2017/12/21 - 2017/12/24
101位(同エリア1787件中)
しげじんさん
旅の目的は人それぞれ。
今回は、ただ『ビアラオ』を飲むために、敢えて陸路でラオスまでやって来た。
2泊4日で短期だが、そのうち1泊がルアンパバーン。
ルアンパバーンは、内陸の山間の町。
地図上では、どう見てもド田舎必至のロケーション。
しかし、町全体が世界遺産に登録され、町ぐるみで滞在・観光しやすい取り組みがなされ、落ち着いていて、かつお洒落。
こじんまりした町だが、少し足を延ばせば、ラオス(いや、日本)の原風景が残っており、色々な姿が見られた。
目的の『ビアラオ』は3日間で15杯飲み、念願が叶う。
そして、リアルな『ビアラオ』グッズもお土産にし大満足の旅となった。
行程は以下の通りで,今回は■部を紹介!
□ 富山⇒
12月21日 □ 羽田(00:20)⇒
バンコク(05:25)/(07:35)⇒
ウドーンタニ(08:40)
□ タイ⇒ラオス陸路入国
―――――――――――――――――
□ ビエンチャン観光
12月22日 □ ビエンチャン(11:30)⇒
ルアンパバーン(12:15)
―――――――――――――――――
■ ルアンパバーン観光
12月23日 ■ ルアンパバーン(20:05)⇒
ハノイ(21:30)
12月24日 ■ ハノイ(00:40)⇒
成田(07:00)⇒富山
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 自転車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
【2/3】:世界一何もない首都ビエンチャン編より続く。
飛行機はプロペラ機でなくジェットで残念だったが、到着もボーディングブリッジで残念。
もっとローカル色出して、沖止め・徒歩でターミナルへ行くのが良いのに・・・。 -
しかし、空港はオープンテラス。
開放的で雰囲気良し。 -
荷物を預けていないのでサクサク進む。
-
空港を出るとSIM屋さんが並んでいた。
-
『Lao Telecom』は2連敗中なので、ダメ元で『Beeline』に声をかける。
意外と高く、3日間 $4か120THBか30,000kip(約450円)。
絶対開通しないと思ったが、姉ちゃんは日本語表記も物ともせず、あっという間に「OK」。
テストしてみたが、新しいWebは見れる。
思わず残り丁度あったバーツを全て渡す。
空港wi-fiに繋いだんじゃないかと思ったくらい。
しかし、本当に繋がってる。
やるな!姉ちゃん。 -
ロビーで明晩の出発前の時間潰し先を物色。
カフェがありいけそう。 -
残金が心配なので、空港のレートを見ると71.8kip/円の高レート。
悩んだが、きっと市内の方が良いだろう(結局、見た中でここが最高レート)。 -
タクシーサービスで50,000kip払うと、直ぐに案内された。
-
タクシーと言っても乗り合いバン。
宿泊先を聞かれる。 -
乗客6人で出発。
-
東南アジアっぽい道を結構走る。
-
順にホテルに降ろされるが、自分は最後だった。
-
本日1泊する『Villa Champa』。
agodaで3,372円/泊で予約。 -
何て雰囲気良いんだ!
静かでお洒落な時間が漂っている。 -
オープンなエントランスを入るとフロント兄ちゃん対応。
親切だが、英語が聞き取れない。
ウェルカムドリンクを聞かれたが「コーヒー」しか聞き取れず。 -
コーヒーにするとフルーツも付いてきた。
そして、コーヒーにたっぷりの練乳が添えられた。
これラオス流?
練乳を全て入れたが、思ったほど甘くなく。 -
「この辺でレンタル自転車あるか?」と聞くと、庭の赤い自転車を見せてくれる。
20,000kip/日とのこと。
「明日の17時までOKか?」尋ねると問題ないよう。 -
チェックインが終わり部屋へ案内。
1階だった(103号室)。
兄ちゃんは「シングルルーム予約だったがビッグルームにサービス」と言う。
確かにベッドデカイ。
そして、フロントの説明では聞き取れなかったが、水2本とコーヒー無料ということが分かった。
部屋も涼しくしてある。 -
部屋の奥が雨戸のように締め切ってある。
気になって開けてみると・・・。 -
テラスではないか!
