2017/11/05 - 2017/11/05
2923位(同エリア8434件中)
アリヤンさん
2泊3日の「湯の峰温泉」と「熊野古道」を満喫しました。
今日はほぼ1日かけての伊賀忍者の里へ帰ります。
来た道と同じでは面白くないので、今日は少し違う道を紀伊半島を北上します。
和歌山、奈良、三重の「道の駅」をたどってのドライブは来る時と同じです。
多分20年ぶりくらいの国道3桁の走行です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
湯の峰温泉街、早朝の駐車場前です。
人通りも車通りもない静かなひなびた温泉町です。
この方向に進むと熊野本宮大社に着きます。 -
反対側。
この方向に行けば川湯温泉方面に行きます。 -
川湯温泉方面に向かいます。
新宮川沿いに国道168号線を東に進みます。 -
しばらく168号線を東に進み、今度は169号線に入り、北に進みます。
すると突然に「雷の滝」という看板に出会った。
名前が中々劇的なので、どんな滝かを見てみたくなった。
車を路肩に止めてこの滝を見学です。 -
細い滝がどうどうと流れ落ちています。
-
下の滝つぼをのぞき込むと、その水がいかに清いかが分かります。
ここは熊野灘に流れ込む新宮川の支流、北山川の渓谷です。 -
このような野性的なトンネルが次々と出てきます。
-
トンネルを抜けると「道の駅 おくとろ」だった。
-
なんと!
こんな山奥にもうすでに電気自動車の電気スタンドがあった。
初めて見たので、とても珍しかった。 -
イチオシ
こんなカッパの筏流しが迎えてくれました。
-
ところが、人影、車影も非常にまばらで、シンと静まり返っていました。
この道の駅はもう閉鎖されたのかなあ? -
静かな道の駅を見て回ります。
そして、ここ北山村が三重県内にある日本唯一の「飛び地」村であることを知りました。
ワレワレはもうすでに三重県か奈良県に入っている、と思っていましたが、また和歌山県に入りました。 -
道の駅の展示場の張り紙を見て、この静けさの秘密が分かりました。
つまり、この道の駅は土、日、休日は休館日だったのです。
普通、土、日、休日はお土産屋さんのかき入れ時だと思うのですが、訪れる人が少ないのか?
そうすると、土、日、休日以外の平日のほうが人出があるのかなあ?? -
よく分からない「ニッポン唯一の飛び地、北山村」の「道の駅 おくとろでした」。
-
道の駅のとなりにホテルがあり、その横にヤマザキパン屋のコンビニがあったので、なにかお土産になるものでもないか、と入ってみた。
ジャバラ(邪払)という名前の付いた商品がいっぱいありました。
「じゃばら」とは?
じゃばらゆずやカボスのような高酸柑橘で、福田国三により種苗登録された北山村特産の柑橘。世界でも北山村でしか生産されていない。1975年当時は北山村を救う産物になりうると福田と村が協力し特産品化に努めたが、思うように需要が伸びず、毎年赤字を重ねるお荷物産業となっていた。合併が現実化するなか、村は最後の手段として2001年1月に楽天市場に出店。出店後、かねてから噂のあった「じゃばらが花粉症に効く」ことを検証するため、ネット上で花粉症効用調査1000人モニターを実施。数日で10000人を超えるモニターの申し込みがあった。このモニター調査の結果で47%の人から効果があったと報告があり、じゃばらの需要が伸びるきっかけとなった。花粉症効果で2000年度まで2500万円前後の年間売上が、2001年度で5000万円、2002年度で1億円、2005年度には2億2000万円と2億円を突破し、村の基幹産業として成長を遂げている。
(ウィキペディアより抜粋)
ということで、ワタクシはジャバラ飴をドライブの友とした。 -
なんと和歌山県「北山村」は奈良県と三重県に囲まれたところに在ります。
この観光案内板で大発見しました。
なんと、「丸山千枚田」がすぐそばにあるではアリマセンカ!!
