2017/08/14 - 2017/08/16
8位(同エリア69件中)
AandMさん
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2017年8月の夏休みを利用して北スカンジナビア半島をドライブ旅行しました。トロムソを起点にロフォーテン諸島、北部スウェーデン、フィンランドのラップランド、ヨーロッパ大陸の最北岬であるノールカップ、そして世界遺産になっている岩絵で有名なアルタを訪問しました。
8月14日~8月16日
北ノルウエー地方のサーメ人の町カラショックからE6を北上して、次の宿泊地である港町ホンニングスバーグを目指します。ホテルにチェックインしてE69号線の終点にある最北端岬のノールカップを訪問します。今回の旅行の主目的地の一つです。翌日はE69を南下してE6に入り、岩絵の町アルタを見学して宿泊後、E6を西に走って出発基点であるトロムソに戻ります。この間、2度のフェリー利用も含めて約1000 kmの走行距離です。長距離ですが、道路状況は良く、混んではいません。北ノルウエー海岸を走る道路やフェリーからの眺めは素晴らしいものでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 航空会社
- スカンジナビア航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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カラショクからE6を北に60km進むと、北極海に繋がる湾沿いの景色の良い場所にきました。ラクセルブ(Lakselv)の郊外でキャンプ場などがあります。ランチ場所に適当ですので、小休憩です。眺めの良いところに木製テーブルと椅子があります。
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空は澄み、雲が流れていました。夏のハイシーズンですが人影はありません。景色を独り占め感じです。
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駐車場脇に咲いていた花です。緯度が高くて気温も低い場所の花ですので、高山植物類と思われます。
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赤い実をつけた植物も茂っていました。草むらには、様々な可憐で美しい花が咲いています。
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E6を更に北上し、次の目的地のホンニングスボーグに向かいます。天候にも恵まれ、景色も美しく、車も快調に走ります。
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西に向かうE6と北に向かうE69の分岐点にあるガソリンスタンドで、コンビニもありますので小休憩です。ガソリン補給はクレジットカードでセルフで行います。
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E69を北上すると、険しい山々が海に迫り、絶壁沿いの道路やトンネルが増えてきました。ノールカップやホニングスボーグのあるマーゲロイ島(Island of Mageroya)とノルウエー本土は海底トンネルで繋がっています。長さが5km近くもある長いトンネルを通って島に渡ります。
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ホニングスボーグの町に到着しました。土産物を売るショップがあり、様々な国の国旗が掲げられていました。日の丸も含まれており、日本からの観光客が歓迎されていることが伺えます。
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港には船が停泊していました。ノルウエー最北の港で夏には沢山のクルーズ船訪問があります。ホニングスボーグは最北の町で、ノールカップ観光の主要宿泊地でもあります。
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観光案内書によればノールカップ博物館もありますので、行ってみることにしました。標識がありましたが、「博物館」の部分に?テープが張られていました。廃止されたのか?と思いましたが、別の場所に移動したとのことでした。
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港に近い場所に新しい博物館・美術館がありました。ホニングスボーグの歴史やこの地の生活の説明展示がありました。北極海漁業の拠点港として発展してきたことが分かります。
ノールカップ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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キルト風の絵も展示されていました。北ノルウエーの雰囲気が上手に描かれていると思います。
ノールカップ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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ボート展示です。以前はこのような小さなボート・ヨットで北極海で漁をしてたとのことですが、風と波が激しい北極海での漁業は大変であったろうと思われます。
ノールカップ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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北極海で採れる魚の展示です。カレイやサケのような美味しそうな魚が沢山取れるのに、ホテルレストランのメニューでは魚種類は多くありません。北スカンジナビア訪問で感じた疑問の一つです。
ノールカップ博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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博物館横は港で、停泊している船が窓から見えました。
ホニングスボーグからノールカップまで35kmですので、車なら1時間以内の距離です。天候も良好です。夕方でしたが夏なので日も長いので、ホテルチェックイン前にノールカップまで行ってみることにしました。 -
ノールカップに到着しました。前方の建物の向こう側に地球儀を象徴した有名なオブジェがあります。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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ノールカップの案内パンフレットです。施設案内などが書いてあります。日本語パンフレットは、なかったように思います。
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これがノールカップを象徴する地球儀オブジェです。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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ヨーロッパ最北の岬は絶壁で、はるか下方が北極海の海面になっています。307mの断崖です。
