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4回目のスペイン。今回タラゴナ県には立ち寄らなかったが、仏領カタルーニャを含めたカタルーニャ地方のロマネスクの教会を訪ね歩く。<br />【旅程】--------------------------------------------------<br />11/3(金)~11/11(土) 7泊9日<br /> 1日目  羽田→バルセロナ(カルドナ泊)<br /> 2日目  アルティエス<br /> 3日目  フォア<br /> 4日目  アルジュレス=シュール=ラメール<br /> 5日目  アルジュレス=シュール=ラメール<br /> 6日目  ベサルー<br /> 7日目  ペラタリャーダ<br /> 8日目  ペラタリャーダ→バルセロナ→フランクフルト→羽田<br /> 9日目  帰国

2017カタルーニャ紀行 ボソスト (Bossòst)

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2017/11/03 - 2017/11/11

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クリス

クリスさん

4回目のスペイン。今回タラゴナ県には立ち寄らなかったが、仏領カタルーニャを含めたカタルーニャ地方のロマネスクの教会を訪ね歩く。
【旅程】--------------------------------------------------
11/3(金)~11/11(土) 7泊9日
 1日目  羽田→バルセロナ(カルドナ泊)
 2日目  アルティエス
 3日目  フォア
 4日目  アルジュレス=シュール=ラメール
 5日目  アルジュレス=シュール=ラメール
 6日目  ベサルー
 7日目  ペラタリャーダ
 8日目  ペラタリャーダ→バルセロナ→フランクフルト→羽田
 9日目  帰国

旅行の満足度
5.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA
旅行の手配内容
個別手配

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  • ガロンヌ川の下流に向かって車を走らせる。ヴィエラの町を過ぎ20km程行くとボソスト(Bossòst)の町に着く。

    ガロンヌ川の下流に向かって車を走らせる。ヴィエラの町を過ぎ20km程行くとボソスト(Bossòst)の町に着く。

  • ガロンヌ川の左岸に町の中心がある。人口1123人(2016年調べ)海抜712mとある。フランス国境までは後10km程度。フランスからの観光客が多く、町の主要産業は山岳観光と書かれている。

    ガロンヌ川の左岸に町の中心がある。人口1123人(2016年調べ)海抜712mとある。フランス国境までは後10km程度。フランスからの観光客が多く、町の主要産業は山岳観光と書かれている。

  • 車は町の中心に近い右岸の道路に表示のある駐車スペースした。直ぐ脇に礼拝堂があったが、サン=セヴァスチャン=ボソスト礼拝堂(Capilla de Sant Sebastià bossost)とある。

    車は町の中心に近い右岸の道路に表示のある駐車スペースした。直ぐ脇に礼拝堂があったが、サン=セヴァスチャン=ボソスト礼拝堂(Capilla de Sant Sebastià bossost)とある。

  • おそらく18世紀の築(正確な記録が残っていない)で、1870年に修復されたという記録だけがあるそうだ。祭室の白い壁の奥、青く塗られた中央に殉教聖人のサン・セヴァスチャンの像がある。

    おそらく18世紀の築(正確な記録が残っていない)で、1870年に修復されたという記録だけがあるそうだ。祭室の白い壁の奥、青く塗られた中央に殉教聖人のサン・セヴァスチャンの像がある。

  • これを見ようと思っていた訳ではないが、あった教会を思わずみてしまった。それよりも後ろの山が綺麗だ。

    これを見ようと思っていた訳ではないが、あった教会を思わずみてしまった。それよりも後ろの山が綺麗だ。

  • 雲が切れて晴れ間が出て来た。山の名前は解らないが、上の方は雪で白くなっている。

    雲が切れて晴れ間が出て来た。山の名前は解らないが、上の方は雪で白くなっている。

  • 橋を渡って町の中心に。

    橋を渡って町の中心に。

  • この場所に名がついていない。教会通りと、マルガリダ通りという2つの名の通りがクロスする場所が中心部となっている。

    この場所に名がついていない。教会通りと、マルガリダ通りという2つの名の通りがクロスする場所が中心部となっている。

  • その右側にある教会が「Bosost es la iglesia de la Asunción de María」スペイン語「glèisa dera Assompcion de Maria」アラネーズ(オクシタニア語)「Parroquia de la Purificacio de Nostra Senyora」グーグル表記(カタロニア語)と三種で書かれている。<br /><br />なんとも長い名前で訳がわからなくなりそうだが「清めの聖母教会」という意味を持つ。<br />もう聖母でもサンタ・マリアでも好きにして!<br />って感じだね。

    その右側にある教会が「Bosost es la iglesia de la Asunción de María」スペイン語「glèisa dera Assompcion de Maria」アラネーズ(オクシタニア語)「Parroquia de la Purificacio de Nostra Senyora」グーグル表記(カタロニア語)と三種で書かれている。

