のんびりネパール 1人旅 1. 大気汚染の酷いカトマンズで猿に怯える

2017/11/24 - 2017/12/03

ネパールを一人旅してきました。
「山は遠くから眺めるもの」と考える私は静岡に住んでいながら、富士山にも登ったことがありません（車で行ける５合目まで）。
スポーツで体を鍛えることは昔も今もしていないので、苦しい山登りや本格的なトレッキングは・・・「致しません」。
また、今回はツアーではなく１人旅なので、マイペースでのんびりと旅行することにしました。
よって、早起きして暗いうちから宿を出発するようなことも・・・「致しません」。
今回は遠くからヒマラヤを眺めること、ネパールの山里風景を見ることを目的として旅程を組みました。

旅程

11/24（金）
成田前泊　　　Radisson Naritaに宿泊

11/25（土）
9：10成田→11：50　仁川　　　　　　　　　　　　　
13：35仁川→17：50カトマンズ　　　　
　 （カトマンズ泊）
11/26（日）
朝食後、車でスワヤンプナートへ
その後、ドゥリケル＆パナウティへ
パナウティからバクタプルへ　　　　　　
　　 （バクタプル泊）
11/27（月）
車でナガルコット＆チャングナラヤンへ　　　　　　　
カトマンズに戻り、カトマンズ市内観光　　　　
　　 （カトマンズ泊）
11/28（火）
朝食後徒歩でパシュパティナートへ
その後国内線でポカラへ
10:50Kathmandu→11:20 Pokhara
World Peace Pagotaへ。　　　　　　　　　　　　　　　　
ホテルから夕日鑑賞　　　　　　　　　　　　　
　　 （ポカラ泊）
11/29（水）ホテルより朝日鑑賞
朝食後、タクシーでサランコットの丘へ。
サランコットからノーダラへハイキング。　　　
　 　　 （ノーダラ泊）

11/30（木）朝日鑑賞。
バスでポカラバスターミナルに
ポカラらバスでデュムレ経由バンディプルに。
バンディプル観光。　　　　　　　　　　　　
　　 　　（バンディプル泊）

12/1（金）朝日鑑賞
バンディプル観光後、バスでパタンへ。
パタン観光　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　 （パタン泊）
12/2（土）
キルティプル観光後カトマンズ観光
20：30 ｶﾄﾏﾝｽﾞ発→05：30 仁川着
　　 （機内泊）
12/3（日）
10：10 仁川発→12：30 成田着

エリア カトマンズ(ネパール)

前回のウズベキスタン旅行でタシケントへ向かう際、遠くに見えたヒマラヤ山脈。
地球の屋根とも言われるヒマラヤと昔の日本の山里のような風景を見たくて、ネパール行きを決定。

いつものように、車で成田へ。
途中の海ほたるで休憩。

海ほたるから見た夕闇に浮かぶ富士山のシルエット。

前泊はいつものラディソン成田。

部屋もベッドも広くて清潔.。

クッキーとウェルカムドリンク券があり、１階のバーでグラスビールを一杯。
今回の旅行は一人旅でハイキングもあるので新たに安物のザックを購入。
２度と使わないかもしれないが、災害や夜逃げの時に使えるかも(笑)。

成田空港を20分遅れの9:30に離陸。

遠くに富士山が見える。

遠く伊豆半島まで見える。

上空から見る富士山も綺麗。

機内食。
ビーフではなくチキンを選択。

北アルプス上空あたりか。

韓国上空に入る。
雪が残っていて寒そう。

仁川空港に近づき着陸態勢に。

15分遅れで仁川空港着。

乗り継ぎ時間が短かったので、すぐにカトマンズ行きのゲートへ。

雨の中、15分遅れで仁川空港を離陸。
新しいターミナルも完成していて、平昌オリンピックを待つばかり。

気流が悪いからかヒマラヤ山脈を避けて飛ぶカトマンズ行きの飛行機。

ＣＡさんに韓国語で機内食の選択を聞かれ、唯一聞き取れた「ビビンバ」と返答。
よって、選択の余地なくビビンバ一択。
「あら、日本の方ですか」って、どう見ても日本人にしか見えないと思うのだが。
韓国人と間違われたのは初めて。

