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旅の行程<br />11月14日 塩竈、松島<br />11月15日 登米、富谷<br />11月16日 白石、村田<br /><br />宮城県宮城郡松島町は、松島湾に浮かぶ260余りの島々からなる名勝地で、江戸時代後期の狂歌師、田原坊が作った『松島や ああ松島や 松島や』の句で知られています。<br /><br />海の碧、空の青、そして松の緑といった、彩り豊かな美しさはいつの時代にも人々を魅了してやまず、松尾芭蕉や伊達政宗といった歴史上の人々もその景観に心を奪われています。<br /><br />現在は、フランスに本部を置くNGO団体『世界で最も美しい湾クラブ』への加盟を果たし、フランスのモンサンミッシェル湾やベトナムのハロン湾などとともに、「世界の松島湾」としてますます注目されています。<br /><br />また、松島は風光明媚な自然景観だけではなく、寺院など文化的に価値の高い見所も豊富で、紅葉に彩られたこの時期には、これらを巡るのも楽しみの一つとなっています。<br /><br />今回、松島へは松尾芭蕉の足跡をたどって船で移動することとし、先に訪れた塩竈から遊覧船に乗って、美しい島々の切り立った岩肌に生命を宿す松の姿に目を奪われながら、約50分の船旅を楽しみました。

2017 宮城の旅 2/6 松島 (1日目)

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2017/11/14 - 2017/11/16

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nao

naoさん

旅の行程
11月14日 塩竈、松島
11月15日 登米、富谷
11月16日 白石、村田

宮城県宮城郡松島町は、松島湾に浮かぶ260余りの島々からなる名勝地で、江戸時代後期の狂歌師、田原坊が作った『松島や ああ松島や 松島や』の句で知られています。

海の碧、空の青、そして松の緑といった、彩り豊かな美しさはいつの時代にも人々を魅了してやまず、松尾芭蕉や伊達政宗といった歴史上の人々もその景観に心を奪われています。

現在は、フランスに本部を置くNGO団体『世界で最も美しい湾クラブ』への加盟を果たし、フランスのモンサンミッシェル湾やベトナムのハロン湾などとともに、「世界の松島湾」としてますます注目されています。

また、松島は風光明媚な自然景観だけではなく、寺院など文化的に価値の高い見所も豊富で、紅葉に彩られたこの時期には、これらを巡るのも楽しみの一つとなっています。

今回、松島へは松尾芭蕉の足跡をたどって船で移動することとし、先に訪れた塩竈から遊覧船に乗って、美しい島々の切り立った岩肌に生命を宿す松の姿に目を奪われながら、約50分の船旅を楽しみました。

同行者
一人旅
交通手段
ANAグループ JRローカル 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • マリンゲート塩釜から、遊覧船で松島目指して出港です。

    マリンゲート塩釜から、遊覧船で松島目指して出港です。

  • 塩釜湾は、多くの遊覧船で賑わっています。

    塩釜湾は、多くの遊覧船で賑わっています。

  • 島の端に小さな「波よけ地蔵」が祀られていることからその名が付いたとされる地蔵島。

    島の端に小さな「波よけ地蔵」が祀られていることからその名が付いたとされる地蔵島。

  • こちらは、鍋を伏せたように見えるところから「鍋島」と呼ばれ、島にユリが自生していることから「ユリ島」とも呼ばれています。

    こちらは、鍋を伏せたように見えるところから「鍋島」と呼ばれ、島にユリが自生していることから「ユリ島」とも呼ばれています。

  • 違うアングルから見た鍋島。

    違うアングルから見た鍋島。

  • 海岸線に連なる松並木。<br /><br />この光景を見ると、東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が思い起こされます。

    海岸線に連なる松並木。

    この光景を見ると、東日本大震災の津波に耐えた岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」が思い起こされます。

  • 波の浸食によって形作られた姿から付けられた名前が仁王島。

    波の浸食によって形作られた姿から付けられた名前が仁王島。

  • 「言い得て妙」とはこのことか・・・。

    「言い得て妙」とはこのことか・・・。

  • 岩の上で羽根を休めるウミウ達。

    岩の上で羽根を休めるウミウ達。

  • こちらは鐘島です。<br /><br />島に打ち寄せる大波が鐘を打ったように聞こえるところからそう呼ばれています。<br /><br />また、遠くから見ると橋を架けたように見えるところから「橋架け島」とも呼ばれているそうです。

