2017/12/08 - 2017/12/11
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薔薇の咲く庭さん
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寒い日本を脱出して、つかの間の休日を楽しもうとハノイへ出かけました。
ベトナムは未知の国。どのような国なのかは行ってみてのお楽しみ。世界遺産のハロン湾のクルーズも計画しているので楽しい休日になりそうです。
12月 8日 夕刻 羽田発 夜 ハノイ着
12月 9日 ハノイ市内見学 ロータス人形劇場
12月10日 ハロン湾クルーズ
12月11日 朝 ハノイ発 午後 羽田着
かなり短い旅行ですが、時間が取れないので仕方がありません。百聞は一見に如かずです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 3.0
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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往復はベトナム航空。初めて乗ります。ブルー系のシートとブルー系で統一された機内は良い感じの印象を受けました。フライトで約6時間。ノイバイ国際空港に着きました。
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空港からホテルに向かう途中で橋を渡りました。日本の援助で作ることが出来た橋だそうです。綺麗なライトがついていてハノイ旅行に期待が持てそうです。
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バイクの多さにビックリ。夜なのにこんなに走っています。
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ホテルに向かう途中でハノイ駅が見えました。ライトアップされていて綺麗です。
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宿泊はニッコーハノイ。大きなクリスマスツリーがフロントの前に飾ってあり、クリスマスムードたっぷりでした。
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次の日の朝の様子です。ホテルの回りを散歩しましたが、バイクと車の多さに、ビックリ。交通ルールを守らずに信号が青でも横断歩道を渡るのは危険な感じを受けました。
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珍しい光景です。ハノイ駅を出発した電車が通っています。10両はあったように思います。
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このすごいバイクの量。日本のホンダ、スズキ、ヤマハがほとんどです。
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ホテルの前にはタクシーが止まっていて便利。
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見るとニッコーハノイはタクシーも経営していてホテルからすぐに利用できます。ボラれる心配がない点で安心です。割高でも。
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タクシーに乗って世界遺産タンロン城に向かいました。入場口にあったユネスコのマーク。確かに世界遺産です。
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ここがタンロン城の入り口。回りに何も無いので、本当に入り口であるのか不安になりました。
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建物を出ると正面に見えました。瑞門です。
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距離があります。遥か先にある感じです。歩いて行くとあまり遠くはありませんでした。
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人がいっぱいいます。
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真ん中の入り口は皇帝しか通ることはできません。今は皇帝はいないので通ることが出来るかと、期待していましたが。
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柵がしてあり、通行止めでした。残念。 昇る龍に見えますか?タンロンとは昇龍の意味だそうです。
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振り返ると国旗掲揚塔が見えます。国旗掲揚塔の正面に瑞門があるように設計されているそうです。
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で、皇帝の門の隣の入り口から中に入りました。通過しているときの様子です。
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反対側に出てみたところです。
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門の裏側には発掘中の遺跡があり、ガラスが掛けてありました。
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なかなか見事です。フエに都が移されるまでの約1000年間ここが都でした。
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裏に回って左にある階段で瑞門の上に上ることができます。
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先ほどのにぎやかな人出は何やら結婚式のようです。友人たちが集まって・・・。
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真ん中に花婿と花嫁がいます。
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門の上には皇帝も休むことができる場所がありました。
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この方もこの場所で腰を下したに違いありません。ホーチミンです。独立宣言をしている写真が展示してありました。1954年10月10日です。
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瑞門の前の広場の様子です。今は結婚の記念写真を撮るところになっているのですから時代が変わると様子もずいぶんと変わるものです。
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真横には国旗が掲揚できるようになっていました。
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階段を下りて発掘品展示場に入りました。
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かってはこんな装飾がされていたのですね。
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土の中に埋もれてしまったようです。戦火が激しくて。
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さらに奥へと進むと、盆栽のようなものがたくさん置いてある広場に出ました。
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南側の建物です。
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亀の置物も置いてあります。亀は長生きの象徴で好まれるようです。
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先ほどの建物の右側の階段の入り口の表示を見てビックリ!
Military・・・Headquarter ?
これって軍の司令部? -
階段を下りると、地下室に会議室がありました。
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うーん。これで連絡をしていたの?
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かなりリアルな黒板の跡。
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B52 というのは爆撃機では?
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建物は穏やかですが。もともとは皇帝の宮殿のある城の中なので。しかし、地下室は生々しいです。
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盆栽の広場の奥には龍の石階段がありました。この階段の上に宮殿があったそうです。フエに遷都する時に移設したのでしょうか?それとも戦火で焼けた?
