超広角レンズ片手に街歩き in 香港★2017　01　1-2日目【名古屋⇒HK】

2017/10/27 - 2017/10/29

いつもは大きな連休に海外渡航するけれど、2017年夏は夫の突然の海外出張が入って泣く泣くキャンセル⇒国内旅行になったため、予定していたマイル数に微妙に届かなくなってしまい、SFC修行のために香港に行くことになった。
夫の道楽を補填するだけの旅(笑。
GWに行ったサムイ旅行の6時間トランジットに懲りて、申し込んだプライオリティパスが使えるのも楽しみだし、2年半ぶりの香港渡航ということもあり最近話題のフォトジェニックなスポットも増えているようなので、出発が待ち遠しかった。
香港は何度も行っているから今回は持って行くレンズを7-14ｍｍF2.8と15ｍｍF1.7の2本に絞っていつもと違う視点を探すことに。
2泊3日の短い香港旅がスタート♪

エリア 香港(香港)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

セントレアのラウンジはプライオリティパスが２ヶ所とも利用できるので両方のラウンジを覗いてから搭乗。
機内は満席じゃ無いけど割と埋まっていた。

中部国際空港セントレア 空港

機内食は海老ビクスソースのオムライス or 鶏の吹き寄せ丼。

そして13時過ぎに香港に到着。
天気は良好で七分袖がちょうどいいくらいの気温だったから、日本から着てきたトレンチコートがすぐに邪魔になった。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

今回は2泊3日の旅で滞在時間が短かいので時間を有効に使いたくて、SIMはAmazonで事前購入。
４日間有効の４GB対応プリペイドSIMで、私が購入した時のレート換算だと香港の空港で調達するよりも100円程お値打ちに入手することができた。
日本出発前に入れ替えておけば到着後直ぐに、特別な設定は必要なく電源を入れるだけで繋がる。

オクトパスカードに残高が残っていたから、そのままバス乗り場へ。
エアポートバス:A21に乗り込んでホテルがある九龍を目指す。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

今回宿泊したのはナッツフォードテラスのそばでとても便利な場所。
詳しい口コミは下記をご覧くださいませ。
http://4travel.jp/os_hotel_tips_each-12902189.html

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

バス停を降りてからスーツケースを引っ張って10分弱。
1階は日式居酒屋なので、中央奥のエレベーターから上階へ。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

フロント階で降りてチェックインを。
その際デポジットが徴収されるため、香港ドルで500HNドルもしくは日本円の1万円が必要になる。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

フロントの裏側は長方形の遊泳プールがあったけど、日が当たる場所にいると汗が滲むとはいえ季節は10月末。
さすがに閑散としていてカラスが水浴びをしているだけだった。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

隅には屋外シャワーが設置してあったので、暑い時期なら夫が利用してたはず(笑。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

カードキーを受け取って部屋へ。
第一印象は狭くて老朽化が進んでいるけど、きちんと掃除されていて使い勝手は良さそう。
予約サイトには冷蔵庫の有無が記載されていなかったので無いかも…と思ってたけど、冷蔵庫も室内金庫も使い捨てスリッパも置いてあった。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

デスクを兼ねた備え付けのテーブルは広くて便利。
電話の周辺にコンセントとUSBケーブルが直接差せる口があったけど、全体的にコンセント数が少ないのは不便だった。
あと床面積は写真で見えている範囲だけなので、持参した60Lのスーツケースはベッドの上でしか広げることが出来なかった。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

今回予約した部屋はスタンダードダブル。
部屋の大半を占領しているベッドは思いのほか広くて2台のセミダブルをつなげて1台のベッドにしているけど、そのことを忘れて腰かけると中央や端が板の様に硬くて驚いた。
ベッド右側の半透明パネルはサニタリールームになっていて…

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

居室の割にサニタリースペースが広く取ってあって、明るかった。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

アメニティは…ボディローション・シャンプー・コンディショナー・歯ブラシ・シャワーキャップとしっかり揃っていて、その他ティッシュBOXとドライヤーも置いてある。

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

シャワーは固定式だけど、湯量が豊富で熱いお湯がすぐに出た。
シャワースペースにも小窓があるので光はたっぷり♪

エースサイト ナッツフォード ホテル ホテル

荷物の整頓をしてから歩いて尖沙咀へ。
重慶マンションで両替を済ませた後、この香港旅でどうしても入手したい物があったので徒歩で“星光行“に向かった。

ネイザンロード 散歩・街歩き

しばらく台湾に行く機会が無さそうなのでもし香港で入手できるならと思い、著者のPepeさんに問合せたところ『ココなら取り扱っているかも…』と教えてもらった台湾系の書店：誠品書店で、目的の書籍を無事入手することが出来た♪

星光行 ショッピングセンター

誠品書店の大きな窓から大型船が見えたので急いで海側に出てみると、うっすらとオレンジ色に空が染まっていて何とも幻想的。

歩いてHOTEL近くまで戻り、一旦荷物を置いてから夜ゴハンに。
滞在日数が短いので、いつも以上に何を食べるか厳選する必要があるけど、HOTELから徒歩3分ほどのところに様々な口コミで見かけた“北京水餃”があったので、餃子好きの夫が即決。
ガラスの壁面には食べに来た有名人と店主との写真がズラリと飾られていた。