デザートのアイスクリーム。

厚い雲に覆われ、地上は全く見えない。

着陸前にピザが出た。

ヒマラヤ上空あたりを飛んでいるが、暗くて雲も多いので、山は全く見えず。

カトマンズトリブヴァン国際空港に30分遅れで到着。
小さく暗い空港。

歩いてターミナルへ。
排ガスと土ぼこりが混じったような、何かの金属を燃やしたような嫌な臭いがする。

ビザは空港でも取れるが、予め日本で取得していたので、すんなり入国。

預け荷物も無いので、真っ先に出口へ。

ホテルに無料送迎を依頼していたのだが、見当たらない。
近くにいたタクシー斡旋の兄ちゃんが電話してくれた。
サンキュー。

送迎車はすぐ近くまで来ていて、すぐにホテルへ。

カトマンズグランドホテルに到着。

スタンダードシングルを予約していたが、アップグレードでEVERESTという部屋に。エヴェレストの名に相応しく最上階の6階。
エレベーターが無いので階段で昇り降りしなければならず、アップグレードも有難迷惑？
一泊朝食付きで4000円弱だが、ポイント使ったので2700円程。

やたらと広い部屋。

キッチンも付いているが一晩寝るだけなので意味なし。

エアコンがつけてあって暖かかった。

ホテルの隣の両替屋で1万円を両替。

両替したルピー札。
新旧1000、100、50、20、10ルピー札。
これ以外に500と5ルピー札がある。
旧1000ルピーの表は国王の肖像画。
その他はすべてチョモランマ。

