乳頭温泉・銀山温泉 ２泊３日の旅②(２日目 銀山温泉)

2017/05/04 - 2017/05/06

去年のGWに乳頭温泉・銀山温泉に相方と二人で行ってきました。ちょっと古いですが、その時の記録です。

前年の１０月に宿の予約をしましたが、お目当ての「鶴の湯」はもうすでに予約でいっぱいとのことでした。半年以上も前なのに！「黒湯」は一度に行ったことがあるため、女性にも評判の良かった「妙乃湯」にしました。銀山温泉は、お目当ての「能登屋旅館」が取れました。

今回、初めて新幹線&レンタカーを使いましたが、東京近辺の渋滞を避けられただけでも、体力的には随分楽でした。ただやはり予算的にはかなりキツかったというのが正直なところです。次のGWはやっぱ近場かな。

１日目　新幹線で盛岡まで行き、盛岡からレンタカーで乳頭温泉へ。「妙乃湯」泊。
２日目　角館観光の後、銀山温泉へ。「能登屋旅館」泊。
３日目　平泉観光の後、盛岡へ。レンタカー返却の後、帰京。

２日目は、「妙乃湯」を出て角館に向かいました。楽しみにしていた桜はほとんど散ってしまっていて残念でしたが、古い町並みを満喫することができました。銀山温泉ではお目当ての「能登屋旅館」に泊まりました。雰囲気抜群で、期待通りの素晴らしい旅館でした。

エリア 銀山温泉(山形)

乳頭温泉を出て向かったのが角館。１１時前くらいに着きました。楽しみにしていた桜はほとんど残っていませんでした。

この辺りは、桜が満開ならさぞかし素晴らしい景色だったんでしょうが、ほとんど散ってました。地元の人に聞いたら、前日までずっと雨続きで寒かったそうです。確かに桜は残っていませんでしたが、久しぶりの天気でラッキーだと言われました。

メインストリートを歩きながら、立派そうで、入場無料の武家屋敷を見つけては、中を覗いてみました。

いくつか見せてもらいましたが、無料のところばかりだったせいか、見たところはどれも皆、質素な造り、室内でした。

桧木内川の桜並木ですが、ここもほとんど桜は残っていませんでした。満開の時に来られたらなあ…。

桜の代わりにまだ梅が咲いていて、こちらの方が綺麗でした。

お昼はこちらで頂きました。

田町武家屋敷ホテル内にある、「樅ノ木亭」というレストランです。武家屋敷風の佇まいが気に入ったのと、食べログの評価が高かったため、こちらを予約していきました。

田町武家屋敷ホテルの入口です。椿がとても綺麗でした。

開店まで時間があったため、近辺を散策してみました。武家屋敷が固まっている辺りからは離れていますが、歴史を感じさせるお屋敷があちこちにありました。

門は武家屋敷風でしたが、建物は洋風でした。

ピンクの家が目立っていました。

予約時に事前に料理を選ぶよう言われたため、一番お手頃なこれにしました。確か、これで３千円位だったと記憶していますが、ちょっと高いかなあ。ちなみに、時間が早かったせいか、他にお客さんはいませんでした。

仁手古サイダー。秋田が生んだ地サイダー。せっかくですからオーダーしてみました。

銀山温泉の近くまで行っても民家ばかりで有名な温泉街があるような気配は全くありませんが、坂を越えて下るといきなり温泉街の雰囲気になります。旅館街には駐車場がないため、各旅館が手前に専用の駐車場を持っており、そこに車を駐車しました。荷物はその駐車場に出入りしている、旅館の方が運搬用のバイクで旅館まで持っていってくれました。

銀山温泉は２度目でしたが、この景色は何度見てもいいですね。日本の宝です。

今回泊まったのは、前から泊まりたかった、「能登屋旅館」です。前回来た時には泊まれず、「古山閣」に泊まりましたが、今回はどうしても泊まりたかったため、半年以上前に予約しました。

こじんまりとした部屋ですが、掃除も行き届いていてとても綺麗な部屋でした。川に面した部屋を予約しましたが、いつでも部屋から銀山温泉の町並みが見られ、大正解でした。

こんな感じで部屋から旅館街がいつでも見られました。

４階の談話室です。外から見た時の、中央上部に飛び出たあの部分です。上は吹き抜けになっています。いつでも誰でも入れます。ここに座ってコーヒー飲んでいいかと、野暮な質問をしたら、当然ノーと言われました(^_^;)

談話室の上は、こんな感じで吹き抜けになっています。

日本秘湯を守る会の会員旅館ですが、秘湯感は全くありませんでした。

暗くなり明かりが灯り始めると、更に雰囲気が出てきます。

真っ暗になる前の能登屋旅館。

食事は部屋食ではなく、別室でした。とても狭い部屋でしたが個室でした。

夕食のメニューです。お味といい量といい、大満足の内容でした。

鯉の甘煮です。鯉は何回か食べましたが、骨が多いとかネガティブな印象だったんですが、この鯉はお味もなかなか行けてました。

食後にまた、お土産を買いがてら、旅館街を散歩してきました。やっぱり夜の方が雰囲気が出ます。

夜の能登屋旅館。しっとりとした感じです。ライトアップされた赤い橋が、浮かび上がっているようでとても綺麗でした。

川もライトに照らされて、いい感じでした。

布団を二人分敷くと余り余裕がありませんでした。

前日に乳頭温泉に泊まったということもありますが、お風呂はイマイチな印象でした。個人的な好みの問題だとは思いますが、お湯が無色透明であること、熱くて長湯には向いてないこと、露天風呂が余り充実していないこと、静かで落ち着いた雰囲気ではないことから、サッと入っただけで、すぐに出てしまいました。

写真は、貸切り露天風呂の写真です。事前に予約が必要ですが、３０分と時間が決まっています。

貸切り露天風呂に辿り着くまで、専用階段を一番上まで昇り、建物から出て更に歩きます。お風呂は小屋の中にあります。

朝食は普通な感じでした。