北京水餃店 中華

店内は狭くて満席だったけど、回転率の良さと相席で何とか座席を確保することが出来た。
地元客も多い反面、現地で働いてるっぽい日本人の姿もチラホラ。

北京水餃店 中華

Menu数が豊富なので迷う。

北京水餃店 中華

文字だけなので量が分からないけど…餃子のみのMenu。

北京水餃店 中華

【青島Beer（大)】30HNドル
Menuにビールの記載が無かったので尋ねてみたら「あるよ」と。
キリッと冷えたビールで乾杯♪

北京水餃店 中華

【五香牛肉飯（菜飯)】46HNドル
ごはん類は+2HNドルで菜飯に変更できる。
五香粉独特の香りが食欲をそそる、柔らかな牛肉がたっぷりと乗ったボリユームある一皿。
脂が多めだけどそれほど気にならなかった。
海藻が入った白濁スープが付いてきたけど、あっさりとして美味しかった。

北京水餃店 中華

【麻辣冷麺】46HNドル
たっぷりの肉味噌に赤・青唐辛子が入っていてパンチがある味。
食べているとついビールに手が伸びちゃう♪

北京水餃店 中華

【正宗北京水餃】42HNドル
正宗＝本物の・本場のという意味なので、一番ベーシックそうな水餃子をオーダーしてみた。
特大サイズの水餃子が8個も入っていて、中身は挽肉とニラが半々くらいでボリューム満点！
美味しいけど、香港の一皿の量が多いことを忘れていて全部食べきることが出来なかった。
合計：164HNドル。

北京水餃店 中華

周辺を散策し小腹を減らしてBarへ飲みに行くつもりが、あまりに満腹過ぎて2人とも飲む余力が無く、早めにHOTELに戻ることにした。

旅行2日目も朝からいい天気。
ナッツフォードテラスを1本下がった通りはウェディング街らしく、ショーウインドーには香港らしいデザインのドレスが目を惹く。

まずネイザンロード方面まで歩いて朝食を食べに行く。
香港の至るところで見かける竹の足場。
足場造りの専門業者が組み立てるとTVで観たことがあるけど…

地面との接地面を見てみると結構雑。

朝食に選んだのは10年ぶりの再訪になる“彌敦粥麺家“。

彌敦粥麺家 中華

ガラス扉から店内を覗くと、入口通路で数人席が空くのを待っていたので、私たちも慌てて列に並んだ。

彌敦粥麺家 中華

うなぎの寝床型の狭い店内は、地元の人と観光客で大混雑。

彌敦粥麺家 中華

しばらく待って相席で案内してもらえたので着席すると、日本語のMenuを持ってきてくれた。

彌敦粥麺家 中華

【雲呑麺】35HNドル
ぷりっぷりの蝦がギュッと詰まった雲呑が4個入っていて、スープはアッサリしているにも関わらずコクがあって美味しかった。

彌敦粥麺家 中華

【猪肝猪肚粥】43HNドル
豚レバーと豚ガツがゴロゴロ入ったお粥で、優しい味なのにとっても美味しい。
レバーは弾力があって食感が良く、ガツはぷるぷるでゼリーみたいな食感だった。
合計：78HNドル。

彌敦粥麺家 中華

最近話題のフォトジェニックなスポットを自分の目で確かめたくて、MTRで太古へ。
香港には似たような集合住宅が至るところにあるけれど、クオーリーベイの巨大集合住宅：益昌大廈は福昌楼・海景樓・海山樓・益昌樓・益發大厦の5つの建物がアルファベットのE文字型に並んでいる密集住宅ビルで、他にはない雰囲気がある。

太古は日本人が多く住むエリアで、懐かしい雰囲気も多く残っていて趣があった。
小さな電気屋の店先で店番をしていた猫を撫でてから、目的の建物入口を探す。

複数の建物が連立している中の1つ、益發大廈へ。
(※2018年1月以降、住民の生活に影響を及ぼすということで関係者以外、敷地への立入禁止が決定され、現在は撮影および見学不可)
普通の集合住宅入口なので人の出入りも多く、通路には住んでいる人しか利用しないような小さな店が幾つもあった。

通路の先は開けた場所になっていて、中央の広場を囲うように建物が建っておりアーケード付の商店街になっていた。
理髪店やペットショップなど小さな店がずっと続いている。
最近各所で取り上げられているのでもっと観光客だらけかと思いきや、私みたいにフォトジェニックを求めて来た観光客の姿が数組いるだけだった。

広場中央には高さ130㎝くらいのコンクリ製の大きな屋根付きの建物が鎮座していて、自撮りがしたい観光客が勝手によじ登っていた。
私たちはお邪魔している立場だから身勝手な振る舞いは失礼なので、そのままカメラを構えて見上げてみると…

超広角レンズを持ってきたので普通に撮れる♪
スマホのカメラでは画角が狭く感じると思うけど私は超広角レンズを、夫は魚眼レンズなので全然平気だった。
それにしても圧巻！！

香港はテラス部分を囲って居室を増やしているので妙に立体的。
そこがまた不思議な光景を生み出しているんだと思う。

ここ益發大廈がフォトジェニックといわれる所以は、向かいの康惠花園という建物がちょうど正面にあるので真上を見上げると空が狭くなり、こんなアングルを楽しめるから。

ビルとビルをつないでいる建物の1階は小さな商店があって、地元の買い物客でにぎわっていた。

隣の建物：海山樓にも立ち寄ってみる。
こちらの方が入口が広いけど…

中央の広場は若干狭くて、康惠花園が視界から見えない位置になるため…

残念ながらあの圧巻は再現できず。
そしてこちらの建物は益發大廈のような、ポイントになる赤や黄色の配色が無いので少し寂しい印象になった。
この後は飲茶ランチに。
続きは02へ。