２度目の台北　母と二人旅 [1日目]

2016/05/14 - 2016/05/17

１月に行った台湾一人旅が思いのほか楽しかったので、いつ再訪しようかと考えていました。
実は私の母も偶然「孤独のグルメ　台湾編」を見ていたらしく、一度行ってみたいとのことだったので、母を連れての再訪となりました。
今回は二人旅です。

悩んだのは航空券の旅程。
私は神奈川県に住んでいますが、母の自宅は大阪府です。
現地合流というわけにもいきませんので、東京か関西で合流が必要となり、

私：　　　成田で母と合流→台北（現地滞在）→関空→伊丹→羽田
母：伊丹→成田で私と合流→台北（現地滞在）→関空→伊丹

このような旅程となりました。
最初はANAで探したのですがうまく時間が合わず、
JALの特典航空券での発券です。

母にとっては初めての海外旅行。
私にとっては２度目の台湾。
５月の台北は、そんな我々を温かく迎えてくれて、期待をひとつも裏切られることなく大満足の旅でした。
旅行記としてはちょっと古いものになりますが、どなたか参考になれば幸いです。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

＜計画段階＞
今回悩んだのは航空券の手配です。
私は神奈川県（羽田か成田）、母は大阪府（伊丹か関空）が出発地。

JALがキャンペーン（ディスカウントマイル＋JALカード割引）で一人16,000マイルのキャンペーンをしており、JALマイルの消化もしたかったのでJALをチョイス。
最初は羽田で合流して、台北（松山）往復を目論んだのですが、羽田便は時間がイマイチ。
移動時間なども考慮して上記のような旅程になりました。

JALの特典航空券で単純往復以外をどうやって予約するの？という方のために、簡単に説明します。
これが予約画面のスクリーンショットです（説明用に今、検索画面を開いたものなので、当時の予約画面とは異なります）。
例えば、「大阪→東京→台北→大阪」の旅程を予約したい場合は、まず「大阪⇔台北」で検索をしてから、往路の経路のプルダウンメニューから「東京乗継」を選択すると、「大阪→東京→台北」の旅程が表示されます。
同様に、復路便でも経由地を選択すれば多少、変則的な旅程を組むことができます。
これ以上の複雑な旅程を組みたい場合は、窓口へ電話しないと無理みたいですね。

旅程の異なるフライトを2つ同時に予約できないので、母の分と私の分を別々に予約します。
その後、JALに電話をしてそれぞれの予約番号を「紐付け」してもらいます。
これは別にやらなくても大丈夫なのですが、紐付けておけば万一、機材変更になった場合などで座席が変更となる場合に、隣り合った席に移動するなどの配慮があるようです(もちろん100％保証されるわけではありませんが)

旅の始まりは、日暮里駅から。
久々の成田行きです。
せっかくなのでスカイライナーに乗ります。

日暮里駅 駅

こうしてみると、説明が多すぎる感じがしますね。
全体的に小さな文字がたくさん。
これって外国の方には見易いんでしょうか。
情報量をもっと減らして、日本語と英語だけで文字を大きくした方が良いようにも思います。

スカイライナーは専用ホーム。
ってことをこの日初めて知りました。

成田空港到着です。
この圧倒的な「海外旅行にいくんだ」感は、羽田はまだ遠く及ばない感じがします。
成田空港＝海外という構図が頭に刷り込まれてるんでしょうね。

今回もプリペイドSIMを購入する予定ですが、保険の意味でモバイルWi-Fiも借りました。

成田空港第2ターミナル 空港

成田で母と合流しますので、国内線の出口で待ちます。
本当は伊丹からスルーチェックインができるのですが、それをやってしまうと私と合流せずに母が一人で国際線の保安検査などを受けなくてはいけなくなってしまうので、JALの方と相談して成田で一度外へ出ることにしました。

さてここでプチトラブル。
9:20着予定ですが、母が降りてきません。

Flightradar24を見てみると、母の乗るJL3002便が大きく迂回させれられています。
そして国内線出口からおもむろに出てきたのが、どこかの高貴な僧侶の方々。
周囲にSPの方を大勢連れて集団で移動されていました。
おそらく、国賓級のVIPのため優先的に着陸したのでしょう。

割を食った母をはじめ、同便の搭乗者はスポットに停止したあとも、機内で１０分以上待たされたそうです。
結局母と合流できたのは10:00前。
台北への出発便は11:20発なので、時間があまりありません。
急ぎましょう。

JGCなので、こちらでチェックインします。
急ぐ時にこういうのはホントありがたい。

保安検査もこちらを使います。

JALラウンジへ。
関空経由にしなかったのは、ここに母を連れていきたかったというのも理由です。

成田空港国際線 JALサクララウンジ 空港ラウンジ

定番のJALカレーをいただきます。
どなたかがおっしゃっていた、スクランブルエッグを乗せてオムカレーにしてみました。
これは結構好きかも。

到着遅れのせいでラウンジ滞在時間がかなり短くなってしまいました。

さて、台湾に行くというのにお腹を満たして飛行機に乗り込みます。
レジはJA320J。

地上滑走の順番待ちもほとんどなく、テイクオフ。

食の都・台湾へいくのですから、機内食は要りません。
ですので今回はフルーツミールをチョイスしました。

離陸して約３時間ちょい、台湾が見えてきました。
本当に、台湾は近いですね。

桃園空港到着です。
よく４トラやブログで見る特徴的な屋根はどこだろうと探してみましたが、見つけられず。
※帰国後調べたら、あれば第1ターミナルなのですね（JALは第2ターミナル）。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