とても雰囲気が良い。 -
シャワーをさっと浴び、ここまで着ていた服を手洗いして外に干す。
そして、さぁ街に繰り出そう。
まず『ワット・シェントーン』へ。 -
フロントで自転車を借りる。
50,000kip出すとお釣りがなく、チェックアウト時に精算することに。
自転車快調。 -
メコン川を横目にサイクリング。
-
直ぐ『ワット・シェントーン』到着。
お腹が減ったので、何か食べてから参拝しよう。
来た道を戻りながら店を物色。
『生ビアラオ』の看板を掲げている店があった! -
『Le CALAO』。
絶対に高そうだが、高台からメコン川を望めてゆっくりできそう。
店員を見上げて「ビアラオOK?」と聞くとOK。 -
メコン川沿いではない席に案内される。
日差しが強いので、パラソルのある席にしたようだ。
川側の席を希望すると、パラソルを移動してくれた。
『生ビアラオ』。【計7杯目】
普通かな。 -
長閑でお洒落な雰囲気。
ゆったり時間が流れる。。 -
目の前にはメコン川
-
ラープは、米と食べるようで勧められたが単品注文。
-
出てきたラープはイメージと違ったが、カニ味噌のようで美味しい。
屋台では絶対無いような繊細かつピリ辛な味だが、味濃い。
ご飯とセットを勧めるのもうなずける。
そして『ビアラオ』お代り。【計8杯目】
付け合わせの野菜にラープを付け、ビールのつまみにして完食。 -
値段は気にしないことにして入店したが、請求は100,100kip(約1,410円)もした。
101,000kip出すと、お釣はなかった。
さすがに、もう少し換金する必要がありそうだな。 -
『ワット・シェントーン』に到着すると、目の前にメコン川の川縁まで降りられる階段を見つけた。
-
降りて悠久の流れに直に触れる。
-
『ワット・シェントーン』へ。
-
20,000kip必要だが、かなり広い。
-
ラオスの全寺院の中で最高級の美しさを誇るという。
しかし、観光客は意外と少ない。 -
ビエンチャンの寺院より繊細。
見応えはある。 -
観光客少なく、本堂でも誰もいないタイミングあり。
独占状態でお祈りを捧げる。 -
『王の霊柩車』も独占。
-
『レッド・チャペル』も独り占め。
-
40分ほど見て『プーシーの丘』へ。
-
ルアンパバーンのメインストリート『シーサワンウォン通り』。
賑わいがない。。 -
『ビアラオ』の山!
-
大金持ちの札束が一気に無くなり、少し換金することにした。
残念ながら空港よりレートが良い所がない。
諦めて、71kip/円で2,000円分を両替。 -
国立博物館の脇に自転車を停める。
-
16:50。
調べでは、日の入りは17:40なので、ちょうど良いくらいか。
150mの高さを目指して328段の階段を上る。 -
途中で、登山料20,000kipを支払う。
-
皆「ヒーヒー」言っている。
日常ランニングしているので、特に辛くない。 -
17時ちょうどに山頂へ。
夕日がまぶしいが、まだ混雑は激しくなく。 -
手摺際の良い場所をゲット。
気が付くと背後は夕日待ちの人でごった返している。 -
17:30。
ルアンパバーンの山々の間に太陽が沈み行く。
完全に沈み終わった瞬間、自然と周りから拍手が沸き起こる。 -
18時に下界に降りると『国立博物館』前の通りではナイトマーケットが始まっていた。
-
延々と続くマーケットは圧巻。
-
夕飯を求めながら散策。
-
メインストリートは、衣類・生地系のお店ばかり。
脇道に飲食店通りが出てきた。
事前調査でビュッフェは気になっていたが、前日の残り物の継ぎ足しの可能性あり遠慮するつもりだった。
しかし、一軒人気の店がある。
ここなら残り物が少ないかもしれない。 -
カオニャオ、カオクア、ミーコープなど、ラオス料理を堪能するにはもってこいだ。
-
えーい、食ってしまえ!
