2017/10/17 - 2017/10/18
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yukinecoさん
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7月のある夜ふけ、することもなくパソコンで遊んでいたら、このツアーを見つけた。青に輝くサマルカンド。あらまぁ、らくちんツアーもあるもんだ。5日間だ。長時間バスに乗らなくていい。高速鉄道移動だ。添乗員さんもいない。寒くなるギリギリの時期だが、どうかな?娘を誘ってみよう!プチッ。
てな具合に決まりました。
出発前までに東京のウズベキスタン大使館にパスポートを送り、ウズベキスタンビザを取得しました。ウズベキスタン大使館のホームページに詳しい申請の仕方が説明してあります。その案内に沿って申請書を作成し同封します。パスポートをレターパックで送るのは少々抵抗がありましたが、無事10日後に素敵なキラキラシールのビザが貼られて送り返されてきました。旅行会社に依頼しない個人ビザなので、出国の時空港で少しだけ楽でした。ビザ取得費用は一人2500円です。
10月17日 10:30 福岡空港発
11:55 ソウル 仁川空港着
15:45 ソウル 仁川空港発
19:20 タシケント ボストチヌイ空港着
ホテルへ
10月18日 8:00 アフロショブ号でサマルカンドへ
サマルカンド市内観光
ビビハニムモスク
バザール
グル・エミル廟
レギスタン広場
10月19日 8:30 サマルカンド市内観光
レギスタン広場
ウルグ・ベク天文台
アフロショブ博物館
アフロショブの丘
コニギルメロスの紙すき工房
シャーヒ・ジンダ廟
ハズラティ・ヒルズ・モスク
10月20日 6:20 アフロショブ号でタシケントへ
タシケント市内観光
バザール
チムール広場
ウズベキスタン工芸博物館
ナヴォイ劇場
昼食後 自由行動
21:20 タシケント
ボストチヌイ空港発
10月21日 7:35 ソウル 仁川空港着
14:05 ソウル 仁川空港発
15:25 福岡空港着
初めての中央アジア、イスラム圏の訪問。期待と不安が入り混じる出発前です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.5
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
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10月17日(1日目)
福岡空港からソウル仁川空港へ。
韓国とウズベキスタンの深いつながりは後に知ることとなります。 -
仁川空港トランジェットでは、キンパとピリ辛麺を食べ、宮廷衣装の皆さんと記念撮影と待ち時間を持て余すことなく乗り継ぎができます。
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タシケント行きの大韓航空。大勢のウズベキスタンへ帰るだろう人々で満席です。
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仁川空港離陸。海の輝きがきれい。いつものことだけど写真は今一つ。
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北朝鮮の上空を避けて西に進み、次は北京上空を避けて、北にあがり後は真っすぐ西に進むルートです。何となく昨今の政治情勢を感じます。
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雲の上を西へ西へ。
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新疆ウイグル自治区の烏魯木斉(ウルムチ)上空です。この後、天山山脈の上を飛ぶのですが、暗くて雪で覆われた山脈が見えなくて残念です。
この辺りから中央アジアと呼ばれる地域に入っていきます。
中央アジアはアジア中央部の国々という意味で、狭義にはカザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン5国を指します。広義にはチベット、モンゴル、アフガニスタン、イラン北部、パキスタン北部、インド北部などを含めて使われることもあります。 -
約7時間のフライトでウズベキスタンの首都タシケントに到着します。長時間待たされると噂のボストチヌイ空港です。確かにビザの確認、税関係員への持ち込み外貨貴金属の申請、保安検査など時間を取られますが、何より荷物がなかなか出てきません。小さい空港なのですが、滞在時間1時間以上でした。
空港の外で現地ガイドさんが待っていてくださいます。
jtb地球の詩のパンフレット。タシケント.サマルカンド5日間に申し込んだのですが、この日のツアー客は私たち2人だけ。サマルカンド在住のガイドさんにプライベート旅行のように案内してもらいます。やったー!
個人ビザを苦労して取得したかいがあったぞ!!! -
専用自家用車でタシケント シティパレスホテルに到着。夜10時ごろです。晩御飯を食べにホテルの食堂に行きます。ビュッフェ料理は立派ですが、遅くてたくさん食べられないのが残念!
