2017/11/07 - 2017/11/07
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sakatomoさん
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新宿御苑の日本庭園で、今年も11月1日から15日までの間、皇室ゆかりの「菊花壇展」が開催していると聞き、気温21度のポカポカ陽気に誘われて昨年に引き続き行ってみた。
※「新宿御苑菊花壇展」の開催内容(環境省HPより)
日本庭園に上家(うわや)といわれる建物を設け、特色あふれる菊の花々を、独自の様式を基調に飾り付けています。日本庭園を道順に沿って回遊すると、庭園と調和するように設置された7つの上家花壇と2つの露地花壇を、最も美しく鑑賞することができる。
○日時:11月1日(火)~11月15日(火)(期間中は無休)
9:00~16: 00 (閉門は16:30)
○会場:新宿御苑内 日本庭園
○料金:新宿御苑への入園料が必要です。(一般200円、小・中学生50円)
・新宿御苑みどころマップ晩秋号(地図
http://fng.or.jp/shinjuku/news/2017/11/post-942.html
・新宿御苑みどころマップ晩秋号(情報)
) http://fng.or.jp/shinjuku/news/2017/11/post-942.html
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 私鉄
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新宿御苑とは
江戸時代に信州高遠藩主、内藤氏の屋敷があったこの地に、新宿御苑が誕生したのは明治39年(1906)のことです。皇室の庭園として造られましたが、戦後国民公園となり、一般に開放されました。
フランス式整形庭園、イギリス風景式庭園と日本庭園を巧みに組み合わせた庭園は、明治時代の代表的近代西洋庭園であり、日本における数少ない風景庭園の名作です。(新宿御苑HPより)
NYのセントラルパークを彷彿させる新宿御苑。ビルに囲まれているところや、近年ドコモの本社ビルがエンパイアステートビルに似ていることなどもあり酷似し出した。広大な広さを持ち、まさに都会のオアシス。新宿御苑 公園・植物園
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菊花壇展の歴史
菊が皇室の紋章と定められたのは、明治元年(1868)でした。このときから日本国民にとっては、皇室と菊花が直接的な関係を持つようになります。
宮内省は皇室を中心として菊を鑑賞する為に、明治11年(1878)に赤坂の仮皇居で初めての「菊花拝観」を開催しました。明治13年(1880)からは「観菊会」と名称が変更になりましたが、以後昭和11年(1936)年まで、戦争、震災、大喪、御大典などの年を除き、毎年開催されました。
「観菊会」は、明治22年(1889)まで赤坂仮皇居、以後昭和3年(1928)までは赤坂離宮で開催されましたが、赤坂離宮の展示場所が大宮御所の造営敷地となったため、翌昭和4年からは新宿御苑で開催するようになりました。
昭和12年(1937)から昭和23年(1948)までは、日中戦争と第二次世界大戦の影響で観菊会は中止となりました。
昭和24年(1949)5月21日に「国民公園新宿御苑」として一般に公開されるに及び、11月1日から15日まで、13年ぶりに菊花壇を日本庭園内に設け、宮内省時代から受け継いだ伝統の新宿御苑菊花を初めて一般に公開しました。(新宿御苑HPより)
新宿御苑の菊花壇展は、池や水の流れに沿って散策する池泉回遊式の日本庭園内に、木や竹の素材をいかした上屋(うわや)といわれる建物を7棟設け、特色あふれる菊の花々を、皇室ゆかりの伝統の様式で飾りつけます。中央休憩所横から日本庭園にお入りになって、それぞれの花壇を順路に沿ってご覧いただくと、もっとも美しく鑑賞できるようにデザインされています。(新宿御苑HPより) -
第一路地花壇
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懸崖作り花壇(けんがいつくりかだん)
野菊が断崖の岩間から垂れ下がって咲いている姿を模して、1本の小菊を大きな株に仕立てる技法です。小菊のなかでも特に分枝性の旺盛なものを選び、1年かけて植替えや支柱立てを繰り返し、伸長した枝を舟形に結び、摘心によって仕立てていきます。(新宿御苑HPより) -
古木の台座には、大小24個の鉢が配色よく並びます。新宿御苑の菊花壇展の配色は「黄」「白」「紅」を基調としますが、「懸崖作り花壇」では同じ色がとなり合わせに重ならないように並べます。(新宿御苑HPより)
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足元には枯れた松葉が敷き詰められ、石組みなども工夫をこらした野趣あふれる花壇になっています。手前には水の流れを配し、水の反射が上家の中を照らしています。独特の味わいと流れるような姿の美しさは菊花壇展の中で異彩を放っています。昨年の菊花壇解説展の人気投票では、「大作り花壇」に次いで2位になりました。(新宿御苑HPより)
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懸崖作り花壇
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伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇(いせぎく・ちょうじぎく・さがぎくかだん)
菊花壇展を順路に沿って鑑賞していくと、2番目にご覧いただけるのが「伊勢菊・丁子菊・嵯峨菊花壇」です。木の素材を生かしたよしず張りの上家に、古来から栽培されている特色豊かな3種類の古典菊を植え込んでいます。新宿御苑では昭和30年(1955)頃から栽培が始まりました。(新宿御苑HPより) -
嵯峨菊は京都の嵯峨地方で発達した菊です。平安時代に嵯峨天皇の御愛の菊として、嵯峨御所(現在の大覚寺)に植えられたのがはじまりとされ、日本でもっとも古い歴史を持った古典菊です。
寺社の回廊から立って見下ろしたときに美しく見える菊です。咲きはじめは花びらが乱れ咲きに開きますが、徐々に花びらがよじれて立ち上がり、全部立ちきって満開となります。(新宿御苑HPより) -
丁子菊はおもに関西地方で作られていた菊です。江戸時代に盛んに栽培されていた菊の一品種です。
花中心の筒状の花びらが、香料の丁子(クローブ)の花に似ていることから名付けられました。海外ではアネモネ咲きと呼ばれ、人気があります。() -