ワンプレート15,000kip(約210円)。 -
カオ・クア。
美味しそう。 -
目移りしながら、少しずつ味見程度に盛り付ける。
-
そして、もちろん『ビアラオ』。【計9杯目】
料理は冷めてしまっているのは難だが、総じて美味しい。
結構山盛りに取ってしまい心配したが、ケロッと食べてしまった。
(パイナップルの揚げ物だけ、ボソボソ過ぎて食べられず。)
さぁ、お腹は大丈夫だろうか? -
その後、マーケットを散策。
同じような品物が多い。 -
妻には、ラオスコーヒーを土産にする。
竹のドリッパー付き、45,000kip(約630円)。 -
どこも控えめで客引なく、音楽も鳴っていない。
非常に穏やかな雰囲気。
子供達のお土産は悩んだが、ラオスシルクのスカーフにしよう。
他店では60,000kipとか40,000kipだったが、一店35,000kip(約490円)と言う。
ここで買うことにした。
「3枚で100,000kipで良いか」聞くと「OK」。
色違い・柄違いで三人姉妹に購入。 -
残金43,000kip(約600円)になり、またまたピンチ。
ここでは、どこも71kip/円。
213,000kip←3,000円。 -
自分用にどうしても買いたかった『ビアラオTシャツ』を物色。
ある店で聞くと40,000kipと言い、ちょっと考えていると35,000kipと即値下げ。
それでもOKしないと、電卓を渡そうとするので「30 thousand」と言うと、苦笑いして「OK」。 -
買いたい物もなくなった。
20時を回ったので、次の予定の『ユートピア』に向かおう。
屋台に阻まれ、自転車を出すのに一苦労。 -
場所が分かりにくい店とのことで、GPSを頼りに走る。
交通量はほぼない。 -
さすがGPSで、迷わず発見。
-
細い路地をドンドン入っていく。
所々看板は出ているが、かなり奥まで来た。 -
ようやく入口。
-
ここだけラオスの静けさはなく、欧米人が好みそうなボリュームマックスのパブ状態。
-
店はかなり広い。
案内もなく、勝手に好きな席に着く。
真っ暗で見えないが『ナム・カーン川』沿いの寝ころび場を選ぶ。
店員は来ない。
真っ暗だし注文せずにずっと居れそう。
さすがに頼まないわけにいかないので店員を呼んでメニューをもらう。 -
『ビアラオ』はもちろんだが、つまみは軽くスナック系にしよう。
よく分からないが『Fried River Weed』をチョイス。
26,000kip(約370円)。
しかし、店員が来ない。
かなり待ったので呼んでみた。
『ビアラオ』は直ぐ出てきた。【計10杯目:目標達成!】 -
そして『Fried River Weed』。
何か分からないまま頼んだが、出てきたのは海苔のようなもの。
トマト味のソースがGood!
(後から『カイ・ペーン』と言うルアンパバーン地方の食べ物と知る。) -
のんびりと時にウトウトしながら旅行記を書く。
すると背後から「サバイディー」と店員が不意討ち。
レシートを持ってきた。
41,000kip(約580円)。
このタイミングで来るか!
夜はさすがに冷え込む。
もう少しまったりしていこうかと思ったが、寒くなってきた。
ボチボチ帰ろうか。 -
何だかんだと2時間まったりとして、店を出ることにする。
22:30を過ぎている。 -
23時少し前に宿に着くと・・・。
ゲゲー!扉が閉まっている。
締め出されたか? -
ノックするが返事がないので、恐る恐る扉を開く。
開いた!助かった。 -
フロントには鍵が置かれてあり、兄ちゃんは毛布にくるまり寝ていた。
起こさないように静かに行動する。 -
無事、部屋に入れた。
今夜は、冷蔵庫に入っている『ビアラオ』を飲んで寝よう。【計11杯目】 -
【12月23日(土)】
5時前に目が覚める。
お腹は大丈夫のようだ。
托鉢を見る場所など調べものをしていると、外から物音がする。
扉を開けると、おばちゃんが寄ってきて道路を指さしながら「Sit down!」。
「喜捨物を買って座れ!」と言うことらしい。
まだ托鉢は回っていない様子。 -
時間をもて余してきたので、5時半前に部屋を出る。
フロントは暗く、まだ兄ちゃんは寝ていた。
そっと外に出ると、例のおばちゃん達が喜捨物を持って迫ってくる。
穏やかな人が多い中で、ここだけは他のアジア諸国の押し。 -
『サッカリン通り』は、歩行者天国になっていた。
乾季だが、霧雨。 -
まだ真っ暗だが、既に大勢の人。
托鉢は始まっていないが、観光客の熱気はムンムン。 -
喜捨物が売られている。
いくらだろう。 -
『ワット・セーン』の前で待っていたが、6時ちょうどに太鼓が鳴り僧侶が出てきた。
-
まだ、暗くてよく見えない。
-
遠くから眺めるマナーだが、皆接近して写真合戦。
中国人多く、パワー凄い。
欧米人は、思ったほどいない。
一行がいなくなると、終わってしまったのかと思ったが、しばらくするとドンドンやってくる。 -
高僧が先頭で坊主が後ろ。
10人弱の僧侶が立て続けにやってくる。 -
道端でもち米を炊いている。
自分用かお供えようか? -
喜捨をする人は観光客が圧倒的に多い。
見た目では、プラスチックの椅子に座っているのが観光客、地べたに座っているのが現地の方ではなかろうか。 -
ようやく明るくなってきた。
-
地元の方からの喜捨。
-
そして、お裾分けを貰う子供達。
-
延々と連なるオレンジ色の姿は圧巻。
-
この時期の托鉢は、6:00から6:30のようだ。
-
