大ミスだらけの中国旅行４（建水→元陽→建水）

2018/01/27 - 2018/01/27

建水を出発し、その日の夜まで。

（旅程）
　1/25　（夜）羽田（ラウンジ）－上海浦東―夜行バス―上海虹橋
　1/26　上海―昆明―建水（泊）
〇1/27　建水―元陽―建水（泊）
　1/28　？（泊）
　1/29　昆明－北京（泊）
　1/30　北京－羽田


やりたいこと　重要度高◎　低▲
（旅の目的　昆明）
◎「ルオマの初恋」の舞台を尋ねる（元陽：新街鎮・棚田観光）
▲雲南空港確認
▲雲南珈琲を飲む
でも雲南省初めてなので、どこでもいいって気持ちもある。

エリア 元陽(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

前日朝食7時ね！と言われていたのに、朝、起きたら7時だった。
ドアをノックする音が聞こえ、出てみるとおばさんが既に自分のスーツケースを持っていた。慌てて用意し、化粧もそこそこに退出する。
朝食券を出し、4人掛けの席に座る。
おばさんこれ食べる？あれ食べる？と色々聞いてくる。
ブーヨンブーヨン（不用不用）と言いながら、菜っ葉の炒め物などを皿に盛り自席に着く。
雲南珈琲があったので、ボタンを押して淹れてみたが…ああミルクコーヒー。
と言うことは、おばさんに頂いた珈琲も…orz（7:30）

おじさんが、「米線食べる？」と聞いてくる。
まだ食べたことがなかったので一緒にもらいに行く。
なんというか、乳麺みたいな感じ？ソーメンをあったかくしたような…。
トッピングが悪かったのかもしれないがちょっといまいちな味だった。
今日の行先をおじさんが説明する。
建水から元陽に向かうと80キロあるらしい。
でも道が悪いから高速を使う、120キロかかるが遠回りしていく方で行く、とのこと。

駐車場に行き車に乗った。おばさんが、乗ったと思ったら何かをおじさんに話し、バッグから何かを出してホテルに戻った。
ちょっと待っていたが、車をおじさんが動かしだした。
え？おばさんまだ戻ってないのに？…さてはロータリーに寄せるんだろう、優しいな、と思っていた。
で、またうとうとしていて気付いたら、何故か高速前にいた（ETCの文字で判別）。
？？？？？
え？え？ETC通っちゃった？？？？
で、道が分かれていておじさんが右に車を寄せて何かを言いながら後ろを見てびっくりする！
！！！！！
おじさん、おばさんが乗っていたと思っていたーーーー！！！？？？
当然おじさんは私に「なんで乗ってないって言わなかったんだ？」と聞いてくる
自分の語学力で理由をうまく言えない…
いやそもそもそれ以前の問題だorz
そしておばさんから電話がくる
「なんで出ちゃったのよ！」みたいなことをおじさんに言ってる
高速に入ってしまって戻れない…
仕方なく一つ目のインターで降りるが20キロ先の地点…。
折り返し一般道を走るが道がいささか悪い
おじさんにスミマセンと謝り、乗っていないことを知っていると思っていたんです、と伝える。
30分ほどロスさせてしまった。ホテルに戻りおばさんにも謝り再出発。
しかし高速は早い！10時頃、箇旧まで来た。

参考　おばさんがホテルに戻ったのはデポジット金を返してもらうためでした。

しかし更に失礼なことを自分はしてしまった…
ホテルからおばさんに電話がかかってきて、おばさんが私に聞いてきた
「文山三七は？」
（・・・！）
布団で文字を見ながら調べていて、朝荷物に仕舞った記憶がない！
どうしよう
それでどういえばいいかわからず、植物だと日本に持ち帰れるかどうかわからないと伝える
そして、これを言って更にシマッタと思った
（これじゃ、持ち帰れるかわからないから置いてきたみたいじゃないか！）
それで、ただ置いてきたわけではなく本当に忘れてしまっただけ、すみませんと伝えたところ、あの薬高いんだよと返ってきた。
申し訳ない思いでいっぱいになる…。
（10:53　元陽棚田景区の文字が見えてきた）

11:00
元陽南沙地区周辺
果物市場のような所でおじさんが車を停めた。
休憩しようとのことで、色々見る
中国で市場を見るのは初めて！

南国系の果物がいっぱい売られている
おばさんが、何食べる？何食べる？と聞いてくるけど、どんな味なのかわからなそうなものが多い

どうも全体的に観光地値段らしく、おばさんが昆明の方が安いという。
しかしこれを見て、食べようと言ってきた。
見たことがないが、同意する

食べ方わからないなと思っていたら、丁度若い女性が試食のように爪を立て皮をむいて中身を食べた。ああそういう食べ方なんだ。
購入したものをおばさんに勧められ一ついただく。
マンゴスチンとかライチとかそんな感じの味

