2017/11/04 - 2017/11/04
57位(同エリア351件中)
susuさん
ここ数年はGWと11月前後の年2回旅行していますが、この秋の旅行先が決めきれずに何か月も悩み続けていました。メキシコ、ニュージーランド、チュニジア&マルタ、コーカサス、イラン、中央アジア、ギリシャ&キプロス…行きたいルートは沢山あるけど、どこも1週間程で行くには日数が足りなかったり、季節が良くなかったり、今の自分の実力では不安だったり、航空券が予算オーバーだったり…来年GWの予定の方が先に決定し嬉々として旅程を組む一方で、秋のこの日程この時期でベストな選択をするべく悩み続ける日々でした。
来年GWの行き先が私にしては珍しく物価の高いエリアなので、今回は日本発着の航空券の安さに拘りました。寝ても覚めても検討を重ねた末に、劇的な安さの航空券をゲット!
エミレーツ航空 マルタinラルナカout…61,350円
マルタ航空 マルタ→ラルナカ…113.47EUR(15,177円)
10/31(火) 成田→ドバイへ
11/01(水) ドバイ→マルタ(スリーマ泊)
11/02(木) マルタ①(スリーマ泊)
11/03(金) マルタ②(ゴゾ島泊)
11/04(土) マルタ③(カルカーラ泊)
11/05(日) マルタ→ラルナカ(ラルナカ泊)
11/06(月) ラルナカ→ドバイへ
11/07(火) ドバイ→羽田
かつて猫が多いことで有名だったマルタですが、現在の猫天国はキプロスの方でした。
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
イチオシ
早寝したので6時前に目が覚めました。今日もいい天気だけど、部屋干しの一晩では洗濯物が全然乾かなくてヤバい。ドライヤーでなんとか着られるところまで乾かして朝食へ。この宿の朝食時間は8:00~9:30だったか…とにかく超ピンポイントな時間。
朝食会場のすぐ横にはプールがあり、プールサイドからはシェウキーヤの教会が見えました。 -
ビュッフェのパンや飲み物をテーブルに運んで食べようとしたら、10歳未満の少年がマシンガントークで卵料理のオーダーをとりに来てくれました。家族全員で力を合わせて経営している宿らしい。マルタでは働く子供を時々見かけましたが、皆しっかりしていました。
選択肢の中からチーズオムレツをオーダー。それだけでなくトーストも運んできてくれました。オムレツにはトロッとしたチーズが包まれていて美味しかったです。右の皿に乗っている薄いハムが絶品。サラミは脂がじわっと溶ける。市販のヨーグルトは甘くもったりして濃厚。
トーストがあると思わずに持ってきた、袋に入ったパンは食べきれなかったので非常食としてお持ち帰り。 -
静かな路地を歩いて教会へ。風が強く、半乾きで着ているカーディガンがよく乾きそう。
-
正面からだと逆光な上に見えなくなる部分が多くて、ずんぐりむっくりな感じに。大きな教会は大抵そうだけど、遠くから見た方が良いな。
この教会はChurch of St. John The Baptistというらしい。日本語だと聖ヨハネ浸礼教会かな。歩き方でも4トラでもノータッチですが、トリップアドバイザーではゴゾ島の名所 & 観光スポットで39件中5位です。 -
教会の正面は広場になっており、Hop onバスのバス停もあります。土産物屋も。
-
イチオシ
この時計は1時間進んでる。マルタのバスの車内時計も大抵1時間ずれていました。サマータイムのままになっているんだな。
-
教会の中は広くて白い。観光客の姿はありません。
-
入口は左右に2か所あるけど、片方は閉まっていました。強風でガタガタ言ってる。
-
来た道を歩いて、宿に帰りがてらヴィクトリア行きのバスの時間を確認。
今日の午前中はゴゾ島のどこかに観光に行くつもりだけど、どこに行こう。タ・ピーヌ教会に興味があったけど、シェウキーヤの教会で満足したから海を見に行こうかな。 -