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岬の先端部に地球儀モニュメントがあります。訪問時は天候は良かったのですが、猛烈な風が吹いていました。
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この場所は記念撮影場所でもあります。強い風の中で観光客が入れ替わり立ち代わりで写真撮影をしていました。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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夕暮れのノールカップです。8月中旬ですが、風速10m/s以上の猛烈な風が吹いており、体感気温は0℃以下の感じでした。子供たちは吹き飛ばされそうでした。ウインドブレーカを着ていても10分程度で凍えそうになりました。暖房の効いた建物内に早々に移動しました。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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建物内から見たノールカップです。夕日は既に水平線の彼方に沈んでしまいました。
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建物内には土産物店、レストラン、ノールカップ関連の展示館など様々な施設があります。これはロビーにあったトロル人形です。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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地球儀モニュメントの東側にある母子の像です。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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母子象を囲むように円形の展示物がありました。世界角国の子供たちが集まって作った平和を願う展示物とのことです。
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日本の子供が作った展示物で「あゆみ」とひらがなで書かれています。ノールカップもそうですが、日本語が書かれた案内標識なども他の北欧地域で結構目にしました。
ノールカップホール 博物館・美術館・ギャラリー
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ノールカップ見学を終え、宿泊地ヘニングスボーグに戻ってきました。夜の8時過ぎですが、夏季で日が長いため明るく、遅くまで行動することができます。
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宿泊ホテルのスカンディク・ブリッゲンです。裏手の駐車場に車を止め、チェックインしました。
スカンディック ブリッゲン ホテル
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宿泊した部屋の窓から港が見えました。静かで落ち着いた部屋でした。
スカンディック ブリッゲン ホテル
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8月15日
曇りで、天候があまり良くありません。晴れれば再度ノールカップ訪問する予定でしたが、曇りでしたので急遽予定を変更してマーゲロイ島を探検することにしました。幾つかの最果ての場所まで車で行ってみることにしました。 -
地図を見るとマーゲロイ島の西端部まで道路があり、何とか車で行けそうです。35km程の距離です。このような道路をどんどん進んでみました。
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島々と港が見えてきました。家も結構あるようで、天候が良ければ入り江と島々からなる光景は、多分絶景だろうと思います。ここはグジェスバーエル(Gjesvaer)という漁村です。
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道路の終端部までやってきました。小高い丘になっています。
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道路の終点です。広場になっていますので、ユータンできます。車を降りて丘に登ってみました。
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半島の先端部に作りが美しい建物がありました。カフェレストランのようですが、客はいません。天候に恵まれればこのレストランからの景色は素晴らしいものと思われます。隠れた名所です。
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丘の下方には島々、港、瀟洒な家々が見えました。
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ズーッと向こうの小さな島には灯台もあり、なかなかの景観です。
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マーゲロイ島の別の道路の行き止まりまで行ってみました。ノールカップ近くの漁村スカルスバーグ(Skarsvag)です。観光客も訪れるようでツーリストセンターがあり、土産物も売っており、シーフードも味わえるようです。この地で採れる大きな蟹キングスクラブもメニューにありますが、訪問時は誰もいませんでした。
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ここは宿泊したホテルがあるホニングスボーグの町の東側の道路行き止まりにある漁村ノルドバーゲン(Nordvagen)です。
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道路の終端は大きな岩山になっています。ここが行き止まりの箇所です。
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道路終点の先は険しい岩山でした。
島の小さな道路の終点には、小さな漁村がありました。土産物店や小さなレストランもある漁村もありますので、時間があればリッチな魚介類などを味わうこともできると思います。大型観光地と違った別の興味深い体験ができるかも知れません。 -
ホニングスボーグのガソリンスタンドで車の燃料を満タンにして、次の目的地であるアルタを目指します。
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E69を南下します。トンネルや崖下道路が続きます。
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絶壁添いの道路で、海岸から波しぶきも上がってきていました。珍しいドライブ体験でした。
