朝顔組＠初ホーチミン2017～その2《Day 3》

2017/12/07 - 2017/12/13

今回は諸事情により、島でもビーチでもないホーチミンでの『冬の夏休み』。ホテル探しの際、街中で大きいプール付きというのはなかなか難しい条件でした。日焼け大好きという時代遅れの私たちには陽当たりの良さも大事。建物に囲まれた中庭プールは却下。という訳でルーフトップのプールがあるここ、ソフィテル・プラザ・サイゴンに落ち着きました。
到着翌日、早い時間の方が少しは涼しかろう、と朝食後外出したものの、なんだかとっても疲れてしまったから、やっぱりいつものように朝ごはんの後はプールに直行、に方針転換。午前中はプールサイドでゴロゴロこそ、私たちの夏休みです！

エリア ホーチミン(ベトナム)

プールボーイというのはホテルマンになるための第一歩的なポジションなのでしょうか？スタッフは皆さん、しっかりしているこのホテルで、唯一この人たちは素人っぽさが残るというか、慣れてない、というか・・・。でも怒りたくなる、ってよりもむしろ初々しさが微笑ましくて、毎日楽しく観察させていただきました。

朝ごはん→プール→ランチ→プール→ディナー、というパターン、再開です。この日はウィークエンドマーケットが開かれるという9月23日公園の地下にあるセンス・マーケットにタクシーで向かいます。ホテルからタクシーに乗るたびにドアマンからおまじないのように「タクシーに乗る時はビナサンかマイリンね。」と言われます。「何かあったらホテルに電話するように。」とも。外国でも使える電話、持ってることが当たり前の時代なのですね。

センス・マーケットの看板が見えて来たから「ここでいい」と言っても、タクシーの運転手さん、降ろしてくれず、正面入り口まで大きくぐるりとまわりました。料金稼ぎのためなのか、きちんと送り届けようという姿勢なのかは不明。
街の中は結構一方通行の道が多いので、地図で見る通りに走れる訳ではありません。タクシーを拾う時も「反対向きだからダメ」と言われたこともありました。でもそれって、親切なんですよね。Vinasunのタクシーならでは、かもしれません。

センス・マーケットはは2017年にオープンした地元の人たち御用達のデパートみたいなところ。あまり買いたいものはなさそうなので、まっすぐにフードコートへ。選んだのはおばちゃんがやっているこの「砕き米とおかず」のお店。缶ビールは別のブースで購入。

おばちゃん、まったくニコリともせず、もくもくと盛り付けてくれたのがこれ。なぜか、ピザ屋さんのお皿でした。
感激するほどのものではなかったけど、まあ、お昼だからさくっと食べられればいいか、と。

テーブルから見えたチェーのお店。
前回のフーコックではチェーは食べずに終わったので、ここで初挑戦。

どうやって頼んだらいいのか、わからないままに英語のメニューがあったので無難そうな小豆とココナッツミルク、みたいなのを注文。出て来たものには氷がいっぱい！氷抜きって選択肢はあるのでしょうか？
ガイドブックで見ていたのはコップ入りのだったと記憶していたけど、ここのは小鉢に入ってましたよ。

外にあった自動販売機は日本のとよく似てる、と思ったら日本語が書かれたままの中古品でした。いくらだったのか、お釣りも出るのか、もっとよく観察してくればよかった、と思っても後の祭り。

街のあちこちでクリスマスの飾り付けが始まっています。

9月23日公園で開かれるウィークエンドマーケットは観光客向けというよりは地元の方々のお楽しみ、という感じ。

ご飯を食べた後だったので、見るだけ。
これはヌードル屋さんですね。

どんな味か、想像もつかないけど、絵になる食べ物ではあります。

道を渡ったところが行ってみたいと思っていたデタム通りでした。旅行会社が多い、というエリアです。もちろん、観光に無縁は私たちはツアーの予約が目的ではなく、ギンコー・コンセプト・ストアというお店に行っただけ。なかなか、オシャレなセレクトショップでしたよ。MAROUのチョコレートも売ってました。

間口の狭いお店が肩寄せ合って立ってます。こういうところのゲストハウスなんかに泊まった方が、楽しかっただろうなぁ。30年前だったらきっと、泊まってたと思います！

ホーチミンは地震はないのかしら？建築基準法は？
火事になったら逃げられそうにないホテル。

また公園の方に戻って、今度はベンタイン・マーケットを目指して歩きます。
私たちが持っていたarucoというガイドブックでは『ベンタン市場』と表記されていましたけど、ホテルのドアマンはベンタインと発音していたので、そちらを採用！

ここから入りました。たぶん正面入り口。
今は周辺で地下鉄工事が進行中なので、まわりの景色はよくありません。
ガイドブックで見ていたのとはだいぶ違います。

中央通路こそ、広々していますが、横の道は狭くて、呼び込みの声が飛び交い、圧倒されます。ちょっとでも興味を示すと、そりゃもう、必死で（もう、台詞は忘れちゃったけど）売り子さんがくいついてきます。

