新春レッサーパンダ遠征はバスでめぐる四国３県３園再訪と温泉の旅（６）【愛媛編】とべ動物園（後編）みぞれ降る中になんとか姿を見せてくれたゾウの一家＆レインコート姿の私を飼育員さんと勘違いして期待のまなざしを向けてくれた動物たち

2018/01/09 - 2018/01/09

数日前からチェックしていた天気予報では、雨に降られるのは１日目のとくしま動物園だけで、２日目のとべ動物園からは、少なくとも傘要らずの天気になるはずでした。
それがまさかとべ動物園で、午後からあんなに雨みぞれに降られるとは思いませんでした。
それでも、私が高知に移動した翌日から、徳島も愛媛も２日ほど大雪に見舞われたようなので、それを辛くも逃れたのは、まだ幸いでした。

それに、災い転じて福となす！？
ではないですが、私のレインコート姿を、多くの動物たちが、飼育員さんと勘違いしたようなのです。
午後からは雨やあられが降りっぱなしだったので、大きめなポンチョタイプのレインコートを、リュックとカメラバッグの上からすっぽりかぶって回っていました。
そのレインコートは、上半分はグレーで、ブルーなのは下半分だけなのですが、動物たちには遠目から、ブルーの体操着のような飼育員さんの制服に見えたのではなかろうかと思います。
だからだと思います、動物たちがあちこちで、妙に私に期待のまなざしを向け、可愛く待ち構えていてくれたのは。
私にとってはシャッターチャンスの連続で、うはうはでした@
でも、しばらくして私が飼育員さんでないと気付くと、ぷいっときびすを返してしまいました（苦笑）。
きびすを返すのが早くて、シャッターチャンスが間に合わなかった子もいるので、私に可愛く期待している動物たちは、撮れた写真以上にいました！
飼育員さんたちはいつも、こんな可愛い姿を見ているのかと、改めてうらやましくなりました@

本日は平日なので、イベントが少なかっただけでなく、数少ないイベントは、午後、私にとっては予想外にみぞれが降って荒天になってしまったので、中止になりました。
でも、寒さに弱いオランウータンの綱わたりは無理だろうとはじめから思っていましたが、ライオンのウォッチング・タイムまで中止になってしまうとは思いませんでした。残念でした。

だけど代わりに、イベントではない、動物自身のためのおやつタイムには意外に遭遇できました。
ライオン・ウォッチングのイベントは中止になりましたが、ライオン舎の２階でしばらく休んでいたら、オス・ライオンのごはんタイムが見られました。ライオン・ウォッチングは迫力場面ですが、ふつうのごはんタイムのオス・ライオンは、とっても可愛い顔してごはんを食べていました。
ホッキョクグマのピースちゃんも、アフリカゾウファミリーも、おやつタイムのタイミングで見に行けたのも偶然でした。ほんとうにラッキーでした。
特にアフリカゾウ一家を見に行った時は、みぞれがかなりひどかったですから、おやつがなければ、砥愛ちゃんは、外に出てきてくれなかったろうと思います。

とべ動物園は、数年に一度、行けるかどうかの遠征先なので、できれば天気がよく、イベントも中止にならない、好条件の日であって欲しかったですが、ほとんどの展示場前で私の独占状態でゆっくり回れたわけですし、レインコート姿でなければ、動物たちが私を飼育員さんと間違えることはなかったはずです。
運が良かったのか悪かったのか……でも結果的には、良かったと思います。

