2017/11/19 - 2017/11/20
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ザリガニ大王さん
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11月16日の水曜日に急遽、仙台出張が決まりました。相手先の指定時間は月曜日の9時から。青組(ANA)の私が乗る新千歳空港発の朝いち便は仙台到着が9時…。紅組(JAL)だと到着が9時半です。最近の青組の慢性的な遅延と、空港からの移動を考えれば、ここはキッチリ前乗りです。日曜日夜は居酒屋やってないのよとボヤキながら、早速飛行機の予約手続きと青組のHPを開きます。すると、なんと日曜日は全便空席待ち。我が目を疑いました。ならば前日の赤組…。これも全便空席待ち。何が起きているのか、ソーダ、嵐が来たのだ!!。この時期、北海道からの出入りは全国から来襲する嵐ファンに席巻されます。さらに探して花巻、三沢ときて青森が朝一便に2席空席がありましたがその時、待てよと。
ここで鉄ちゃん精神旺盛なら、札幌から仙台まで新幹線で移動と考えるのですが、今月弘前いったばかりだし。青森空港から空港バスを乗り継いで新幹線の接続がうまくいけばいいけど、新青森駅での時間つぶしも飽きました。いっそ羽田に飛んで東京駅から仙台に向かうのは便数も多いし、時間つぶしも楽だ。さらにその時「水郡線乗ったことありますか。?」と聞いた郡山の居酒屋の若旦那の言葉が思い出されます。よし、この際上野東京ラインの開業視察を兼ねて、仕方なく水郡線に乗ろう。全然仕事に関係ないけど。「断じて,のりてつの旅ではありません。」我ら鉄道関係者が始祖と敬愛する首領、内田百間先生がかって東京から仙台に出張のみぎり、京都・新潟、山形経由で出張されたことから見れば何ほどのことやあらん
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー ANAグループ 新幹線 JR特急 JRローカル 私鉄 徒歩 AIR DO
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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水郡線(水戸駅にて)
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旅の計画を練り上げる暇もなく当日の朝。いっその事07:30新千歳発の羽田行も考えましたが、この飛行機には依然苦い思い出があり、二番目の08:00発にしました。土曜日の夜に、明日の天気はとTVを見たらどうも良くない。まあ何とかなると早めに寝て、翌朝(まだ日が開けていない)窓の外を見てびっくり。雪!!。積もってます。土曜日の朝も白かったけど直ぐ融けました。しかし、融けるような様子もなく、ますます降ってます!!。慌てて札幌駅に向かいます。列車情報では平常の様子。しかし、油断なりません。何せやる気のないJR北海道。
札幌駅まえはロードヒーティングで少し融けていたので歩けましたが、除雪も始まっていないので、車の轍や人の歩いた処を辿りながら、札幌駅まで急ぎます。 -
ざっくりとした計画は、09:35羽田着でつけば10:15品川発の「ときわ57号」に乗れるのではないか。乗れれば水戸から水郡線上菅谷駅乗換で常陸太田駅、列車番号が繰上りだから乗った列車の折り返しで上菅谷へ。ここで水戸から来る郡山行に乗れば、新幹線で仙台の赤提灯の火が灯る頃に着くという算段です。今年9月に連れと熱海に行く際に羽田空港と品川からの新幹線を利用しましたが、JTBからの予約で青組777の後方席、連れの荷物とチンタラカンタラにも拘らず、思いのほか品川までの時間が掛りませんでした。
今回もこれに期待して取敢えずAプランとします。乗継の時間が無いので、予め品川から仙台(仙台までだと395.4kmなので利府まで付録として407.7km)の乗車券と、「ときわ57号」のグリーン指定席券を事前購入しました。グリーンにしたのは間に合わなかった時のBプランに生きてくると考えてです。ただし、間に合わないBプランの事を考えて、常陸太田往復は購入しません。 -
札幌駅西改札前。乗るのは、普通電車06:02発の新千歳空港行き普通電車。これだと同じ羽田行07:30発にも通常は間に合うのですが、以前乗った電車で折悪しく急病人が出て飛行機に乗り遅れました。何事も時間の余裕をもってと…。この後の快速エアポートでも到着時間は4分ほどしか変わりません。
万が一、千歳線の踏切でアホなトラック運転手が過積載で架線を引掛けて運休になったとしたら(笑)、大丈夫です。地下鉄東西線で大谷地まで行き、バスターミナルから新千歳空港行バスが始発06:10からあります。ここからだと公式は33分で着くとしていますが、私の乗ってるときは概ね30分未満です。駅前からも空港行のバスが出ていますが、市内を走り抜けるだけで20分ほどかかってしまい、渋滞にぶつかるともっと悲惨なことになります。大谷地からだとすぐ高速に乗るので早く着きます。
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札幌駅の西改札から入り、東改札側へ少し進んでからエスカレーターに乗ります。西改札から入ると売店が目に入り、そこで立ち止まって直ぐ傍の上り階段を利用します。エレベーターは東側の陰にあって解りずらく、東側開札から入ると目につくエスカレーターに気付かず重い荷物を持って階段を上られます。
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図の青線ように、西側からでも回り込めばエスカレーターです。ちなみにこの図の⑬は「おにぎりのありんこ」という店で07:30から開店でオーダー毎に握ってくれます。入社時に握り方研修があるそうで、おいしいです。市内に数店舗あります。創設時のお話を聞くと結構感動します。ですがこの店、大抵混んでしまい、時間が間に合わずキャンセルします。時間の余裕を見てご利用ください。豚汁つきでオーダーされることをお勧めします。
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始発ですので駅は閑散としています。
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あれま、入線しているのは解ってたけど結構混んでます。電車の屋根は雪と氷におおわれてます。
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ロングシートに一人分の席を見つけて、遠慮なく朝食を頂きます。
