2017/12/16 - 2017/12/17
258位(同エリア975件中)
ぬいぬいさん
常に私の行ってみたい先ランキングの上位に入っていたモロッコ
サハラ砂漠、青い街シャウエン 迷宮都市フェズ・・・行ってみたい先が多すぎて、10日間くらいの日程を組まないと回りきれそうにない・・・
ゼネコンの営業の統括責任者の私は、そんなまとまった休みを取ることができず、なかなか実現しそうにない永遠に憧れの場所の一つでした。
今年の10月に定年を迎え、顧問の立場に変わったことと、個人的に半期を経過する前に年間目標を大きく上回った実績を残せたこともあり、定年まで頑張った自分へのご褒美として、仕事が一段落した12月12日より5日間のリフレッシュ休暇を取得して、モロッコに出かけることになりました。
計画を思い立ったのは仕事の目処が見えてきた2か月前
休暇の日程については仕掛り中の仕事の予定を考えると、12月の10日から20日までの間であれば何とか休んでも仕事に影響がなさそう。
その時点では行先はモロッコに絞らずに中欧周遊、キューバも検討していました。
この日程の中で毎日格安チケットのチェックをしていましたが、なかなか安いエアチケットが見つからない。
1ヶ月を経過した10月の末に毎月送られてくる某旅行社のパンフレットの中に モロッコ周遊一人旅限定ツアー 15万5800円から そんな格安ツアーを見つけました。
でも、団体行動が苦手で、気軽な一人旅をこよなく愛する私は、画一的に決まった先を回るツアーは大嫌い。
国内の格安ツアーはともかく、海外のツアーは10数年行ったことがありませんでした。
でも、内容を見ると、私の行ってみたい場所がほぼ網羅されていて、しかも全行程の食事もすべてついている。
そして一人旅では8日間の日程で行くことの難しい周遊コースになっていたためとりあえず申し込みすることに。
予約金を払った翌日、カタール航空ウェブサイトでカサブランカ往復80000円のチケットを見つけツアーをキャンセルするかどうか悩んだものの個人旅行ではシャウエンとサハラ砂漠の両方行くことは難しそうなので、結局ツアーに参加することに。
でも通常10日間はかかりそうな周遊コースを8日間に詰め込み、しかも行きは羽田発の深夜便を使っての出発で、帰りは国内移動を含め、ほぼ2日間に渡る移動の連続の行程
実質5日間で2400キロを移動する超ハードなスケジュールの旅でした。
でも迷宮都市フェズ、青い街シャウエンの散策 サハラ砂漠の朝日 アイト・ベン・ハッドゥの世界遺産のカスバ トドラ渓谷の渓谷美の絶景を堪能でき、それなりに満足した旅になりました。
こちらでは最後の訪問地マラケッシュのジャマエル・フナ広場の喧騒と足掛け2日間に渡る帰国の様子を紹介します。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 観光バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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マラケッシュに到着したのは昼過ぎ
-
まずはジャマエル・フナ広場へ
あれっ!