同じ商品を扱うお店が並んでいるのが不思議です。どうやって、お隣との差を付けているのでしょうか？ここはナッツ屋さんだったかな？

この売り子さんはめずらしく奥ゆかしい感じの人で、「そんなんじゃ、売れないんじゃないの？」と心配になるくらい。

心配するまでもなく、このやり手さんが接客担当でした。こちらは『腕をつかんだら買うまで離さない（放さない？）』タイプ。朝顔組1号、みごとにつかまりました。
ふふふ、そこで2号登場です。お店番の人が座るプラスティックの椅子を借りて腰を落ち着けてから交渉開始。値切るのはエチケットだと思ってますから！
Tシャツ3枚、無事に『嬉しい値段』でゲットしました。

バラマキみやげの定番、刺繍の小袋はどこのお店にも置いてます。
このお姉さんも感じが良かったで、ご紹介しておきますね。
East Gate No. 15(Shop 101+99)と名刺に書いてありました。
よかったら行ってみてください。

刺繍の小袋っていうのはこういうののことです。ベンタイン・マーケットで買ったものばかりではなく、Tanpopoで買ったものもありますが・・・。コットンのもの、オーガンジーみたいなスケスケの生地のもの、サイズもいろいろです。
はい、ばらまくためにたくさん買いましたとも！

ここはマーケットの外のカバン屋さん。
ほこりを被った商品がたくさん並んでいます。
100k VNDというのは10万ドン。500円です。

う～ん、もう少しきれいにすればいいのにね、と思うのは私だけ？
NORTH FACEのバッグなど、日本語のそれらしいタグがついたものもあります。タグまで作っちゃうんでしょうか？本物じゃないと思うんですけど・・・。

どこに行っても遭遇するバイクの行列。騒音、排気ガスの匂いにも慣れてきました。

相変わらず道の横断は命がけ、ですが。

もちろん、一度ホテルに帰ってプールでリフレッシュしてから夜のお出かけ。
この日はホテルの近くの本屋さんストリートへ。短い通りですが、車を閉め出したちょっとした散歩道になっていて、何軒か本屋さんやカフェが並んでいます。

もちろん、ベトナム語の本がほとんどだと思うので、買い物が目的ではありませんが、独特の空気が流れていて、なかなかいい雰囲気でした。

本好きな1号は特に居心地の良さを感じたようです。
少しだけ、おみやげになるようなものを売っているお店もあります。
場所は郵便局の北側です。

これは本屋さんストリートで買ったポーチ。マーケットで買ったものより、ちょっとだけ上等(!)なもの。手作り感たっぷりです。1号から「そんなに買ってどうするの？」とあきれられるほど、袋物には目がない2号:)

ご飯を食べるところを探しながら歩いていたら、たまたま見つけたレストラン。
あ、ここ、ガイドブックに載ってたよね、ということでこちらに決定。

冷房の効いている方がいいかな、と思いながらもやっぱり外のお席へ。
この写真を撮った時には空いていますが、時間によってはかなり混み合うお店です。

定番、揚げ春巻き。小ぶりで私たちにはちょうどよかったし、おいしかった！
おしゃれなお店だし、お料理はちょっと工夫を凝らしたものが多かったです。
プロパガンダ・アートをモチーフにしたナプキン、おみやげにオススメです！

ディナーの後も歩いて帰ります。週末だったせいか、毎晩こうなのか、公園には人がたくさん。日本のお花見の時みたいに地面に新聞紙を敷いて車座になって楽しそうにおしゃべりしたり、飲んだり、食べたりしています。

ここはサイゴン大教会近くのダイアモンド・デパート。規模は小さいけど、日本と同じようなブランドものが並ぶデパートです。ここでも子供にクリスマスの格好をさせて記念撮影する家族多数。

そして夜が更けても途切れることのないバイクの流れ。

歩道には何をしているのかわからない人もいます。
待ち合わせなのか、バイク・タクシーなのか・・・。

ホーチミンに行くと決めた時、密かにお買い物にも期待をしていたのですが、思ったより収穫はありませんでした。と言うのも、もう食器は増やしたくないし、バッグもたくさんあるし・・・。というわけで結局買うのは小袋系がほとんど、ということになりました。
飼料袋をリメイクした、というこのシリーズはサイゴン・キッチュというお店で買ったお気に入り。

トートバッグもあります。他にもいろいろ。
サイゴン・キッチュのお店のお姉さんの一人は英語はもちろん、日本語もとてもお上手でした。『よりよい仕事に就くために』というモチベーションで彼らは一生懸命勉強しているのです。日本人の若者も、もっと『使える英語』を身につけたらいいのに、とつくづく思います。

一番ホーチミンらしい、と思ったのでマスクも購入。
お掃除の時にいいんじゃないかしら、と思って。寒い時にも使えるかも。