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上野幌。窓の外は雪。このくらいなら飛行機は飛ぶと思いますが、遅れるでしょうね。翼に航空機用防徐雪氷液を散布するのに手間取り、出発が遅れる事が良くあります。
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北広島付近で夜が明けてきました。おー、朝焼けだ。ということは雪がやんでいる。予定通り行きそうだ。
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青組カウンター方向のエスカレーター。電車を降りて、さっさと出発ロービーに進みます。
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この前に見た自動手荷物預け機が稼働していますが、あまり利用されていないようです。年寄りだとやり方判らんよね。地上係員が必死に誘導していました。
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まだ空いてないのかと思ったら、保安検査所に行列がなくスムーズに進みます。これだったら07:30出発の飛行機でも良かったかな。これで06:55時。
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おまけに、新千歳空港雪積もってないじゃないですか。拍子抜けとはこの事。
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航空機用防徐雪氷液を散布作業中。雪が降り続けたり出発が遅れると、またやり直しになる時があります。
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ニュースで札幌の積雪20センチとやってます。
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青組の近くにあるこのお店(ANA FESTA ゲート1号店)は07:15開店なのですが、第7ゲート付近にある「北の味覚 すず花」は07:00から開いてます。
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開く前からお客さんが…。7時からやればいいのに。
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保安検査区域内の改装も絶賛実施中です。国際線も2020年までに650億円をかけて改修とのこと。そのころには国内線も拡張しなければ持たないのでは。
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機内に乗り込みます。今日は満席。私の席は7列の窓側。何度か座席変更して確保しました。おや、向こうの機体の横づけにホテルニューオージの文字があります。
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窓から地上要員にokサインを出したら反応してくれました。見えるんですね。この時点で08:07分まあ、予定通り行くのではないでしょうか。
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晴れているので、樽前山もよく見えます。
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青組から北向きに離陸するとき、誘導路の端から端まで移動します。この間は焦ってもしょうがありません。安全のしおりでも読んで。
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こうしてみると、航空機で避難する時は前側が絶対有利ですね。
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やっと離陸して、海側に回り込みます。
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千歳空港の全体が見えます。
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樽前山と支笏湖が見えます。すっきり見えるのは結構珍しいと思います。
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苫小牧市。中央に真直ぐ伸びているのが室蘭本線。右手手前の山と森は北海道大学演習林だと思います。昔、1996年にこの演習林で捕獲されたヒグマに発信器を付けて移動範囲を調査したそうです。ヒグマの名前を「トラジロウ」といいます。このヒグマは、この苫小牧から日高の山奥まで餌を求めて周年的に移動していたそうで、その移動距離と行動範囲から「ふーテンの寅さん」の名前をもらったそうです。この話を聞いた時、指導されていた青井演習林長(当時)に「JRや国道も渡るのですか?」と伺ったら「はい、道路を渡るときは手を挙げて渡ってました。」と冗談で返されましたが、実態は基本夜行性ですので人に見られぬように渡ったそうです。この話に詳しい「ヒグマの会」のURLはこちらです。結構ワクワクする話です。http://higuma1979.sakura.ne.jp/31research.html
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眼下に、我に反航する見方青組機を発見するも、写ってません…。時刻は08:24時。Aプランには、おそらく間に合わないでしょう。
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北海道の翼AIR DOは北海道の航空会社らしさの表現に努めてます、機内サービスは北海道出身落語家を取り上げたり、限定販売のサッポロクラシックビール、北海道の素材で作ったスープなど提供しています。有料500円のスープを頼んでみました。
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とおーくに富士山が見えてきました。
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千葉の房総半島を掠めて大きくUターンし、羽田に進路を取ります。「海ほたる」が見えます。