＜四国３園めぐりは２度目となる2018年の新春レッサーパンダ四国遠征の旅行記のシリーズ構成＞
□（１）【徳島編】新宿バスターミナルで牛タン・グルメとイルミネーションに始まり、駅前の日帰り温泉びざんの湯から徳島ご当地御膳の夕食まで
□（２）【徳島編】とくしま動物園（前編）つやつや毛並みもずぶぬれ姿も可愛いレッサーパンダのソラくん一家と再会！＆10ヶ月ぶりでメンバーに少し移動があったレッサーパンダ展示場周辺の動物たち
□（３）【徳島編】とくしま動物園（後編）ホッキョクグマのポロロちゃんとシンリンオオカミのユウキくんとカピバラのおやつタイムを見学し、バックヤードツアー「寒帯裏側見てみ隊」にも参加！
□（４）【愛媛編】松山市大街道に新しくできた天然温泉・石手の湯のドーミーインホテル松山の前泊から黒潮亭の宇和海定食のグルメまで
□（５）【愛媛編】とべ動物園（前編）期待以上のレッサーパンダのととくんとコウメちゃんのラブラブ姿にめろめろ～アシカのエサやりやホッキョクグマのバリーバさんに会ってから向かったレッサーパンダ展示場にて
■（６）【愛媛編】とべ動物園（後編）みぞれ降る中になんとか姿を見せてくれたゾウの一家＆レインコート姿の私を飼育員さんと勘違いして期待のまなざしを向けてくれた動物たち
□（７）【高知編】トロトロ美人の湯宿・高知黒潮ホテルの前泊から高知駅前の庄やの海鮮グルメと高知みやげまで
□（８）【高知編】のいち動物公園（前編）レッサーパンダ特集：好奇心一杯でやんちゃでけなげ！～子パンダの魅力を全て披露してくれたレッサーパンダの赤ちゃんのマロンちゃん目当てで再訪！
□（９）【高知編】のいち動物公園（後編）フォトジェニックなコツメカワウソや見事な道具使いを見せてくれたチンパンジーからぎりぎり間に合ったアフリカ・オーストラリアゾーンとジャングル・ミュージーアム＆こんにちは、カンガルーの赤ちゃん！

※ただし、順不同に作成しています。

とべ動物園の公式サイト
http://www.tobezoo.com/

＜タイムメモ（全行程＆とべ動物園詳細）＞
【2018年１月７日（日）】
21:55　バスタ新宿発のJRバス「ドリーム徳島号」に乗車

【2018年１月８日（月）祝日】
06:20頃　徳島駅着
（定刻より20分早い／JR駅ビル内で待つ）
07:10-08:00　駅前ホテルサンルートの日帰り温泉「びざんの湯」
（一般客７時から／朝風呂520円＋タオル代100円）
08:05-08:40　駅前のタリーズで朝食
08:55発　徳島市バス渋野線に乗車（２番のりば／運賃350円）
09:20　とくしま動物園前に到着
09:30　開園と同時にとくしま動物園に入園
09:35-16:25　とくしま動物園
16:30　閉園直前にとくしま動物園を出る
（バス停で写真をチェックしながら一時間待ち）
17:29発のバスで徳島駅へ戻る
17:55　徳島駅前に到着（定刻）
18:10-18:45　駅ビルのレストラン・エリエールで徳島ご当地御膳の夕食
19:00発　松山行きのJR四国バスに乗車
22:30頃　終点の大街道バスセンターに到着
22:45　ドーミーインホテル松山にチェックイン
22:50-23:05　ロビーで無料の「夜鳴きそば」を頂く
（受付23時まで）
23:50-00:40　ホテル最上階の天然温泉・石手の湯
（朝10時まで夜通し営業）