    なんとも長い名前で訳がわからなくなりそうだが「清めの聖母教会」という意味を持つ。
    もう聖母でもサンタ・マリアでも好きにして!
    って感じだね。

  • 12世紀のロマネスク。ロンバルデイア帯のある後陣のアプト2つはその当時の物。<br />観光客が多かったが、聞こえてきたのはドイツ語でドイツからの観光客のようだ。

    12世紀のロマネスク。ロンバルデイア帯のある後陣のアプト2つはその当時の物。
    観光客が多かったが、聞こえてきたのはドイツ語でドイツからの観光客のようだ。

  • 左祭室の円形アプトは近年改修された物。

    左祭室の円形アプトは近年改修された物。

  • これは北側の扉口。これが最もロマネスクの雰囲気を醸し出している。

    これは北側の扉口。これが最もロマネスクの雰囲気を醸し出している。

  • 二重のアーチの中央にキリスト、右に天使と伝道史家四人の象徴が彫られている。<br />キリストの顔の左右にあるのは、擬人化された太陽と月の顔。<br />まぐさ石中央には洗礼の十字(キリストのシンボル)。

    二重のアーチの中央にキリスト、右に天使と伝道史家四人の象徴が彫られている。
    キリストの顔の左右にあるのは、擬人化された太陽と月の顔。
    まぐさ石中央には洗礼の十字(キリストのシンボル)。

  • 左右の側柱の柱頭部分。

    左右の側柱の柱頭部分。

  • 人頭彫刻や組紐文様等がある。ロマネスク初期の柱頭を思わせる作りだ・

    人頭彫刻や組紐文様等がある。ロマネスク初期の柱頭を思わせる作りだ・

  • 扉口上部の軒送り部分。

    扉口上部の軒送り部分。

  • これまで見たアラン谷の他の教会ではあまり見られなかった人頭彫刻が並んでいる。

    これまで見たアラン谷の他の教会ではあまり見られなかった人頭彫刻が並んでいる。

  • 教会を一周して南側の扉口へ。ここのアーチはやや尖ってきているが、中央タンパンにはキリストのシンボルが彫られているが、北側に比べると新しい。

    教会を一周して南側の扉口へ。ここのアーチはやや尖ってきているが、中央タンパンにはキリストのシンボルが彫られているが、北側に比べると新しい。

  • せっかく開いているので中に入る。三廊式の聖堂である。

    せっかく開いているので中に入る。三廊式の聖堂である。

  • 6つの円柱と円形アーチの組み合わせで構成されているが、見た感じ他の教会に比べ小さい作りになっている。

    6つの円柱と円形アーチの組み合わせで構成されているが、見た感じ他の教会に比べ小さい作りになっている。

  • 主祭壇。右サイドには、ゴシック期と思われる木製の磔刑像。

    主祭壇。右サイドには、ゴシック期と思われる木製の磔刑像。

  • そして新しめの聖母子像。後部に14世紀といわれるフレスコ画の断片。

    そして新しめの聖母子像。後部に14世紀といわれるフレスコ画の断片。

  • この祭壇の中央は聖クリストフォロだね。

    この祭壇の中央は聖クリストフォロだね。

  • 小さい教会での席数を確保するためかロフトがある。2階席はマトゥロネーオといったところか。

    小さい教会での席数を確保するためかロフトがある。2階席はマトゥロネーオといったところか。

  • 川を渡って駐車場に戻る。次回よりフランス編が始まります。

    川を渡って駐車場に戻る。次回よりフランス編が始まります。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • shinkaiさん 2017/12/07 16:33:18
    ボソスト
    こんにちは!

    最初に、見るつもりで来たわけではない、と言われる、ははは、教会の姿が可愛くて素朴で良いですねぇ。

    で、「清めの聖母教会」の後陣横からの写真がとても素晴らしいですね。 古い石板の屋根、そして石組、なんとも良い趣で、それにお勧めの入り口がやはり素晴らしいです。
    半円部分、まぐさ石当たりの幾何学模様のかなり深い彫りと、人頭彫刻。 これだけでも何とも言えないロマネスクの趣がありますね。

    内部も少し狭そうですが、半円アーチの上の線がいびつだったり、そのまま石組が見えていたり、素朴さがそのまま残っていて良いですね。

    写真で拝見すると結構明るいように見えますが、実際にはもっと暗いのでしょう?

    クリス

    クリスさん からの返信 2017/12/07 20:28:11
    RE: ボソスト
    アルティエスに泊まるプランを建てた時に、翌日はアンドラ経由にするかアラン谷を下るコースにするかで迷ったんですが、結局この教会を外す事が出来なくて、それだけ私の中ではグレードの高い物だったんです。

    中はそれなりに暗かったですが、他の教会程ではなかった。最近のデジカメはこういう所でも良く撮れますね。

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