2018/01/23 - 2018/01/27
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keithforestさん
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20180123(火) 昨日の何がいけなかったのか、お腹を壊してしまいまして、一日部屋でブラブラ。それでもしっかりと「TOSCA」を見にリンカーンセンターで出かけました。素晴らしい出来で、大喝采でございます。舞台装置も、出演者のレベルも5年前に見た公演とは比べようがありません。
20180124(水) これまで行く勇気を持てなかったイサム・ノグチ美術館に思い切って出かけました。夜はドニゼッティの「愛の妙薬」ですが、出がけに1番電車が止まっていることに気がつき、慌ててタクシーを飛ばしました。ところがこの演目だというのに、中は昨日と比べてガラガラ。
20180125(木) 古くからあるスーパー、ZABAR'sに行ってみた。今夜のオペラは秀逸だった!
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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2018.01.23(火)
天気予報どんぴしゃで、朝から雨降りございます。
だからというわけではないのですが、朝ご飯まではともかく、疲れが出たのかも知れないのですが(遊んでいるだけなのに)、お腹の調子が悪くなり、結局一日寝込んでおりました。まぁ、こんなこともあるわけでございます。 -
それでも、夜にはどうにか動けるようになりましてねぇ。
予定通り、Metropolitan Operaにやって参りました。
なんせ、今夜の演目は「TOSCA」とあって、開場後の入場でもお客さんが何列にもなって時間がかかっております。リンカーン センター 劇場・ホール・ショー
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METoperaと来ますと、当然のように、この花火のようなシャンデリアでございますねぇ。
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始まる前、そしてインターミッションと、一番上のfamily circleのロビーから見るとたくさんの人たちがご飯を食べたり、お酒を呑んだりして時間を潰しておりますが、今日はトイレに行くのも大変なほどの人出でございますよ。
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いったい、ここの幕というものはどうなっているんでしょうか、というのは、演目によって、違うものが毎回出ているんでございます。お金かかっておりますなぁ。
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TOSCAではインターミッションが二回もございます。
METのステージのセットは奥までふかぁ~くて、それはそれは素晴らしいほどの規模でございます。
悲劇のOperaですが、あれほど拷問をされて血だらけになっているテノールの張り上げる歌声が素晴らしいという違和感はありながらも、それがOperaでございます。
セットの関係からなのか、二回もインターミッションがあると「えぇ~い、一気に行かぬか!」と言いたくなりそう -
表紙に致しました、この写真が終演後のカーテンコールでございます。とても素晴らしいステージでございまして、やんやの喝采鳴り止まずでございます!
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2018.01.24(水)
朝起きて、さぁどうしよう!ってんで「イサム・ノグチ美術館」に行こうか、いや、ひとりで行くのはどうかなぁ、なんぞと迷っている。
で、とりあえず古くからあるスーパー、ZABAR'sへまず行ってからにしようと、1番の電車で79 St.の駅まで行きました。4つ目です。 -
ZABAR'sのスーパーですが、これが?っていうような、建物でございますよ。
ゼイバーズ スーパー・コンビニ
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いやいや、お店の中はそれはそれはのてんこ盛りで、お総菜も様々、パンもどっさり。珈琲なんぞ、どんなマメをブレンドしたものでも、どんな煎り方をしたものでも1ポンド9.98ドルってことになっていて、ミニマムは半ポンドから。その場で挽いてくれましたけれど、フレッシュで挽いたものがどっさり山盛り。チーズなんぞ一体どれがなになんだかもうわからんよ、というくらいどっさりな分量種類。
結局、珈琲、ホースラディッシュ・ソースなんて入手。
二階はキッチン道具が山盛り。 -
お店の前は各種宣伝がめいっぱい。
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ケイタリングもやってんだよ、このスーパー!お店の中はたくさんおられる店員さんのスペイン語がどんどん飛び交っている、とっても活気溢れておりますな。
こんな早い時間は、近所にひとり住まいしているんだろうなぁと思わせるお婆さん達が来られます。 -
結構な荷物になっちゃったんで、しょうがない、一度ホテルに荷物を置きに帰りましたぞ。
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ホテルの前からイーストリバー方向を見るとクライスラービル見えます。夜はこれが光っていて、そりゃ映えるんですが、そんな時にはズームの効くカメラを持っていないというあんばいです。
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意を決して「イサム・ノグチ美術館」へ向かうことにします。
42 St - Bryant PkからF線で21 St - Queensbridgeまで行きます。実は川を渡ってクイーンズへ入るのは初めてです(といってもたったひと駅分ですが)。
21 Street & 41 Avenueの停留所からQ103のバスに乗りました。Rainey Parkが尽きるところ、Vernon Bl/33 Rdで降りたら目の前に美術館はあります。
乗ったバスは次の停留所がどこなのかわからないけれど、とにかく公園がきたら黄色い紐を引っ張って「stop request」をしました。
これが外観ですが、なんだかどこかの学校とか、刑務所みたい!イサムノグチ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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シニア料金、わずか5ドルでございます。
どこかの工場の中においてあるような雰囲気じゃない?
