2017/10/31 - 2017/10/31
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茶柱たつこさん
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上野の国立科学博物館で開催されている「古代アンデス文明展」へ行ってきました。
アンデスに展開した文明がいろいろとわかる展覧会。
一部写真撮影OKだったので、少しですが土器を中心に撮ってきました。
ユーモラスで色鮮やかなものばかりで面白かったです。
古代アンデス文明展
http://andes2017-2019.main.jp/andes_web/
https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/andes/
SABAR+
http://sabar38.com/
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国立科学博物館で開催されている「古代アンデス文明展」。
南米に栄えた文明が一度にたくさん味わえる展覧会です。
音声ガイドはタブレットタイプだったので、今回は借りませんでした。国立科学博物館 美術館・博物館
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入り口で迎えてくれたのはリャマの置物。
一部写真撮影がOKでした。 -
「自身の首を切る人物の象形鐙型土器」
クピスニケ文化(紀元前1200年頃から前800年頃)
ペルー文化省・国立チャビン博物館所蔵
自分の首を切るって痛そうと思いつつ、中身も見えるってよくできているなぁと感心。 -
「刺青またはフェイスペイントをした小像」
クピスニケ文化 形成期中期(前1200年~前800年)
リマ美術館
ハクション大魔王みたいで可愛い…。 -
動物をモチーフにしたものもたくさんありました。
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「同じ人物の人生の3つの時期の顔を表現した肖像土器」
モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃)
ラルコ博物館所蔵
一人の男性の3つの時期の顔を写し取ったものだそうで、エジプトのアブシンベル神殿を思い出したのでした。 -
「トウモロコシの穂軸の姿をした神を描いた土器」
モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃)
ラルコ博物館所蔵
モチェ文化では食用植物を土器で描写したそうです。
ゆるきゃらになりそう。 -
「船上の海の神をかたどった土器」
モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃)
ラルコ博物館所蔵
海の神(冥界の神)が生贄を連れていくところだそうです。
題材は恐ろしいけれど、よくできているな~。 -
「裸の男性の背中にネコ科動物がおぶさった鐙型注口土器」
モチェ文化/ラルコ博物館所蔵
神の従者であるオセロット(ネコ科動物が)、これから生贄にされる男性を抑え込んでいるように見えるものだそうです。
俺たち仲良し! じゃなかったのか…。 -
「人間型のシカの坐像をかたどった鐙型注口土器」
モチェ文化/ラルコ博物館所蔵
座禅を組んで悟りを開いているようにみえる…。 -
「シカを背負う死者をかたどった鐙型注口土器」
モチェ文化(紀元200年頃から750/800年頃)
ラルコ博物館所蔵
モチェの世界観は「死は生命の終わりではなく単なる一段階にすぎず、死者の生命は生者と交流しつづける」というもので、死者は生前と同様に服を着て生前と同様の行動をしている姿で描かれているとのことです。
捕ったど~。 -
右の図柄は蜘蛛だそう。
可愛いな。 -
「縄をかけらてたラクダ科動物が描かれた土製の皿」
ナスカ文化/ディダクティコ・アントニーニ博物館
描かれているのはおそらくリャマだそう。
一瞬龍に見えたのはおそらく体の描写のせい。 -
これもまた可愛い図柄!
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顔がいっぱい。
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神様の図柄。
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「幾何学文様の織物ベルト」
ナスカ文化/ディダクティコ・アントニーニ博物館
幅が狭く長いバンドはベルトとして腰に巻くこともあれば、ターバンのように頭に巻くこともあったそう。
また荷物を運ぶ際に負い紐として使うなど、いろいろなことに使われたようです。 -
「ティワナク様式の多彩色ケロ」
ティワナク文化/国立考古学博物館(ボリビア)
鳥の頭がこんにちは。
そういやケロってなんだろう?
