2017/10/28 - 2017/11/01
37位(同エリア45件中)
じんさん
この旅行記のスケジュール
2017/10/28
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まずは町の中心からは少し離れた『テ宮殿』へ
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気遣い屋のお爺さんが営むB&B「Libenter」にチェックイン
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夕飯を食べに夜のマントヴァを徘徊
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以前にランチを食べたことのある「Osteria Fernelli」で夕食
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ホテルと提携しているカフェで朝食
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この旅行記スケジュールを元に
秋の北イタリア、ポー側流域3都市を4泊5日で巡った旅の記録。
妻がまだ行ったことがなかった「ラヴェンナ」と「パドヴァ」への旅行を計画。せっかくなので旅の動線上にあった「マントヴァ」も追加。マントヴァには1年前の夏の旅行時に日中数時間だけ滞在。その時の印象が良かったので今度は1泊してみることにした。
ラヴェンナはエミリア=ロマーニャ州にある古代ローマ時代から中世にかけて繁栄した町。色鮮やかなモザイク装飾が施された「初期キリスト教建築群」が世界遺産に登録されている。
パドヴァはヴェネチアと同じヴェネト州にあり、歴史は古いけれどいろいろと支配体制が変わってきた都市。古い植物園「オルト・ボタニコ」が世界遺産に登録されているが、それ以外にも教会などの数多くの古い建築物が残っていて、1日ぐらい宿泊して見て回っても見たらないほど観光リソースのある町。特に予約必須の「スクロヴェーニ礼拝堂内に描かれたジョットのフレスコ画」は必見。
ラヴェンナもパドヴァも10年ぐらい前にヨーロッパにいた時に寄り道して行ったことがある町だったけれど、それぞれ見そこねた部分もあって少々心残りだったところもあり。特にパドヴァの方は植物園ぐらいしか見てなかったのでほぼ初訪問と言ってもいいぐらい。ベネチアやミラノの陰に隠れているせいか、見所が多い割にはガイドブックなどではあまり取り上げられていないのはもったいない。
旅程:
1日目 マントヴァ
2日目 ラヴェンナ
3~4日目 パドヴァ
移動手段:車
マントヴァでの行程:
・テ離宮(Palazzo Te)
・サンタンドゥーレア・ディ・マントヴァ聖堂(Basilica di Sant'Andrea)
・夜の市街散策
・夕食は前にランチを食べたお店「Osteria Fernelli」へ
表紙写真:
テ離宮の馬の間のだまし絵
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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午後3時過ぎ、マントヴァに到着。
マントヴァに来るのはこれで2度目。町の中の公園の木々は紅葉で色付く。
2016年の夏に初めてマントヴァへ訪れた時の旅行記:
https://4travel.jp/travelogue/11182878
2回目なので、まずは行きそびれていたテ離宮(Palazzo Te)へ。 -
テ離宮。
マントヴァの見どころの1つ。ただ、前回の旅行時はここに来ることはなかった。旧市街中心から歩いて来るには少し遠かったし、時間が無かったこともある。
ここの入館料は大人一人12EUR。これは結構高く感じた。2015年のパンフだと9EURと書かれていたので、わずか2年で33%も値上げ? インフレも甚だしい。テ離宮 城・宮殿
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テ離宮の中。人口の庭と池を取り囲ったあまり大きいとは言えない宮殿。ここの目玉は建物自体よりもその中にあるフレスコ画にある。
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模型で見るテ離宮の鳥瞰図。
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馬の間。
部屋の四方に飛び出して見える馬の騙し絵が描かれている。少し遠くから馬の正面に立って見るとなんとなく飛び出しているように見える。 -
続いて「愛人と狂人の間」。天井と四方の壁に細かく描かれた部屋。
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上の写真と同じ部屋。
テ離宮の中には「馬の間」と並んで見所になっている部屋「巨人の間」と呼ばれる部屋があるのだけれど、初め入った時にこの部屋がその「巨人の間」かと思ったら違ってた。 -
こちらが「巨人の間」。
天井と四方の壁全面いっぱいに絵が描かれている。 -
2階は絵画が飾られるギャラリー(モンダドーリ寄贈作品)と、記念硬貨やエジプト探検隊の発掘品などを飾った博物館になっている。
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猫の絵画。「こんな絵もあったよ」という記録までに撮っただけで、他は少女を描いた柔らかな画風の絵画が多かった。
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猫の像。「こんな像もあったよ」という記録までに撮っただけ。
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猫がモデルになってる様子を描いた絵。
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予約していた宿「Libenter」に到着。
