2017/12/27 - 2018/01/04
13846位(同エリア23030件中)
まっきーさん
高校生2人連れて、カンボジアから陸路でタイに入り、バンコクから帰国しました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 船 徒歩 飛行機
- 航空会社
- 香港エクスプレス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
楽しいシェムリアップでの4泊5日が過ぎ、陸路でバンコクに向かいます。
朝7:00から8:00の間にピックアップバスが迎えに来る、という事でしたので、宿のロビーで待ちました。
7:20頃やってきました。
とあるレストランに連れて行かれ、ここで朝ごはんを食べて待ってて、というのでサンドイッチを注文して食べました。
ピックアップバスは3往復ほどして、あちこちからバンコク行きの旅行者を集め、8:30頃ようやく中型バスで出発しました。
このバスには20人ほどの外国人が集まり、バスは満席でした。
日本人は私たちだけでした。
3時間ほど走り、カンボジア国境の町ポイペトに到着しました。
全員荷物を持って降りるよう言われます。
カンボジア側のイミグレーションを通り、パスポートに出国スタンプを押してもらいます。
そして歩いて国境を渡ります。
橋があり、川にはあり得ない程大量のゴミが投げ捨てられていました。
橋には物乞いもいましたし、タニシの佃煮などを売る屋台もたくさん出ていました。
道があまり良くないので、大きいスーツケースを持った旅行者は苦労しているようでした。
(しかしこの謎空間は、どこの国なのかな?)
タイ側のイミグレーションを通ります。
現地人ではない外国人用の通路を通るよう指示されます。
館内には既に行列が出来ていて、待ち時間40分、と表示されています。
気長に行列を並び、書いた入国審査カードを渡せばタイに入国完了です。
イミグレーションを出ると、そこはタイのアランヤプラテートという町です。
走っているトゥクトゥクもカンボジアとは形が違います。
同じバスの仲間が集まって、待っていました。 -
ただここでボーッと1時間ほど待たされました。
タイ側のバス待ちです。
タイのお金バーツを持ってないので買物も出来ないし、両替所を探しに離れて、バスに乗り遅れても困るので、ただ待ちました。
昼の2時頃になっていました。
同乗者のアイルランド人のおじさんが、私たちにポン菓子を分けてくれました。
水は2リットル持っていました。
結局、バーツがないと水や食べ物を買えないので、用意しておかないとキケンです。
ちなみにカンボジアの国境の手前で、水先案内人の係員がバスに乗り込んできて、英語で手順を説明します。
この人はタイの国境の先まで一緒に来て、人数や忘れ物などチェックしていました。 -
やっとタイ側のバスが来たのですが、ビックリするようなボロ車でした。
もはや、バスでもないただのバンで、同乗者の仲間を2班に分けます。
子どもに良い席を譲っていたら、自分は一番後ろの荷物席に当たりました…。
振動は激しいし、そもそも座席じゃないので足は床に付かない、狭い、暑い、カーテンは無い、しかもここから250キロの長距離でした。
途中、アイルランド人のおじさんがとてもジェントルマンで、私と席を変わろう、と申し出て下さいました。
体の大きい西洋人がこの狭い席は無理だから、と丁重にお断りしました。
運転手さんはスピードを出して飛ばすのですが、道が悪くて揺れて頭をぶつけます。
ガンガン日の当たる側で、暑いたらありません。
寝て乗り切るしかありませんでした。
途中渋滞もあり、バンコクのカオサンに到着した時は、夜の7時でした。
なんだかんだシェムリアップから12時間かかり、子どもたちはフラフラでした。
結論としては、バスのチケットを買う時、10ドルのバス会社と、値段が高い(忘れましたが25ドル位かな)バス会社があり、高い方を選べば快適だった、という事です。
シェムリアップでバンコク行きと書かれた立派な観光バスを見かけていたので、あれで行けるんだ、と思っていたら大間違いでした。
高級バスはフリーWi-Fi付きです。
さらに千円で1日かけてバスで行くのと、五千円で1時間で飛行機で行くのと、どっちがいいか、という選択です。
でも日本では出来ない陸路の国境越えを体験してみたかったし、そこでしか見れない物もありましたし、何より一度やってみたかったのです。
ただ、短い行程の旅行でハードな移動を組み込むと、体調を崩す原因になりかねません。
バンコクには2泊3日の滞在でしたが、子どもたちは調子が悪く、あまり観光しませんでした。 -
カオサン通りで両替をしました。
1万円で2840バーツ、1バーツ3.5円位です。
お腹を空かせた長男が、オニギリが食べたい、と言うので、タイのセブンイレブンで買いました。
私は食べていませんが、なんかちょっとご飯が違うみたいです。
子どもたちはもう歩きたくなさそうだったので、宿泊予定の宿までタクシーで行きました。
