2017/12/27 - 2018/01/04
2540位(同エリア8639件中)
まっきーさん
年末年始の休暇を利用して、高校3年生の長男と高校1年生の長女と、アンコールワット遺跡群を見に行きました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- 香港エクスプレス航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ブッキングドットコム
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-
12月27日23:55羽田発の香港エクスプレスに乗りました。
離陸時間は1時間遅れていました。
翌4:05香港着、7:30シェムリアップ行きに乗り換える予定でしたが、乗継時間がギリギリでした。
無事に9:10シェムリアップ着。田舎の小さい空港です。
ここでカンボジアのビザを取得しました。
用紙に記入し、顔写真を添え、1人30USドル払います。
ビザの発行場所は旅行者で大変混雑していて、家族3人並んで提出したのに、受取の順番はバラバラでした。
カンボジアの通貨はUSドルなので、羽田空港で両替していきました。
この時のレートは1ドル86円でした。
カンボジアで日本円を両替してもらったら、1ドル82円と言われたので、日本で両替した方が良かったですね。 -
空港にタクシーを手配してもらえるカウンターがあり、宿まで10ドルで頼みました。
トゥクトゥクの方が安いのですが、3人は乗れないからタクシーじゃないとダメ、と言われました。
ブッキングドットコムで予約したブティクドミトリー高知家に到着しました。
この宿は、エアコン付きドミトリーが1人1日5ドルで、とても安いです。
繁華街に近く、宿のスタッフも明るく感じ良く、親切でした。
早速荷物を置いて、近所のレストランにご飯を食べに行きました。
クメールカレー(カボチャやココナツミルクの入った甘めのカレー)と、トムヤムクンとサンドイッチを注文しました。
カンボジアではメイン料理を選ぶと、ご飯が付いてきます。 -
お昼に町を歩いた時は、あまりお店が開いてなかったのですが、夜になったら明かりが灯り、町の様子が一変しました。
屋台が沢山でて、とても賑やかです。
オールドマーケットで、お土産にスカーフを買いました。
1枚5ドル、と言ってましたが、5枚買うと言ったら5枚で15ドルになりました。
カンボジアでは物の値段が有って無いようなものなので、交渉して値切って買わないといけません。
フルーツシェイクは1つ1ドルで、新鮮な南国フルーツと氷を、ミキサーでシェイクしてその場で作ってくれます。
これが大変美味しくて、旅行中何杯も飲みました。 -
シェムリアップ2日目は、宿で募集しているアンコールワットツアーに参加しました。
この日は朝4:30集合、1日でアンコールワット遺跡群を数カ所回る、とてもお得なツアーでした。
トゥクトゥクを1台35ドルでチャーターして、集まった人数で金額を割ります。
トゥクトゥクは大人4人まで乗れます。(空港では2人と言われましたが。)
このツアーは別の宿からも人が集まります。
4人で割れば、1人8.75ドルです。
うちは家族3人なので、26.25ドル払いました。
夜明けのアンコールワットを撮影する為に、まだ夜が明けないうちから出発です。
最初にチケットセンターで、チケットを購入します。
私はここで失敗を冒しました。
アンコールワット遺跡群のチケットは思った以上に高額でした。
1日券37ドル、3日券62ドル、7日券72ドルです。
3日券を買う予定だったので、3人で186ドルですが、手持ちのドルが足りませんでした。
日本円で支払える、と言うので、結局言われるがまま2万円+70ドル払いました…。
ま、最悪買えないよりは良かった、と気持ちを切り替えました。
それにアンコールワット遺跡群は、本当に素晴らしくて、とても満足出来る観光地でした。
写真は夜明けのアンコールワットです。
池にシンメトリーに映る様子が撮影スポットになっているのですが、大勢の観光客が押し寄せて、上手には撮れませんでした。
自撮り棒を使用してる人も多かったです。
また駐車場から真っ暗闇の中を歩くので、懐中電灯を持って行くとよいですね。 -
美しい女神様がたくさんいらっしゃいました。
この女神像をデバダーというそうです。
インド古代叙事詩ラーマーヤナの場面が彫刻されたレリーフなど、見応え充分でした。
世界中から多く観光客が集まるアンコールワットで、お洒落して撮影している中国人が目立ちました。
なんでも中国人のネットで、アンコールワットには赤が似合う、と話題になっているらしく、それで皆赤いロングドレスを着て撮影をしてるんだよと、ツアーで一緒になった日本人女性が教えてくれました。