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4匹の龍が階段に装飾されています。残念ながら中に入ることはできません。
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広場にはもう一つ建物があり発掘品の展示をしていました。使われていた食器でしょう。
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かなりシンプルで、11~19世紀の王宮ではこんな感じの食器を使っていたのかと思いました。
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さっきの発掘品展示場にあった置物の埋まっていた時の様子の写真です。
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さらに進むと、こんな表示の石碑がありました。NHA D67
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そして建物の中に入ると、ずらっと並んだ椅子とテーブル。まさしく作戦司令部です。
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こんな感じで作戦会議をしていたのですね。壁に写真が飾ってありました。
ベトナム戦争で勝利したから残っているのでしょう。 -
地下にも会議室があり、
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壁には、手書きの地図で沖縄がプロットされています。
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ハノイから飛行機を飛ばして、沖縄の米軍基地から飛行機を飛ばしてハノイを空爆するルートが書かれていました。アメリカ合衆国がベトナム戦争で直接ハノイを空爆していたのです。
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地下に入ることができる入り口があちらこちらにありました。ソ連の援助で地下壕が作られ原子爆弾にも耐えられるように設計されているとのことでした。
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後楼です。王に仕えていた側近たちが使っていたそうです。中には何もありませんでした。ここでタンロン城の見学コースは終わりになっていました。フエに遷都した時にほとんど持って行ってしまったので、残っているものは少ないですね。地下の生々しい指令室の印象が強いタンロン城でした。
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後楼から出口に出ると、正面に見えたのは、ホアンジエウ18番遺跡でした。
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確かに表示は18番です。
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ここでは遺跡の発掘をしています。訪ねたのは土曜日だったので、作業をしている人は誰もいませんでした。ブルーの屋根がかかっていました。特に見るものはありませんでした。
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地面はこんな感じです。これはすべて遺跡の欠片。
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手前のホアンジエウ18番遺跡の展示品の向こうに立派な建物が見えます。屋上に国旗が翻っていました。地図で調べると新国会議事堂でした。
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次の目的地であるホーチミン廟まで突っ切って行けそうでしたが、回り道をして道路を歩いて行ったのは正解でした。この緑の芝生と新国会議事堂の間には壁があり、越えられませんでした。
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道路を横断するのに大変な思いをして、やっとホーチミン廟にたどり着いた感じです。細長く広い広場(バーディン広場)の中に廟はあります。
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ホーチミン主席はベトナム独立のためになくてはならない人。英雄です。
ここでベトナム民主共和国の独立宣言を読み上げたそうです。 -
今も純白の制服を着た衛兵が廟を守って敬意を表しています。
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ホーチミン廟から徒歩数分のところに珍しいお寺の一柱寺がありました。ハノイを代表する観光名所の一つです。確かに一本の柱の上に仏堂が建立されています。
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左の階段を上っていくと、
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中に何かが祭られています。かわいい感じでした。
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その先にはホーチミン博物館。近づいていくと
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ええー! 休館なの? 土曜日だから?
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入り口で、残念がっていると、中国から来たという年配の女性に日本語で話しかけられました。日本人の友達がたくさんいて日本語が話せるのだそうです。彼女も閉館をとても残念がっていました。
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さて、そこでどうしようかと・・・。この通りの先にあるレーニン像のあるところまで戻ることにしました。
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通りを歩いていくと、レーニン公園の向かい側は軍事博物館なので国旗掲揚塔が見えてきました。レーニン像は近い!