自転車で移動しながら見ていたが、最終的には『ワット・シェントーン』に来ていた。
喜捨物を仏にお供えしている。 -
喜捨された形のまま。
-
こんな所にも、もち米を乗せている。
-
何故だろう、そして最後はどうするんだろう。
-
宿に戻る。
7時前だが、兄ちゃんが「breakfast?」と聞いてきたので部屋に戻らず朝食にすることにした。
せっかくなので屋外のテーブルを指定。 -
朝食は付いていないと思っていたのでラッキー。
メニューも豊富だったが『野菜焼き飯』にする。
飲み物は、無難にコーヒー。
直ぐにコーヒーとフルーツが出てきた。
ウエルカムサービスと全く同じ構成。
今回も練乳を全て入れたが、今度は甘かった。 -
焼き飯は、普通に美味しい。
-
しかし、曇り空で肌寒いより正直寒い。
昨日はあんなに暑かったのに。 -
全然太陽が出てこない。
寒くなってきたので30分で部屋に戻る。 -
暖房が欲しいくらい体が冷えた。
布団にくるまりながら、暖まるまで旅行記を書く。
そして残金を見ると185,000kip(約2,600円)しかない。
意外と使ってるな。 -
もうすぐ9時。
外は曇り空だが、街に出るとしよう。 -
今日の予定は、午前中4つのお寺巡り。
チェックアウトは12時まで。
急がねば。 -
まず、今朝のメコン川を眺める。
曇り空のため、何となく暗い雰囲気。 -
その後『マントゥーラート通り』経由『サッカリン通り』に入り『ワット・セーン』へ向かう。
半島の先端辺りで、乾季だけ出来るバンブーブリッジが見えた。
川縁に降りてみる。 -
この橋。
-
途中、こんな感じでごみ箱が設置してある。
ごみ箱は至る所にあり、世界遺産の町の景観が保たれているのだな。 -
川縁に下りる道は、階段もない。
踏ん張りながら下りる。 -
門番に金額を聞くと10,000kip。
事前情報では5,000kipだったが、値上りか? -
では行ってみよう。
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橋は隙間はあるものの、しっかりとしていて不安はない。
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しかし、橋自体傾いた箇所も多い。
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ただ往復しておしまい。
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『サッカリン通り』では、欧米人が優雅に朝食。
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予定通り『ワット・セーン』へ。
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今朝、僧侶が出てくるところを見ていた寺院。
拝観料は無料。 -
無料ながら結構大規模で立派。
しかり、通りからの方が全体が美しく見える。 -
メインストリート『シーサワンウォン通り』は、人もまばら。
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所持金が175,000kip(2,500円くらい)なので、もう少し換金しておこう。
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やはりレートは、71kip/円。
142,000kip←2,000円。 -
次に『ワット・マイ』。
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ここは、10,000kip必要。
無料と有料の差がよく分からない。 -
ルアンパバーンの中でも、最も美しい寺院の一つとのこと。
屋根だけなら『ワット・シェントーン』より美しいらしい。
しかし、観光客が全然いない。 -
本堂の仏像。
-
壁や天井は豪華絢爛。
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しかし、外観だけなら10,000kip払わずとも、通りから十分堪能できる。
と言うより、むしろ美しい。 -
通りから、ラオスとしては珍しく大きな音楽が聞こえる。
クリスマスのイベントで子供達が踊っていた。 -
次は『ワット・マハタート』。
ここは、『地球の歩き方』にも載っていない。
ナーガがお出迎え。 -
入口は補修中。
-
観光客が訪れることがないような静寂な雰囲気。
-
本堂は、他の寺院と変わらず。
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見たかったのは、こちらの壁画。
独特な雰囲気。 -
『世界遺産登録の碑』を見忘れたので、来た道を引き返す。
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半島の先端にあるユネスコの世界遺産登録の碑。
もうすぐ11時、ホテルに戻ろう。 -
帰り支度完了。
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使わなかったテラス。
日が照ってきた。 -
テラスの仏像。
敬虔な仏教の国なんだな。 -
103号室とお別れ。