9時半頃チェックアウトしてバス停へ。早く来すぎて直射日光と強風の中で10分以上立ち尽くし、今日も髪がバサバサ。9:47の301番バスはほぼ時間通りに来ましたが、満員だったようで手を挙げていたのに思いっきりスルーされました。ハアーーー?!!満員かもしれないけど私1人じゃん。ここであと1時間待てってか?!マルタのバスは満員だと乗車拒否されると聞いてはいたけど、自分がその目に遭うとくそむかつく。
目と鼻の先の宿(奥のピンクの建物)に戻って待とうかと思ったけど、どっちにしろ次のバスも満員なんじゃないか?1時間待った上にまた乗れないとか悪夢すぎる…。
ふと、さっき教会を見に行った時に別の路線のバス停を見つけていたことを思い出しました。そっちに行ってみよう。 -
裏通りのバス停に着くと、なんと次のバスが2分後(9:58)!1時間に1本しかないのに超ラッキー!これまたほぼ時間通りに来たバスは空いており、10分でヴィクトリアに着きました。
この2日間で学びました。港とヴィクトリアを最短で結ぶ301番線はどう考えても混雑するから避けるべきだ。狭いゴゾ島にはちょっと歩けば別の路線があるんだから、そっちを利用しましょう。 -
ヴィクトリアのバスターミナルには、なんと荷物を預ける所が無い!ええ~バックパック背負って観光かよ。アズールウインドウ行きのバスが10分後にあるけど、そっちに行くかヴィクトリアの大聖堂にリベンジするか迷う。
バス停に表示される行き先を眺めているうちに、10:30発のバスでマルサルフォルンに行こうと思い付きました。マルサルフォルンからは直でイムジャール港行きのバスが出てるし、そのルートならここで荷物を預けられなかったことはむしろラッキー。ソルトパン(塩田)を見てみたかったし、海を見てカフェに行って、それでゴゾ島観光はOKとしよう。 -
という訳で、20分後にマルサルフォルンの西の外れのXwienjiというバス停で降りました。ソルトパンは地図によるとここからさらに西(背後)、海沿いを歩いて500mくらいの所にあります。
-
この辺りの海はあまり綺麗じゃなく、枯れた笹の葉のような漂着物がどっさり打ち上げられていました。何だろう?
とりあえずあの岬の先端を目指して歩きます。 -
リゾート地のような雰囲気の建物があるけど、人気が殆ど無く静か。
-
岬の上の丘に登ったらソルトパンが見えるかと思ったけど、まだ先のようでした。
-
内陸の方にはなだらかな丘が続いています。
バックパックを背負ったまま観光していると、旅人感が出て気分的にナイス。 -
イチオシ
ふと岬の先端の方を振り返ったら、ソルトパン発見!
-
ソルトパンの写真で、あの特徴的な丘を向こう側から撮った構図を見た気がする。きっと私が目指すソルトパンはあの丘の向こうにあるんだろうな。
でもここまででいいや。ソルトパン自体は見られたし、この後マルサルフォルンの中心部まで歩いて戻らないとですしね。 -
港の先端の砦のような建物の先にも、ソルトパンが広がっていました。岩を削って作っているんだな。
-
下に降りられるようになっています。潮が満ちた時にここから水がまわって、天日で乾燥させるシステムらしい。夏は一滴も雨が降らないような気候のマルタでも、冬は雨が多いので塩作りはお休みするんだとか。
-
荒々しい岩肌の海岸。ここは漁港ではないけど、海と共に生きる人々の営みが感じられる眺めでした。
-
マルタの石材は蜂蜜色のマルタストーン一択。どこに行っても灰色の石とか全く見かけなかった。青空に映えてなんて可愛いんだろう!
-
海岸沿いを歩いてマルサルフォルンを目指す。
海岸には釣り人が沢山いました。かなり波が激しいけど釣れるのかな。 -
あっ、マルサルフォルン寄りの方にもソルトパンがあった。湾の向こうがさっき行ってきた岬。
-
海沿いには公園もありました。家族連れもいてのんびりした雰囲気。
-
直射日光の海岸線をひたすら歩くと、マルサルフォルンの湾が見えてきました。
-
遠くの丘の上に、腕を広げたキリスト像が見えるでしょうか。昨日ヴィクトリアの大城塞の上から見えたキリスト像だ!