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本国のロシアにもないレーニン像がここハノイにあることがとても面白いです。レーニンを祭る社会主義の国なのです。確かにレーニンと書いてあります。
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少し太めのレーニンです。確かにレーニンですしょう・・・。
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写真を撮った後、道路を恐る恐る道路を渡って反対側にある軍事博物館に入りました。
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入口のロータリーに飾ってあったのは、
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MIG-21戦闘機
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反対側には本物の戦車。こんな近くで見るのは初めてです。もちろん触ることができます。
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誰? 軍事博物館に飾られている人と言ったら、ホーチミンさんでしょう。若き日のホーチミン主席です。
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日本刀もありました。ベトナムは1847年にフランスの植民地になりますが、第二次世界大戦でフランス本国がドイツに占領されてしまい、ドイツと同盟国であった日本がベトナムを一時的に支配することになりました。そのために日本刀も飾られているようです。
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最初の展示室を出ると、正面に国旗掲揚塔が見えました。登らない理由はありません。高さ33m。頑張ろうと意気込んでいくと、
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え?塔の上には上がれません。城の見張り台でタンロン城を見渡せることを期待していましたが・・・。かって事故でも起きたのでしょうか?某旅行案内書には上れると書いてあります。
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下には飛行機の展示がありました。
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撃墜したB52飛行機の残骸を集めて尾翼を支えている展示で痛々しい展示でした。
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軍事博物館のメインの戦車です。某旅行案内書に紹介されています。赤いじゅうたんの上に置かれていました。サイゴン陥落の時に、大統領官邸に突入したT54B型843号車だそうです。
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軍事博物館の続きにあるハイランドコーヒーでlunchにしました。某旅行案内書に紹介されているので安心です。
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看板はこれです。
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軍事博物館からタクシーを拾って、次の国立歴史博物館へ向かいました。途中でタンロン城の正北門が見えました。左上にフランス軍が撃った砲弾の跡が見えます。
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国立歴史博物館の前のロータリーは観光用シクロの乗り場になっていて、たくさんシクロが集まっていました。お客さんを待っている様子です。
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タクシーはかなり遠回り?をしているのかは分かりませんが、やっと国立歴史博物館に着きました。
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某旅行案内書に載っていた仏像です。アンコールワットにあるテバターに似ていました。
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ん? どこかの航空会社のマークに似ている像です。精巧に作られています。
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この絵はベトナムの様子をもじって描かれています。一番上のたばこをふかしているフランス人、その下に中国人そしてその下にベトナム人の管理者、その下に労働する人々です。壁に掛けられていました。
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誰? 勿論 ホーチミンです。ずいぶん違う感じですが。若い日のホーチミンです。 ベトナムの歴史は中国との戦いの歴史でした。フランスの植民地のイメージが強いのですが、それはかなり後の歴史で、「越南」と漢字で表すように中国の脅威を常に受けています。
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ベトナムには徴兵制があり、有事には皆兵となって戦う気持ちを持っていることを、次の日のハロン湾クルーズを案内してくれたキム族のガイドさんから感じました。
出口付近には龍の彫り物がきらびやかに置いてありました。 -
国立歴史博物館が午後5時で閉館して、出口を出ると、待っていたのはシクロを引いたおじさん。「20万ドンでハノイ大教会まで行きます。」と言うのですが、観光用コースの一周が20万ドンで、ハノイ大教会までは半分の距離しかないので、かなりぼっています。
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交渉して米ドルで4ドルで、行ってくれることになりました。物価は5分の1なので、2500円くらいです。
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シクロは道路を走ることが出来るので、こんな写真を撮ることが出来ました。しかし、車と接触したら怪我をします。それを考えると穏やかな気持ちにはなれません。
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後ろから見るとこんな感じです。バイクよりセンターライン側を走っています。
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約2km位なのですが、車道を排気ガスを吸うことになり、早く着かないかと・・・。途中で降りることはできません。
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車道を走るのでナンバープレートが付いていました。
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やっと着きました。1900年初頭に建てられたハノイ大教会。ネオゴシック建築でハノイのキリスト教のメッカです。
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中に入るとヨーロッパ。
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どう見てもハノイにいるような感じはしません。聖歌を歌ってお祈りをしている人がたくさんいました。
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教会を出てみると、綺麗! もうすぐクリスマスですから、デコレーションをしているのですね。
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ハノイ大教会の前の通りはおしゃれなお店が並んでいました。ニャートー通りです。
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ぶつかったT字路を右方向へ行くと、ホアンキエム湖に出ました。湖の中に島があり、亀から授かった剣をかえした伝説の場所だそうです。
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ライトアップされていて、夜景が水に映えて昼間には見られない景色でした。
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ホアンキエム湖の畔にあるのはボングセム水上人形劇場。ベトナムの伝統芸能の水上人形劇を見ることが出来ます。
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チケットを買って、上演時間までに45分あるので、夕食を取ることにしました。さっきのおしゃれなお店がある通りへ戻って、とにかく早くできそうなものを注文。生春巻きのサラダ。
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鳥肉のフォーです。
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チャーハンという感じのもの。急いで食べてボングセム水上人形劇場に戻りました。
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5分前。水上劇がいよいよ始まります。
続きは続編で・・・。
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