交番前交差点近くに建つ妙緑寺境内に残る、夜寉井銘の碑。
湿地帯に悩む本所で、良質の水が得られた井戸を記念して造られた碑です。

散策途中で見つけた、ちいさな硝子の本の博物館。
墨田区に数ある小さな博物館の一つで、手作りのガラス製品を売っていました。
何故かグラスと皿を購入してしまいました。

普通の一軒家と間違えてしまうような寺・如意輪寺に残る六面地蔵塔。
江戸初期に造られた石仏です。

墨田区役所入口前の広場に建つ、勝海舟銅像。
両国生まれの英雄です。

ゴールまであとわずか。
吾妻橋を渡ります。

吾妻橋を渡り切ったところに建つ神谷バー。
日本で最初に造られたバーです。
創業当時からメニューにある、アルコール度数40度のデンキブランを飲んでみたかったのですが・・・。
昼だったこともあり次回の楽しみにしました。

銀座線浅草駅改札を出たところにある、浅草地下商店街。
20ほどの飲食店や整体、金券ショップなどが並んでいました。
昭和初期の雰囲気が感じられました。

ゴール。
およそ20000歩ほどの散策でした。
お疲れさまでした。