とにかくイサム・ノグチの彫刻ですからそうそう華奢な建物じゃ、映えないでしょうね。 -
わたし、ドウス昌代著「イサム・ノグチ――宿命の越境者 (講談社文庫)」で、イサム・ノグチを良く知りました。山口淑子と結婚していた過去を知って驚きました。
ドウス昌代は「東京ローズ」で初めて知ったノンフィクション作家ですが、彼女の原作を元に「レオニー」という映画にした松井久子監督を知り、その松井監督がその前に製作した吉目木晴彦著「寂寥荒野」を原作にした映画「ユキエ」があることを知っておりました。
この辺はわたしにとってはちゃんと一貫した動機が存在するのです。 -
Isamu Noguchiの仲の良い友人だったというGonzalo Fonseca(1922-97)の特設展が開かれておりました。
これがまた面白いの!思わずアップで写真撮りたくなります。 -
こんな具合ですよ!ね?
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彫刻のクリムト?とかいったりしてね!(ちょっと気取り!)
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考えている時は楽しそうですなぁ。
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ひょえ~、おもしろ~~い!
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げげ、こうくるとはね!
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おもしれぇ~~!
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イサム・ノグチ度、全開でございます。
この陽射しがなんともいえないスペースでございますねぇ。 -
思わず触りたくなりませんか、これ?
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わたしにはイサム・ノグチの作品、その人となり、思い入れがございますが、そんな人はそんなにたくさんはおられないようです。
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イサム・ノグチはこのての照明をたくさんデザインしましたよ。
このあと、アトランタの友人の家に行ったら、これに近い照明があったので思わず「良いね!これ!イサム・ノグチ!?」と叫んだから、なんと「アイキアで7ドルだよ!」って、がっかり・・・・。 -
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どうです?
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きた、きた、きた!
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その辺に普通にある石みたいな気がしないでもないな。
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良い部屋だなぁ。
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ショップの片隅に、やっぱり、イサム・ノグチのソファ、テーブル!
ひとりで美術館を出て、さてどうやって帰ろうかなぁと周りを見回すと、なんと周りは全部工場ですよ。車の修理工場とか、他の様々な機械の工場っていうか、全く誰も歩いていません。車も通りません。昼間で良かったよ。
数ブロック歩きましてね、Long Island City High Schoolの横を通って21 St/Broadwayから「Q100」のバスに乗ってQueensboro Plazaの駅を目指しました。
この駅は地上というか、高架になっていて、それはそれはガッタン、ゴットンと大きな音がします。鉄骨はその作られ方から見ると相当に古そうで、これはメンテがされているのかね?と心配になりそうですが、充分に産業遺産と宣言して良さそうです。 -
さて、夜はまたまた、METoperaでございます!
リンカーン センター 劇場・ホール・ショー
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お、本日はバレイの公演もあるようでございます。こちらはDavid H Koch Theaterでございます。
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ま、いちおう、オペラ劇場も。
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天井が金色なんですが、これって金箔?
