じじのインド一人旅　その２

2016/12/07 - 2016/12/14

インド北東部ビハール州はネパールと国境を接するインドでも特に貧しい地方とガイドブックには書かれている。そこに釈迦の足跡が数々存在する。
　インドは近年すさまじい勢いで近代化に向けて発展を続けているといわてる。しかしそれはニューデリーやムンバイなどの限られた一部の都市に限られているようだ。
　インドへは成田からの直行便が便利だ。10時間余りのエコノミークラスは高齢にはこたえる。日本とインドには3時間30分の時差があり、デリー空港には深夜の到着となった。空港は真夜中でも大勢に人でごった返している。両替の窓口は大混雑だ。その原因は11月8日、モディ首相が突然の高額紙幣使用禁止を発表、同9日午前0時から使えなくなったという話である。長い列の順番を待ちながらようやく両替を済ませ、出口でキョロキョロ。約束のガイドをさがす。突然後方から声をかけられた。ラージュさんというガイドである。彼は挨拶もそこそこにスタスタと歩き出した。「ここで待ってて！」言い残して、突然見えなくなった。しばらくして「これ」と手渡されたのはミネラルウオーター。インドは水事情が大変悪い『10人中9人が下痢や腹痛あり』と、ガイドブックには」ある。ラージュさんは、気を利かせ水を用意してくれたのだった。
　夜間の高速道路はあまり照明はなく、危険がいっぱいだ。所々には横断歩道があることには驚いた。安宿での仮寝だがウェクアップまでの数時間熟睡したようだ。　　　つづく

エリア バナーラス (バラナシ)(インド)

ヒンドゥー教のお祈りは毎夜ガンジス川のほとり「ガート」と呼ばれる場所で5人の「僧」よって執り行われます。大変やかましいお祈りでした。