-
岬から30分近く歩いて、漸くマルサルフォルンの中心部に辿り着きました。
-
地図によればマルサルフォルンの湾の一番凹んだ部分には川があって、内陸に向かって延びています。ところが実際に行ってみると、なんとその川には水が全く無い!例の笹の葉のような漂着物がびっしりと埋め尽くしていました。ええええええええ!!
-
そのまま真っ直ぐバス停へ。うーん…イムジャール港行きの次のバスは12:40、1時間以上も先だ。11:47にヴィクトリア行きのバスがあるからそっち経由で港に行こうかな。朝のバスは9:52に乗ったから、ギリギリ2時間以内で乗り継げそうだし。
と思って待っていたけど、ヴィクトリア行きのバスが時間を過ぎても全然来ない。2時間を超えるなら急ぐ意味もないので、やっぱり直接イムジャール港に行く322番バスを待つことにしよう。 -
そうと決まったら、カフェにでも行ってのんびり過ごすとするか。バス停から海の方へ向かってすぐの所にあった、スマイリーズレストランというお店に入りました。
-
いい感じに日陰のテラス席でカフェラテ(1.70EUR≒230円)を注文。メニューには1.80と書かれていたけど、何故か1.70しか請求されませんでした。
ちなみにテーブルの上にある石ころには席番号が書いてあります。レシート用のペーパーウェイトかな、なんとなくリゾート地らしい。
店員さんにWi-Fiが使えるか尋ねると、「テラス席ではIDが表示されないけど、店内で接続すればテラスでもそのまま使えるよ」と店内に案内してくれ、IDとパスワードが書かれた紙を見せてくれました。それを見ながら打ち込むも、アルファベットの書き方が独特で解読に苦戦(笑)店員さんに頼むと、日本語設定のままなのに『パスワードを表示する』『接続』を迷いなくタップしながら接続してくれました。凄い!
風が心地良いテラス席で美味しいカフェラテを飲みながら、のんびり日記を書きネットをして過ごしました。日陰でも寒くなく、とても快適。 -
イチオシ
テラス席から見る海が凄く綺麗に見えたので、もう一回海の近くに行ってみました。なあんかさっきより綺麗じゃない?昼だからかな。
マルサルフォルンには海の他に特に何がある訳でもないけど、のんびりしていていい感じの所でした。ゴゾ島にももっと長く滞在したかったなあ。
凄く穏やかな気分。今朝バスにスルーされた時も、ブチ切れ案件なのに実際はそれほど腹が立たなかった。運転手地獄に落ちろくらいは思ったけど…。
一人旅は誰かと話して気分転換をすることが出来ないことが多いので、何かあった時に切り替えられずに引き摺ってしまうことがあるけど、それが全くありませんでした。 -
マルタには、写真中央のような服のリサイクルボックスがあちこちにありました。
イムジャール港行きのバスは時間前に来ました。ここが始発のようです。 -
322番バスのルートには住宅街も多く、島の北東部を縦横に走りました。ゴゾ島の道は狭い上に路上駐車が多いので、対向車とすれ違えずに長いこと待ったりバックしたりすることもしばしば。運転手がバスを降りて、後ろの車に向かってもっと下がれと言いに行く場面もありました。
それにしても、Hop onバスの座席は凄く高い位置にあるんだなあ。大型バスの屋根ですもんね。 -
通常35分のところを45分かかってイムジャール港に着きました。
ゴゾチャンネルのフェリーチケットは往復分で4.65EUR(約628円)。窓口で、1人分ならカード不可だと言われてしまいました。何それそんなの初めて。 -
次の便は13:30発ね…って今29分やんけ!!走ってフェリーへ。間に合って良かった~。しかし慌てて乗り込んでもなかなか出発しないのだった。マルタの乗り物はバスでも何でも大体遅れる。