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おいしそうなザクロを眺めていたら、ホテルの人が切って皿にのせて持ってきてくださいました。甘くておいしい。プチプチ種を出しながら食べます。こんなにザクロを食べたのは初めてです。
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ホテルのちょっとしたところに素敵な装飾が見られます。
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これも。バスルームの飾りです。
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ホテル部屋の窓の外の風景。タシケントは近代的な街並みのようです。
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10月18日 (2日目)
朝食会場です。日本人団体さん。ワイワイ楽しそうです。これはこれでよさそう。朝もフルーツがおいしそうです。 -
ウズベキスタン模様の飾り皿。
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同じく。この模様にあこがれていたのです。これからが楽しみ。
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ホテルのロビー。ビュッフェ料理の看板があります。日本のホテルと同じくビュッフェ料理が売りなのね。モスクのミナレットを連想させる柱が素敵。
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ホテルロビー。朝食後、7時20分に出発です。8時発のサマルカンド行き新幹線に乗ります。ウズベキスタンでは出国の時ホテルなどの滞在証明が必要です。ガイドさんが忘れないようにもらって下さいました。
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タシケント駅です。駅の正面には、綿花のモチーフの噴水があります。立派な建物です。駅に入るところでも手荷物検査があります。ガイドさんにパスポートを渡して切符を取ってもらいます。
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アフロショブ号VIP席。スペイン製の新幹線でサマルカンドへ行きます。今はブハラまで開通しているそうです。なんと素敵な色と形。昨夜雨が降ったのでまだ空が曇っていますが、青い空に映える列車です。
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車窓風景。
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どこまでも、
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どこまでも、
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どこまでも荒れ地が続きます。
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段々晴れてきます。草原の中には川も流れています。ステップ・サバンナ気候だよ。
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畑も。
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荒れ地の中に工場も。
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大きな川もあります。タシケント、サマルカンドなどウズベキスタンの東部地方は天山山脈からの水が豊富ですが、西部地方は水が足りずに公害も発生しているそうです。
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どこまでも。
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サマルカンドに近づくとやっと丘が現れます。
丘のふもとには牧場も。といっても小規模の放牧です。 -
苗木の育成。
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この辺りは沿線に同じ形の家が50軒も100軒も続いています。ソビエト連邦時代の住宅でしょうか。約2時間の車窓風景を堪能しました。
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10時10分定刻にサマルカンドに到着です。サマルカンド駅も立派な建物です。
サマルカンドはティムール朝時代の都です。1370年から1507年まで続いた王朝です。サマルカンドの町は広場を中心に旧市街があり、その周り特に西側に新市街が広がっています。主な見どころは旧市街に点在しています。 -
最初にビビハニム・モスクを訪れます。1399年から5年間かけて作られた、中央アジアで最大規模のモスクでしたが、今では使われていません。正面の表玄関を入ると広場とそれを囲む3つのモスクがあります。世界遺産に認定され、修復が進んでいます。モスクの名前は14世紀にサマルカンドを支配していたティムールの奥さんの名前より取られています。
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至る所タイル模様です。
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こんなのとか
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こんなのとか
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松の木が潤いを添えます。
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中庭には大理石でできた大きなコーランを置く台が置かれています。時計の反対回りに三周すると願い事が叶うそうです。やらないわけない。娘に笑われながら願い事を唱えながら三周する母です。
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両脇にミナレットがあります。ミナレットは高くそびえたつ塔で人々にモスクのあり場所を知らせる役目をします。礼拝の時間を知らせ、礼拝を呼びかけるアザーンが流されます。
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正面のモスク。モスクドームの高さは40mあるそうです。
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世界遺産なので、全面修復ではなく、修復前の状態の所をあちこちに残しています。
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修復前の写真です。1897年に起きた地震によって崩壊しましたが、世界遺産に認定され修復が続いています。修復現場をのぞきましたが、この素敵なタイル模様なのですが、いい加減なのです。どんどんタイルを置いていきうまく合わなかったらタイルをパチンと切ってはめ込んでいます。計算ずくでなくてこんな素敵な模様ができるのにびっくり!
