1988/10/16 - 1988/10/16
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SUR SHANGHAIさん
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前編では、台湾の道教の聖地になっている三鳳宮での祭礼と道教のシャーマンである童?宛(タンキー)たちをご紹介したので、この編では別の道教寺院北極殿での祭礼の様子と未来のタンキー予備軍(?)の少年たちをご紹介しようと思います。
どちらも道教寺院とは言え、北極殿での祭礼の日の雰囲気は、火のように激しい三鳳宮とはまた一味違った内容で対照的。
台湾巡りの旅の途中、道教寺院での祭礼に出逢ったら、これも文化の一端として見学して行っては?
表紙の画像は、北極殿の祭礼の日にやって来た少年シャーマンのタンキーたち。
●注:童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。
※備忘録: 写真を撮った時期はバラバラですが、日付が特定できないのでこの日の旅行記としてアップします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
前編でご紹介した三鳳宮は、聖地と呼ばれるだけあって大きく立派な道教寺院ですが、台湾には小さいお寺さんもたくさん。
アパートの一室を改装したり、小屋程度の大きさだったり。
中には、この編でご紹介する高雄市塩埕区にある北極殿のように、住宅街のアパートに挟まれたお寺さんも。
●注: 塩埕区の≪埕≫の字が文字化けしていますが、これは土ヘンに呈の字。
普段の日だと、北極殿前の大智路もこんなに静かなんですが、祭礼のある日にはこの細い道がそれはそれは賑やかと言うか、罰当たりではありますが、はっきり言うととてもうるさかったんですよ。
当時ここに住んでいた近所の人たちは、祭礼のたびのあのドンガラドンガラジャンジャンジャン!!をどう思っていたんだろう。 -
これは、北極殿前にあった獅子像だと思うのですが、今残っている写真もネガも不完全なので、間違っていたらお許しを。<(_ _)>
この獅子は、顔の凹凸のメリハリがあって、ちょっとエキゾチック。
どこか中近東風と思うのは、SUR SHANGHAIだけ? -
祭礼の日の北極殿前の道。
これは、祭礼の準備がぼちぼちと始まった様子。
この頃の台湾では、結婚式などのお祝いの宴席も、道教寺院の祭礼の集まりも、そして葬礼の集いの時にも、車道に突然青白赤のストライプのテントが張られて、テーブルがずらりと並んだんですよ。
さすがに、幹線道路となる大きな道では見た事が無くても、通行の妨げにはなったし、集まって来るドンガラドンガラの銅鑼や太鼓の大音響、人々の声高のざわめきや、あとに残される大量のゴミが気になった。
近所の人も実は迷惑だったんじゃないのかなあ?
この頃は、こういうこともお互い様でお目こぼしだったのか、それとも事前に許可を取っていたのか、は未確認。
こういう町角風景はいまも健在? -
祭礼の日の北極殿前。
道教寺院での祭礼の際、こんな風にブタが丸ごと一頭お供えされていることがありますが、これはその寺院に祀られている神様を拝む時の物なんだそうです。
ただ、寺院や祀られている神様によって、ブタがヤギになったり、アヒルやガチョウの時もあり。
この北極殿には、複数の神様が祀られているようなんですが、詳しいことはよく分からないのでお許しを。
この画像で、祭礼の準備をしている人には、祭礼進行上の役職名みたいなものがあるんだろうか。
ブタの口にくわえさせた赤いものはお餅のようでした。 -
祭礼の日の北極殿前。
ここではブタの頭のほか、その周辺にはこまごまと食器やお供え物、花が置かれている途中。
これは、道教の神様を崇めるためではなく、死者を祀るためと聞きました。 -
北極殿の内部は、赤い提灯が灯る。
この頃には知らなかったんですが、この北極殿の扉には不思議な門神の絵があるんですよ。
それについては、2008年にこの北極殿を再訪した時の旅行記で紹介してあります。興味のある方は下記をご覧ください。
★台湾ドライブ旅(7) −台北から高雄へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10260354/ -
北極殿の祭礼の日。
北極殿には何人もの神様が祀られていて、どの日がどの神様の祭礼の日だったのか、当時のSUR SHANGHAIには分からず。
ある日通りかかった時には、カラフルな紙作りの神様が5人、北極殿外に飾られていました。
この正面の青く怖い顔の神様が今日の主役?
