2018/01/30 - 2018/01/30
655位(同エリア9551件中)
tadさん
雪景色の北海道を楽しむ旅のシリーズ。滞在二日目の1月30日は、朝、北海道大学キャンパスの散歩と北海道大学総合博物館を堪能した後、北大の学食でカレーを食べて、歩いて移動し、北海道庁旧本庁舎まで来た。
ここは何度も来ているところだが、今回は、展示がより充実していた。館内のボランティアからも資料をまとめていただいたりで、いい時間を過ごした。ここは開拓史や北方領土問題関連の歴史的展示が充実しているのだ。歴史を振り返りながら見学することになった。
頂いた資料はまだ読んではいないが、この重要文化財に指定された建物自体、見るに値するところであるし、今回は周囲の雪景色のなかの赤レンガ館はとりわけ、素晴らしかった。外国人も多かった。もう少し英語展示説明を増やすべきであろうが。。
なお、午前中は晴れ間もあったのだが、午後は曇って雪がまっていた。
一枚目は当館に到着した時の写真。
午後1時25分だ。
- 旅行の満足度
- 5.0
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北海道庁旧本庁舎の裏側(西7丁目通り)から撮影。
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北海道庁旧本庁舎
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北海道庁旧本庁舎前の庭園も雪のなかに埋もれる
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北海道庁旧本庁舎
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北海道庁旧本庁舎前の庭園
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北海道庁旧本庁舎前の庭園
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北海道庁旧本庁舎
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北海道庁旧本庁舎は重要文化財。
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歴代開拓長官の写真が並んでいる。左から初代。
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こういう新聞の記事も展示!昭和20年8月10日版。連名になっている記事。ソ連が対日宣戦布告した後の記事。
雪景色ののどかさが吹き飛ぶ! -
昭和21年2月12日の北海道新聞。横にはフランコ弾劾の記事があり、ファシスト軍事政治の没落記事。
もっとも、近年は、こういうファシスト・スタイルの復活の兆しが、いたるところで。。。歴史は繰り返すのか。。。スペインのオルテガの大衆の反逆説を思い出す。。 -
二階の窓から撮影
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二階の窓から撮影
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エゾシカのはく製
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次ぎの地図
松浦武四郎作成(1857年) -
松浦武四郎作成
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松浦武四郎作成
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松浦武四郎作成
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松浦武四郎作成
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松浦武四郎作成
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松浦武四郎作成
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巨大な全体図
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この関連展示もある。榎本武揚は、徳川慶喜や勝海舟の説得を聞かず、反乱軍を率いたが、最終的には能力を認められて新政府の要人となった。新政府は、国を挙げての日本強化が目標であったので、実力主義の人材重視だった。能力ある人物についてはかつての幕府側でも、反乱軍の側でも、後に登用された。この榎本だけでなく、陸奥宗光や、山川健次郎などを思い出す。もっとも、維新後は仕事をしないのに、のうのうと暮らした人もたくさんいて、当時は、よほど鷹揚な時代だった。
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北海道庁旧本庁舎。竣工1888年。
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明治2年の諸藩分領支配図。これは面白い。次に写真を分割して、説明が読めるようにする。
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明治2年の諸藩分領支配図。
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明治2年の諸藩分領支配図。
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明治2年の諸藩分領支配図。
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明治6年の札幌の復元。同庁が右の中。
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1888年に完成した時のデザイン。
消失した後、1912年に現在の形になった。赤レンガの建物は火事の後は、
壁面などは前より丈夫になるとイギリスではいっている。現在の建築は、拡大されている。 -
庁舎の一階の窓から外を撮影
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一階。
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退出直後の撮影。
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北海道庁旧本庁舎
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北海道庁旧本庁舎前
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中国人たち(?)がトランクを引きずりながら観光している?
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海外の観光客がトランクを残したまま観光しているようだ。イタリアなどなら、すぐに消失するだろうに。。。日本ではなくならないという神話が今のところ、通用するようだが。。。
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午前中の北大キャンパスのような晴れ間がなくなった。
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結局は、最初から残っているのは、赤レンガの壁の部分だけなのだろう。拡張した部分はすべて後から加えたものだろう。ただ、全体としては、広大な北海道が現在のように発展する母体的場所であるだけに、歴史を振り返るいい場所となっている。
館内ボランティアのかたと話したのだが、北海道はアメリカの空襲を受けなかった。占領後の活用を考えていたのと、アメリカが開拓に力を貸した歴史が関係しているのではという見解を聞いた。なるほどと納得した。クラークや新渡戸の働きは意味深いのだ。戦後の対ソ連の重要場所でもあったし。。
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