ここで両替をします。
4万円が11,602元に。
1元≒3.45円。

プリペイドSIMを購入。
母の分と合わせて２枚です。
5日間のデータ量上限なしで300元／枚。

バスで台北市内へ向かいます。
事前にあまり調べてなくて、バスのチケット売り場に行けばなんとかなるだろうと思っていましたが、売り場の窓口がたくさんあって混乱しました。
片道90元という価格に惹かれてここにしました。

バスが来ました。
なんだか装飾が…！

母もこのあたりですでにテンション上がっておりました。

バスの中がこれです。
色々ついてる装飾は何なんでしょうか。

これが購入したSIMカード。
お店の人にやってもらうこともできますが、経験になるので自分でやります。
バスの移動時間はこういう作業にうってつけ。
SIMカードを落とさないように気をつけないといけませんが。

設定自体は簡単ですが、母のスマホがASUSのもので、裏蓋を外すのに苦労しました。

バスから見た街並み。
これですこれです、台湾です。
きた～～～～っ。

１時間２０分ほどで台北駅に到着です。
高速を降りるまではバスも順調でしたが、市街地に入ると結構渋滞していました。

台北駅 駅

前回の台北旅行でこれなかった台北駅。
地面に人が座っている写真をこれまでいろんな方の旅行記で見てきましたが、やっと自分の目でみることができました。
面白いです。

私は前回の旅行でEasy Cardを買ったので持参しました。
母がまだ持っていないので、購入します。

…と、MRTのインフォメーションで聞いてみましたが、ここでは売っていないとのこと。
Easy Card専用の売り場があって、そこへ買いに行きました。

板南線で一駅、善導寺駅へ向かいます。

台北駅 <地下鉄> (台北車站) 駅

善導寺駅では前回の旅行でおなじみとなった地図を確認して出口を決めます。
台北の駅のこの地図、本当に見やすいんです。
日本にも同じような構内図はあるのですが、見やすさが違います。
おそらく、日本の地図は情報量が多すぎるんじゃないかという気がします。

善導寺駅 駅

出口６を出ると、目の前にホテルがど～ん。
高齢の母のため、MRTの駅から近いところをチョイスしました。
これなら雨が降ってもなんとかなりますしね。

…が、出口6はエスカレーターなしの階段のみ！
MRTは結構深いところを走っていて、かなりの段数でした。
母は「ちょうど良い運動になるわ」と笑ってくれました。

ホテル コージー ジョーンシヤオ タイペイ ホテル

お部屋へ。
とても清潔です。
新しいぶんキレイなのは当たり前なのですが、細かいところの掃除なども行き届いています。

元々オフィスビルだったものを改築しているそうですが、そんな雰囲気は微塵もないですね。

水回り。
こちらもとても機能的かつ清潔です。

バスルーム。
バスタブはありません。

私は出先ではバスタブに入らないので、これでOKです。

スリッパは使い捨てがキチンと用意されています。
しかもフカフカタイプ♪

出入り口もデザインがステキです。
変に高級感を出そうとするよりも、こういう明るい雰囲気はいいですね。

ウェルカムフルーツで食べても良かったようですが、結局食べませんでした。

さあ、チェックイン後少しだけ休憩して夕食に出発です。

遠くに台北101が見えます。
あれも今回の旅行で母を連れて登る予定です。

MRTで東門駅へ移動します。

またまたやってまいりました、鼎泰豊！！
母の初台湾、やはりここに連れてきたかったのです。

土曜日の18:10頃（現地時間）なので、さすがに結構混んでいます。
20分ほど待って店内へ案内されます。

鼎泰豊 (信義店) 中華

小籠包！
まずはこれがなければ始まりません。

エビ蒸し餃子。
美味ですけど、小籠包ほどの衝撃はないかな。
いわゆる「フツーに美味しい」ってやつです。

前回食べられなかった空芯菜の炒め物。
ちなみにこれが私にとっては空芯菜初体験。
美味しいですね～～。

そしてこれこれ！！
鼎泰豊のチャーハンって薄味でパンチがないのに、なぜあんなに美味しいのでしょうか。

他にもドリンクなどを追加して、サービス料も入れて二人で1000元ほど。
大満足でした。

さて、今日は朝からずっと活動しっぱなしですので、母もさすがに疲れが出てきました。
MRTの移動を諦めて、東門駅から善導寺駅までタクシーに乗ります。
110元で移動できました。

ホテルへ戻ってきました。
今日は夜市には行かず、長旅の疲れを癒しましょう。
明日の朝に備えて早めに就寝します。

この旅行記へのコメント （2）

• ちちぼーさん 2017/11/06 20:15:11

  こんにちは。

  投票とフォローありがとうございました。
  
  お母様と台湾旅行楽しそうですね。
  
  これからもよろしくお願いします。

  AKIさん からの返信 2018/06/30 09:36:12

  Re: こんにちは。

  すみません！
  コメントをいただいていたことに今さら気づきまして…。
  (4トラの使い方が実はあまりよくわかってないです)
  
  ちちぼーさんの旅行記もいつも楽しく拝見しています。
  こちらこそ、よろしくお願いいたします。