第三回廊へは急な階段を登ります。
以前ここから落ちて亡くなった観光客がいたそうで、それから木製の補助階段が設置されたそうです。
アンコールワットは、健脚のうちに見に行った方がいいですね。
日中は暑くてとても汗をかくし、歩く距離も、登る場所も結構あります。 -
8:30にトゥクトゥクの運転手さんと駐車場で待ち合わせをして、次の観光スポットへ移動します。
乗ってきたトゥクトゥクのシートの色や、運転手さんの着ている服などの特徴を覚えておきましょう。
駐車場には同じ様に観光客の送迎をしているトゥクトゥクが何十台といますから、どれが自分のツアーか分からなくなります。
子どもは、リアルウォーリーを探せ!状態だね、と笑っていましたが。
アンコールトムの南大門は、車で通れるのですが、一旦降りて撮影しました。
寂しいことに、首の無い像が多かったです。 -
バイヨンです。
観世音菩薩の四面党が有名な、見応えのある寺院です。 -
次はライ王のテラスで降ろしてもらい、象のテラス、ピミアナカス、バプーオンを見て行きます。
ここも登る所がたくさんあります。
バプーオンはまさにダーマ神殿といった感じ。
うちの子どもたちは、アニメ、ゲームオタクなので、ロマン溢れる遺跡巡りが面白くて仕方ない様子です。 -
ここは大変有名なタ・プロームと呼ばれる場所です。
地球の歩き方の表紙にもなってますし、映画トゥームレイダーの撮影場所にもなった所です。
巨大な樹木が絡みつく建物の前は、格好の撮影スポットで、記念撮影は順番待ちです。 -
ここでやっと昼食です。
アモックという白身魚とハーブのココナツミルク煮で、あっさり目で美味しかったです。
ツアーで訪れるレストランはどこも観光客価格設定で、一皿7ドル前後が多く、カンボジアの物価としては高いな、と感じましたが仕方ありません。
ちなみにこの日の朝食は、アンコールワットの駐車場にいたヌンパンというサンドイッチ屋台で食べました。
1.5ドルで、その場で焼いた卵を挟んでくれます。
ソーセージは甘ぁーかったです。 -
写真はタソムという遺跡です。
木が遺跡を破壊しているのか、木が遺跡を支えてるのか、もはや分からない程一体化してしまっています。
バンテアイクデイ、スラスラン、プレループ、プリアカンなど、主要な遺跡を、トゥクトゥクの運転手さんは次々と回ります。
本当にカンボジアにはたくさんの遺跡があり、こんなに魅力のある国だとは、行くまで知りませんでした。
人の集まる有名な遺跡では、民族音楽の生演奏が聞こえてきます。
地雷で身障者になった人たちが、観光客の為に演奏していました。
各国の言葉で地雷受難者と書かれたプレートが置いてあり、寄付出来るようになっています。
それに気付いてからは、見かけるたびリエル札を入れました。
リエルはドルで買物した釣銭でもらう、現地通貨です。
寄付すると、手を合わせて深々とお辞儀して下さいました。
そして帰り道また通ると、人混みの中でも私を見つけ、また深々とお辞儀して下さいました。
戦争の傷跡から早く立ち直り、カンボジアの発展を願わずにはいられません。 -
ニャック・ポアンです。
とても美しい所でした。
凪いだ池が鏡の様に青空を反射して、まるでウユニ塩湖の様な風景でした。
桟橋を歩いて渡り、奥に祠堂があります。 -
夕日の沈む時刻に合わせて、プノンバケンに行きました。
朝日のアンコールワット、夕日のプノンバケンと呼ばれているそうです。
高さ60mほどの小山の頂上にプノンバケンはあります。
日没の時刻が迫っていたので、早足で登りました。
でもここは既に人でいっぱいで行列が出来ており、建物に登って夕日を見ることはできませんでした。
建物の上で夕日を見たかったら、15時頃から並んでないとダメだよ、と係員に言われました。
日が沈むとすぐに辺りは暗くなり、トゥクトゥクに乗って帰りました。
たくさん歩いて見て回った、充実した1日でした。 -
3日目はベンメリア行きのツアーに参加しました。
一人旅の日本人男性と一緒に、1人8.75ドルで、トゥクトゥクに乗って行きました。
が、ベンメリアは予想以上に遠く、振動の激しいトゥクトゥクで77キロ、約2時間乗って行くのは、なかなかハードでした。
でも風を切って進むのは気持ちいいし、風景はとてものどかです。
窓が無いので、人間観察が出来ます。
カンボジアはバイク社会で、みんなバイクに2人乗り3人乗りしています。
それもノーヘル、ビーチサンダルです。
中学生になってるのか?位の子どもも運転していますし、2才位の子どもも必至にバイクにしがみついています。
運転免許を持っていない人の方が多いそうです。
ベンメリアはとても人気の遺跡です。
天空の城ラピュタと景色が似てるので、カンボジア人もみんなラピュタと紹介していました。
でも実際ラピュタは1986年の作品で、この遺跡の発見は1990年代、地雷の撤去が終わって一般公開されたのが2001年だそうです。