しかしこの辺のタクシーは観光客と見ると、高い値段を言ってきます。
宿のホームページに、カオサンから100バーツ程度と書いてあるのに、タクシーの運転手は500バーツと言ってきます。
次に捕まえたタクシーも500バーツと言うので、面倒になってその金額で乗りました。
しかしこれがまた酷いタクシーで、ガソリンが入ってないので、途中で停まります。
やっと目的地が見えてきたら手前で停まり、ガソリン無いから後は歩いて行ってね、と言われました。
でも無事宿にたどり着けました。
ロンポーマンション内にあるイージーステイバンコクは、ドミトリー1人1泊500バーツです。
とても清潔で快適でした。
それまでの移動が過酷だったので、オアシスのように思えました。 -
荷物を置いて、近くの食堂に行きました。
クイティオ・ナームトック、豚の血でコクを出したスープの麺40バーツです。
宿のすぐ近くにビックCという巨大ショッピングモールがあり、普段はそこのフードコートで食べました。
カオマンガイやソムタム、ガパオなど、たくさんのお店があり、清潔で料金も1食50バーツほどで、とても利用しやすかったです。
このビックCの2階は、コストコの様な巨大スーパーマーケットで、何でも揃っていました。
ここでお土産になりそうな物を買い揃えました。
エスニック風味のナッツとか、トムヤム風味のカップヌードルとか、バナナチップスにタマリンドジャムを挟んだ物など。
個人的にはKUNNAの乾燥ドラゴンフルーツがプチプチ食感で良かったです。 -
翌日、せっかくタイに来たのだから、観光してみました。
まず、路線バスに乗って、昨日のカオサン通りまで行きました。
1人6.5バーツです。
昨日タクシーで500バーツ払ったのが信じられません。
カオサン通りは旅行者の集まる安宿街ですが、たくさんの屋台や土産物屋があり、ブラブラ見るだけでも楽しいです。
そこを通り過ぎて、船着場に向かいます。
バンコク市内に流れるチャオプラヤー川には定期船が運航し、市民の重要な足となってます。
カオサン通りから近いプラアーティット船着場から乗って、ワットアルンに行きました。
ブルーの旗が付いている船は観光客専用船で、50バーツです。
ワットアルンは別名暁の寺、陶磁器で装飾されたとても綺麗なお寺です。
夕暮れ時でしたので、白い仏塔が茜色に輝いています。
本来ならここで、涅槃仏で有名なワットポーや王宮も見学するのでしょうが、昨日の疲れがまだ抜けず、ノンビリしてたら日が暮れてしまいました。
また船に乗り、サバーンタクシン船着場で降ります。
そこでBTSというスカイトレインに乗ってサラディーン駅で降り、MRTという地下鉄に乗りかえて、宿の最寄駅クィーンシリキッド駅から帰りました。
BTSもMRTも料金は20バーツ以下です。
船や電車の乗り方は、宿の人に教えてもらいました。 -
私にとってバンコクは27年ぶりでした。
すっかり大都会になっていました。
高速道路や地下鉄が出来、巨大ショッピングモールやコンビニも出来ています。
昔は信号なんかない所を渡るのが普通だったのですが、ちゃんと皆信号を守っています。
それに旅行の仕方も変わりましたね。
スマホで予約して、写真も撮って、空港でシムを入れれば電話も出来る、って1991年の旅行者には想像だに出来ませんでした。
あの当時はインターネットじゃなくて、パソコン通信でしたからね。
海外の情報が知りたくて、海外文通なんかしていました。
イージーステイバンコクは日本人宿なので、色々な日本人が集まっていました。
宿スタッフとして働いている人、ネットでタイ情報を紹介してる人、日本語教師、システムエンジニア、タイ料理やマッサージを習いに来た人。
びっくりしたのは16才の高校1年生です。
インスタで見て憧れて、バイトしたお金で冬休み来ちゃう、って信じられません。
一期一会の人たちと、ペチャクチャお喋りしている時間が、一番楽しかったです。 -
最終日は有名なタイ料理、プーパッポンカリー(蟹の卵カレー炒め)を宿のみんなで食べに行きました。
とても美味しかったです。
家でも真似して作ったことがあるのですが、エスニック料理って本物を食べていないと、本当にこれでいいのか再現出来ないのですよ。
でもこれはとても良い蟹を使用してたので、家で再現は無理そうです。
7人で割り勘して1人350バーツでしたから、とても高級ですね。 -
宿の入ってるマンションのロビーで、タクシーを呼んでもらい、ドンムアン空港までタクシーで行きました。
ちゃんとメーターを使ってくれて、200バーツでした。
高速道路を使った分はその場で支払いで、20バーツと50バーツでした。
帰りの飛行機はスクートで、0:30発成田直行便です。
朝8:00日本に到着。
旅の後半は子どもたちはちょっとお腹が痛くなる事があったけど、大きな病気も怪我もなく、無事に帰ってこれて、本当に良かったです。
そして今回の旅でお世話になった方々に、この場を借りて深く御礼申し上げます。
本当に有難うございました。
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