-
今回は船室で過ごそうかとも思ったけど、酔いそうなのでやっぱり外へ。
-
昨日とは反対側が見える方のベンチに座り、コミノ島を眺める。
-
思ったよりも大きな島だと思いました。あの島のビーチは、船が宙に浮かんで見えるくらい綺麗らしい。
-
14時前にはチェルケウア港に到着。
-
14:10発のバスでヴァレッタへ。
-
ヴァレッタ行きのバスはエアコン利き過ぎで寒く、バックパックからライトダウンを出し体に掛けて耐えました。モスタドームを見るチャンスだったけど、うっかり反対側の席に座ってしまった。
水道橋のようなアーチの一つ一つを駐車スペースにしている建物。便利~。 -
1時間半もかかってヴァレッタに到着。改めて考えてみると、45分+1時間半もバスに乗って1.50EURって超激安ですよね。
バスでヴァレッタに入る時に必ず通るPorte des Bombes、凱旋門。 -
バスを降りても車内と同じくらい寒くてびっくり。もう夕方だな。
今日もヴァレッタに来ました。ここまで来ると、街に入らずにはいられない。 -
カルカーラへの移動は、バスではなくスリーシティーズ行きのフェリーと徒歩にするつもり。でもその前にヴァレッタで食事を摂っていきたいな、カルカーラには殆どレストランが無さそうだから。
-
私は結局ヴァレッタ観光に一日を裂く日は作れず、毎日ちょこちょこっと来ては散策している感じでした。
各地の巨石神殿からの出土物が展示されている、国立考古学博物館。 -
今日もいた人気の路上ミュージシャン。
-
ヴァレッタの中心部でも、路地に入ると意外にシャッター通り。この日が土曜日だから営業してないだけかもしれないけど。
しかしマルタでは「FOR SALE(売ります)」「TO LET(貸します)」と書かれた建物をあちこちで見かけました。 -
今日は朝からずっとフライドチキンが食べたい気分。郊外をバスで走っていて、あちこちでフライドチキンのチェーン店を見かけたからというのもありますが、そもそも旅行前からケンタッキーに行きたかったんだ。欲を言えばチキンよりもフライドラビットを食べてみたいけど。
ヴァレッタには残念ながら、郊外で見たようなローカルなチェーン店は無さそう。レストランのメニューを見てもウサギのフライは無いなあ…。そもそもバックパックを背負って気軽に入れそうなお店というのがなかなか無い。背負ってなくても度胸が無くてなかなか入れないのに。 -
諦めてスリーシティーズへ向かうことにしました。フェリー乗り場の案内板に従って海の方へ。
-
置物かと思うくらい良い所でじっとしている三毛猫。
-
門を潜るとそこがアッパーバラッカガーデンでした。
-
スリーシティーズを眺める観光客が沢山。
-
なんとか隙間を見つけて、私も景色を眺める。
こちらに突き出ているのはセングレア。 -
右の要塞がヴィットリオーザで、私が泊まるカルカーラはその左の辺り。
-
アッパーバラッカガーデンの奥に、バラッカリフトという港に下りられるエレベーターがありました。下り無料上り1EURだけど下にも係員はおらず、もしかしたら今は無料で乗れるのかも。
-
面白い所に付いてるエレベーターでしょう。
-
看板に従ってフェリー乗り場へ。
-
フェリー乗り場へ歩いていく人達に、手漕ぎボートの船頭が「ヴィットリオーザ?」と声を掛けていました。スリーシティーズのフェリー乗り場からカルカーラは結構遠いので私も乗りたかったけど、カルカーラがボートで上陸出来るような所なのか分からないので諦める。
私はカルカーラの事前情報を全く持っていません。空港への交通の便がそこそこいい場所で、眺望の良い宿がお手頃価格だったから選んだだけ。ヴァレッタの宿はどこも高すぎてとても無理でした。 -