【2018年１月９日（火）】
07:00　起床
07:15-07:40　ホテルの朝食バイキング
08:05　ホテルをチェックアウト
08:15　タクシーで松山市駅前に到着
（伊予鉄バス営業所のロッカーに荷物を預ける）
08:30　松山市駅発伊予鉄バス砥部線どうぶつ園行きバスに乗車
（３番のりば／バス往復＆入園線セット券1,170円）
09:10頃　動物園停留所に到着（定刻より約５分遅れ）
09:30　とべ動物園に入園（開園時間は９時）
09:30-09:35　カリフォルニアアシカのエサやり
09:35-09:40　ホッキョクグマのバリーバさん
（ピースちゃんは展示まだ）
09:40-09:45　ヒグマのエサやり
09:45-09:50　ニホンアナグマ・ヤマアラシ
09:50-10:25　レッサーパンダ
10:30-10:40　フンボルトペンギンのお食事タイム
10:40-10:45　ホッキョクグマのバリーバさん
（ピースちゃんは展示まだ）
10:45-10:55　温泉カピバラ
10:55-11:00　売店散策
11:00-11:10　ホッキョクグマのピースちゃんのおやつ
11:15-11:55　レッサーパンダ
（11:55頃にいったんレッサーパンダ全員お休み）
11:55-12:15　ふれあい売店の軽食コーナーでランチ休憩
12:15-12:30　レッサーパンダ
12:30-12:35　ホッキョクグマのピースちゃん
12:35-12:45　レッサーパンダ
12:45-12:50　こども動物センター
12:50-12:55　コツメカワウソ
（ピアくんとマサちゃんいちゃいちゃ）
13:00-13:05　サル山（ニホンザル）
13:05-13:10　キュウシュウジカ
13:20-13:15　オランウータンの成長写真
（実物の写真は撮れず）
13:20-13:35　トラ舎（屋内＆屋外）
13:35-14:10　アフリカゾウの食事タイム
（みぞれの降りが一番ひどかった時間帯）
14:10-14:30　休憩
14:30-14:35　ライオン
（ライオン・ウォッチングのイベントは中止）
14:30-14:35　サバンナ
14:40-14:50　ライオン舎の２階で休憩
14:50-14:55　ライオンの食事タイム
14:55-15:00　ピューマ
15:00-15:05　アフリカゾウ
（サーバルキャットは展示中止）
15:05-15:10　アメリカストリート（写真は撮れず）
15:10-15:15　ホンドタヌキ・コツメカワウソほか
15:15-15:35　レッサーパンダ
（リュウノスケじいちゃんすでに収容）
（15:30　シャンチー収容）
15:40　動物園を出る（閉園時間は17時）
15:45　バス停に到着
15:55発の松山市駅行きバスに乗車
16:35　松山市駅に到着（ほぼ定刻）
（平日でラッシュアワー前だったからか渋滞に遭わず）
16:55-17:45　黒潮亭で宇和海定食の夕食
18:37発　高知行きのJRバス「なんごくエクスプレス」に乗車
21:00　高知駅に到着
（定刻より約５分早い）
21:27　高知駅発JR土讃線・奈半利行きに乗車
21:56　のいち駅に到着
22:10頃　タクシーで高知黒潮ホテルに到着＆チェックイン
22:40-23:50　併設の温泉「龍馬の湯」
（受付23:30まで／営業終了24:00）

【2018年１月10日（水）】
07:00　起床
08:40-09:00　ホテルの朝食
09:20　ホテルをチェックアウト
09:25頃　タクシーでのいち動物公園前に到着
09:30　開園と同時に、のいち動物公園に入園
09:30-16:45　のいち動物公園
17:00　動物園を出る（閉園17時）
17:05　予約のタクシーでのいち駅に到着
17:20　のいち駅発JR土讃線・後免行きに乗車
17:34　後免駅発の須崎行き普通列車に乗換え
18:02　高知駅に到着
18:10-19:25　駅ビル売店で高知みやげの買い物
18:30-19:15　駅ビルの「庄や」で海鮮夕食
19:40　高知駅前発のJRバス「ドリーム高知号」に乗車

【2018年１月11日（木）】
06:40頃　新宿バスターミナルに到着
（定刻より約５分早い）
08:00頃　帰宅

※これまでの動物旅行記の目次を作成済。随時更新中。
「動物／動物園と水族館の旅行記～レッサーパンダ大好き～　目次」
http://4travel.jp/travelogue/10744070

※そのうち、これまでの２回のとべ動物園と愛媛・松山前泊とグルメの旅行記のURL集は、愛媛前泊編の旅行記「新春レッサーパンダ遠征はバスでめぐる四国３県３園再訪と温泉の旅（４）【愛媛編】松山市大街道に新しくできた天然温泉・石手の湯のドーミーインホテル松山の前泊から黒潮亭の宇和海定食のグルメまで」の末尾にまとめました。
https://4travel.jp/travelogue/11323901

エリア 伊予・砥部(愛媛)

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

正門からわりと近くにあるカピバラ展示場

前回2015年10月にとべ動物園を訪れたとき、手のひらサイズの赤ちゃんカピバラがわらわらいて、その可愛らしさに感激したものです。
今回は、カピバラ温泉が楽しみでした。
12時から14時まで打たせ湯があるとの案内もあったので、それを狙うつもりでしたが、そちらはたタイミングをのがしました。
でも、10時45分頃に通りかかったとき……。