世界一クレイジーな広場と聞いていたのでもっと人がたくさん集まっていると思いきや、意外に人がいない。 -
この日のランチはフナ広場にあるレストランで
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モロッコに来てからいろんなところで食事をしましたがどこに行っても建物の内装が豪華なのに感心してしまいます。
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大皿に盛られた前菜
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食事のレパートリーが少なくて何を食べても味付けが似ているためにあまり印象に残った食事がなかったのが残念
強く印象に残ったのがアルコール類の値段の高さだけでした。 -
この日のメインはクスクス
以前南アフリカに行った際の機内食で出たクスクスが凄くおいしかったので、クスクスって美味しいイメージがありましたが、これはどうも・・・
ぱさぱさで、誰もが同じ思いだったようで人気がなくて大量に残っていました。 -
デザートはスライスしてシナモンパウダーと砂糖をまぶしたオレンジが
砂糖は余計かも -
食事を終えてマラケッシュの旧市街を散策開始
まずはフナ広場の隣にある、マラケッシュのランドマークになっているクトゥビーヤ・モスクの約70mあるミナレット。
今から870年ほど前、日本で言うと鎌倉時代に建てられたものです。 -
街にはジャカランダの花が咲いていました。
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ツアー旅行には付き物の国営のお土産屋さんに連れて行かれて、購買意欲を刺激するものが何もなくて時間つぶしに周辺を散策
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マラケッシュは馬車が多いようであちこちを走っていました。
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イチオシ
王宮のそばにある旧市街の入口のアグノウ門
マラケッシュで一番美しいといわれるこの門は12世紀につくられたもので、馬蹄形のアーチの周囲は赤と緑の砂岩で装飾されていて、コーランの一節が刻まれていました。 -
マラケシュとは、ベルベル語で「神の国」という意味なんだそうです。
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旧市街は、東西2㎞、南北3㎞の城壁に囲まれています。
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11世紀の終わり頃、北アフリカ最大のイスラム交易都市でありまた首都として、学問・政治・経済の中心地として繁栄を誇っていました。
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太陽光発電の装置があるようで発電量のディプレイが
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野菜や果物を売り露店
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柑橘類やザクロがありますね。
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こちらが12世紀につくられた城壁
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モロッコのメディナは何処も一緒ですが、人がすれ違いのも窮屈なくらいの狭い路地がクモの巣のようにつながっていて、どこも迷路状態
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路地があまりにも狭いため上を見上げても空しか見えず、目印になるような建物も見えないので、慣れないと迷子になること間違いなし。
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こちらの屋台は何を売っているかって?
正解はドングリです。
モロッコではドングリを茹でて栗のように食べます。
味見してみましたが、味はまさに栗そのものでした。 -
狭い路地には昔お金持ちの家だった建物をレストランやリヤドにしている建物がたくさんあります。
こちらの建物もそうです。 -
再びジャマエル・フナ広場に
先ほどよりも随分賑わってきました。 -
ジャマエル・フナ広場は旧市街の中心にあり、アラビア語で「死人の集会所」という意味があり、昔は公開処刑場だった場所です。
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ここでようやくフリータイム
今回のツアー、実は最終日にマラケッシュで半日のフリータイムがある予定だったのですが、帰国便の時間が早まってしまい、最終日のフリータイムがなくなり、空港への移動だけとなってしまいました。 -
そんなわけでこの日が観光の最終日。
わずか1時間足らずですがこの旅の貴重な自由散策時間なんです。 -
とりあえずジャマエル・フナ広場の全貌を見下ろすことができるカフェへ。
写真を撮るだけが目的で2階に上がる人が多いようで、その防止策として、2階の入口ではドリンクのオーダーをしてお金を払わないと入れてもらえません。 -
イチオシ
こんな感じでフナ広場のビューポイントとして人気のカフェ
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でも、注文したミントティがいつまでたっても出てこないので、貴重な時間がもったいないので写真を撮るだけで飲み物はパス。
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フナ広場でやりたいことその1は屋台でのシーフードを食べること。
屋台の数はどのくらいあるのかわかりませんが多分200以上はありそう。
14番はシーフードのお店 -
ガラスケースに入っている食べ物を注文します。
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屋台なので手の込んだ料理ではなく、ただ単にシーフードをから揚げするだけ
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味付けもいたってシンプル
薄い塩味のから揚げした魚にライムを絞ってかけるだけ