ヴァレッタ~スリーシティーズのフェリー乗り場。スリーマ~ヴァレッタの乗り場と同じような感じです。
-
運行間隔も時間帯も、運賃(片道1.50EUR、往復2.80EUR)も同じ。
-
船の形も同じでした。16:15発のフェリーに乗船。
-
ヴィットリオーザの先端にある、聖アンジェロ砦。
-
イチオシ
ヴィットリオーザの海事博物館と、聖ローレンス教会。
-
沢山のクルーザーが、巨大なブイに繋げられています。
-
一面船だらけ。
-
フェリーはセングレアとヴィットリオーザの間を通り、入り江にあるコスピークワへ。
-
10分弱で、コスピークワのフェリー乗り場に着きました。
-
カヌーに乗ってボールをパドルで操る競技をしている人達が、フェリーのすぐ傍を通り抜けていきました。どういうスポーツなんだろう?水球のカヌー版みたいな。
調べてみたら、カヌーポロという競技のようです。 -
スリーマフェリーとスリーシティーズフェリーの航路。
-
さてここからが大変なんだ。地図を見ながらカルカーラを目指さねば。
-
港から上の車道に出るのにも一苦労。途中に階段とか無かったので、ひたすら遠回りをして廻り込みました。
-
コスピークワも坂が多い。そして確かにヴァレッタより古そうな街並みに満足。
-
聖ヨハネ騎士団がマルタ島に来て真っ先に町を造ったのが、天然の要塞のような地形であるスリーシティーズです。
-
かなり坂を上って開けた所に出ました。
-
面白いカフェ!
-
ヴィットリオーザを横目に、ひたすらカルカーラを目指して歩く。
-
カルカーラの入口。
-
アーチの先には、小ぢんまりとした入り江がありました。コスピークワのフェリー乗り場からここまでは15分くらい。
-
イチオシ
湾の向こうに見えるのが私が予約してる宿だ!写真左寄りの、赤い出窓の建物。
-
静かな漁村です。動いている船は既に無い。
-
テイクアウトのお店を発見。よし、最低限今夜のご飯の当ては出来た。他にお店が無かったら今日の夕食はここにしよう。
と思ったら、カルカーラで私が見つけた飲食店は本当にここだけでした。 -
海沿いに公園があって、長閑な雰囲気。
-
湾の一番深い所にバス停があり、その近くに大きな教会がありました。聖ヨセフ教会。
-
カルカーラの端っこにあった私の宿、ヴィラ・デル・ポルト。
-
旅行出発の1週間前に、Hotels.comのメールフォームを通してこの宿からメッセージが届きました。そのメールには建物の入口の暗証番号と、地階エレベーター前の金庫のダイヤル番号と共に、「金庫の中の封筒に部屋の鍵と滞在中の案内を入れておくので、自分で開けて自由にチェックインして下さい」と書かれていました。何それRPGみたいで超楽しい!
わくわくしながら建物に入り金庫を開けると、中には4通の封筒が並べて入れてありました。自分の名前が書いてある封筒を取って、部屋へ。 -
Hotels.comで予約して、朝食バストイレ付き環境税込みで45.50EUR(6,173円)。
ここへ着く前は、「チェックイン方法からして宿にスタッフがいないっぽいのに朝食付きとは?近くのカフェの利用券が貰えるとかなのかな(実際はカルカーラにカフェなんて無かったけど)?」と謎に思っていましたが、封筒に入っていた案内には「朝食は屋上で」と書かれていました。
もう1つ謎なことに、私の予約は宿泊費現地払いなんだよな。どうするんだろう?まあ朝食を用意してくれるスタッフがいるなら何とかなるか。 -
部屋は狭いけど設備が整っています。狭すぎてこのタオル籠を置く所が無く、ベッドの横に転がしてたけど。
-
イチオシ
2階(日本でいう3階)の窓からの眺めは最高!