(検索したら赤い色の儀礼用土器とかコップとか出てきました) -
「コカを噛む男の多彩色肖像土器」
ティワナク文化/先コロンブス期貴金属博物館(ボリビア)
コカを噛んでいると思われるのは、右の頬がふくらんでいるからだそうです。
上は当時の帽子。 -
ネコ科動物をかたどった土器いろいろ。(ティワナク文化)
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ネコ科動物をかたどった土器いろいろ。(ティワナク文化)
手前の黒っぽいのはリャマをかたどったものだそうです。 -
「パリティ島で出土した儀礼用献酒容器」
ティワナク文化/国立考古学博物館(ボリビア)
多彩色のチャヤドルと呼ばれる献酒容器だそう。
描かれているのは人間を飲み込む神話的な動物と、首級を持った人間型神話的存在とのこと。 -
「パリティ島で出土した肖像土器」
ティワナク文化/国立考古学博物館(ボリビア)
宮川大輔に見えてしまった…。
しゃくれてるから? -
「杖を持つ神が描かれた多彩色鉢」
ワリ文化/国立考古学人類学歴史学博物館(ペルー文化省)
中に入れそうなくらい大きな鉢です。
柄も色彩も素敵です。 -
「多彩色の水筒型壺」
ワリ文化/国立考古学人類学歴史学博物館(ペルー文化省)
こういった特徴的な土器が出土した場所により、勢力の範囲がわかるようです。 -
「多彩色装飾のある双銅壺」
ワリ文化/アヤクチョ地方歴史博物館(ペルー文化省)
2人の人間が固めの杯を交わす儀式で使われたと考えられるとのこと。 -
「ワリのキープ」
ワリ文化/国立考古学人類学歴史学博物館(ペルー文化省)
文字を持たなかったインカが記録として使っていたキープは、他の文化でも使われていた模様。
インカはは10進法だけれどワリは5進法を好んで使っていたようであるとのこと。 -
シカンエリアには発掘現場の写真が壁一面にありました。
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「金の胸飾り」
シカン文化/国立ブリューニング考古学博物館(ペルー文化省)
やはり黄金はワクワクします。 -
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「ロロ神殿 西の墓の中心被葬者の仮面」
中期シカン文化/国立シカン博物館(ペルー文化省)
エリート男性の顔にがぶせられていたものだそう。
制作時に表面を酸で処理して銅と銀を溶出させ、表層だけ金の含有率を高くして磨く。
と純金でできているかのように輝いていたようです。 -
「装飾付きの壺」
シカン文化/国立シカン博物館(ペルー文化省)
シカン神の顔があり、その両脇には非常に高い価値があった熱帯産のウミギクガイの1種スポンディルス・プリンケプスが左右対称に象られている壺。
ばぁっと両手を広げているわけではないようです。 -
「頭を覆う布」
チャンカイ文化/天野プレコロンビアン織物博物館
レース編みのような、繊細な図柄の織物。
魚の模様というのがまた面白いです。 -
「図案サンプル」
チャンカイ文化/天野プレコロンビアン織物博物館
腕の良い職人さんによる、パターンの見本をつなぎ合わせたものだと思われるとのこと。
チャンカイ文化は優れた織物が多いのだそう。 -
「コップを持った男性の坐像をかたどった2色の手捏ね土器」
チャンカイ文化/天野プレコロンビアン織物博物館
色合いや形がまた違って面白いです。 -
「2色の装飾と魚の付いた円筒瓶」
チャンカイ文化/天野プレコロンビアン織物博物館
チャンカイの土器には鳥・魚・リャマがよく描かれているそうです。
立派な魚。 -
「インカ帝国のチャチャポヤス地方で使われたキープ」
インカ文化/レイメバンバ博物館(ペルー文化省)
インカのキープは大きくて複雑です。 -
結び目はこんなふう。
この後の展示後半はミイラや変形させた頭蓋骨などの撮影禁止ゾーンでした。
ミイラや生贄など残酷なイメージが強いかもしれない南米の文明。
死者も生きているように暮らしたりする、独特な生死感が根底にあるのだなと思いました。 -
撮影スポット。
いい写真だなぁ。 -
以前の展覧会ポスターもありました。
これ行きましたね。
黄金のマスクも覚えているし、図録もたしか持っていたはず。 -
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ペルーに行った後で行く展覧会はまた違った感慨があります。
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クスケーニャビール。
選べなくて3種類とも買ってしまった!
私は黒が好きです。 -
VRウユニ塩湖というものがあったのでやってみました。
いつか行ってみたいけれど、バーチャルで楽しめるというのもいいですね。
幸せのエケコ像に扮してアイコンを掴んで願い事を叶えようというゲーム。
お金を一生懸命捕まえました! -
これは別の日に行ったのですが、上野マルイにあるサバープラスというお店。
その名の通り鯖料理のお店なのですが、店内も鯖だらけ!
SABAR+
http://sabar38.com/上野マルイ ショッピングモール
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椅子にも鯖。
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壁からも鯖。
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ハンガーも鯖。
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とろさば漬け丼にしました。
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サバ出汁でサバ茶漬けにもなります。
美味しかった~。
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