じじのインド旅　その８

2016/12/07 - 2016/12/14

　ビハール州の12月は、サトウキビと稲の収穫で田畑は大忙し。運搬脱穀の仕事は子供たちが担っている。竹網に稲穂をたたきつけ脱穀する。かなりン重労働である。
　パトナから５０kmあまり北にあるバイシャリという村も取り入れの真っ最中、この村は釈が布教の途上度々滞在した場所だ。重要な遺跡の一つでもある。
　紀元前３世紀、国内を統一したアショーカ王は仏教への信仰が厚く各地の釈迦の足跡に石柱を建設した。しかし、１３世紀、イスラム侵攻によってそれらの遺跡は破壊された。唯一この地バイシャリの石柱のみが完全な姿で残っている。離れた場所からもその姿が確認することができたが近寄って見ると、無残にも落書きの塔となっていた。近くに「レリックストーパ（舎利塔）」がある。お椀を伏せたような形のトタン屋根だ。ここから釈迦の遺骨の入った骨壺が発見されたという大発見の地だがまるで農機具小屋の状態に驚いた。
　ここから再び50ｋｍ程北に「ケーサリヤ」という村がある。この地はシャアが最後の旅の途中、村人を教化され「遺鉢」を残された場所で昔は立派な仏塔が建設されていたようだが、長い間に仏教はすたれ、土に埋もれてしまってた。1998年発掘が開始されたものの資金不足で途中で放置されたままになっている。全容が明らかになればインドネシアの「ボロブドゥール遺跡」より大きい規模の仏塔である。

エリア その他の都市(インド)

　通りを牛がかっぽ。神聖な牛だが痩せているね？。

　物乞いする親子が。

　遠足の小学生はいつもニコニコ。

　甘そうなお菓子が山積みに、食べてみた。甘すぎた。

　釈迦像があった。