超広角レンズ片手に街歩き in 香港★2017　02　2-3日目【HK⇒名古屋】

2017/10/27 - 2017/10/29

クオーリーベイの超集合住宅：益昌大厦を見学した後は、建物地下にある地元向けショッピングセンター：水族廣場内にある飲茶の店でランチを。
その後はトラムで上環まで移動して坂道を徘徊しながら、注目のウォ―ルアートを探したり文武廟善徳宮を参拝したけど、10月28日は重陽節という香港の祝日だったようでどこに行ってもいつも以上に人だらけ！
ヒルサイドエスカレーター付近はハロウィングッズを求める地元の人で溢れていて大混雑だった。
夜は以前から気になっていた蝦子撈麺が美味しいと有名な“劉森記麺家”で噂通りの濃厚さを味わった後は、バスでプロムナードまで戻って定番の夜景観賞に。
最近夫がハマっている生クラフトビールを取り扱うBarまで足を延ばして、香港の短い滞在に乾杯した。
(※益昌大厦は2018年1月以降、住民の生活に影響を及ぼすということで関係者以外、敷地への立入禁止が決定されたので現在は撮影および見学不可)

エリア 香港(香港)

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

せっかくクオーリーベイまで足を延ばしたので、この超集合住宅地下に広がっている水族廣場内でランチをすることに。　

ここの住人しか行かないようなローカルな飲茶店があったので、調べてみたら口コミも上々♪
ランチは“精點○”（Dimsum Master）に決定。

昼前だったで最初は空いていたけど、この後すぐに満席になった。

案内される途中に茶葉棚が見えたのでプーアル茶をオーダー。
次ぎ湯用のポットを最初から置いて行ってくれるので、好きなペースでお茶が飲めてよかった。

飲茶はオーダー表にチェックを入れてスタッフに渡すとワゴンで各テーブルに運んでくれる。

【香滑蒸腸粉】13HNドル
大根餅が食べたくて写真を見せたら「扱っていない」と断られたため、似たものを聞いたら、コチラを勧められた。
私が知ってる腸粉はぷるぷる系だから違うんじゃない？と不安になりながら待っていたところ、登場したのは外はカリッとしてるけど中はふわふわで大根餅っぽい食感♪
中身は角切りハム・砂肝・海老が入っていて食感が楽しめて、好みだけど甜麺醤をつけると美味しかった。

【淡水蝦餃皇】28HNドル
蝦がたっぷり入っていて、シットリした食感がたまらない。

【蟹米子焼賣皇（米編に子で一文字）】26HNドル
小蝦と豚肉がギッシリ詰まったジューシーな焼売。

【川汁金銭肚】26HNドル
オーダー表の上部にあった写真に惹かれて頼んでみたら、ハチノスと一緒に赤唐辛子が一緒に蒸してあって、辛くてスパイシーだけどシットリ柔らかく美味しかった。
脂ものっていて食べ応えがあるけど、ボリュームも凄い。
プーアル茶よりは、ビールと合わせたいおつまみ的な味だった(笑。
合計：130HNドル。

キングスロード沿いに面している海景樓と福昌樓。
正面から見ても緩やかな弧を描いているのがよくわかる。

海景樓と福昌樓の向かいにはトラム：柏架山道駅があるので、ここからのんびり香港島内を移動する。
2016年のお正月を迎えたときは北角に宿泊していたのでトラムばかり乗っていたけど、やっぱりトラムの雰囲気最高♪

2階へ行ってみると最前列が空いていたので、カメラを構えて高い位置からの街並みを楽しむ。
今日は香港の祝日だからいつも以上に人が多くてにぎやか。

前を走るトラムの最後尾から手を振る小学生の男の子がいて、結構長い距離を並走していたので、車体間隔が近づくと私のカメラを指さして「撮って」とアピール。
近づくたびに手を振ったりポーズを決めてくれていたけど、彼らの車両は○煥馬地行きだったから、とあるカーブで行き先が分かれるとき、一生懸命手を振り続けてくれて可愛かった。