今までアジア各国の棚田ばかり見てきたのですが、日本にもこの有名な丸山千枚田があったのです。
あることは知っていましたが、どこにあるのか?真剣に調べたことはありませんでした。
我が足元の三重県にあった、とは! -
この道の駅 おくとろからたったの15km。
今度機会があったら、自転車で来てみたい! -
北山川は筏流しでも有名らしい。
今まで「筏流し」は竹製とばかり思っていましたが、このような太い丸太の筏なのです。
筏流しには今まで乗ったことが無いので、無知でした。
タビはヒトに新しい知識をもたらすものです。 -
ダムでできた人造湖みたいな川沿いに169号線をさらに北上すると、「道の駅 上北山」だ。
-
北山川を挟んで向こう岸に「上北山温泉 薬師湯」がある。
ちょうど道の駅の対面にあり、道の駅で止まったついでに入れる。
以前、大台ケ原にハイキングによく行っていた時この道の駅で一服するついでに、この温泉に浸かったことがあった。
ワレワレ夫婦の意見だが、当時を振り返って「別に大したお風呂ではなかったなあ~」だった。
まあ、印象に残るほどの湯質でもなかった、ということだろう。 -
道の駅の売店。
紀伊半島山中なので、吉野杉とか檜製品がめだった。 -
別段目を引く産物はなかったが、これには驚いた。
この近くの広大なダム湖で釣り上げられたブラックバスの巨大さだ。
写真パネルでの展示だったが、これが長さ最大70cmのブラックバス。 -
イチオシ
こちらは最重量6.6kgのブラックバス。
ブラックバスがこんなに大きくなるものとは考えもしていなかったので、ホント、驚きました。 -
169号線をさらに北上。
トンネルをいくつも抜けると、突然に「道の駅 杉の湯川上」が出てきて、その隣の川上村役場前がお祭りのような賑わいだった。 -
ガードマンが道沿いに並んでいて、車進入禁止を呼び掛けていた。
車を駐車する場所がないのでそのまま進んでいたら、肝心のお祭り騒ぎの場所を過ぎてしまった。
ちょっと横に寄せてガードマンに聞いたところ、トンネル横に駐車場があるらしい。
ガードマンの指示通りにソロソロと進むと、トンネル横、ダム湖沿いに伸びる住宅街ヨコに細長い駐車場があった。
そこからにぎやかな道の駅あたりまでに出るには、このような遊歩道を歩いて行かねばなりませんでした。 -
遊歩道の下には大きなダム湖が横たわっている。
対面の山肌はまだ錦色までには染まっていません。
駐車場沿いの住宅はどれも新しい建物です。 -
広大なダム湖の周辺にへばりついて見える旧道、一部水に浸かっている。
これを見て、ワレワレ、記憶がよみがえってきました。
30年くらい前に通った時は、あのへばりついた道が通行路だった。
当時はダム建設中で、このあたりの集落が近い将来湖底に沈む、なんて看板があったように思う。 -
「道の駅 杉の湯川上」は小さいもので、小さなおみやげ屋があるくらいだ。
その隣に「杉の湯 ホテル」がド~ンと立っており、道の駅の存在感が薄い。 -
イチオシ
そのホテルに隣接するのが「川上村 村役場」でこちらはホテル以上に立派。
役場前広場は国道に沿って「ウナギの寝床状」に横に長い。
そこで川上村の「ふるさと市場」が催されるらしい。
しかも毎月4~5回なのだ。 -
今日はふるさと市場の日なのか?村の秋祭りなのか?
異様に人出がすごいのです。 -
いろんあ屋台もでており、村人が出している屋台もある。
端から端まで一巡してみて回り、この豚汁が良さそうだったので味わってみた。
地元民らしい人たちがやっていて、好印象だった。
日本中のどこの田舎でも秋祭りや文化祭で地元民がやる屋台の種類だ。 -
この村の歴史上有名な人の紹介もあった。
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香具師の屋台も出ている。
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役場前では特設ステージが設けられ、すでに村のお年寄りが多く座っていた。
何をやるのか?
すると、ステージから大正琴の演奏が聞こえてきた。
演奏者はこれまたお年寄りのレディーたち。
これで納得。
今日は村の文化祭か農業祭なのだろう。
なんともほほ笑ましい~ -
イチオシ
ダム湖と化した川を見て、遠く昔に通った国道を見て、この高台に並ぶ新しい住宅群を見て、かつてのニッポンの高度成長時代の思いにふける道の駅であった。
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青い線が「湯の峰温泉と熊野古道」⇒「伊賀忍者の里」への復路、です。
黄色い線は往路でした。
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