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11:30にチェックアウト。
自転車レンタル代20,000kipと『ビアラオ』代10,000kipを支払う。
自転車は夕方まで借りるのでパスポートを預ける。 -
気持ちよく過ごせたホテルだったな。
午後は、少し郊外に足を延ばす。 -
まず、メコン川側に向かい、それから半島を回って東を目指す。
『第1バンブーブリッジ』があった(朝渡ったのは第2ブリッジ)。
こちらは通行料5,000kipで安く、観光客も多い。 -
郊外に向かうと、お洒落度と落ち着き度が増してきた気がする。
-
まず『ワット・ビスンナラート』へ。
スイカの形をした塔が見どころ。 -
かなり広い敷地で露店もたくさん出ていて観光化されている。
が、客は疎ら。
カメラの画角に誰も入らない。 -
犬も寝てる。
信じられないくらい長閑。
10分ほど見ておしまい。
20,000kipかかる本堂には入らず。 -
この辺りお洒落で雰囲気も良く、遠く『プーシーの丘』を望め風光明媚。
-
僧侶もカラフルな日傘で歩いてる。
-
12時を少し回った。
料理のほとんどが15,000kipで美味しいと書き込みのあった『Bamboo Restaurant』へ。
オープンで良い感じ。
今朝の様相とはうって変わって快晴。
暑くなり観光気分アゲアゲ。 -
まだ食べていない「カオソーイ」あった!
15,000kip(約210円)。 -
もちろん主役は『ビアラオ』。
-
暑くなってきて『ビアラオ』が美味しい。【計12杯目】
-
しばらくして「カオソーイ」登場。
安いから小さいと思っていて適宜追加注文しようと思っていたが、デカイ! -
そしてウマイ!
気に入ったよ、この店。
帰りも寄ろうかな。 -
『ビアラオ』の瓶を眺めラベルを見ながら「記念に欲しいなぁ」と思ってそっと剥がしてみる。
さすがアジア品質、結露効果もあって綺麗に剥がれた!
最高のお土産。 -
そして『ビアラオ』を飲みながら思う。
「このグラス欲しいなぁ。どこで売ってるんだろう?」 -
13時までまったりとして、さぁ出発。
ビールも飲んで食事して25,000kip(350円)。
安いなぁ。 -
郊外に向かうと、ドンドン田舎になってきた。
-
直ぐに、バイク・自転車・歩行者しか渡れない『オールドブリッジ』に差し掛かる。
-
通行しているのは、バイクのみ。
自転車で渡るのは躊躇われたが、懸命に漕いで渡る。
車道は木板の幅しかない。 -
その後は、ひたすら閑散とし、木々も多い道を走る。
-
一方、左側は川を挟んでお洒落な『ルアンパバーン』の町。
格差を感じざるを得ない。 -
遂に未舗装地帯に突入。
凸凹ひどくパンクしそう。 -
13時半過ぎ、思ったより早く『バーン・シェンレック』到着。
-
「見どころ何処かなぁ」と探しながら走るが、そんな所ナッシング。
-
生活感漂う村。
-
見どころ無いまま『バーン・サンコーン』になる。
-
うわっ、ここも見る所なさそう。
とにかく歩いてみよう。
『ワット・サンコーン』に駐輪し散策開始。 -
未舗装のアジアの田舎。
-
紙すき屋さん。
店内には、装飾用の紙や手すきの紙袋など売られていた。 -
織物作業所隣接のお店。
結構ゴワついた生地で、昨日ナイトマーケットで入手しておいて良かったかな。 -
メインストリートも、こんな感じで何にもない。
すさまじく長閑。 -
そこで、脇道を攻める。
-
織り子が一生懸命仕事してる。
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突き当たりからメコン川に降りられそうだ。
-
誰もいないのんびりした流れ。
-
織物の村で、お店はチラホラあるものの・・・。
-
ほぼ、生活感漂う民家の集落。
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本当のラオスの暮らしを感じられたことが足を延ばした成果だな。
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まだ14時半過ぎで早いが、街に戻るとする。
道路わきの露店のアジア感がたまらなく良い。 -
今度は舗装されたメインストリートを通ろう。
-
西日に向かって走る。
途中、市場やバスターミナル、床屋等あり見てて飽きない。 -
道中、ラオスで初めて見た大型スーパーマーケット。
ここなら『ビアラオグラス』あるんじゃないかな。 -
いろいろ売っていたけどグラスは無かった。
食品も、中国、韓国など外来品ばかり。
本当に製造業は無いんだな。 -
バイクも売っているが、普通に10万円くらいする。
バイクは山ほど走っているが、皆頑張って購入しているんだな。 -
帰りも『オールドブリッジ』を渡る。
この橋で観光の町と生活の町が別れるような気がする。 -
15時過ぎ、再び『Bamboo Restaurant』へ。
西日が強烈だが、眺めの良い通り沿いのカウンターへ。 -
先ほど追加注文しようと思っていた『Ka Pao with Rice』を注文。
店員が「Add Egg +3,000kip」を勧めるのでOK。
「spicy?」の誘いに「OK」と思わず乗ってしまった。 -
まず『ビアラオ』。【計13杯目】
-
スパイシー失敗。辛過ぎ。
辛い物好きだったが、最近はめっきり食べられなくなった。
西日が暑く刺さる。 -
『ビアラオグラス』、どうしても欲しい。
もう、このグラスを買い付けようか?
