2017/10/21 - 2017/10/21
99位(同エリア147件中)
ちゃんさん
毎年、テレビで大曲全国花火競技大会を見ている我が家。ヨメさんは実際に大曲まで見に行ったことがあり、それはそれはものすごい花火なんだそうです。
行ってみたいけど、大曲は遠いなあ…しかし大曲まで行かずとも、九州にも花火競技大会はあるじゃないか! というわけで10月21日、熊本・八代の全国花火競技大会に出かけてみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- JR特急
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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今回は、JR九州旅行主催の「専用貸切特急列車で行く やつしろ全国花火競技大会」に申し込みました。往復列車+花火観覧桟敷席+お弁当・お茶で、博多駅発12,000円(久留米発は11,400円)。
なかなかの値段ですが、久留米のプレミアム商品券を活用。実質1割引きで参加できました。久留米駅 駅
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台風が接近していた当日、八代市の天気予報は降水確率90%。しかし荒天ではないという判断で、中止にはなりませんでした。単なる観覧なら行くのをやめたろうけど、1万円以上の参加費を支払い済みのツアーとあっては、行かないわけにいきません。
久留米駅は13時13分発。案内が博多方面に出てしまっているのは、ご愛敬です。 -
鹿児島本線筋の特急は、2011年の九州新幹線開業で朝夕の一部区間を除き廃止されており、八代行きの特急列車は貴重です。
新幹線開業前の「リレーつばめ」の気分を味わえる、787系が来ないかな?と期待していましたが、やって来たのは783系で、ちょっとがっかり。長年「有明」として活躍していた車両なので、さしずめ「リバイバル有明」といったところでしょうか。 -
1989年には、鉄道友の会のローレル賞も受賞した名車です。
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指定された5号車のB室は、床面が高い展望室。しかも最後尾から2列目の座席でした。
添乗員さんに聞いてみれば、最後尾に席は空いているということ。さっそく向きを変えて移ってみれば… -
このワイドな展望!783系の前面展望は、787系にはない持ち味。現金なもので、大満足です。
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熊本駅前後の高架化は新幹線開業後のことで、783系から見る高架の風景も貴重なもの。横の新幹線高架を、N700系「さくら」が追い抜いていきました。https://youtu.be/QFlFanHCD4E
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熊本を出ると、線路沿いのあちこちに「FGT」と書かれた速度制限表示が立っています。
その速度制限の対象となるFGT=フリーゲージトレインの試験車両が、新幹線の基地で休んでいました。実験には難航しているというFGT、どうなっていくことやら。 -
のびのびとした田園風景の中を快走すれば、八代駅は間もなく。雨は上がらず、むしろ強くなってきたような…?
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14時51分、八代駅着。花火競技会用の臨時改札から出て行きました。
打ち上げ開始前3時間とあって、混雑はしていません。八代駅 駅
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しかし駅は帰路の大輸送に備え、早くも臨戦態勢です。
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会場までは、徒歩で約20分。沿道には出店が出ていて、縁日気分を味わえます。
鮎の塩焼きがあちこちに並んでいるのは、さすが球磨川沿いです。 -
広い広い球磨川を渡った対岸側が、ようやく会場。
球磨川 自然・景勝地
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さらに河川敷を歩き、有料観覧席の入口に。「ドリームシート」やら「スーパーエキサイトシート」やら、いろんな観覧席があるようです。
なにかとお金のかかる花火大会。有料席で、どしどし稼いだらええと思います。 -
「ロッテ観光は、お客様の思い出をお贈りします」
「八代花火大会の訪問を歓迎します」
韓国からも団体がやって来るんですね。いい思い出になるといいんですが、雨が止む気配がない… -
ツアーの有料桟敷席入口。出入りの際は、リストバンドをチェックされます。
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せっかくの桟敷席も、ビニールシートで水が地中にしみこまないだけの、ベチャベチャの席に。折り畳み椅子の持参は必須でした。
八代名産の畳座布団をもらったけど とても座れず、芝の上に席を確保。 -
配布のお弁当は、熊本の雄・ヒライ謹製。
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傘をさして、雨が入らぬよう食べるのはなかなか至難の業でした。
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物産展も開かれていましたが、足元が悪く近づくのを断念。
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SL人吉が、汽笛を轟かせて通過。会場でもアナウンスされました。球磨川沿いを走るSL、いいねえ。
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…などと、いろいろあったものの、花火の打ち上げまでの2時間半は持て余し気味。しとしとと降る雨を受けつつ、じっと耐える時間がほとんどで、まさに「苦行」の二文字でした。
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結局打ち上げの時間になっても雨は上がらず、競技会中の2時間、降り続けました。
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眼鏡では、なかなか顔も上げられず…
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傘でよく見えない花火もあり…
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やっぱり晴れてほしかったなというのが本音ですが…
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夜空を埋め尽くすように開く花火。https://youtu.be/ZP1gvBP77H4
第36回やつしろ全国花火競技大会 花火
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見たこともない規模の大輪の花。
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来年も、もし晴れたら…
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いや、雨でも準備万端にして、また来てやろう!
そう思えるだけの、圧倒的な迫力で楽しめた花火競技会でした。 -
8時20分、全プログラム終了。駅までの道は、ちょっと不安になるほどの大混雑で、集合時間の9時にはギリギリで間に合いました。
帰りの列車は21時42分発。列車に乗り、カッパを脱いで、濡れた体を拭けばほっと一安心です。 -
団体特急だけではなく、熊本方面への普通電車も大増発。4両編成の電車が次々と出ていきます。しかも雨の影響で観客が少なかったのか、空席を残して出ていく電車もありました。
団体列車も楽でいいけど、他の観光も兼ねて、普通の列車で気ままに来るのもいいかも。 -
783系電車、日ごろは太平洋岸を走っているのですね。
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往路では特急らしい走りが続いた列車も、復路は多くの臨時列車に挟まれ速度が上がりません。有佐駅ではなんと、普通電車に抜かれてしまいました。
展望席の右側はカーテンが降りず、夜景の前面展望も思いのままです。 -
熊本を出れば、「有明」を彷彿させる走りに。雨も上がり、展望がよりクリアに広がりました。
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久留米駅には定刻、23時33分着。八女方面への終バス(23時40分)に間に合い、家にたどり着いた頃には時計がてっぺんを回っていました。
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