    こちらは鐘島です。

    島に打ち寄せる大波が鐘を打ったように聞こえるところからそう呼ばれています。

    また、遠くから見ると橋を架けたように見えるところから「橋架け島」とも呼ばれているそうです。

  • 行き交う遊覧船。

    行き交う遊覧船。

  • 広い海原で・・・

    広い海原で・・・

  • 孤高のごとく振る舞う海鳥。

    孤高のごとく振る舞う海鳥。

  • 伊達政宗が月見の宴を開いたと伝えられる在城島。

    伊達政宗が月見の宴を開いたと伝えられる在城島。

  • 戦国武将が戦の際に着た鎧の肩掛けに似ているところから名付けられた鎧島。

    戦国武将が戦の際に着た鎧の肩掛けに似ているところから名付けられた鎧島。

  • 左側に顔のある動物が岩に跨っているように見えます。

    左側に顔のある動物が岩に跨っているように見えます。

  • こちらは兜島。<br /><br />戦国武将にとって鎧と兜は必須ですからね・・・。

    こちらは兜島。

    戦国武将にとって鎧と兜は必須ですからね・・・。

  • 三つの島の右端に見えているのが鎧島の背中です。

    三つの島の右端に見えているのが鎧島の背中です。

  • こちらは伊勢島で・・・

    こちらは伊勢島で・・・

  • こちらは小町島。<br /><br />この二つの島は、『理非も分らぬ 恋路の闇に 迷はす其方は 小町島』の句にちなんで名付けられたと言われています。

    こちらは小町島。

    この二つの島は、『理非も分らぬ 恋路の闇に 迷はす其方は 小町島』の句にちなんで名付けられたと言われています。

  • アングルを変えて見た小町島。

    アングルを変えて見た小町島。

  • 松島の市街地が大きく見えるようになってきました。

    松島の市街地が大きく見えるようになってきました。

  • 波によって下がえぐられるように浸食しています。

    波によって下がえぐられるように浸食しています。

  • 岩山に密生する松の木。

    岩山に密生する松の木。

  • 松の木が1本だけ生えているのは千貫島です。<br /><br />伊達正宗がこの島の形の良さに感激し、『あの島を余の館に運ぶ物あらば銭千貫を遣わす』と言ったところから名付けられたとか・・・。

    松の木が1本だけ生えているのは千貫島です。

    伊達正宗がこの島の形の良さに感激し、『あの島を余の館に運ぶ物あらば銭千貫を遣わす』と言ったところから名付けられたとか・・・。

  • 美しい紅葉が進んでいます。

    美しい紅葉が進んでいます。

  • 左側が亀島、右側は鯨島です。<br /><br />これら二つを合わせて双子島と呼ばれています。

    左側が亀島、右側は鯨島です。

    これら二つを合わせて双子島と呼ばれています。

  • 遊覧船に同乗した女の子の可愛い仕草に、たまらず「カシャッ」。<br /><br />もちろん、お父さんに了解は得ましたよ。<br /><br />風邪を引かないようにね。

    遊覧船に同乗した女の子の可愛い仕草に、たまらず「カシャッ」。

    もちろん、お父さんに了解は得ましたよ。

    風邪を引かないようにね。

  • そろそろ松島の桟橋に到着するようです。

    そろそろ松島の桟橋に到着するようです。

  • 松島市街地と福浦島を一直線に結ぶ福浦橋。<br /><br />あいにく、遊覧船の途中から雨が降り出しましたが、紅葉を求めて松島を歩きます。

    松島市街地と福浦島を一直線に結ぶ福浦橋。

    あいにく、遊覧船の途中から雨が降り出しましたが、紅葉を求めて松島を歩きます。

  • 先ずは五大堂から。

    先ずは五大堂から。

  • 五大堂へ向かう橋の床が、海面が見えるように開けられているところから「すかし橋」と呼ばれています。<br /><br />これは、『足元を良く見て気を引き締めて参詣しなさい』との意味が込められているそうです。<br /><br />世の男どもは、これ幸いに彼女の手が握れる『絶好のチャンス』と思っているやも・・・。

    五大堂へ向かう橋の床が、海面が見えるように開けられているところから「すかし橋」と呼ばれています。

    これは、『足元を良く見て気を引き締めて参詣しなさい』との意味が込められているそうです。

    世の男どもは、これ幸いに彼女の手が握れる『絶好のチャンス』と思っているやも・・・。

  • 余計な詮索はさておき、先へ進みます。

    余計な詮索はさておき、先へ進みます。

  • 海面から橋上まで、そこそこ高さがありますね。

    海面から橋上まで、そこそこ高さがありますね。

  • 五大堂です。<br />五大堂は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂が毘沙門天を建立したのが始まりと言われ、現存する建物は、慶長9年(1604年)に伊達政宗が瑞巌寺再興に先立って再建したものだそうです。

    五大堂です。
    五大堂は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂が毘沙門天を建立したのが始まりと言われ、現存する建物は、慶長9年(1604年)に伊達政宗が瑞巌寺再興に先立って再建したものだそうです。

  • お堂の欄干の擬宝珠をお地蔵様に見立てています。

    お堂の欄干の擬宝珠をお地蔵様に見立てています。

  • 木々の間から松島の島影がのぞけます。

    木々の間から松島の島影がのぞけます。

  • 瑞巌寺入口の見事なモミジの紅葉。

    瑞巌寺入口の見事なモミジの紅葉。

  • こちらは円通院。

    こちらは円通院。

  • 山門内は一面の紅葉の世界です。

    山門内は一面の紅葉の世界です。

  • 大きく枝を広げたモミジの紅葉。

    大きく枝を広げたモミジの紅葉。

  • 上を見上げればモミジの紅葉が広がり・・・

    上を見上げればモミジの紅葉が広がり・・・

  • 下に目を落とせばドウダンツツジが雨だれの紅葉を見せています。

    下に目を落とせばドウダンツツジが雨だれの紅葉を見せています。

  • JR松島海岸駅にやってきました。

    JR松島海岸駅にやってきました。

  • 駅前ロータリーの佇まい。

    駅前ロータリーの佇まい。

  • では、仙台に戻って今宵の宿へ向かいます。

    では、仙台に戻って今宵の宿へ向かいます。

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