さすがに『ビアラオ』と同じ10,000kip出せば譲ってくれるのでは。 -
会計時、グラスを見せて「Where can I buy this glass?」と聞くと姉ちゃん困惑。
ここで押し「Please sell to me.」。
姉ちゃん苦笑い。
更に迫り「How much?」
姉ちゃん悩んで「ten thousand.」。
やるな姉ちゃん、自分が許容するギリギリを攻めてきた。
と言うことで商談成立。
包んで紙袋に入れてくれた。
使い古しにはちょっと高いが、市場に売っていたら50,000kipでも買っただろうから満足。 -
もうすぐ16時。
あまり時間は無くなったが、市民の台所である『タラート・ポーシー』へ足を延ばそう。 -
20分ほど西日に向かって走ると、一気に賑やかしい場所につく。
市場到着だ。 -
雑踏感がすごい。
-
空きスペースに自転車を停めると、おじさんが寄ってきて番号札を渡してくる。
有料のようだ。
2,000kip支払う。 -
肉が並ぶ。
超ヤバイ!素手で扱っているし、ハエたかっている。 -
魚もよく腐らないな。
-
卵も怪しい。
日光直射。 -
市場には、床屋さんも3軒並ぶ。
-
建物内は生鮮食品以外が雑然と売られている。
-
よく分からない干物の山。
-
トイレに行きたくなって探すと見つかった。
用を足して出ると1,000kip見せてくる兄ちゃん。
有料か。 -
活気があったが、あくまで生活市場。
特に買うものもない。 -
そろそろ街に戻ろう。
おじさんが、直ぐに札を回収しに来る。 -
街中に戻ってきた。
ナイトマーケットの準備が始まっている。 -
そして、無事17時に『Villa Champa』到着。
-
自転車返却しパスポートも戻る。
フロントの兄ちゃんにも、お世話になりました。 -
最後の計画は、メコン川に沈む夕日を見ながら『ビアラオ』を飲むこと。
川沿いの食堂を一通り見たが、日が当たっているテーブルがない。
と言うことは、直接夕日は見えないということ。
そうこうしていると 一人のおじさんが「サンセットクルーズ、1時間80,000kip(約1,130円)」と声をかけてくる。 -
「高いよ」と思ったが、このままレストランを探すよりは・・・。
迷いが生じる。
すると、おじさんは向かいの店をさして「持ち込みで夕日を見ながら飲めば」と言う。
よし!乗った!