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本日の演目は、わたしがオペラを聴くようになったきっかけになったドニゼッティの「愛の妙薬」でございます。これまた古めかしい邦題でございますねぇ。
ところが今日のエントランスは、昨日、一昨日に比べて、スカスカ、なんですよ。どういうこと? -
わたしはといいますと、好きな演目ですから、本日はちょっと贅沢を致しました。今回はいつも37ドルくらいの劇場の後ろ、つまり上から数えた方が早いくらいのfamily circleのF-116あたりなんですが、今日はなんとBalconyの下から2列でいつもの倍くらいの金額ですよ。なんですが、わたしの熱の入り方に比べて、ガラガラ。
ヒロインのADINA役は南アフリカ出身のPretty Yende、NEMORINO役は
イリノイ出身のMatthew Polenzaniというあたりに人気がないんですかねぇ。それでも2幕のネモリーノの「人知れぬ涙」Una furtiva lagrimaでは拍手喝采でございます。伴奏がクロッケンシュピールでなくて、ピアノだったのが残念でしたけれど。 -
中二階のレストランも昨日までに比べたらガラガラ。どういうことだ?このキャストが人気がないってこと?
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ホールの真ん中の照明ですが、バルコニーにそって、こんな感じのシャンデリアが下がっていて、幕が上がる直前にこれがするすると天井まで上がって参りますねぇ。これがそうなる時と、もう最初っから上がってしまっている時とあるんですが、この使い分けにどんな意味があるのでしょうねぇ。
そうそう、そういえば今回気がついたのは前回までは結構写真にうるさくて、係員がホールの中は写真は禁止です!といって歩いていたことがあるのですが、今回は全くそんな声がありません。そしてカーテンコールでは多くのお客さんがカメラを取り出されておられたので、わたしも意を強くしました。欧州のオペラハウスではこの辺が昔から大丈夫でしたねぇ。 -
どうもこういう距離からカーテンコールを撮ると、ハレーションしちゃうんだよなぁ。
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ほら、やっぱりダメだな。
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終演後はやっぱりウキウキで寒さも感じなくなりそうです。
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Zabar'sで買ってきたクラムチャウダーと、Hale & Hearty Soupsで買ってきたラップサンドで夜中の空腹を満たす、ちゅうわけだす!
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2018.01.25 (木)
これが毎朝のわたしのメニューです。
(多分)イタリア系とおぼしきおじさんに「オムレツwithハムと野菜」といって注文します。そしてtipに1ドルおいてきます。邪道かも知れませんが、ベーグルをトーストします。朝食付きの契約ですから、右にあるのが朝飯のヴァウチャーです。席を立つ時にまた1ドルtipを置きます。 -
ホテルの6階のエレベーターホールから見えるのはこんな景色なので、一体今日は晴れてんのか、曇ってんのか、なかなか見当がつきません。
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天気は晴朗にして、ものすごく寒いのです。Bryant Parkのスケート場はちょうどメンテ時間で、誰もいません。
ブライアント パーク 広場・公園
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なんでこんなところへやってきたのかというと、これ、2013年に私たちが泊まったことがある「Bedford Hotel」というホテルだったのです。その後閉鎖となって、ホテルウェブサイト情報から消えておりました。
どうやらそれを誰かがリファービッシュして「The Renwick Hotel New York City, Curio Collection by Hilton」として再開したのだそうです。冬場ですと、210ドル(税抜き)くらいですから中くらいでしょうか。ザ レンウィック ホテル ニューヨーク シティ ホテル
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さて、恒例の「M5バスでバス任せ!」をやろうということです。このバスは中途半端な時間に乗ると、ガラガラで、観光客だけしか乗っていないというわけ。この日も、おばさん観光客が乗ってきて、あぁだこうだとドライバーに聞くものだから、こっちがイライラする。
遠距離から通勤してくる人たちはexpress busに乗ります。7日間MetroCardにするとこのてのバスと地下鉄に乗るなら、32ドルですが、express busも乗れるカードにすると59.50ドルになります。
そうそう、自販機でMetroCardを買おうとするとzip codeを聞いてきます。ホテルのzip codeをいれてもそれでOKです。これ、一体何の為に聞いてくるんですかね? -
と、途中でどうもトイレに行きたくなりそうな気がしてきて、用心の為にMacy'sにでも行こうかと35丁目あたりでおりました。で、ふらふらと西の方へ歩いて行きます。この辺、2015年に泊まった韓国系のホテルの傍です。あれはひどかった・・・。
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ユニコーンなのかよ!