-
イチオシ
隣のヴィットリオーザに夕日が沈むところでした。
-
荷物を置いたら宿を出て、聖ヨセフ教会に行ってみました。観光客が来るような教会じゃないので、他のマルタの教会みたいにキラキラではないけど白くて広くて綺麗。
-
というかそもそもカルカーラ自体が観光客が来るところじゃないようだ。スリーシティーズの目と鼻の先なのに。
営業してる飲食店はさっきの1か所だけだし、商店も地元の人向けのパン屋と雑貨屋を兼ねた1か所だけ。宿泊施設も、少なくとも海沿いにあるのは私が泊まっている所だけです。
のんびりした雰囲気で凄くいい。マルタだけで3つの町に泊まりましたが、色々な所に滞在できて良かったです。 -
という訳で、カルカーラ唯一の飲食店へ。外に張り出されているメニューを見ると、ピザやハンバーガーやラップサンド、チキン類といったファストフード類全般を扱うお店のようです。どのメニューも大体チップスが付いて6EUR前後と安い。品数の多いメニューをじっくり読んで、フライドチキンを探す。フライドチキンフライドチキン…ドラムスティックとかフィレとか書いてあるだけで、調理法が書いてないのでいまいち判断できない。フライドチキンが無かったら妥協してチキンナゲットでもいいか…お店の外に出てきた店員さんを捉まえてメニューを指し、フライドチキンはどれかと尋ねると、デイリーフレッシュチキン&チップス(5.50EUR≒743円)というメニューがフライドチキン(にも出来る?)と教えてくれました。よっしゃーそうと分かれば店内へ。レジを担当していた少年の店員さんにそれをオーダーすると、さっきの店員さんに45分くらいかかるけどいいかと訊かれました。ええっそんなに揚げるのに時間がかかるの?!でもいいよ、待つよ。
厨房では数人のスタッフが慌ただしく働いていて忙しそう。っていうか厨房の店員さん、私からは死角になる位置から揚げ物を指で摘まんでは網に上げてるけど、まさか揚げ油から素手で取り上げてるんじゃないよな…?! -
イチオシ
時間になったら戻ってくればいいそうなので外へ出て、ベンチに座って海を眺めながら日記を書きました。初めは明るかったけど、座っているうちに周りがすっかり暗くなってきた。
-
イチオシ
料理を受け取ったら速攻宿に帰りたいので、夜景観光を済ましておく。聖ヨセフ教会、ライトアップした方が素敵な屋根!
-
そろそろ時間になったのでお店に行き店内の椅子で暫く待っていると、店員さんが改めてオーダーを取ってくれました。っていうか通ってなかったんかい!私の料理が出来るまでが45分なのではなく、既に入っているオーダーを捌いて注文を受けられるようになるまでが45分だったようです。なんかデジャビュだな、いつどこでか忘れたけど前にも旅先でこういう事があった。(追記:グラナダでした)
改めて注文してお会計。レジ越しに見えた厨房の台の上には、出来上がったばかりらしい凄い数のお弁当が並べられていました。
再び椅子に座って待っていると、レジの方から滅茶苦茶頻繁に「ハローヴィリーズ(お店の名前のようだ)」と電話に出る声が聞こえてくる。凄い人気店なんですね。ライバル店が無いせいもあるかもしれませんが、期待できそう。
レジを離れ私の隣でスマホゲームをしていた少年店員さんが運んで来てくれたお弁当は、巨大でずっしり!袋も無いのでそのまま抱えて急いで宿へ。冷めないうちに食べたい!そういえば今日は昼を食べ損ねてたわ。
歩きながらお弁当の蓋をちょっと開けて中身をチラ見しつつ、宿に着いたらまずシャワーを浴びたいところだけど今はそんな事をしている場合じゃない。手足だけ慌ただしく洗って速攻頂く。豪快に齧り付くと、チキンの表面がパリパリ!衣は無しで素揚げの状態。2ピースに切られているかと思ったら、繋がっていて丸ごと半身揚げでした。うまっ!しかしポテトもチキンもほぼ味付け無しで素材の味。店のカウンターに色々調味料あったもんな、ここもイギリス流なんだ。塩が欲しくなりましたが、それでもバクバク食べて満足。フォークが無いのでサラダも指で摘まんで頂きました。 -
ヴィラ・デル・ポルトのテレビは電源を入れると表示される最初の画面から動かせなくて見られず、コーヒーがくそ不味く、シャワーブースの扉の立て付けが悪くて閉められませんでした。良い所も悪い所もある宿。