店で『ビアラオ』とポテチを買って乗船。 -
おじさんのボートに向かう。
-
10人以上乗れる船を独り占め。
高いが、最初で最後の貴重な経験。 -
あと30分で日没。
夕日は赤く落ちてきて、絶好の眺め。 -
夕日が水面に反射して綺麗。
-
贅沢な時間を過ごす。
『ビアラオ』の栓を抜いてもらい忘れたが、船頭は慣れた手つきで船縁で一撃必殺。 -
『ビアラオ』とメコン川のサンセット。【計14杯目】
ザ・ラオス! -
メコン川独り占め。
そして、若干ぬるめのビールが絶妙に美味い。
やはり、ビールの味は雰囲気で変わるんだな。 -
メコン川から見上げる『プーシーの丘』。
-
日は完全に落ちてしまった。
-
メコン川に漂う。
-
おじさんは、一時間を繋ぐように何度もくるくる回る。
日も落ちたし、もういいかな。
18時で「OKリターン」と終了してもらった。 -
45分の乗船になったが、高いなりの経験ができた。
-
その後、足早にナイトマーケットに向かう。
-
あとは、妻の母親のお土産を買わねば。
子供達と同じシルクスカーフにする。 -
ある店で値段を聞くと「50,000kip」と言うが 、直ぐに「ディスカウント、35,000kip」と言ってくる。
昨日と同じ値段。
そこで手を打って購入完了。 -
もう少し散策できそうだが、もういいか。
空港に向かうためにトゥクトゥクを探す。 -
道中、昨日気になったタコ焼き器で焼いている「ココナツケーキ」を購入。
-
マーケットの端で、運ちゃん達がたむろしている。
最初に声をかけてきた兄ちゃん。
50,000kipの提示だったが、渋ると40,000kipに。
乗り込むことにした。 -
「ココナツケーキ」は、売り物のクオリティではない気がするが・・・。
-
空港まで15分ほどかかり結構遠かった。
-
この空港の最終便が、搭乗予定のハノイ行き。
よって、空港も静まり返っている。 -
出発口も閑散。
「20:05発」で予約したのに何故か「19:55発」になっている。 -
チケットは、
・ルアンパバーン⇒ハノイ
・ハノイ⇒成田
まで発券された。 -
しかし、まだ18時台なのに店が全てクローズ。
せっかくお金残してあるのに・・・。 -
仕方ないので、出国手続き。
ラオスを後にする。 -
搭乗待合室に店あった!
-
最後の『ビアラオ』。【計15杯目】
あと残金で買えるツマミはケーキくらい。
ラオスのほぼ最低通貨1,000kip残して使い切った!
いつもは1回の両替で余るのだが、今回は4回も両替してしまった。
見込みが甘かったな。 -
結局、大小合わせて15杯飲んだ『ビアラオ』。
最後の一杯のこの空き缶は、お土産にしよう。 -
19:20から登場手続が始まる。
自分はモタモタして最後尾。 -
ベトナム航空 VN 930便。
やった!プロペラ機だ!
そして、初めてかな?後方搭乗。 -
かなりこじんまりした機内。
意外と満席。
そして、20:05発予定が10分前倒しの案内になり、さらに15分早く19:40に離陸。
適当だなぁ。 -
機内ではドリンクサービスのみだった。
-
結局、計画より40分前倒しで『ノイバイ国際空港』到着。
降機も後方から。 -
バスで空港へ。
-
本来は乗り継ぎとなるが、ベトナム入国を試みる。
次のフライトまで4時間を切っているので拒否される可能性は高いがトライ。
結構並んで緊張の自分の番。
一昨年、ホーチミンでの入国は厳しかったのでどうなることか? -
これからの行程も宿泊先も聞かれることは無かった。
何故か「Visa ?」と聞いてくるので「No Visa. One-day trip.」と言うと判を押してくれた。
やった! -
無事ベトナム入国。
-
空港を出ると思ったより静かだった。
また、夜風も涼しくホーチミンの印象とはずいぶん違う。 -
一昨年、大成建設が完成させた最新の空港。
当然ハノイ市内に行く余裕はないので、空港の全景だけ見て空港に戻る。 -
綺麗な空港。
-
せっかくだからフォーでも食べよう。
2階のレストランコーナーへ。
フォー置いてある店発見!
もちろんドンの持ち合せがないので「Can I use U.S. dollar?」と聞くとOK。 -
飛行機を見下ろせる窓側の席に案内。
-
メニューでは見つけられなかったが、店頭写真の『Medium-rare beef noodle soup』が気になって、店員を店頭まで連れ出し「This one」。
-
意外と早く出てきた。
-
が、麺は即席麺のようではないか。
まぁ、美味いから良しだが、フォーではないな。 -
そして、ベトナム2回目だから知っている・・・。
これを入れると酷い目に合うことを!