小屋のそばにちんまりたたずんでいたカピバラの男の子

まるっこい体に短い足がちょっこん。
とっても可愛いポーズだったので、思わずぱちり。

おやっ、右奥の岩風呂に入っている子がいる！

そこへ、別の子もやってきた＠

３頭目もやってきた＠

めいめい好きなように湯に浸かる

外が寒かったからとはいえ、カピバラはずーっと温泉に入っているわけではないので、ラッキーでした！

真ん中の子は仰向けになって、短い足で顔をなでなで

顔をなでなでしながら潜っちゃう

潜っていた子が、甘えるように真ん中の子にすりすり

足を伸ばして伸び～をする

足の指の間の水掻きがよく見えました。

そろそろ出ようかなってことになり……

１頭が温泉を出たら、つられるようにして次々出てしまいました。

レッサーパンダ展示場の近くにあったふれあい広場のテントにて

おそらくモルモットあたりとふれあえる広場だったろうと思いますが、本日は非常に風が冷たい日だったためか、動物のふれあいは中止でした。

大人でも小さくて真っ白で可愛らしいコールダックたち

再びピースちゃんの展示場に行ってみると……

ピースちゃん、眠そうにあくび。

口を開けたまま、目をぱちくり

見れば見るほど、真っ白で、ふわっふわなピースちゃんでした！

コツメカワウソたちはいつもぴったり

３頭の子供たちが隣の展示場にいる、ピアくんとマサちゃんのカップルではなかろうかと推測。

あらあら、らぶらぶ

お互いに毛づくろいし合っているの？

目をつぶった顔もおそろいで可愛い！

下になっている方が、ピアくんかしら。
男の子の印が見えているようなので。

もちろん、目をあけたら、つぶらな瞳で可愛さ倍増@

マサちゃんの方が積極的？

熱い愛情に、ちょっといやん？

本日はとても寒いので、マレーバクが出て来なくても仕方がない

向かって右側の小屋にダン君、左側の小屋にロコちゃんがいるはずですが……。

小屋の中にいるおしりが見えたダンくん

見事なニホンザルのサル山

サル山ニュース

去年2017年に７匹の赤ちゃんが生まれたそうです。
そして現在、オス34頭メス21頭の55頭が暮らしているとのことでした。

ママに抱かれた赤ちゃん@

やはり赤ちゃんに注目してしまいます。

枝で遊んでいた子供に、お母さんかな

子供をあやしているお母さんにオスが近づいて交尾開始

びとっとママによりそう赤ちゃんと、我が子をしっかり守る母ザル

そんな母ザルに交尾するオス

嵐（？）が過ぎ去った後、ふたたび親子でひしっと抱き合う

頭にペットボトルのフタをのせたシカ！？

ではなくて、季節柄、角が取れた後でした。
あんな風に根っこが残っているのを見るのは初めてです。

やはりペットボトルのフタに見えてしまう@

キュウシュウジカというそうです。
ニホンジカの亜種で、日本にいる主な亜種は、エゾシカ、ホンシュウジカ、キュウシュウジカだそうです。
これまで、エゾシカやホシュウジカについてはなじみがありましたが、キュウシュウジカは初めてです。
細かな違いは私には分かりませんが、キュウシュウジカの生息地は、四国・九州らしいです。

角がないのに、角突き合わせる

すぐに、お互い、あれっ、となって離れてしまいました。

シカの角と年令の関係の解説

1番目の１本角は満1才、二尖したのは満二歳と、年令と枝分かれの数がだいたい比例するようです。

ひとなつこかったエミュー

とべ動物園のエミューの個体紹介

さっきの子がどの子かは分かりませんでした。
体の大きさの比較までしなかったので。
でも、ひょっとしたら1番若いリタちゃんかな。
根拠はないですが、ずっと近くに寄ってきてくれて、好奇心旺盛そうだっので。

オランウータンのディディくんの成長記録の写真集を見つけた@

本日のオランウータンのディディくんの綱渡りは中止でした。
ディディくは部屋にいましたが、かろうじてシルエット気味な姿を確認できたくらいで、写真は撮れませんでした
なので、この中からいくつか紹介したいと思います。

お母さんに抱かれ、まだへそのおがついている生まれた直後のディディくん

ぱちくりおめめでミルクを飲む５ヶ月のディディくん

離乳蝕を食べ始めたディデイくん

人工哺育だったのかしら。

満二歳、みんなに囲まれてお誕生日会

満７才、だいぶ大人っぽくなってきたけれど、まだまだあどけなさが残る頃

満12才で空中散歩デビュー

ディディくんの空中散歩は初・とべ動物園のときに見ることができました。

関連の旅行記（2014年11月１日）
「ついに四国遠征！～高速夜行バスでレッサーパンダに会いに・愛媛編（５）オランウータンのつなわたりとライオン・ウォッチングのイベントを含め、いろいろ見て回れたとべの動物たち」
http://4travel.jp/travelogue/10950714