車両通行制限のあるZTLギリギリのところに建つ。見た目60歳前後のお爺さんの個人経営のところ。車のナンバーを伝えてZTL内の通行許可証を用意してもらい、ホテルの裏側にあるZTL内の住宅街内の公共駐車場に車を停める。
部屋は中庭に面した一般住宅。建物の1階部分と2階部分が階段で繋がっていて、1階はキッチンとダイニング、2階は寝室、トイレ、シャワールームとなっている。写真はそのキッチン部分。食器や台所用品も一式揃っている。右側、キッチンの裏側が二階に繋がる階段。 -
本棚にある本や子供用のおもちゃなど前に暮らしていた人のものらしきものがそのまま置いてある。この地域の昔ながらの生活様式の部屋に暮らすように泊まれるところがこの部屋の魅力。
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寝室。ベビーベッドも置いてあった。部屋が広過ぎたせいか、夜中暖房付けてても寒く感じたのが難点。
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中庭。向かいの部屋はホテルではなく、地元の人が普通に暮らしている。
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夜の散歩へ。
コンコルディア広場。 -
子供をだしにして路上でお金を稼ぐ人。結構人だかりが出来ていた。この子も途中で音程を外したりしてて、いたたまれなくなったので長居はせず。
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サンタンドレア聖堂。
サンタンドレア教会 (マントヴァ) 寺院・教会
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夜も7時過ぎにもかかわらず、まだ中に入れたので入ってみる。
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壁や天井一面に騙し絵技法によるフレスコ画。マントヴァでは騙し絵が流行っていたのだろうか。
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エルベ広場。この界隈のお店は夜も観光客で賑わう。
エルベ広場 広場・公園
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ソルデッロ広場
ソルデッロ広場 広場・公園
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ハロウィンの季節なので、カフェの軒先に置かれたテーブルにカボチャが飾りとして置かれている。あの一際大きなカボチャの席は座れなさそうだけれど。
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パスタのデザート。
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この大きな焼き菓子があちこちのお店で売っていた。調べると「トルタ・ズブリゾローナ」という名の郷土菓子らしい。
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他にもスイーツ屋さんには美味しそなお菓子がたくさん。どれも小洒落ていてビジュアル的にも優れている。
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これも美味しそうなスイーツ。ここに暮らしていたらスイーツが楽しみの一つになっていたかもしれない。
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ハロウィンのクッキー。でもこれはこの後パドヴァでも見かけたので既製品なのかも。
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夕食は「Osteria Fernelli」にて。前回マントヴァに来た時にここでランチして美味しかったので、初めから再訪することを決めていた。
写真は前菜に頼んだ「サラミとハムの盛り合わせプレート」(10EUR)。
この土地のサラミとハムが4種類程度と豚の揚げラード。これにリンゴと洋ナシを蜂蜜漬けにした「マスタード」と呼ばれる甘い付け合わせが付く。前回お得なランチメニューに付いてきたのとは違ってボリュームが凄かった。 -
Primoメニューから「イワシのビゴリ」。
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Primoメニューから「ステーキのマカロニ」
コンビーフ体の柔らか美味しいステーキがふんだんに入ったパスタ。これだけでお腹いっぱいになる量。
結論、このお店では前菜プレートだけにするか、メインだけオーダーすることをお勧め。赤ワイン(このお店では微発泡のランブルスコ)飲んでコペルトとパン代付いて一人25EUR。 -
宿泊した「Libentier」では朝食付きだったけれど、同じ経営の外にあるカフェに食べに行く必要がある。宿泊していた部屋からは徒歩5分程度。場所を説明した地図があるわけでもなく、口頭だけの説明だったので場所がわかりにくかったのだけれど、結局はこのコンコルディア広場にあるお店だった。
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心配に思ったのか、お爺さんがこの古い自転車でこっそりと追いかけてきてくれていて、我々が迷ってないかどうか様子を見に来てくれていた。
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朝食。時間は9時からとかなり遅め。
カウンターの上に乗っかっているパンを選び取る方式。パン以外は無い。イタリアらしい朝食で、甘いパンばかりだったけれど、写真右上のようなピザパイみたいのがあって良かった。 -
宿をチェックアウトして、続いてラヴェンナへと向かう。
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