これにモロッコのパン ホブスが付きます。
あれ、フォークもナイフも出てこないぞ -
イチオシ
隣に座っている女性を見ると手づかみで器用に食べています。
そうですこちらは基本ナイフやフォークを使わず手づかみ
エビと白身魚のから揚げ それに追加注文したトマトをみじん切りにしたソースをかけて
これがモロッコで一番おいしかった食事でした。 -
1時間足らずの貴重なフリータイム 食事をあわただしく切り上げ散策再開
屋台ではアルコール類は無いのでジュースの屋台に移動 -
15番のこの屋台でフレッシュオレンジジュースを
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しぼりたてのオレンジジュース 5デルハム 日本円で60円ほど
美味い! -
この大きな鍋の中身はカタツムリ
フランスでは普通にカタツムリを食べますが、モロッコではカタツムリは煮込み
匂いをかいだらこれはダメと思い見るだけ -
昼ころは人影も少なく閑散とした広場でしたが、実はここが賑わうのは夕方から深夜にかけて
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まだ6時前ですがかなりの数の屋台が並び、大道芸なども始まりました。
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このあとホテルにチェックインしたから早めに食事を切り上げもう一度来る予定なので、とりあえず今は下見気分で一回り。
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蛇使いのイメージがとても強くて探しましたがそれらしいものはない
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大道芸もポツリポツリ始まっていますがまだそれほど盛り上がっていないですね。
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モロッコに来て6日目にして初めて天気が下り坂に
雨がポツリポツリ落ち始めてきました。 -
この後ホテルにチェックインする前に、カルフールに寄ってばらまき土産の買い出しに
この辺りから雨が降り出しました。 -
最後の晩のホテルはフナ広場から車で10分ほどの新市街の真ん中ににある4つ星ホテルのインペリアルホリディホテル
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部屋でwi-fiは使えるし、バスタブも付いてお湯もきちんと出て、部屋も静か
こんなの日本では当たり前ですが、モロッコでは散々ひどい目に合っていたのでこんな普通なことに感激
食事をしている間に雨が本格的になって外出は断念 -
翌朝早めに起きると雨が上がっていたので早朝の散歩に
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すぐそばにあったマック
その隣にはZARAの入ったショッピングセンターがあったり
結構賑やかな場所だったのですね -
お馴染みのKFCのカーネルおじさんもいたりして
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とりあえず歩いて30分ほどのフナ広場を目指して散歩を開始
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屋外アートを設置した公園
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王宮の城壁かな?
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30分ほど歩くとクトゥビーヤ・モスクのミナレットらしきものが。
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ぐるり一回りするものの隣接のフナ広場が見つからない。
昼間来たときはすぐそばだったはず何におかしいなあ・・・? -
雨も降り出してきたのでホテルへに戻りました。
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この後朝食を済ませホテルをチェックアウトしたのは8時すぎ
途中2回ほどトイレ休憩を挟んでカサブランカのムハンマド5世国際空港に到着したのは11時30分頃
1時間ほどプライオリティパスの使えるラウンジでカサブランカを飲みながら時間をつぶすことに -
暖かいものはスープだけでしたがサラダやチーズの盛り合わせ、サンドイッチ類も豊富でおいしく休憩できました。
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トランジットのドーハへの移動は約8時間
カタールの機内食 帰りも美味しくない
機内では帰りも映画三昧
ドーハまでの間で3本 -
ドーハへの到着は深夜の0時
羽田への帰国便は6時発
ここでのトランジットは6時間
行きは違うラウンジでしたが帰りはカタール空港のビジネスラウンジへ案内してくれました。 -
ここはスペインに行った時も利用しましたが快適です。
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フード類も豊富で夜と朝の時間で品物も変わりました。
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5時間近くラウンジにいたのでシャワーも浴びてすっきり
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いつも間にか朝食メニューに料理が入れ替わっていました。
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カサブランカから羽田までは11000キロ
ドーハまで8時間乗っても羽田まではさらに13時間ほどかかるので機内食は2食 -
結局4食食べたものの一度も美味しいの当たらなかった。
でも往復で映画はこれから公開されるのも含めて10本以上見ました。
8日間のモロッコの旅もこれにて終了
羽田へはほぼ定刻通り夜の11時前に到着し、自宅に帰りついたのは12時前でした。
10数年ぶりのツアーの旅、それなりに楽しめたけど、やっぱりフリーの一人旅がいいなあ それが旅を終えての感想でした。
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