ブランコで気持ちよさそうな満13才のディディくん

オランウータンのオスらしく、ほほのまわりのでっぱりのフランジがだいぶ発達しています。

高いところが好きだという満14才のディディくん

男前な満19才のディディくん

誕生日のごちそうをもらっている満20才のディディくん

いたずらっぽい顔が可愛い満21才のディディくん

なかなか険しい顔をしたお父さんのノブくんの写真

やさしそうなお母さんのマリンちゃんの写真

ディディくんの空中散歩の舞台

多摩動物公園よりは距離が短くて低いですが、十分見ごたえあったのを覚えています。
それに、到着したあの当の中でおやつを食べている姿を見ることができました。

トラ舎の屋内展示場をみてみたら、ちんまり可愛く待ち構えていたウミ母さん

あとで個体紹介の写真や展示場情報を参考に、ウミちゃんと判別できました。

ウミちゃん、、大口開けて大あくび

舌がとても長いです。

なにかを期待するかのように、しばらくじーっとこっちを見ていたウミちゃん

屋内展示場にあったトラ舎の個体紹介

今回、ホワイトタイガーのソソノちゃんには会えませんでした。

現在とべ動物園にいる、ウミちゃんと子供たち

この写真と見比べたら、目の上の模様が同じだったので、屋内にいたのはウミちゃんだと分かりました。

かつてとべ動物園にいたホワイトタイガーとアムールトラ

前回2015年10月に訪れたときは、ホワイトタイガーのオメガちゃんとファイトくんはどちらもまだ健在でした。
タイくんは、ウミちゃんとの子供たちのお父さんだろうと思います。

ホワイトタイガーのソソノちゃんの展示はまだらしい

屋外展示場でも、オウガくん（向かって左）とダイくん（右）が、２頭そろって可愛く私の方を見ていた＠

個体紹介の写真から、個体判別ができました。
やはり目の上の模様が参考になりました。

しばらくすると、ぷいっと背を向けたアムールトラの兄弟

誰かを待ちわびるように眺めていたオメガくん

このときはじめて、さっきのウミちゃんといい、オメガくんとダイくんといい、もしかしたらレインコート姿の私を飼育員さんと間違えたのではなかろうかと気付きました。

ちょっとびびりだけど、好奇心旺盛なオメガくん

兄弟が過ごしていた岩壁の屋外展示場の様子

アフリカゾウ展示場に向かう

展示場前には、今より小さな頃の砥愛ちゃんがタイヤで遊んでいるパネル写真がありました。

アフ父さんのまだまだ早すぎる死には、いまだにショック

ちっちゃな砥愛ちゃんとリカ母さんのパネル写真

リカ母さんと媛（ひめ）ちゅなと砥愛ちゃんのパネル写真

媛ちゃんと砥愛ちゃんの大きさの差は現在ではだいぶ近づいていました。
赤ちゃんゾウはあっという間に大きくなるようです。
そして子供のゾウがこの媛ちゃんくらい成長すると、大人のサイズになるまで、比較的ゆっくりなのかもしれません。

とことこと，外に出てきてくれた媛ちゃん

はじめ、展示場には、誰も出ていませんでした。
屋内展示場が見られるスポットがあるのに気付いたので見に行きましたが、肉眼ではかろうじて見えましたが、写真が撮れるようなところではありませんでした。
今回のとべ動物園再訪では、アフリカゾウ一家、特にまだ小さな砥愛ちゃんに会うのも楽しみだったので、とてもがっかりしました。
でも、しばらく待っていたら、媛ちゃんが出てきてくれました。