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コーランの一節がアラビア文字で書かれ装飾になっています。
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素敵な壁模様。
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この部分も古いままです。
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ブルーで凹凸のないのがウズベキスタンの昔の形のモスクの屋根です。
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こちらはトルコ様式。凹凸が62あるそうです。
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ビビハニムモスクを出たところの広場にはこんな電気自動車が走っています。12時ごろなのに子供たちを目にします。義務教育は日本とほとんど同じ年数ですが、全日通う学校もあり、午前中だけ、午後だけの学校もあるそうです。
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ビビハニムモスクの隣にはシヨブ・バザールがあり多くの人でにぎわっています。シヨブ・バザールの門もモザイク模様。
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バザールの前にすわっているおばさま。いいなぁ。
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土産物店の店先。
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ナッツのお兄さん。
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大量の食品です。
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バザールから振り返って見たビビハニムモスクです。
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バザールの周りにも店を出している人がいます。
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ちょうどザクロの季節。
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サマルカンドナンというパン。ベーグルと似ています。しっかり焼いてあるので、一週間ぐらい持ちます。一か月ぐらい持つものもあるとか。周りにオリーブ油を塗って保存するのだそうです。
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並べ方が素敵。
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はちみつやさん。
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ビビハニムモスクに隣接する神学校。
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まだまだ。たまごもいっぱい。
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穀類も。本当に何でもある大きな市場です。
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旧市街を後にして昼食のため町の西側の新市街に来ます。
昼食はナンとシャシリク。牛肉と鶏肉。つくねもありました。お店が混んでいてなかなか料理が出てきません。ちょっと疲れた昼ごはんとなりました。 -
新市街はソビエト時代に作られ、広い通りに近代的な建物が並んでいます。旧市街の周りに開発された新しい街並みです。途中でトラムも見かけます。トラムの路線もさらに延長されているということです。
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その後また旧市街に帰ってアミール・ティムール廟に行きます。ティムール一族の眠る墓です。もともとティムールの孫のお墓ををティムールが建てようとしたのですが、建て終わらないうちにティムール自身も亡くなってしまいました。そのためティムールもこのお墓に眠ることになりました。
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ここもドーム型の建物です。
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入口の様子。
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こちらは入口正面。
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天井の装飾。
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ティムールはじめティムールの孫、先生など親しい人の墓石が8つ並んでいます。これは皆さんがお参りするためのもので、遺骨は入っていないということです。
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窓の細工も素晴らしい。
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天井の装飾も。
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ティムールの肖像画ですが、描かれた時代によって様々な顔があるそうです。
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15世紀ティムールによって統治された帝国の地図。ウズベキスタンは周りのいろいろな国の侵略を受けたり、攻撃したりしながら歴史を歩んできました。14世紀にチンギスハンによって元の攻撃を受けた後、ティムールがサマルカンドに都をおいて勢力を拡大していきました。
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廟の裏側のこの扉の中、地下に本当のお墓があるそうです。
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その後アジアサマルカンドホテルにチェックインします。レギスタン広場のすぐ西に位置し昔ながらの重厚な建物です。
旧市街の中の落ち着いた雰囲気のホテル by yukinecoさんHotel Asia Samarkand ホテル
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隣には小学校があったり近くにモスクがあったりと素敵な旧市街の住宅地の中にあるホテルです。
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入口の木の彫刻が素晴らしい。
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長い年月を経て黒光りしています。
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こんな素敵な花立には私たちのおなじみのパンジーが植えられています。
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ホテルの近くのひまわりの種売りのおばさん。
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チェックインのあとレギスタン広場のほうまで散歩に行きます。
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ウズベキスタンの前大統領の銅像。広場の隣にすっと立っています。
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明日の観光地をちょっと早めに失礼して見学です。ホテルそばのレギスタン広場です。
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それにしても広い。
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夕暮れの広場。
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実は、ツアーについている夕ご飯をパスしました。お昼のシャシリクがまだおなかの中に残っていて、明日の健康維持のために軽く済ませます。近くのスーパーマーケットまで行ってパンと果物を調達します。ちょっと疲れ気味のサマルカンド1日目です。
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