緑色のトラらしき動物の背に横座りしています。
その神様に向かって左側に控えていたのは…、 -
…白いゾウに乗った白髭のおじいさん神様や、オレンジ色のトラ(?)に乗った黒髭のおじさん神様。
この日、北極殿前にいた神作りの道教の神様は不思議ないでたち。
どの神様が何と言うお名前なのかまでは不明です。 -
これは、正面にいらっしゃった青い顔の神様の右手に控えていた二人の神様。
北極殿は小さい道教寺院なのに、結構手の込んだ祭礼の準備だった。
緑色のトラに乗ったオレンジ色の顔のおじさん神様、それに黄色いトラに乗った白い顔のおじさん神様。
二人ともそれぞれに剣を振りかざしたお姿なんですが、その正体は? -
イチオシ
正面の青い顔の神様の足元に置かれていた小さな神像。
子どものような顔立ちだけど、これは托塔天王(毘沙門天)の三男のナタ太子になるんだろうか。
もし、ナタ太子だとすると、『西遊記』にも登場する神様で、別名や尊称がたくさんあるんですよ。
例として、太子爺、太子元帥、羅車太子、中壇元帥、などなど。
前編でご紹介した三鳳宮では主神として崇められてもいます。
この北極殿でも、祀られている神様の一人になっているみたい。 -
これまた、祭礼の日の北極殿にヒッソリと飾られていた二人の神様。
どちらも掌よりちょっとだけ大きいサイズで、北極殿の出入り口になっている扉外側に立っていました。
何となく、男女の神様のようでもあり、日本の道祖神を連想してしまいましたが、正体は不明です。 -
北極殿の祭礼の日。
この日は、小さな人間の頭がついた貫嘴針が祭壇にずらり。
貫嘴針というのは、道教のシャーマンである童?宛(タンキー)が、両頬へ突き通す串状の針のこと。小貫針とも言うようです。
前編の画像の一つにその様子が出ています。
★ちょっと昔の台湾 −道教のシャーマンたち(1) 三鳳宮
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10779420/
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
上掲の画像の貫嘴針を前に、祭礼の儀式を始めた童?宛(タンキー)。
タンキーは、台湾の道教のシャーマン。
神の言葉を伝える媒介者となっているのだそうです。
前編の三鳳宮での祭礼の日だと、八家将と共に、手にした五法神器で我と我が身を苛みつつ進香団を寺院内に導く八家将やタンキーをよく見ましたが、この北極殿ではSUR SHANGHAIが知る限りでは激しい動きはありませんでした。
同じ道教寺院と言っても、お参り作法は寺院ごとに異なっているのかも?
三鳳宮との参拝風景と比べてみたい方は、下記の旅行記をご参照ください。
★ちょっと昔の台湾 −道教のシャーマンたち(1) 三鳳宮
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10779420/
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
上掲の画像と同じ、北極殿を背にした童?宛(タンキー)。
爆竹の煙が漂う中、たくさん並んだ貫嘴針の前で舞うような動きを見せつつ、この日の祭礼が進行して行った。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
またある日は、ドンガラドンガラの鉦太鼓の音に誘われて行ってみると、北極殿前に赤いカーペットが敷かれて、その周りには楽団のほか、見物客も多数。
そこに登場してきたのは、子ども達の一団。
大人たちも出てきて、身づくろいの手伝いをはじめた。
ん? (・・? この子たち、これから何をするんだろう? -
北極殿前に集められたのは、手に手に五法神器の雛形を持った男の子たち。
え? ひょっとして、この子たち、未来の童?宛(タンキー)予備軍なんだろうか。
周りにいる人数人に聞いても、その人たちもよく分からずに野次馬で集まってきたらしかった。
SUR SHANGHAIもそのうちの一人な訳ですが…。(;^ω^)
向こうには本格的にカメラを構えている人がいるから、郷土の文化探訪的取材で行われたデモンストレーションだったのかも。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
これは、一部が欠けた紙焼き写真のため、トリミングして載せておこうと思います。
未来の童?宛(タンキー)予備軍(?)の子どもたちと一緒に北極殿前に来ていた楽団もスタンバイ。
これから何が始まるんだろう。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
北極殿前で始まった、ドンガラドンガラに合わせて、未来の童?宛(タンキー)予備軍らしき子たちのパフォーマンスが始まった。
始めは、いかにも子ども達が教えられたとおりの振り付けをなぞっているなあという感じでお遊戯的。
でも、もう少し見学してみます。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
北極殿前でパフォーマンスを始めた未来の童?宛(タンキー)予備軍らしき子の一人。
シャーマンの卵と呼ぶにはちょっと肥満気味?
猪八戒を連想してしまって、ゴメンね。(人д〃)
この子が持っているのは、五法神器の一つの刺球。
その名の如く、釘をたくさん打ち込んである球で、道教寺院にお参りする進香団を先導する八家将やタンキーは、これを我が身に打ち付けて邪気避けの血を流すんですが、さすがにこの子はそこまではしませんでした。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
この子も、未来の童?宛(タンキー)予備軍らしき一人。
手にしているのは、五法神器の一つの七星剣。
一人前のタンキーは、やはりこれで自分に切り付けて邪気避けのための血を流すんですが、この子もそこまではしない真似事だけのパフォーマンス。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
イチオシ
北極殿前でのドンガラドンガラの楽曲と、バチバチバチバチッと激しく弾ける爆竹の音が高まるにつれて、未来の童?宛(タンキー)予備軍らしき子たちの表情が変わって行った。
この子も、いつのまにか、さっきまでのいかにも子ども子どもした表情が消えている。
輪になって踊っている内にトランス状態に入ってしまったんだろうか。
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。 -
イチオシ
楽団のけたたましい銅鑼や太鼓の音、バチバチバチバチッと弾ける爆竹の大音響。
立ち込める煙幕の中で、ふと顔を挙げた未来の童?宛(タンキー)予備軍らしき男の子。
その子が見つめる先は、北極殿の祭壇。
そのまなざしに、シャーマンとしての資質の片鱗が垣間見えたような気がした。
北極殿での道教の祭礼を見たのは、もうちょっと昔の事になってしまったけれど、いまこの子はどんな職業に就いているだろう。
また祭礼の時期の寺院を訪れたら、彼が一人前のタンキーになった姿に出会えるのかも?
●注: 童?宛(タンキー)の≪?宛≫の字が文字化けしていますが、これは≪乱≫の≪舌≫を、≪占≫に置き換えた字です。
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