伊勢菊は伊勢地方(現在の三重県松坂)などで発達した菊です。花びらが平たく、咲きはじめは縮れています。開花するにしたがって花びらが伸び、垂れ下がって満開となります。古来は、座敷に正座して鑑賞する習わしがあったそうです。(新宿御苑HPより)
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大作り花壇
木の素材を生かした障子屋根とよしず張りの上家に、大作りという技法で仕立てた菊を陳列した花壇です。(新宿御苑HPより)
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今年は上屋の正面に向かって左側から「白孔雀(白)518輪」「裾野の輝(黄)518輪」「裾野の月(白)489輪」を展示しています。(新宿御苑HPより)
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裾野の輝(黄)518輪
大作りとは一株の菊を半円形に仕立てて、数百輪もの花を咲かせる技法のことです。これは新宿御苑独自の技術で、全国各地の菊花壇展で見られる千輪作りの先駆けにもなりました。
菊花壇の中でもっとも優れている花壇ということから「白眉」とも呼ばれています。(新宿御苑HPより) -
一株から咲いているとあって、お客さまがもっとも注目されるのが株の根元です。「まあ!本当に一株から咲いているわ」「すごいわねぇ」と、みなさましゃがみ込んで鑑賞していらっしゃいました。(新宿御苑HPより)
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裾野の月(白)489輪
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江戸菊花壇
新宿御苑の菊花壇のなかでもっとも古い歴史があり、明治11年(1878)より作り始めました。1株から数百輪の花が咲く大作り花壇と並び、新宿御苑を代表する菊花壇です。(新宿御苑HPより) -
木の素材をいかした障子屋根の上家に、1株を27輪で篠立て作りにした中菊を、黄、白、紅の配色で3列の互の目に奥行きをつけて植え込みます。(新宿御苑HPより)
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江戸菊
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花のみごろというと満開時というのが一般的ですが、江戸菊は満開を過ぎてからが本番です。花が咲いたあと、花びらが中心に向かって順々に折れていき、花びらが花を“抱える”ように変化するのがみどころです。この花が変化する特徴から「舞菊」「芸菊」の別名があります。(新宿御苑HPより)
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江戸菊
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第二路地花壇
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一文字菊、管物菊花壇(いちもんじぎく、くだものぎくかだん)
この花壇が一番人気のようです。 -
木の素材をいかした障子屋根の上家に、一文字菊13品種97株、管物菊13品種97株の計194株を22列に1本仕立てで植え込んだ花壇です。(新宿御苑HPより)
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管物菊とは、すべての花びらが管状になっている菊で、花びらの太いものを太管物菊、細いものを細管物菊、その中間の太さのものを間管菊とよんでいます。この花壇に用いるのは細管物菊で、一般に栽培されている玉巻性のものではなく、細く長く雄大な花びらを持つ品種で、新宿御苑で独自に作り上げた品種を用いています。(新宿御苑HPより)
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管物菊
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管物菊
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管物菊
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管物菊
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管物菊
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管物菊
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一文字菊は一重咲きで、花びらが平たく幅広く伸びるのが特徴です。この菊は御紋章菊ともよばれています
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一文字菊
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肥後菊花壇
江戸時代に現在の熊本県、肥後地方の藩士により精神修養の一貫として栽培されていた古典菊です。1株で四季を表現しており、花は「春」、葉は「夏」、下草は「秋」、茎は「冬」と1本で色々な季節をお楽しみいただける菊です。(新宿御苑HPより) -
肥後菊
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肥後菊
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肥後菊
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肥後菊
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肥後菊
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肥後菊
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肥後菊
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日本庭園の紅葉
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大菊花壇
菊の代表的な品種の大菊を用いた大菊花壇では、花びらが中心を包み込むように重なり合いふっくらと盛り上がる「厚物」を一列一品種ずつ、黄・白・紅の花色の順に植え込んでいます。(新宿御苑HPより) -