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羽田空港の通路。さっさと急いでと。でも09:51の京急に乗らないと間に合いませんが、この時点で09:45時。
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出たばっかりで、次は10:01発。
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Bプラン決定です。
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うん、9番線だよね。
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既に入線中の「ひたち9号」。
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取敢えず、頭上赤ランプの席に座って車掌さんを待ちます。
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車掌さんに乗り遅れを話すと、グリーン車の空き具合を確認して案内してくれました。正式ルールではありませんがグリーン席の場合、便宜的にグリーン席に空席があればそのまま座らせてくれます。これがBプランのキモ。全席指定ですので乗り遅れは事前購入が無駄になります。グリーンは救済処置が非公式にあります。
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ま、この後の常陸太田をどうするかじっくりと考えましょう。
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松戸駅手前付近を時速116.4kmで走行しています。「ときわ」に乗りたかったのは停車駅があまりにも違い過ぎるから。
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偕楽園ではないですか。
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水戸駅に到着。
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常陸太田は諦めて、鉄道関係の絶滅危惧種である駅立食い蕎麦を食べます。
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5番6番ホームの立食い蕎麦。名物と描いてあった「から揚げ」を頂きます。
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表紙の写真です。
水戸駅北口のからくり時計。「ときわ57号」だと正午の演奏に間に合ったのですが、童謡だそうです。ウサギのダンス聞きたかったなー。やはり07:30の飛行機だったかと今更に悔やむ私。 -
水戸駅の北口、閑散としています。
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お馴染みの黄門様。
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実はわたくし、2014年12月7日に札幌の近歩行空間でお会いしています。観光キャンペーンに来られた市役所観光課の方とか。印籠の持ち方を褒められております。
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こんな像もありましたが、この写真に写っている建物のテナントが来年秋ごろに撤退を決めたとか。
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駅構内は賑わってますが。
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あれ、南口にコインロッカーあるんですね。
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南口にはこんな建物が。
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納豆のオブジェ。
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この「みとちゃん」って、日テレの水トアナに似てませんか。
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南口から南方向。
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飲み物を仕入れてホームに向かいます。
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ありゃもう入線しています。
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何とか席を確保しましたが、三両編成の二両目。先頭車のみ郡山行とのこと。ま、何とかなるでしょう。とりあえず副将軍を。出発前にもう飲んじゃいました。
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那珂川を渡ります。
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防災訓練の様です。
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上菅谷駅。ここで降りるはずでした。
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シズと読むのですか
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皆さん、ほとんど夢の中です。
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下小川。
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袋田の駅でかなり下車しました。滝を見にいくのね。
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常陸大子駅に到着。この後は、第2巻に続きます。
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