激辛薬味を入れず、マイルドな味で美味しく頂いた。 -
搭乗手続きの1時間半前になったので席を立つ。
思いがけず安く、$3で9,000VNDのお釣も返ってきた。
空港なのに、ほぼ300円で優雅な空間でくつろげるとは。 -
出国手続き。
これまで初の靴まで脱がされチェック。
自分はクロックスなので不要と思うが。 -
約2時間で、無事ベトナムの入国+出国完了。
-
無事チェックを通過し、待合い広場へ。
ゲートとお店が一直線に整然と並び分かりやすい。 -
しかし、成田行きは端っこで遠かった。
-
無性に喉が乾くが、水飲場が近くにない。
たんまり持っているドル払いで水購入。$1。 -
搭乗する『ベトナム航空 VN310便』。
フライト20分前に搭乗開始。 -
『ボーイング787』なので機内は広い。
-
気兼ねなくシートを倒せるようトイレ前のシートを指定。
混んでいたが、隣は来なかった。 -
先程とは違い、定刻通り0:40離陸。
夜遅いので飲み物だけのサービス。
もちろんビールだが『ビアラオ』の方が断然口に合うな。
もう一杯貰いたかったが、機内の照明が落とされお休みモードになってしまった。 -
成田までのフライトは4時間20分と短い。
眠らないのも手だが、疲れもあってウトウト。
ちゃんと寝れた気もするが、2時間ほどで明かりが付き、朝食が配り始められる。
『Western』にしたが、味の印象が無い。
疲れがたまって、旅を楽しむ余裕がなくなってきたようだ。 -
定刻より15分ほど遅れて、7:15に成田到着。
-
帰国。
短い旅だったが、初日の記憶が遠い昔のよう。
歳をとったなぁ。
定年後のバックパッカーは無理かな。 -
久しぶりの成田なので、どうやって帰るのが早いか分からない。
Informationで聞いてみる。
「成田エクスプレスが早い」と言われる。
あと30分後(8:13発)でちょうど良いくらい。 -
しかし、北陸新幹線の乗り継ぎだと、もう一本後の8:50発でも富山到着は同じ。
せっかくだから、成田で時間潰ししよう。
1時間待機となった。 -
スタバでもしよう。
コーヒー飲みながら旅行記をスマホで打ち打ち。 -
5分前にホームに向かう。
-
色んな交通機関が出来て、てっきり『成田エクスプレス』は無くなってしまったと思っていた。
-
1時間で東京駅到着。
何故か、体が異常に味噌汁を欲する。
初めての経験。
構内のおにぎり屋さんに入店。 -
味噌汁あった!
-
メインが味噌汁、サイドにおにぎりで体の要求に応える。
-
北海道・東北新幹線のダイヤが乱れており、北陸新幹線も煽りを受ける。
まぁ、そんなに急いでいないから良し。
北陸新幹線でも、味噌汁缶を飲む。 -
富山まで『かがやき509号』。
-
今回の旅の『ビアラオ』戦利品。
超レア品に大満足! -
10分遅れで、12:42に富山駅到着。
-
今回も、バッグ一つで乗り切った。
そして、今回の旅の大目的2つを達成し完了。
(1)陸路国境超えを果たす・・・・・タイ⇒ラオス
(2)ビアラオを10杯以上飲む・・・15杯
今回は強行したが、定年まで海外一人旅はもう出来ないかな? -
■旅の総費用:約179,100円
◆航空運賃
- HND⇒UTH:70,130円
- VTE⇒LPQ:11,960円
- LPQ⇒NRT:41,410
◆国内移動
- 富山⇒羽田:13,180円
- 成田⇒富山:15,510円
◆宿泊費
- ビエンチャン:2,067円
- ルアンパバーン:3,372円
◆旅先経費
- 円:3,075円(散髪除く)
- バーツ:786THB(約2,970円)
- キープ:1,062,000kip(約14,970円)
- ドル:$4(約470円)
- ドン:-9000VND(お釣約40円)
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旅行記グループ
2017年冬:ラオス3泊4日
この旅行記へのコメント (2)
-
- oterasanさん 2018/04/25 18:29:09
- 定年後のバックパッカーを目指して下さい。
- 今日帰国しました。
ハノイも訪れ「ハノイビール」をたんと飲んできました。
今後もバックパック旅楽しんで下さい。
- しげじんさん からの返信 2018/05/16 23:05:28
- RE: 定年後のバックパッカーを目指して下さい。
- oterasanさん
コメントありがとうございます。
定年後のバックパッカー,夢ですね。
学生時代にやっておけばよかったと今更後悔ですが,oterasanさんの旅行記を見ていると何時でもチャレンジですね。
ハノイビール,今度目的にしてみます!
> 今日帰国しました。
> ハノイも訪れ「ハノイビール」をたんと飲んできました。
> 今後もバックパック旅楽しんで下さい。
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