参考　調べたらこれはランブータンと言うものらしい

出発
1時間ほど走っていたら、映画でも見たことのある街並みが出てきた！

１２：４０
ここで昼食を食べる。
右側の扉から下に降りたところにあるニーハオトイレをお借りした後お店の中へ。
お店の方の民族衣装が素敵＾＾

雲南米線（多分、一椀20元？結構大きい）
ここのはコシもあり、なかなか美味しかった！
お店のおじさんも自分が日本人と知ると「さよなら！」「みなさん、さよなら！」と言ってきたのでビックリ。
私も、「再見的意志」「大家再見！的意志」と意味を教える。
おじさんが「おおー」と言って、ニコニコする。

美味しくいただき、出発。
道路の脇で、少数民族の衣装をまとった女性が、色々物を売っていた。

日差しが強いので、傘をさしている人も結構いた。
私もおばさんに日除け帽子を貸していただいた。

13:30
棚田のインフォメーションに到着！

久々に日本語を見た

なんと、旅行会社で運行しているらしい直行便の宣伝があった。
昆明―ハニ棚田+チケットで198元はお安い
往復だけでも180元で多分路線バス往復より安い
昆明8時半発、元陽15時半発とのこと。
ということで一応掲載したが画質が落ちるからかQRコードが読めないなぁ
元々の画質からはコードが読めるので、アリペイか微信決済できる人で興味ある人いたら画像送ります（いないと思うが…）。

インフォメーション内にはジオラマがあって、各棚田の場所を掲示していた。

当日券のチケット料金は私100元、おばさん50元、おじさんタダだった。
おじさんが、自分は高齢だからただなんだよ、と言う。
チケット料金を払おうとするが、おばさんが払わせてくれない。
昆明に来てから1回も財布を出していない…。

そして棚田に到着！しばし見とれる。

元陽棚田 自然･景勝地

とても綺麗！

曲線美ってこういうのいうのかな

集落を撮影してみる

ただ夢中で撮影する

各棚田場所の説明あり

少し移動
少数民族の集まり発見

ここも素敵！

少し拡大してみる。山の丘陵に沿って、うまく田んぼを作っているもんだなぁ…。

「ルオマの初恋」の映画で、ハニ族少女の主人公ルオマが漢民族の素敵な若い男性に初めてオーディオプレーヤーを借りる。棚田を見ながら聞いた音楽は、エンヤのカリビアンブルーだった…というシーンがある。
私も真似て、曲を聴きながら棚田を見る…
この青空と、棚田と、この曲全てがこれ以上ないぐらいに調和していた。

現地の人が歩いてきた

彼女たちにとっては、生活の一部に過ぎない。

出発
仕事なんだろうけど少数民族の人たちが歩いているのを見かける

看板のある所に到着「国家湿地公園」

丁度三脚を持ってきていたので記念写真を撮る。
カメラデータだったので帰国してからおばさんにデータを送ったらとても喜んでもらえた。

赤い色が混じってこちらも綺麗だ。

本当に天候に恵まれた。
今までの中国旅行で晴天よりも曇天や雨天が多い私にとっては、このことはとても幸運だ！

集落と棚田を合わせて撮影してみた。

14;30
ハニ族の村に到着。
藁ぶきの屋根でキノコみたいな家屋が特徴だ。

中をそぞろ歩く

子供たちが遊んでいた。
自分達が通ると、何か言ってる…と思ったら、
1元お金をくださいと言っていた(+_+)
おばさんは良い人なのでお金を用意するが、
最初3人だったのに6人まで増えた(+_+)

先に進むが行き止まりで折り返す。
鳥さんは食べられるまでは自由行動だ

また戻るとさっきの子供たちがいて、ありがとうと言ってた。
皆男の子だな

おばさんは、シャオポンヨウ（小朋友＝小さい友達）が出来たわね！とニコニコ。
しかし去っていくと「再請給我一元ー！」（もう1回1元ください）の連呼。
オイオイ…

入口まで戻ってくる
説明文が掲示されていた。

お祭りの様子などが掲示されていた。

大魚（土ヘンに唐）という村だったようだ。

おばさんが、素敵そうな宿を指さして「この辺りに泊まらない？飛行機は2日ぐらい遅らせましょう」と言ってくる
イヤイヤ、それは無理…
飛行機の便は変えられない、と話すと、とても残念そうな顔をする…
明日の朝出発では間に合いませんか？と話すと、それじゃおじさんが疲れちゃうよ、と言う。確かにそうだ…。
おじさんが「回去！」と言って、山を下りる。（15:30）

