2017/12/05 - 2017/12/05
118位(同エリア244件中)
アリヤンさん
ホンモノの熊野古道を最近歩いてきた。
かねてより大和路、初瀬路、伊勢路などのホンモノの古道をたどってみたい、と思っていた。
サイクリングをしていると、国道などの主要道路を走るのがこわいのです。
特に3桁の国道は自転車が走るスペースが皆無に等しい。
だから、アブナイのです。コワイのです。
それで自然と細く古い道を選んで走る場合が多い。
旧道、古道の研究をしていて、選んでよく走っていた細い古い道が、まさにその昔(明治、江戸、室町時代、時々平城平安時代)から旅人たちが歩いていた道だったことを発見しています。
そう、手甲脚絆で歩いていた道が現代に生きているのです。
(その多くがもう失われていますが)
今回は室生から名張まで走ってみた。
走る、というより、ウロウロしながら走った。
古道のロマンを感じながら、、、、
*なお「移動手段」の選択に「自転車」がなかったので仕方なく「バイク」を選択しています。英語ではバイクは「自転車」なのでモーターサイクルではありません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- バイク
-
今回は三重県の初瀬路探索ですので、奈良・三重の県境にある「道の駅 宇陀路室生」がスタート地点です。
ここより国道165号線を東に進みます。 -
「道の駅 宇陀路室生」は奈良県なので入り口には「せんとくん」が立っていました。
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走ってすぐに三重県です。
ご覧の通り、サイクリストにはスペースがありません。
グローバルスタンダードからいえば、先進国とは全く言えません。
自転車のバックには点滅灯を光らせているので、追い越す車はたいてい気づいてくれます。
でも、スピードを落とさずすぐそばを通る車も時にはあるので、その時はヒヤリとします。 -
三重県サイドで最初の初瀬路の痕跡エビデンスは、名張動物霊園の手前に突然現れます。
余りに狭い小さな脇道なので自転車でも気が付きませんでした。
最初気が付かずに動物霊園まで行ってしまい、持参の「初瀬路」案内書を見直して少し戻り発見。
車の往来が多いので国道を横切るのに苦労した。
この脇道を一気に登ろうとして転倒。
危うく後頭部をコンクリに打ち付けそうになったのをクリア!
おかげでクビが痛くなった。
ホンモノの初瀬路探索しょっぱなから、首が痛い。。。 -
落ち葉でおおわれた脇道を上ると「牛飼地蔵」が静かに立っていました。
元文5年(1740年)と刻まれているらしい。
つまり約280年くらい昔に作られたお地蔵さんです。
(素人の当方がいくら丹念に地蔵を調べてもその建造年代はどこにも判読できなかった) -
そばの国道の喧騒は全く聞こえず、シンとした異次元の世界をこのお地蔵さんは作り出しています。
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その奥に目をやると、卒塔婆が林立しているスペースが広がっていました。
いつの時代のものか?
江戸時代からのものもあるものと推測されます。
真っ暗な夜中にこのスペースに出くわしたら、さぞかしコワ~イだろう。 -
お地蔵さんのまわりはこのような落ち葉の絨毯で覆われており、深秋を味わわせてくれます。
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宇陀川沿いに少し東に進むと明治14年建立の「唐崖修理碑」を左手に発見。
このあたりには大きな岩が張り出していて大変危険な箇所だったらしい。 -
さらに東へ進むと対岸に「三太夫」という炭火焼きのレストランが古くからある。
30数年前に三重県に移り住んだ当初は、夕方になるとかがり火を焚くなんとも情緒ある良いレストランだなあ、っとずっと思っていました。
今回初めて知りました。
この阿清水橋を渡った先に伊賀忍者・百地三太夫の住んだ屋敷があった、とのこと。
やっと、この「三太夫」という名のレストランの由来を知った今日でした。
滝口という地区に今でも百地三太夫の屋敷跡があるらしい。
百地砦が伊賀市の山中にあり、サイクリングで訪れたことはあったが、ここに住まいがあったとは、、、 -
レストラン「三太夫」の入り口。
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かなり奥にレストラン。
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入り口付近のディスプレイ。
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165号線に戻り慶応年間(1800年代)に建立されたという石碑3体を探すも、深い雑草に覆われて何度ウロウロさせられた。
何度も本を見て位置を確かめた。
ついに発見。
写真には2体しかないが、3体目は右側にあって余りに草が深くて非常に見えづらかった。
左から水神碑、鹿高(かたか)渠水碑、孝女碑(親孝行な娘)、と並んでいた。 -
これまた165号線からは見過ごしてしまう狭い隘路が左側に。
古道なのでこのように狭い通り。
昔ながらの旧家が並ぶ。 -
連子格子の旧家。
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小さな集落の真ん中あたりに番取山越えの道を発見。
江戸末期頃の街道は、こちらが本道だったらしい。
古道とはこんな山道が多い。 -
ホンモノの初瀬路古道沿いにあっただろう「秋葉大神」。
人のお家の入り口様なところを入って、人さまの民家の庭のような感じのところに、このうらびれた神社があった。
むかし、手甲脚絆の旅人たちはこの神社にもお参りをして道中安全を祈願したことだったろう。 -
本道の権現坂。
ここは険しい山道だったのだ。 -
権現坂わきのお地蔵様。
これは後世に新しく建立されたものだろう。
ホンモノのようなシブイ、ワビ・サビがない。 -
国道を横切って対面から見ると、先ほどの権現坂わきのお地蔵様はあのようなバラックに収まっていた。
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ストレートに走れば30分くらいの距離だった。
途中、北風強く非常に寒かった。
地蔵や石碑や初瀬路本道探しにウロウロさせられたので1時間はかかってしまった。
おまけに転倒するわ、手はかじかむわ、アラレは降り出すわ、大変でした。
でも、ホンモノの初瀬路を発見できた喜びはひとしおだった。
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