本当に神秘的な遺跡で、素晴らしかったです。
ラピュタと噂されるのも分かります。
宮崎駿監督は、カンボジアの遺跡でインスピレーション受けてるだろうな、と思いました。 -
ベンメリアの遺跡は、アンコールワット遺跡群のチケットが使えず、5ドルかかります。
ここではたっぷり2時間見学しました。
団体の観光バスも到着して、たくさん観光客がいました。
物売りもたくさんいました。
それも、絵葉書や本を持った小さい子どもが売りに来るのです。
小学校中学年か、それ以下でしょうか、お金が無くて学校に行けないけれど、あなたがこれを買ってくれたら私は学校に行ける…、私は学校に行きたい…、と言うようなことを悲しげな表情で訴えてくるのです。
これには子を持つ身として、グッときましたが、必要無いので買いませんでした。
でも子どもが商売するのも作戦のようです。
ちょっと裏通りに入った時、さっきの子どもが、イェーイ!!ヨーロピアンから金をもらったぜ!みたいな事を叫びながら、スキップですっ飛んで、喜んで仲間にお金を自慢してる姿を見て、たくましいなぁーと感心しました。 -
ここで立派なナーガが見られます。
ナーガは水辺で多く祀られている、蛇の神様です。
他でもあちこちでよく見ます。
長女が巳年なので、気に入ってしまいました。 -
お昼はまた、観光客向けレストランで食事しました。
カンボジアは胡椒が名産品で、これは生の胡椒を使ったグリーンペッパー炒めです。
ピリッと辛くて香り高く、野菜はシャキシャキで美味しかったですよ。 -
ベンメリアツアーの午後は、ロリュウス遺跡群と呼ばれるロレイ、プリヤコー、バコンを見て回ります。
装飾が剥げ落ちていますが、これが出来た頃はどれだけ美しかったんだろう、と想像します。
トゥクトゥクの運転手さんは、観光客が観光している間、専らトゥクトゥクにハンモックを引っ掛けてぶら下がって休憩しています。
長女がハンモックが欲しい、と言うので、ここのお土産物屋さんで6ドルで買いました。 -
この日の夜は、パブストリートにある有名なスープドラゴンというレストランで、名物のチュナンダイという鍋を頂きました。
暑いカンボジアで食べる熱い鍋は、とっても美味しかったですよ!
色々な具材を煮て、タレに付けて頂きます。
シャキシャキの空芯菜や白いキノコ、湯葉らしき物。
締めのラーメンと卵が付いて、大満足でした。
店員さんの対応も良く、ロケーションも良く、さすが人気店です。 -
4日目はバンテアイ・スレイと、滝のあるクバールスピアンの郊外ツアーです。
これも宿でツアーに申込み、1人8.75ドルで、イタリア人のマルコと一緒に行きました。
昨日と同じトゥクトゥクの運転手さんで、今日はトゥクトゥクに日本の旗を付けてくれていました。
日本語を勉強中で片言でしたが、ヒヨコの茹で卵をご馳走してくれたりして(私は食べられますが、子どもたちは引いてました。)、とてもいい人でした。
この日は地雷博物館の見学もセットでした。
博物館の入場料に5ドルかかり、5ドル分程も見る所は無い印象ですが、このお金が地雷撤去費用に使われることを祈ります。
地雷の事を殆ど知りませんでしたが、今たくさん北朝鮮に埋められているそうです。
そして地雷は人を傷付ける事だけが目的なのだそうです。 -
クバールスピアンは1500mほどの山道を登る、トレッキングです。
横たわるヴィシュヌ神の像の周りに、不思議と無数の蝶が集まって舞っていて、神秘的なところでした。 -
さて、シェムリアップ最後の夜は、12月31日でしたので、町はカウントダウンパーティーで、大盛り上がりでした。
いつもにも増して電飾が華やかになり、大音量の音楽が流れ、歩行者天国になっています。
外国人の旅行者が集まるパブストリートを中心に、特設会場が組まれ、アーティストが歌を披露しています。
そこに大勢の若いカンボジア人が集まって、物凄い人の数で身動きがとれません。
酔っ払ってビールを振り撒いている人もいます。
このどんちゃん騒ぎに長女の怒りはMAX。
元々、人混みやお祭りが嫌いな人なのです。
私はカウントダウンを見たかったのですが、長女が我慢ならない様子なので、カウントダウン前に宿に戻り、ベッドの中で0時の花火の音を聞きました。
ハッピーニューイヤー2018。 -
1月1日にチェックアウトして、バンコク行きのバスに乗りました。
バンコク行きのチケットは、宿で2日前に購入しました。
1人10ドルでした。
もう1つ違うバス会社のチケットもあり、そちらは倍以上の値段でした。
でもこれが運命の分かれ道だった気がします。
写真は国境の風景です。
国境越えの様子は、続編バックパッカー親子国境越えてタイに行く、に書きます。
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