1989/03/18 - 1989/03/20
90位(同エリア133件中)
関連タグ
SUR SHANGHAIさん
- SUR SHANGHAIさんTOP
- 旅行記929冊
- クチコミ7103件
- Q&A回答49件
- 6,461,910アクセス
- フォロワー238人
今は昔。
1980年代後半に台湾に滞在し、あちこち行ってみた時の紙焼き写真の発掘整理も徐々に進んできたので、少しずつ旅行記にアップしてみようと思います。
澎湖諸島(ほうこ・しょとう、またはポンフーしょとう)というのは、台湾本島から見ると西へ約50kmの台湾海峡上にある大小の島々。
90を数える島々の内、人が住んでいるのは澎湖本島をはじめとする19の島で、主要な産業は観光業と漁業だけ。
よって、この時期には台湾本島に職を求めて移り住む人が多かったんですが、2000年代に入ってからは観光業が急速に発展したため、今ではUターン組も増えているんだそう。
澎湖諸島を訪れたのは、まだまだ観光開発はされていなかった1987年と1989年の二度。
この編では、二度目の1989年の様子を取りあげます。
表紙の画像は、澎湖諸島の一つ白沙島の通梁村で見つけた民家。
以前はキリスト教の教会、または集会所として使われていたらしく、軒の上にTAKE UP HIS CROSS(受難に耐えよ)と出ていました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩 バイク 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
二度目の澎湖諸島(ほうこ・しょとう、またはポンフーしょとう)への旅は、台湾本島の高雄から。
飛行機で澎湖諸島の中でも一番大きい澎湖本島南西部にある馬公市(ばこう・し、またはマーコンし)に一っ飛びしたような気がするけれどどうだっただろう。
旅の記録が無くなっていたり発掘出来ていないのでご勘弁を。
ネガも写真も不完全ですが、出て来た写真を記憶をたどって並べて行こうと思います。
これは、馬公市のお土産屋さんの壁を背にして撮ったSUR SHANGHAIの旦那の写真。(^^;
この頃はまだまだ観光地として開発されていなかった澎湖諸島なのに、英語でも頑張って書いてみました的な壁面広告が健気。 -
澎湖諸島の内、望安島、七美島は1987年の訪問時に訪れたし、この1989年には橋で結ばれて車でも通れる澎湖本島+白沙島+西嶼島だけを借りたバイクで回ったSUR SHANGHAIとその旦那。
1987年の望安島、七美島については、次の旅行記にアップ済みですので、興味がある方はご覧ください。
『★ちょっと昔の台湾 澎湖諸島へ』
https://4travel.jp/travelogue/11322090 -
澎湖本島+白沙島+西嶼島には、漁港や道教寺院の保安宮、海蝕洞の鯨魚洞、清仏戦争の際にはフランス軍に占領されたという西台古堡とか西嶼西台と呼ばれるトーチカと砲台を持った軍事施設の遺構、それに跨海大橋などの見所があるんですが、それらは前回1987年の訪問時に訪れたので、今回は古民家の町並みや廃墟を主に見て行こうと思います。
古民家とか廃墟と言っても、趣きのある建物も多く、フォトジェニックだったりするんですよ。 -
イチオシ
今回も曇りがちで陰鬱な天候だった3月の澎湖諸島。
古民家や廃墟、寂れた風景に出会うのには最適の時期だったかも。
前回、ほとんど目にした覚えが無い古びた木製の荷車。
今回あちこちで見かけたのは単なる偶然? -
ネガも写真もバラバラになって出てきたり、旅行記録も未発掘だったりすると、どこで撮った写真か分からなくなってしまいますが、これらの古民家の門口には番地を書いた青いプレートが出ていて問題解決。
ここは白沙郷の通梁村の民家。
サンゴ石を積み重ねた塀の奥に青い扉が見えました。
●注: 白沙郷は、白沙島とその周りの小島を含めた行政区域。
上の方でちょっと名を出した道教の保安宮も白沙郷の通梁村にあります。 -
白沙郷通梁村の民家。
上掲の画像のお宅もそうですが、戸口に対になって貼られている赤い紙は対聯(ついれん)と呼ばれ、おめでたい言葉が書かれています。
対聯の内、春節(旧正月)に当たって書かれたものを春聯と呼びます。
春節前のセールで、その他の赤や金色の飾り物と一緒に、賑々しく売りに出されているのを見たことがある人は多いのでは?