帰国まで48時間を切り、漸くエミレーツ航空のオンラインチェックインが出来るようになったのでスマホで格闘。スマホの表示だとバグなのか進められない部分があったので、PC表示に切り替えてなんとか済ます。
この夜はなかなか寝付けませんでした。明日は早朝からマルサシュロックに行くつもりだから早く寝ないと。7:30からの朝食を摂ってから出掛けてマルサシュロックを観光して、11時のチェックアウトの前にこの宿に戻って来ないといけないんだ。カルカーラからマルサシュロックへは、パオラという町でバスを乗り換え。マルサシュロックの日曜朝市が始まるのは9時頃で、10時半前くらいまでにカルカーラに戻らないといけないから…
考えているうちに不安になり、スマホを開いてバスの時間を改めて確認。するとなんと、日曜の朝はパオラ経由のバスが無いことが発覚しました。ええーっ!不覚!マルタのバスって意外と平日でも土日でも本数が変わらないことが多いから、油断してた。パオラ経由が使えないとなると一旦ヴァレッタに行かないといけない。朝食を食べてから8時のバスでヴァレッタに行って乗り換えるとすると、マルサシュロックの滞在時間が30分しか取れない!日曜の朝市は只でさえ帰りのバスが混むらしいし、乗れなかったらアウト。その場合にタクシーが都合よく捉まるか分からないし、マルサシュロックの為に20~30EUR払うのも…。そこまでするならカルカーラから往復タクシーにしたいけど、カルカーラでタクシーなんて一切見てないぞ。宿にスタッフがいないから呼んで貰うことも出来ないし。Uberについてもっと調べておくべきだったか…。
朝食を諦めてチェックアウトも済ませて早朝に出掛ければ行けなくもないかもしれないけど、激混みの日曜マルサシュロック往復バスにバックパック背負ってとか無謀だろう。ヴァレッタのバスターミナルには手荷物預かり所とか無かったと思うし。それに明日は13時前には空港に行かないとだから、劇的に猶予が延びる訳でもない。そもそも宿の朝食は旅の楽しみの1つなので、スキップしたくない。
どうやらマルサシュロックは諦めるしかないようだ。かなり楽しみにしている場所だったので、まさか行けない展開になるとは思わなかった。時刻表の罠にもう少し早く気付いていれば、今日までのどこかで時間を作って行ったのになあ。うーん、明日の午前中は代わりにスリーシティーズを散策するか…。ここカルカーラにもマルサシュロック名物の目の付いた小舟、ルッツはありますからね。…でもマルサシュロックの緑色の海、見たかったなあ…。
この夜は結局、日付が変わる頃まで寝付けませんでした。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
マルタ・キプロス
-
前の旅行記
マルタ・キプロス3(マルタ②)スリーマ、ヴァレッタ、ヴィクトリア
2017/11/03~
ゴゾ島
-
次の旅行記
マルタ・キプロス5(マルタ~ラルナカ)カルカーラ、ヴィットリオーザ、ヴァレッタ、ラルナカ
2017/11/05~
ラルナカ
-
マルタ・キプロス 1(成田~マルタ)スリーマ、ヴァレッタ
2017/10/31~
ヴァレッタ
-
マルタ・キプロス2(マルタ①)ブルーグロット、イムディーナ、ラバト、ヴァレッタ、スリーマ
2017/11/02~
青の洞門周辺
-
マルタ・キプロス3(マルタ②)スリーマ、ヴァレッタ、ヴィクトリア
2017/11/03~
ゴゾ島
-
マルタ・キプロス4(マルタ③)シェウキーヤ、マルサルフォルン、ヴァレッタ、カルカーラ
2017/11/04~
ゴゾ島
-
マルタ・キプロス5(マルタ~ラルナカ)カルカーラ、ヴィットリオーザ、ヴァレッタ、ラルナカ
2017/11/05~
ラルナカ
-
マルタ・キプロス6(ラルナカ~ニコシア~ラルナカ~羽田)
2017/11/06~
北キプロス
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ゴゾ島(マルタ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ マルタ・キプロス
0
99