歩き方にわくわく感があった媛ちゃん

そのため、はじめ砥愛ちゃんかと思いました。
１年半ぶりとはいえ、なんて大きくなったんでしょうとびっくりしました。

ぐるっと回ったら、さっさととお部屋に戻る

戻っちゃうの～！

飼育員さんがおやつをばらまいたら、リカ母さんと砥愛ちゃんが出てきた！

私は偶然、食事タイムにやって来たようです。
このときみぞれが降り始め、来園者もめっきりいなくなり、アフリカゾウ展示場前にいたのは私だけでした。

雪の中でおやつをつまむ砥愛ちゃん

砥愛ちゃんを見て、さっきのが媛ちゃんだと気付きました。
砥愛ちゃん、まだ角が生えていませんでした。

それでもずいぶん大きくなったねぇ、砥愛ちゃん！

リカ母さんと一緒だと、さっきのパネル写真との違いがよく分かりました。
小さな子ゾウ姿をいつまでも見ていたい気もありましたが、砥愛ちゃんの健やかな成長は喜ばしいです。

ママといっしょにおやつをつまむ砥愛ちゃん

でも、きっと砥愛ちゃんも、寒さに辟易していたようです。

ママも砥愛ちゃんも、途中でお部屋に向かってしまう

え～、帰っちゃうの？

しばらくして、砥愛ちゃんだけ、また出てきた@

そして再びおやつをつまみ始めました。
雪や寒さより、おやつが食べたい気持ちが勝ったようです。

アフリカゾウたちの寝室を背景に、まだ幼い砥愛ちゃん

でも、砥愛ちゃん専用だった小さな出入口より成長したので、あそこからの出入りはもうできなくなりました。

雪の中の砥愛ちゃん

砥愛ちゃん、寒くてこれ以上いられないとばかり……

部屋に戻る砥愛ちゃんの後ろ姿

次に登場したのは、媛ちゃん

一頭ずつ出てくるようになったのが、なんとなく面白くなりました。
まるで、ランウェイを歩くモデルさんのよう！？

まだ残っていたおやつをつまむ媛ちゃん

このときみぞれは、一時的に強く降っては、また弱まりました。
けっこう濡れやすかったので、傘だけでなく、レインコートをリュックやカメラバッグの上からすっぽりかぶったままでした。

媛ちゃんが部屋に戻った後に、砥愛ちゃんが、また出てきてくれた@

まだおやつが残っていたね

まだまだお肌がつやっとしていて、全体的にまるっこかった砥愛ちゃん@

残っているおやつをせっせとつまむ

鼻の動きや足の運びが可愛らしかったです。

耳をぴったりつけて、おやつを食べる砥愛ちゃん

砥愛ちゃんが部屋に戻ったら、再び媛ちゃんが出てきた@

なぜか交互に一頭ずつ出てきました。

媛ちゃんの高さは３メートル

そして砥愛ちゃんは、２メートル

この写真では、少し離れているので、２メートルより高く見えていました。

部屋の奥にいた砥愛ちゃん

見られているのに気付いたのか、こっち向いてくれた砥愛ちゃん

前回と違って、砥愛ちゃんがはしゃぐ姿は見られませんでしたが、ほんと、偶然食事タイムにやって来たのでなければ、砥愛ちゃんや媛ちゃんは、写真が撮れないだけでなく、姿もほとんど見られなかったかもしれません。

14時半からのライオン・ウォッチングのイベントを見に、ライオン舎へ

ライオン・ウォッチングというのは、ライオンの食事タイムで、ガラスのすぐそばで、肉にがっつくライオンの姿が見られるのです。
このライオン舎は２階建てになっていて、２階からガラス越しにライオンの屋外展示場やサバンナエリアまで見渡せました。