この配列は新宿御苑独自の様式で、神馬の手綱を模していることから「手綱植え」と呼ばれています。計39品種311本がそろって咲く姿は壮観です。(新宿御苑HPより)
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大菊
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大菊
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大菊
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大菊
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大菊
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イギリス風景式庭園
ゆったりと広がる芝生と、自然のままにのびのび育った巨樹が特徴のイギリス風景式庭園。開放的な雰囲気の庭園で、木々の間からのぞく新宿の高層ビル街の風景は、都会のオアシスならではです。(新宿御苑HPより) -
イギリス風景式庭園
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フランス式整形庭園
左右対称に美しく整形されたフランス式整形庭園では、110種類約500本の特色あふれる花々が咲き誇るバラ花壇を中央に、左右に約200メートル計156本のプラタナスを4列の並木にデザインしています。
ヨーロッパの雰囲気あふれるロマンチックな並木道は、四季を通じて憩いの空間として親しまれています。(新宿御苑HPより) -
プラタナスの並木
前撮り撮影か? -
プラタナスの並木
ベンチとカメラ -
満開のバラ園と新宿高層ビル群
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十月桜(ジュウガツザクラ)が咲いていました。
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サービスセンター近くではジュウガツザクラがみごろをむかえています。「十月桜(ジュウガツザクラ)」という名前の通り、10月ごろに咲く桜です。(新宿御苑HPより)
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ジュウガツザクラは、マメザクラとエドヒガンから生まれた品種で、江戸時代末期にはすでに栽培の記録があるそうです。(新宿御苑HPより)
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満開になればあっという間に散ってしまうのが春の桜ですが、ジュウガツザクラは花の咲いている期間がとても長いので、桜の紅葉や冬木立との共演もご覧いただけます。(新宿御苑HPより)
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日本伝統の菊文化を堪能し御苑を後にしました。
昨年より外国人の姿が多く、良き日本文化を楽しんでいた様子。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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この旅行記へのコメント (6)
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- たらよろさん 2017/11/10 20:42:31
- 菊花壇展♪
- こんばんは、sakatomoさん
いやぁ、、、立派過ぎますね。
表紙になさっている裾野の輝!
でも、圧倒的な存在感を誇るこの美しくて優美な菊を眺めてみたいわー
さすが、皇室ゆかりのお花だな。
たらよろ
- sakatomoさん からの返信 2017/11/10 22:44:28
- RE: 菊花壇展♪
たらよろさん こんばんは
いつもありがとうございます。
おっしゃる通りですね。
一つの株から815輪の花を咲かせる技は凄いですね。
ついつい根元を覗いてしまいました。(笑)
苑の関係者によると「接ぎ木をしないで咲かせているのは
新宿御苑だけ」だそうです。
訪日外国人数が、昨年の2404万人を超えたそうです。
探せば日本の素晴らしい伝統文化は、まだまだありますね。(笑)
書き込みありがとうございました。
sakatomo
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- うふふ♪♪さん 2017/11/09 23:59:33
- 綺麗です~♪♪
- sakatomoさま♪
こんばんは!
お久しぶりです。うふふ♪♪です♪
美しい菊ですねぇ~。
菊といっても、こんなにもたくさんの種類があるんですねぇ~。
想像もしなかった菊を見ることが出来て嬉しいです。
今頃咲く桜もあるんですね。
びっくり。
桜、大好き!
季節外れではあるけれど、やはり可愛らしいですネ♪
菊に桜。
とても美しいものを見ることが出来ました♪
美しい旅行記をありがとうございます♪
うふふ♪♪
- sakatomoさん からの返信 2017/11/10 13:27:29
- RE: 綺麗です?♪♪
うふふ♪♪さん 久しぶりです
古い散策記までたくさん投票を頂きありがとうございます。
菊栽培の専門職人が1年以上かけて準備している菊花壇展は凄いですね。
行くたびに新たな感動が…(笑)
菊花の伝統文化は日本の誇りですね。
sakatomo
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- まみさん 2017/11/09 07:43:31
- 今年はいけないかも
- 新宿御苑の菊も紅葉もとても見頃だったようですね!
私は最近肥後菊が大好きなのですが、可愛らしいです!
新宿御苑の紅葉は、ピンクっぽく映っているのもあって、すごくカラフルですてき!
今度の週末は間に合いますよね。でも、目当ての場所の紅葉ももう始まってしまったようで。。。どちらに行くかジレンマ。来週末は撮影散策できそうにないから。
- sakatomoさん からの返信 2017/11/09 12:26:18
- RE: 今年はいけないかも
まみさん こんにちは
いつもありがとうございます。
小春日和の陽気に誘われて出掛けてみました。
いつもながら菊花の仕立て職人芸の凄さに感動しました。
昨年に比べ、欧米系外国人の姿を数多く見かけました。
伝統の菊花文化の国際化でしょうか。(笑)
私も独特な肥後菊が大好きです。
ついつい写真の枚数が多くなってしまいました。(笑)
撮影散策が上手く行きますように
sakatomo
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