私たちはトラムの上環（西港域）總駅で下車し、骨董品が集まる摩羅上街へ。
毛沢東を眺める男性。

キャット ストリート (摩羅上街) 散歩・街歩き

しばらく歩いて、太平山街にある真っ赤な外壁が特徴の百姓廟に到着した。

廣福義祠 (百姓廟) 史跡・遺跡

廟内は撮影禁止だけど、踊り場奥の小さなスペースが螺旋状線香を保管する場所になっていて、恐らくココで燃え尽きるのを待つ。
煙たいけれどいくつも連なる姿は圧巻だった。

廣福義祠 (百姓廟) 史跡・遺跡

続いてハリウッドロードにある文武廟善徳宮へ。

文武廟 寺院・教会

入口が3か所に分かれていたのでまずは向かって左の入口：文武廟へ。

文武廟 寺院・教会

文武廟はイギリスにより植民地化された後の1847年に中国人の実力家によって建てられた道教寺院で、文学の神：文昌帝君と三国志の関羽：関聖帝君が祀られていて結構広い。
天井に吊るされた螺旋状線香の煙と灯篭のぼんやりしたあかりが異空間を助長する。

文武廟 寺院・教会

中央の列聖宮は佛光普照が祀られた廟で、向かって左側の壁面は桃のイラストに【善】と書かれたものがびっしりと均等に配置されていた。
薄暗くて線香の煙が充満しているなか、地元の人々が代わる代わる熱心に祈りを捧げる姿がそこにあった。

文武廟 寺院・教会

観光客も多いけれど、香港最古の道教寺院なので地元信者も多く足を運ぶ。
一定の時間になると、溢れそうになる線香や蝋燭を回収する人が現れる。

文武廟 寺院・教会

ハリウッドロードの緩やかな坂を進んでいくと、最近話題のフォトジェニックなスポットが現れる。

ハリウッド・ロード（荷李活道）からキャット・ストリート（摩羅上街） 散歩・街歩き

この周辺一帯は店の壁面に様々なアーティストが作品を描いていて、それを探しながら散策・自撮りする人で人だかりが出来ていた。
こちらは実写風なタッチで描かれていた。

Elgin Street（伊利近街）にあるアートは大人な雰囲気。

伊利近街 散歩・街歩き

Peel Street（卑利街）は華やかさに満ちていた。

坂を下る途中の乾物屋さん前でくつろぐ猫。
この場所がお気に入りみたい。

下まで行って適当に歩いてから、再び市場が並ぶ坂を登って到着したのは…

Graham Street（嘉咸街）にある一番混んでいるウォールアート。
順番待ちが出来るくらい人気で道路にも人が溢れているため、時々通るTAXIが面倒臭そうにクラクションを鳴らしていた。

嘉咸街 散歩・街歩き

MTRの中環駅に向かう途中、目前に迫ったハロウィン用のグッズや衣装を求める人で大混雑の屋台街を通過し、一旦HOTELへ。

日が暮れてからバスに乗ってPei Ho Street Sham Shui Poで下車。

小さな屋台がいくつも並ぶ深水歩電脳街を散策がてら、夜ゴハンの店に向かう途中…

スマホショップで格好良い毛皮を持つ、鼻筋が通った可愛い猫に会った。
撫でると気持ち良さそうにしてくれたけど、猫の背後に【噛むので注意】と(笑。大人しくしてくれてて良かった。

電脳街を突っ切った奥に“劉森記麺家”がある。
私が行ったのは福榮街の店。

劉森記麺家 中華

うなぎの寝床式の小さな店は満席で相席必須。
行列が出来ていたけど回転率が良いのですぐに案内してもらえた。

劉森記麺家 中華

Menu。
この店は麺も具もスープもすべて自家製らしく地元の人に大人気だそう。
蝦子を使った麺が有名で、蝦子とは蝦の卵を乾燥させたふりかけのようなものらしい。

劉森記麺家 中華

【蝦子水餃○麺】42HNドル
【蝦子湯麺】32HNドル
私が頼んだのは汁無しの硬めの麺に蝦子がこれでもか！ってくらい贅沢に振りかけられていて、気を付けて食べないと噎せ返るくらい。麺の下には茹で青菜が敷いてあって、濃厚な蝦の香りとプチプチした食感が絶妙で蝦好きにはたまらない一皿だった♪
水餃子は大きなのが2個入っていて、蝦と木耳がたっぷりの具だくさん。
そして夫が頼んだスープ麺の方は、蝦ラーメンといった印象で濃厚さには欠けるけど食べやすい味だった。
蝦好きなら是非汁無し麺がお勧め。
合計：74HNドルだった。