ライオン舎から見た、深い谷越しのライオン展示場

ライオン舎１階のライオン・ウォッチングの会場

ここにやって来て、本日、ライオン・ウォッングは中止という張り紙を見つけました。
がーっかり。

ガラスのすぐ手前でたたずんでいたオスライオン

今日はお食事がなくて、残念だったね。
と思いましたが……。

ライオン舎２階にあったライオンの個体紹介より：唯一の成獣のオスのバリーくん

さっきの子はバリーくんだったようです。

ライオン舎２階にあったライオンの個体紹介より：リリーちゃん

本日、メスライオンには会えませんでした。
なので、個体紹介の写真のみ。

ライオン舎２階にあったライオンの個体紹介より：さくら＆リリ花ちゃんの双子

前回まだ子ライオンだった子たちに違いありません。

ライオン舎２階にあったライオンの個体紹介より：デージーさん

足に子ライオン時代のしまが残っています。
今もまだ残っているとしたら、比較的若い子だと思います。

ライオン舎２階にあったライオンの個体紹介より：ガーネットさん

かなり迫力～！

ライオン舎２階にあったライオンの個体紹介より：まだ子供の柑太郎くん

いま何才くらいかなぁ。

寒くてもサバンナエリアにキリンがいた@

キリンは大半は奥の部屋の前で行ったり来たり

ふと見ると、バリーくんが奥へ移動

なにやら嬉しそうな顔をしていました。

嬉しそうな顔になるはずだ@

どうやらごはんがもらえたようです。
イベントの形での食事タイムは中止になりましたが、バリーくんにはちゃんと食事が用意されていたようです。

ごはんにぱくつくバリーくん

迫力あるライオン・ウォッチングが見られなくて残念でしたが、こんなに可愛く、嬉しそうにごはんを食べるバリーくんが見られました！

ぺろぺろしながら食べるバリーくん

こうして見ると、バリーくんのたてがみは、見事な挑発です。
そしてよく見ると足には、縞模様が残っているようでした。

２面あったピューマ展示場

こちらでは、午前中はインティくん、午後はラフちゃんが展示当番のようでした。
とべ動物園生まれの双子で、大人になったので１頭ずつの展示のようです。

じっとたたずむラフちゃん

もう一面のピューマ展示場

こちらは、午前中は、インティくんとラフちゃんのお母さんのマリーさんが展示当番で、午後は、きのう訪れたとくやま動物園のピュータくんでした。

ピュータくん、繁殖頑張ってね！

とくやま動物園では、マーコちゃんが待っているよ。

再びアフリカゾウ展示場に戻ると……

おーっ、砥愛ちゃん！

外に出ていた媛お姉ちゃんとばったり

「お姉ちゃん、入ってもいいよ、あたち、下がるから」

砥愛ちゃんがまた部屋に戻ってしまったのは残念でしたが、本日は、帰りの松山市駅行きの路線バスがまた渋滞に巻き込まれたら困るので、15時半頃には動物園を出ることにしていました。
残り時間少ないので、ほかの動物を見学しがてら、最後にもう一度レッサーパンダたちを見てから、動物園を出ることにしました。

サーバルキャットの展示は中止

赤ちゃんが生まれていたんですね、おめでとう。
展示中止なのは、育児中というだけでなく、寒さのせいもあったと思います。
ちなみに、後日、とべ動物園の公式サイトのニュースをチェックしたら、残った赤ちゃんは、人工哺育に切りかえたようです。

レッサーパンダ展示場に戻る途中で、カリフォルニアアシカの展示場を覗いてみると

そろそろお部屋に戻りたいらしく、入れてくれーとさわいでいるようでした。
このあとに撮ったレッサーパンダたちの写真は、とべ動物園編の前編の旅行記にまとめました。

レッサーパンダ展示場に戻る途中、ホンドタヌキたちが何かを期待するように私をじーっ

やはり、レインコート姿の私を、一瞬、飼育員さんと勘違いしたのではないかと思います。

私のことをじーっ

そしてしばらくすると、私が飼育員さんじゃないと気づいたせいか、ぷいっときびすを返してしまいました。

しめしめ、アナグマたちも、私を見てる

シャッターチャーンス１

「なんだ、ごはんくれる人じゃないや」ってかんじ？

タテガミアフリカヤマアラシたちは見向きもせず

コツメカワウソたちも、鳴くのをいったんやめて、私のことをじーっ

マサくんとピアちゃんです。
目をつぶった瞬間が撮れていましたが、これはこれで、だんご鼻が目立って可愛く見えました。
ちなみに、子供たちの方も、ガラスの筒の方で私を見ていましたが、カメラを構えると逃げてしまいました。

じーっと見つめ合える幸せ

だけど私の片想い（苦笑）

とべ動物園は閉園時間までいられないのは残念でしたが、アメリカエリアやサルたちなど、寒いし強風のため、展示を早く切り上げてしまった動物たちもちらほらいました。
ああ、そういえばまたしても、正門近くにある、は虫類館を覗く時間はとれませんでした。
とべ動物園編の旅行記おわり。

「新春レッサーパンダ遠征はバスでめぐる四国３県３園再訪と温泉の旅（７）【高知編】トロトロ美人の湯宿・高知黒潮ホテルの前泊から高知駅前の庄やの海鮮グルメと高知みやげまで」へとつづく。
https://4travel.jp/travelogue/11323905

ただし、順不同に作成していて、次はのいち動物園編です。