ハノイ　ロータス水上人形劇

2017/12/08 - 2017/12/11

寒い日本を脱出して、つかの間の休日を楽しもうとハノイへ出かけました。
ベトナムは未知の国。どのような国なのかは行ってみてのお楽しみ。世界遺産のハロン湾のクルーズも計画しているので楽しい休日になりそうです。

　１２月　８日　　夕刻　羽田発　　夜　ハノイ着
　１２月　９日　　ハノイ市内見学 ロータス人形劇場
　１２月１０日　　ハロン湾クルーズ
　１２月１１日　　朝　ハノイ発　　午後　羽田着

　かなり短い旅行ですが、時間が取れないので仕方がありません。百聞は一見に如かずです。
　これはロータス人形劇場の５０分間の旅行記です。

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 交通手段: タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

　ロータス水上人形劇場はホアンキエム湖の畔にありました。４５分前に着いて
１８：３０開演のチケットを購入しました。１０万ドン。日本円で５００円。現地価格では５倍の２５００円に相当します。

ホアンキエム湖は亀の島があります。劇でも出てきました。

水を張ったプールみたいなところが舞台で、上から見下ろして観劇します。

オープニングで民謡を歌いました。女性です。

　舞台全体はこんな感じです。両側に演奏者がいます。観客は皆外国人。日本人らしき人も前の列にいました。すぐ隣は英語圏の方でした。

後ろのすだれの間から、最初に男性の人形が一人出てきました。

何やら話していますが言語がわかりません。ベトナム語と英語です。

　次は龍の舞。「竜舞の踊り」とパンフレットに書いてありました。よく見えませんが、口から火を噴いて舞を舞うのです。

煙のすごいこと。水の中でも火は消えません。すごい勢いでした。

最初は一匹でしたが、もう一匹出てきてペアで踊ります。

　残念ながら映りませんでしたが、口から水も飛ばして踊ります。カラフルな龍です。毬も蹴り上げました。

デュエットです。息が合っています。

次は農事。牛が畑を耕している様子を表現しているようです。

二つの人形はどうもセットになっていて、一人で動かしているようです。

二つの人形が交差してもぶつからない点で操るのがとても上手です。

女性が二人出てきて、田植えをし始めました。

本当に植えているみたいに、稲の数が増えていくのです。びっくり！
さすが伝統芸能！

　カモがたくさん出てきて、キツネがカモをとらえる場面は素早くて写真を撮れませんでした。

次は「漁」という題です。のんびり船に乗った漁師が出てきました。

　次は伝説の再現です。１４２８年レ朝の始祖、レ・ロイは湖に住む亀から授かった宝剣で明軍を駆逐して、ベトナムを中国支配から守ったそうです。

平和になったとき、再び亀が姿を現して剣を返すように啓示したそうで、

湖の中の小島で剣を返したとのことです。

　先ほどの島はそんな伝説のある島でした。亀を水中に泳がせて見事に表現していました。

次は「八音楽団」という題で、

いろいろな楽器を持った演奏者が出てきて楽器を演奏しました。

そして、これが妖精の踊り。

一列に並んでも人形を操れるのですごい技術です。煙も幻想的です。

大きな妖精？も出てきました。

ピッタリ息が合って動きがずれません。これだけ人形がいてもぶつかりません。

向きも変えられます。

前後にも体形変化をさせられます。

人形は小さいのですが動きは、見ごたえがあります。かわいい！

フィニッシュは煙。あっという間の５０分でした。

　最後に動かしていた人形使いの方が出てきました。水の中に浸かって操っていたのですね。ほとんどが女性でした。う～ん。激務ですね～。
　さすが１０００年の歴史を誇る人形劇です。水中で人形を操る技術は簡単には習得できない技術です。思わず前のめりに観る素晴らしい劇でした。楽しい一夜でした。