対聯にはほかにも種類があるので、気になった方は次のウィキペディアのページで見てみるといいと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/対聯 -
白沙郷通梁村。
古民家の合間を縫うように歩いていると、家畜小屋からヌウッと現れたのは一頭の牛。
わ! 何かと思ったよ! (笑) -
イチオシ
今回の澎湖諸島の古民家巡りで一番びっくりしたのはこの建物。
すっかり古びていますが、一般の民家戸とは違った雰囲気の造りで、正面には凝った色柄のタイルが散りばめられています。
後年のシンガポールで初めて見たプラナカン様式の装飾に似ているような。
それによく見てみると、軒の上に『TAKE UP HIS CROSS(受難に耐えよ、の意味)』と出ています。
ここはかつてキリスト教の教会か信者さんたちの会合場所になっていたのかも。
そう言えば、1987年に訪れた澎湖諸島の一つ、七美島には十字架を立てた墓地もあったっけ。
澎湖諸島は1604年にはオランダ人がやって来て貿易も行っていたという歴史があるので、キリスト教もその時にもたらされたと考えても不思議ではないかも。 -
ここはもう住民がいなくなった古民家。
どことなくガラーンとして生気が感じられない。
同じように古びていても、人が住む家と空き家では、まとっている雰囲気が違う。 -
もう誰も住んでいない民家の二次利用?
周りの壁や塀を風除けにして、敷地が家庭菜園になっていた。
●注: 澎湖諸島は山らしき山が無くて吹きさらしの島。
細々と作っている作物を強風から守るための石垣があちこちで見られます。
この旅行記の中でもその様子をご紹介しようと思います。 -
ここも白沙郷だったかな?
がらんどうになった村の中に、石垣に挟まれた小路があった。
この旅行記にアップするための写真を整理している時、「あれ? ここは1987年にも通った道じゃないの?」と気付いて、見比べてみたらドンピシャリ!!
知らず知らずの内に、同じを道を辿っていたんだな。
左の画像が1989年時、右が前回の1987年時に撮ったもの。 -
すっかり壁が崩れた民家の跡地らしき場所に残っていた祭壇。
こうなってしまった今も誰かがお線香をあげに来るのかな。 -
イチオシ
これも白沙郷の民家の廃墟だったかな。
人が住まなくなった後には農作業用の物置小屋のように使われていたけど、この入口の装飾は見事。
台湾本島の鹿港や、後年行ってみたマレーシアのマラッカも観光地として賑わうようになる前には、こんな廃屋がたくさんあったことを思い出す。
今ではこのお宅も取り壊されてしまっただろうか。
それとも、保護されて修復された後は古民家民宿かカフェにでもなっているかも? -
空き家の方が多かった小路で出会った女の子二人。
お友達なのかな? それとも姉妹?
二人が遊んでいたのは、「あ、それって空き缶に紐を通した缶ポックリじゃない?」
これって万国共通の子どもの遊びなのかな? -
あれ? 小さい子の方は裸足。
風邪ひいたり怪我をしないように、二人で仲良く缶ポックリで遊んでよ。
(@^^)/~~~ -
青い荷車が置かれていた民家。
何を運ぶための車だったんだろう。 -
ここから先の数枚の写真は西嶼(せいしょ)島を含む西嶼郷へ。
ここが澎湖本島+白沙島+西嶼島の中では、自然景観、軍事施設の遺構などなど、一番見所が多いのでぜひ行ってみましょう。
ここは鯨魚洞近くの海岸線だったかな。
SUR SHANGHAIの旦那が乗っているのは、台湾のSYM(サンヤン・三陽機車)のバイク。
懐かしい。(^◇^) -
西嶼郷の民家。
ここは古びたと言えど、塀の向こうの母屋は大きそうだし、門に貼られた対聯も風格有り。
番地プレートに描かれた村の名がはっきり写っていないんですが、竹箕湾と書いてあるような…。
間違いでしたらお許しを。<(_ _)> -
これも西嶼郷の風景だったかな。
小高い丘に残るトーチカのような遺構、その下には、もう誰も住んではいないらしい立派な伝統建築のお宅が。
赤い瓦屋根を持つ特徴あるこの形の民家は、後年訪れた台湾の金門島や中国福建省の沿岸地域でも数多く見られました。 -
澎湖諸島は山らしい山が無くて吹きさらしの島々。
農作物を強風から守るため、サンゴ石を積み重ねて作った石垣があちこちで見られます。
防風のため畑を囲む石垣も、その後行った世界各地で見かけて、「あ、澎湖諸島に似た景色だ!」と思ったのよね。 -
また戻って来た白沙郷。
港子村で見かけたのお宅はとってもカラフル。
手入れもしっかりされているようだし、ここには住んでいる人たちがいるらしい。 -
澎湖諸島で撮ったのは覚えていても、どのあたりで撮ったのか覚えていない写真もチラホラ。
海辺へ行こうとして途中で見つけた廃屋。
遠くに灰色の水平線が見えるのが何だか悲しかった。
塀で守られていない壁の窓がずいぶん小さいのは防犯目的かな。
明り取りだけの目的で造られたような気がするな。 -
これも澎湖諸島のどの浜辺だったのか。
誰かの足跡をたどって行きついた砂浜の奥には廃船が。
こんな風に、1987年、1989年の澎湖諸島は、訪れた時期のせいもあったんだろうけど、どこも寂しい雰囲気があった。
2000年代に入って観光地化が進んでいるという澎湖諸島、今度夏に行ってみたら全然違った景色が待っているかな。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ ★ちょっと昔の台湾 1986~1989年
0
23