
2017/11/03 - 2017/11/11
524位(同エリア1075件中)
クリスさん
4回目のスペイン。今回タラゴナ県には立ち寄らなかったが、仏領カタルーニャを含めたカタルーニャ地方のロマネスクの教会を訪ね歩く。
【旅程】--------------------------------------------------
11/3(金)~11/11(土) 7泊9日
1日目 羽田→バルセロナ(カルドナ泊)
2日目 アルティエス
3日目 フォア
4日目 アルジュレス=シュール=ラメール
5日目 アルジュレス=シュール=ラメール
6日目 ベサルー
7日目 ペラタリャーダ
8日目 ペラタリャーダ→バルセロナ→フランクフルト→羽田
9日目 帰国
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 3.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ムーラから約50km、州道C55を北西方向に車を走らせる。行く手に大きな城塞が見えて来るが運転中に写真は撮れない。駐車場で車を止めて撮ったのがこれ。
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城塞からはカルドナの町が見える。左手にサッカー場。この町には「Liga Regional de Fútbol de Cardona」というクラブがあるそうだが強さの程はわからない。
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カルドナの東側にはカーデナー(Cardener)川が流れ塩山がある。塩山はカルドナの町の繁栄を担ってきた。9世紀イスラムとの抗争の際にここに城塞を築いたのも、この塩山を確保するためだったといわれる。
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駐車場からの1枚。手前が堡塁で、奥がパラドールとなっている城館である。
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カウンターでチェックインを待つ間の一枚。各種旅行サイトでいろいろと書かれているけれど、確かにこのレセプションのお兄さんの愛想はよくない。
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現在パラドールとなっているカルドナ城(Castell de Cardona)は886年の最初の城が建設された。教会は11世紀に元々あったチャペルをベネディクト派の修道院との複合教会として改築されたもの。また城塞部分はその後拡張を経て現在の形となったのがおおよそ17世紀である。
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部屋は701号室。おお7階だと思ったが、このパラドールには幽霊が出るという部屋がある。希望すれば泊まる事も出来るというけれど。
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興味ある人は「Cardona712」で検索してください。7階という事で712号室へ行けるかと思いましたが、ここからは繋がっていなくて館内にある別のエレベータで行かなくてならないようです。
怖いので私は行きませんでした。 -
浴室はバスタブ付き。パラドールですからこの位は当たり前です。
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パラドールのパティオ。教会前の回廊跡のアーチはゴシックの物。
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アーチの奥が教会の正面であるが、回廊が邪魔で全景は撮影出来なかった。
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カルドナ城の中心部をなす教会は、名を聖ヴィチェンツォ(Sant Vicenç de)教会という。アトリウム部分にある12世紀のフレスコ画。
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中央にあるキリスト。四隅に伝道史家があるのだが不鮮明になっている。
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夕刻の到着のため教会は閉まっていた。
翌朝は、10時オープンというので待っていたが、開くのはチケットオフィスだけだった。見学はグループによるツアーだという。それも人数が揃わないと始まらない。この時すでに5人以上いたので、人数がいるじゃないですかと他の人が言ったのだが、10時半まではだめだと言われた。これでは次の予定が駄目になってしまうので、内部見学を泣く泣く諦めた。 -
この教会は、まるでシトー派を思わせるように無駄な装飾がない。ロマネスクの王道ともいうべき構成美の美しい教会である。このパラドールの至宝はまさにこの教会なのだが、こんな見学方法しか出来ないのは本当に残念であった。
ここは、悔いが残るなぁ。 -
城壁の外側から眺めた後陣。この位置からはまるで天守のようだ。
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城塞の説明パネル。この城はカルドナ包囲戦(Setge de Cardona)と呼ばれるスペイン継承戦争時の1711年11月12日から34日間における戦いの舞台となった。この城を攻めたのはフランス・ブルボン家。バルセロナはこの当時オーストリア・ハプスブルク家と同盟であった。
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フランス軍は、砲撃と掘削トンネルによる城壁の破壊を試みたが、思うような成果が得られず1月あまりの包囲の末、バルセロナ方面から援軍が来訪するとの連絡を受け撤退した。
写真はその主戦場となった方向である。 -
1713年にオーストリアとフランスはユトレヒト和約により停戦、スペイン継承戦争は終結するが、同年オーストリアの支援を受けられなくなったバルセロナは、陥落し国家は消滅。独立国としてのカタルーニャはこの時滅亡した。
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こちらはパラドールのレストラン。夕食、朝食ともに同じ部屋を使う。
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一品目はベジョータハムのコロッケ。
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最初の夜なのでパエリャを頼んだが、取り分けして配られたので鍋のままは撮れなかった。
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デザートはクレーマカタラン。
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こちらは朝食時の物。普通のコーヒーは入れて来てくれるが、エスプレッソ等はマシンで作成。手前のテーブルにはドーナツやマフィン等の甘い系。
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こちらはジューズ、ヨーグルト、カットフルーツ等
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奥にチュロス、ハムサンド、前はスペイン風オムレツ等
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普通のパンはこちら。朝食だけ撮り過ぎたか・・・
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朝食はまずまず充実していますが、いわば全国チェーンどこのパラドールも似たり寄ったりの所はあります。
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