劉森記麺家 中華

しばらく歩いて、深水歩欽州街から234ｘのバスに乗車し、終点の尖東○地道へ。
バスの２階から夜の香港を眺めると、改めて人だらけなのを実感する。

バス停から地下通路を通ってプロムナードを目指していると、香港返還20周年を祝うポスターが延々と続いていた。

ここに来るといつも、変わらない香港・変わっていく香港が交差しているように感じる。

チムサーチョイ プロムナード (尖沙咀東部海濱公園) 散歩・街歩き

今日は祝日の土曜日だから、どこもかしこも人だらけ。
時計台を通り過ぎて…

旧九龍駅時計台 (前九廣鐵路鐘楼、尖沙咀鐘楼) 建造物

最近夫がハマっているクラフト生ビールが飲める“KOWLOON TAPROOM”へ。
香港でもクラフトビールブームが来ているらしく、飲める店が増えているそう。
場所は九龍公園とペニンシュラホテルの間くらいにある路地裏で、周りも飲食店が多かった。

クーロン タップルーム バー

21：30頃到着したら満席で「カウンターでも良い？」と聞かれたので中へ。

クーロン タップルーム バー

クラシカルな雰囲気とキッチュなインテリアが小さな店によく似合っていて落ち着く。

クーロン タップルーム バー

カウンター奥には11種類のクラフトビールサーバーがあって、瓶タイプはもっと種類が揃っている。

クーロン タップルーム バー

Menu。

クーロン タップルーム バー

こちらはクラフトビールのMenu。
2種類のサイズから選ぶことが出来て、迷っているとアドバイスをくれるし、試飲もさせてくれた。

クーロン タップルーム バー

【Honkong beer.co】60HNドル（左）
【Lionrock Brewery】68HNドル（右）
夫が頼んだ左側は重たくて濃厚だけどとても香りが良く、私が頼んだ右側は飲みやすくて喉越しが良く、ビールが苦手な私も美味しく飲めた。

クーロン タップルーム バー

【Mozzarella Sticks】72HNドル
とろけないタイプのビヨーンと伸びるチーズが入った細巻揚げロール。衣にバジルが混ぜてあってお酒が進む。

クーロン タップルーム バー

【gwei.lo (Pale Ale)】60HNドル
夫がもう1杯頼んだのはフルーツ系の香りがするフレーバービール。
新しい感覚でこちらも美味しかった。
合計：306HNドル。
寒くもなく暑くもない過ごしやすさが心地よくて、夜風にあたりながら歩いてHOTELで戻った。

クーロン タップルーム バー

香港3日目の最終日。
午後便なのでいつもなら街中でブランチをするところだけど、今回はさっとHOTELを出発しエアポートバスで空港へ。

帰路の搭乗でSFC修行が完了するので、プライオリティパスだと入場できないラウンジに行ってみたくて早めに到着した。
シンガポール航空シルバークリスラウンジ ⇒タイ航空ロイヤルオーキッドラウンジ⇒ユナイテッド航空ユナイテッドクラブを巡って、今後の旅行のために視察（笑。
駆け足だったけど、それぞれに特色があって面白い。

タイ国際航空 ロイヤルオーキッドラウンジ 空港ラウンジ

帰国便は満席。

香港国際空港 (チェク ラップ コック空港) (HKG) 空港

機内食は、牛すき焼き or ポークのブレゼバジルクリームソース。

ただいま！

中部国際空港セントレア 空港