裏は全て動物の図柄。

夕食を食べにタメル地区を散策。

エヴェレストモモセンターはすでに閉店。

タメル地区は夜も明るく賑やか。

Green organic cafe ＆farmers barという店で夕食。

お薦めセットを注文。
前菜？

ダルバート・タルカリ。
玄米と白米が選べたので玄米選択。

デザートのライスプディング。

ネパールティー。
夕食代680ルピー。

近くのスーパーでビールとクッキーを購入。
ビール170ルピー、クッキー30ルピー。

11/26（日）
ビルの間から朝日が昇る。

朝食会場へ一番乗り。

ビュッフェスタイルでオムレツは選んだトッピングを入れて焼いてくれる。

タクシーとバスで観光の予定だったが、ホテルのマネージャーの勧めで車をチャーターすることにした。
1日６０ＵＳ＄。
ホテルの玄関ホールで車を待つ。

カトマンズ最初の観光は沢木耕太郎「深夜特急」に倣ってスワヤンプナート。
チャーター車はマルチスズキの綺麗な車。
インドに工場があるらしい。

スワヤンプナートに到着。
西側入口から入る。
入場料２００ルピー。

犬がうろうろしている。
野犬は狂犬病が怖いので犬を避けるように歩く。
小さなストゥーパがたくさんある。

金色の仏像の建つ噴水のある池。

行く手を阻む猿。
木の上にもいて木々の間を跳び移っている。
人間様のほうが猿から逃げるように恐々階段を上る。
ほとんど「猿の惑星」の世界。

猿に占拠されたストゥーパ。

我が物顔で闊歩する猿。
別名モンキーテンプルと言われるのも納得。
子ザルが階段からこけて、ひっくり返っていた。

猿同士のけんかが絶えず、ギャーギャー鳴きながら寺院内を走り回っている。

マニ車の上に座り込んで、人が近づいても逃げないふてぶてしい猿。

猿にエサをやっている人もいる。
余計なことをするなよ。

猿と犬はケンカせず、お互いに干渉しないようだ。
犬猿の仲ではないらしい。

屋根付きのストゥーパに参拝客。
右下ではバターランプを売っていた。

土産物屋もあった。
宗教関係のグッズを売っていた。

寺院から見るカトマンズ市内。
スモッグに覆われて、いかにも空気の悪そうな都市。

カトマンズ盆地がまだ湖だった頃から丘の上に建っていたという伝説がある白い巨大なストゥーパ。
上から見下ろしている猿がいる。

四方を見据えるブッダの目。

ストゥーパの周りをぐるりと回ってみる。

ストゥーパ周りの装飾。

奥に見えるのがハリティ寺院。

マニ車。
中に経文を印刷した紙が入っていて、回転させればお経を読んだのと同じ功徳があるとされる。
省力化・時短に貢献する便利物。

参道入り口から続く階段。
うーん、昇ってみたかった(嘘)。
DANGERの表示があるので、この階段でこける人が多いのかもしれない。

ストゥーパの前には巨大なドルジェ(法具)。

大黒天マハカーラ。
死体の上に立ち、死を司る恐ろしい暗黒神。

托鉢する派手な衣装の坊さん。

ミニストゥーパと薬師如来像。

車に戻る。
見た目は前モデルのスイフトのセダン版という感じ。

カトマンズ市内は車もバイクも多くて混雑している。
割り込み、無理な追い越しが多い。

土埃と排ガスの酷い道を自転車で走る人。

売り物を持って歩いている人。

日本の援助で出来たというハイウェー。
この道だけ広く舗装の状態が良かった。
空気の汚いカトマンズからヒマラヤの展望地ドゥリケルへ向かう。

この旅行記へのコメント （9）

• ココさん 2018/02/10 14:08:58

  お金

  以前私の子供がネパール行きを検討していて何度かご回答いただきありがとうございました来週14日ネパールに行きます。お金をお財布の中に入れて持ち歩くそうですがデビットカードの発行が間に合わずやむを得ずお金をお財布に入れて持ち歩くことになりました!お金の管理はどうしていいましたか?ご参考にさせていただきたいのでご回答の方よろしくお願いいたします。
  
  
  
  
  
  

  ピンクのスマフォさん からの返信 2018/02/10 14:55:47

  Re: お金

  私は紛失等に備え、財布を2つ持っていき、一つには現地通貨のネパールルピーとVisaカードを入れてポケットに、もう一つには円（今回は前回の旅行で余ったドルも）とmasterカードをバッグに入れていました。
  ネパールは物価は概ね安いですが、外国人は入場料を徴収されるところが多く、さらに予定外の出費もあり、現金が足らなくなって困りました。
  ATMはカトマンズやポカラ等の都市にはありますが、私はカードにキャッシング機能を付帯していなかったので現金を下ろせませんでした。
  最終的にはカードの使えるホテルで交渉し、現金をクレジットで購入する形にしてもらい事なきを得ました。
  ネパールは日本のように宿泊や買い物、タクシーの支払い等に必ずカードが使える訳ではないので注意が必要かと思います。
  カードにクレジット機能を付帯するか、現金を多めに持っていかれることをお勧めします。
  

  ココさん からの返信 2018/02/10 15:58:31

  Re: お金

  すごく参考になりましたご回答ありがとうございました！
  またご旅行をして旅行記に投函してくださいね。楽しみにしています、

  ピンクのスマフォさん からの返信 2018/02/10 18:27:27

  Re: お金

  参考になれば幸いです。
  最後の「クレジット機能」は「キャッシング機能」の誤りです。
  タクシーはホテルで呼んでもらうか交渉した金額で念押しすること、強引なガイドに気をつけることに注意すれば嫌な思いをしなくてすむと思います。
  よい旅行になると良いですね。

• ココさん 2018/01/30 13:12:49

  参考

  早々にご回答ありがとうございました。
  とても参考になりました！

• ココさん 2018/01/30 08:08:08

  参考

  ネパール旅行よかったですね、すべて拝見させていただきました。 2月の中旬に私の子供がネパール一人旅をします。日本でネパールのビザの取得はどのようになされましたか?

  ココさん からの返信 2018/01/30 08:13:31

  Re: 参考

  ネパール旅行よかったですねすべて拝見させていただきました。 2月の中旬に私の子供がネパールを一人旅します、日本でネパールのビザの取得はどのようになされましたか？

  ピンクのスマフォさん からの返信 2018/01/30 13:01:56

  Re:ネパールビザについて

  こんにちは。
  ネパールのビザは地方に住んでいるので郵送で取得しました。
  ネパール大使館のサイトから申請書をダウンロード・入力してパスポートと一緒に郵送するだけです。
  新年早々パソコンが壊れ、旅行記作成が中断しています。
  旅行で役立ったのはgoogleのオフラインマップとネパール語の都市名を手帳に貼り付けたものです。
  治安は悪くないですが、ぼったくりタクシーとガイドには気をつけて下さい。
  

  ココさん からの返信 2018/02/10 19:35:02

  Re: ありがとうございます！

  いろいろと参考になることありがとうございました！ちなみに静岡に住んでらっしゃるんですね、偶然です私も静岡です！
  お互いいろんな旅して人生満喫楽しみましょうね。