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崖下道路を進むとまたトンネルです。
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スカルバーグトンネル(Skarvberg Tunnel)で全長2980mあります。トンネル内で道路が曲がりくねっていますし、対面交通ですので、注意深い運転が要求されます。
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アルタへの途中で見かけたセルフ給油のガソリンスタンドです。クレジットカードで処理してからポンプの「ピストル」を使用するように、と書かれています。ガソリン給油ノズルのことを、「ピストル」と呼んでいるようです。新知識をゲットしました。
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E69からE6に入り、南西に100km進んでアルタの町に到着しました。町は1985年に世界遺産に登録された岩絵群があることで有名です。
これは、紀元前4200年から500年頃までに狩猟・漁撈民によって描かれた岩面刻画および岩陰彫刻群で、花崗岩の岩盤の上に刻まれたもので、これまでにおよそ20 - 40cm大のものが5000点以上発見されています。アルタのロック アート 史跡・遺跡
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岩絵群を見学するためには、このアルタ博物館を経由することが必要です。博物館の向こう側に岩絵群があります。1991年に出来た比較的新しい博物館です。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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入場料を払って博物館に入りました。レストランや土産物店が博物館に併設されています。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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博物館入場の際に頂いた案内パンフレットです。博物館の概要が説明されています。
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ニッポン語ガイドもありました。
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博物館の屋外ベランダが岩絵群見学の出発点になっています。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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博物館には岩絵の説明展示があります。事前に説明を読んでおけば、本物見学のときに役立つと思います。
なお岩絵の赤色は、岩絵が見やすいように近年に着色されたものです。アルタのロック アート 史跡・遺跡
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岩絵見学通路がしっかりと整備されていました。一周すると1時間以上かかります。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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西側の見学通路で最初に目にする岩絵です。紀元前に描かれたとは思えないくらいはっきりした痕跡が残っています。雨風に長年打たれ続けた割には、深い堀がしっかり残っていました。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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沢山の動物の岩絵で、この地に住んでいた人々の狩猟対象であったことが伺えます。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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岩絵群の直下には北極海に連なる入り江があります。海で魚類を、陸で狩猟を行いながら生活していたものと思われますが、ここは北極圏で極寒の地です。このような寒い場所で古代人類が好んで生活し続けたのかは、率直な疑問です。もっと温暖な場所は幾らでもあったはずです。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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この疑問には、トロムソ-オスロの飛行機内で隣席に座っていたノルウエー人の方が丁寧に解説してくれました。彼はアルタ出身とのことですので、間違いはないと思います。「トナカイがいるので、食料問題がなかったことが第1の理由だ」とのことでした。ラップランドの人々にとって、トナカイの重要性は格別のようです。
これは岩絵見学路の延長で、この先には赤絵具着色のない岩絵が沢山あります。アルタのロック アート 史跡・遺跡
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海岸の大きな岩にも絵が描かれていますが、立ち入り禁止になっていました。海岸の防護柵の設置が困難であることが理由のようです。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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着色のない岩絵です。見る方向を工夫しないと、岩絵模様が良く見えませんが、動物の絵がしっかりと描かれています。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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見学通路にユネスコ世界遺産であることを示す表示もありました。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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アルタ博物館には、岩絵関連の展示のほかに奇矯な動物モデルが展示されていました。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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昆虫と動物を合体させたモンスターです。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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博物館のベランダは眺めの良い場所で、ポカポカ陽気の日にはここで食事もできる様です。記念写真の撮影場所でもあります。