16:00
元陽南沙（かな？）の街が見えてきた
高速道路もガンガン作っているようだ。

山羊がいた。おばさんが「サンヤン！」と言う。
しばし休憩で山羊さん撮影

ゾロゾロ

ゾロゾロ

オート三輪が通過
のんびりした感じである

目が合った

山羊さんさよならー

一般道を使って車は進んでいく…
建水までのルートは轍がけっこう酷かった…が、自動車なのでそこまでは感じなかった。中くらいの大きさのバスも通っていたがあっちはひどいだろうな。
こちらのルートは電波が通じないところが割とあった。私はチャイナユニコムだが、チャイナモバイルを使っているおばさんも電波が通じなかったようだ。

17:30
山を越えて、菜の花がたくさん咲いているところに出た。
記念撮影をする。

そして建水に戻る…
19:12
おばさんが、建水孔廟に行こうと言う。
残念ながら時間的に終了しており中には入れなかったが、公園の所にある像を撮影して、ここを作った人だと説明してくれる（孔子？）。
その時に、この通りには私の実家があると説明される。
おじさんもおばさんも、元々は建水の人だったのだ。

建水文廟 建造物

19:30
おばさんはボイスチャットで話すうえ訛っているので、日本にいるときはなかなか聞き取れず意味がわからなかったのだが、帰国してから改めて聞くと、しっかり建水孔廟に行くことやこの豆腐の話をしていた。
しかし私は地名だと悟るほど中国語の聞き取りは出来なかったので、実際にここに来てこれを食べるまでわからなかったのである。

参考　写真は名物のカオ（火ヘンに考）豆腐（夕食）。日本の豆腐ほどには水分がない

豆腐が焼けるのを待つおじさん

これを食べてみるか？とおじさんに渡されたのは鳥の頭
「ヤーズ」とおばさんがいうので、アヒルの頭だろう。
最初はとても食べられないと遠慮したが、４トラ：HOUKOUさんの旅行記に頭が一番うまいと書いてあったのを見て、私も挑戦することにした
なかなか肉の部分がないが、たしかに美味だ！

そして同じホテルに帰り、チェックイン。
文山三七も無事に手元に帰ってきた。が、やはり日本に持ち帰れるか不安なので、おばさんが持ち帰ることになった。
この写真は翌朝の記念写真。

この旅行記へのコメント （6）

• nao-takeさん 2018/02/25 21:27:12

  こんにちは

  私も来月元陽に行く予定なのでとても参考になりました。ベトナムから河口に抜けて、バスで新街鎮、多依樹まで行くつもりです。バスの長旅に耐えられるか心配です。天気に恵まれて良かったですね～
  建水から日帰りはちょい勿体無い気がしましたが、、、いい交流ができたようで羨ましい限りです。

  メイリンさん からの返信 2018/02/25 22:39:10

  RE: こんにちは

  ありがとうございます。稚拙な旅行記ですが少しでも参考になれたなら幸いです＾＾
  私も新街鎮のマーケットと多依樹の朝日を見たかったんですが、景色は逃げないからまた再訪できる機会もあると思っています。案内してくれたおばさんの娘さんにはすごく不思議そうに「どうして元陽に行きたいと思ったの？」と聞かれましたが（昆明の人にとってはその程度の所なんでしょう）。
  nao-takeさんは多依樹のあとはそのまま中国にいるんですか？ないとは思いますがベトナムに帰るつもりなら30日以内のベトナム再入国はビザが必要になりますから注意してくださいね。羅平の菜の花畑にいくのが時期的に良さそうですね（そのあたりは人それぞれと思いますが）。旅行楽しんでくださいね！旅行記書いてくれたら見に行かせていただきます♪

  nao-takeさん からの返信 2018/02/26 13:45:23

  Re: こんにちは

  御察しの通り元陽から羅平に行き昆明に行くつもりです。
  羅平に入るのが3月半ばになるので菜の花はあまり残っていないと思いますが、道中を楽しみたいと思います。そうベトナムに再入国はビザが無いと出来なくなったんですよね…ですから荷物を軽くして機内持ち込みで、昆明からハノイで乗り継ぎ関空に帰る予定です。中国の旅は色々な面でハードルが高そうですね～^ ^

  メイリンさん からの返信 2018/02/26 17:42:04

  RE: Re: こんにちは

  そうなんですね。菜の花がたくさん残っていますように！
  あと昆明空港は広いから気をつけて…！
  国際線のカウンターは右よりの方です。

• クラウディアさん 2018/02/03 19:07:54

  おじさんとおばさん

  こんにちは。
  なんて優しいおじさんとおばさんなんでしょう!!涙でちゃう。
  建水ご出身ならやっぱりご案内したかったですよね。

  メイリンさん からの返信 2018/02/03 20:17:12

  RE: おじさんとおばさん

  本当、優しいご夫婦です！本当に申し訳ない限り…です。
  私もおばさんの出身地に行けて嬉しかったです^^
  あまりにも色々していただいたので、なにか贈り物をしようと考え中…。