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空き家です
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マンハッタンはあっちでもこっちでも工事をやっていますよねぇ。
ふと気がつくと、大きな画材屋が移転するからなんでも半額と書いてあるので見に行きます。明らかに日本人とおぼしき男性が画材を買っています。筆ペンを売ってるね、やっぱり日本製。 -
自転車が大仰な鎖で止めてあります。
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「止めんな!」って書いてあんのに、止めてる奴!
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Macy'sでとうとうトイレを見つけられなかったわたしは、木製のエスカレーターを見つけ、すっかり夢中に。このエスカレーターは横も板張りです!まるでSydneyのWynyardの駅の昔のエスカレーターのようです。
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またまた、Canal Streetへ!
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先日、この通りにやってきた時に前を通りかかって気になっていたCanton Loungeの前を通ったら歳の頃なら20歳前後とおぼしきお姉ちゃんが「ランチはなんと6.80ドル!」というので釣られて入ってみました。
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ランチメニューには20種類ほどのおかずが掲載されています。
わたしが選んだのはこれ!鶏と野菜の炒め物。そしてご飯が一膳。それで税抜き6.80ドル。安い、旨い、ちょっと遅い。おばさん愛想良し、おじさん愛想悪し。 -
このての甘いもの屋さんもあちこちにございます!
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タイムズスクエアに帰ってきました。滅多にこの辺の写真を撮りませぬ。慌てて数枚。
タイムズスクエア 散歩・街歩き
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交番の前で警官がパトロールの準備中です。防弾チョッキ着てます。
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ブライアント・パークの葉の落ちた並木。寒々しうございます。
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夜はタイムズスクエアの駅構内のステージには、なんとビートルズ・バンドの「Meetles」がちょいキー下げでもって、駅だから「Ticket to ride」を演奏中。1ドル入れて写真を撮る。ベースは東洋人の女性。ちゃんとヘフナースタイル。おじさん、おばさんが立ち止まって一緒にハモる。良いねぇ!
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リンカーンセンターも、本日はDavid Geffen Hallも、イベントがございます。
リンカーン センター 劇場・ホール・ショー
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David H. Koch Theaterもバレエの公園があるようですねぇ。大賑わいです。
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今日のMEToperaの演目はPietro Mascagni の「Cavalleria rusticana」でございます。そしてもちろんこのオペラと組み合わせになるRuggero Leoncavalloの「Pagliacci」でございます。
なんて書いておりますが、実はわたしはこの演目は初めてです。まったく知識なしに見ました。確かに事前にネットで調べた時は「美しいメロディーで」とか「一般庶民が主人公に」とかって書かれていて、あぁそうですか、なんて程度だったんだけれど、実際にメロディーの美しさ、そして今回の演出の面白さに感嘆!思いっきり拍手でした。 -
それなのに、それなのに、昨日よりももっとお客さんが入っていませぬ!なんちゅうことでしょう!テノールのフランス人、54歳のRoberto Alagnaに惜しみない拍手を送りたいと思いましたぞ!すばらっしい!
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今日気がついたんですが、family circleというか、一番上のロビーにもお土産屋さんができていますが、こんなの、前あった?
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これが「Cavalleria rusticana」の始まる前の様子です。ステージには四角い一段高くなったものがセットされていて、その周りには椅子がぐるりと並んでいるのです。そして出演者が複雑に出入りを繰り返しながら進められます。
ここでもとても感心してしまうのですが、合唱隊の人たちは毎日違うオペラに出ておられるわけですよね?それでよく間違えずにこんな複雑なことをなさるなぁと。
ひょっとすると合唱隊は100人とかいて、交代なのかな? -
「Cavalleria rusticana」もそして「Pagliacci」も仲の上手くいかなくなってしまった夫婦が題材で、しかも最後は死者が出ちゃうと云う実に切ないないようなんでございますよ。やれやれ。
しかし、わたしはやんや、やんやの大喝采でございます!これだけでも今回来た甲斐があろうというものです。
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