アルタのロック アート 史跡・遺跡
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博物館を後にして宿泊ホテルのスカンディック・アルタに到着しました。ホテル専用の駐車場が一杯だったため、公営パーキングに駐車するように勧められました。
公営パーキング機器には英語表示がなく、料金支払い法も分かりません。通りがかりの数名に助けを求めることで、やっと何とかなりました。ホテルフロントは海外観光客にそれ程親切ではないように思いました。 -
これがホテルフロントです。若い女性がチェックイン対応してくれましたが、英語が分かりつらく、それ程親切ではありませんでした。アルバイトさんだったようです。
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ホテルのベッドルームです。清潔で程々広く、快適に過ごせました。
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8月16日
朝食はビュッフェ形式でした。品数も豊富で、まあ満足レベルです。 -
アルタから次の目的地トロムソまではE6で300km程ですが、道路が入り組んだフィヨルドに沿っており、また途中で2度フェリー利用が入りますので、所要時間が6時間ほどかかります。
舗装道路で信号も殆どありませんし、混んでもいませんのでフィヨルド景色を楽しみながらマイペースで車を進めることができます。幸い天候も良く、快適な北ノルウエー海岸ドライブになりました。 -
トナカイ群団が道路を悠然と進んでいるのに出会いました。このような経験はこの地では多いようで、現地のドライバー達は群団が通り過ぎるのをノンビリと眺めています。
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トナカイには白っぽいものから黒っぽいトナカイまで多様であることも分かります。北スカンジナビアドライブならではの光景です。
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フィヨルド添いのくねくねで上り下りの多い道の途中には、景色の良い場所が沢山ありました。峠にあったパーキングスペースです。ベンチも整備されています。
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下方にはフィヨルドに浮かぶ島々があり、空気が澄んでいるためか遠方の雪に覆われた山々もしっかりと見ることができました。
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更にE6を進むと、雪に覆われた山が多くなってきました。
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E6の最初のフェリー乗り場Olderdalen Fergekaiです。地図上では91号線と書かれています。
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波止場の案内標識で、フェリー料金は乗船後に確実に支払って下さいと書いてあります。フェリー時刻表も見つかりませんでしたので、隣の車のドライバーに聞いてみました。ヘルシンキから車で来ているグループでしたが、親切に教えてくれました。30分程度の間隔で運転されているので、少し待てば乗船できるよ、とのことでした。
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間もなく到着したフェリーに車を乗り入れて、出発です。13km先の港Lyngseidetまで約1時間のフェリーの旅です。
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フィヨルドの見事な景色の連続で、とても楽しいファリー旅です。
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Lyngseidet港が見えてきました。
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前方の船が逆方向に向かうフェリーボートです。
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山間の小さな港町Lyngseidetに到着です。ここから91号線を西に進みます。
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急峻な山が迫る海岸沿いの道路91号線を進みます。前にスピードの遅いキャンピングカーがおり、道路幅も狭いので追い越しもできそうにないので、暫くは我慢の運転かなと思っていたら、すぐに次のフェリー乗り場に到着しました。
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91号線のファリー乗り場Svensby Fergekaiです。ここも待ち時間は、長くても30分程度です。
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フェリー乗り場の横にはツーリストインフォーメーションとトイレもありました。ただ、利用者は殆どありません。
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フェリーの中にはカフェテリアがあります。港までは20km程ですので、30分程の乗船時間がありますので、簡単な食事をとることもできます。
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フェリーはフィヨルドを横切ってBreivikeidet Fergekai港に向かいます。この港からトロムソまでは91号線からE6を経由して50km程ですので、1時間程度でトロムソ到着です。
このフィヨルドのフェリー航海もなかなか景色が良く、楽しいフェリーの旅でした。車運転とフェリー乗船の組み合わせもめったに無い経験ですが、フィヨルドと雪に覆われた山々の景色も楽しむことができ、印象的な思い出となりました。 -
今回の北スカンジナビア旅行の出発点トロムソに戻ってきました。3500kmに及ぶ長距離ドライブ旅行でしたが、トロムソはこの地域最大の都市であることを実感しました。長大なトロムソ橋とトロムソ・トンネルも印象的ですが、海峡の両岸に広がる家々の数もこの地区では圧倒的に多いと思います。「北のパリ」と呼ばれている理由も理解できます。
北スカンジナビアはフィヨルド、半島、島々、樹木のない急峻で特徴的な形をした山々、そして清浄で透明感のある空気に覆われた素晴らしい自然に恵まれていると思います。サーメの人々が住むラップランドとその文化も独特です。日本には無い自然、そして文化を訪れる旅はとても印象に残りました。
海に囲まれた地域も多いので、多様で美味しいシーフード体験も期待しましたが、訪れたレストランのメニューは種類が少なく、これは予想外でした。地元の方々が通う小さなレストランなら状況は異なるのかもしれません。次回訪問のチャレンジ課題にしたいと思います。
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